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タイトル:「ハトミミ.com」大いに結構 天下りを根絶しろ! &舛添「私が首相になったら閣僚の7割は民主党」  2009/12/24


「ハトミミ.com」大いに結構 天下りを根絶しろ! 


「国民の声」の募集開始について
http://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/publication/2009/1222/item091222_01.pdf

≪平成21年12月22日 内閣府規制改革推進室
「国民の声」の募集開始について
 
「国民と行政の新たな関係作り」を実現し、真に透明、公正かつ効率的な行政の第一歩とするため、「国民及び職員からの意見聴取について」(平成21年12月1日閣議決定)に基づき、平成22年1月から行政サービスに接している国民の皆様の目線での提案を幅広く受け付ける「国民の声」(ハトミミ.com)を開設いたします。
このため、これまで年に2回行ってきました「全国規模の規制改革」の提案受付制度(あじさい・もみじ月間)は、「国民の声」として新たにスタートすることとなりました。「国民の声」の概要は別紙のとおりです。
なお、募集開始は、平成22年1月後半からとし、1ヶ月間の集中受付期間を設けることを予定しております。募集開始日、募集要項等については決まり次第、ホームページ等を通じ、皆様にお知らせいたします。≫

マスコミは「ハトミミ.com」に対して否定的な報道をしている。マスコミ自体が大量の「天下り」を抱えてるからだろう。

有益な“密告”に金品提供? 「ハトミミ」で政府方針
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091223/plc0912230100000-n1.htm

≪政府の行政刷新会議(議長・鳩山由紀夫首相)は22日、行政の無駄や不正情報を官僚や国民から集める窓口「ハトミミ.com」に有益な情報を提供した通告者に対し、金品を提供する方針を固めた。表彰状や現金を渡す方向で調整する。≫

何事も美味しい思いをしている奴がいれば、その分割損を食らっている連中もいる。
天下りが利権に与っていれば、天下りのために損をした連中や、天下りになれず頭に来ている連中も多くいるはずだ。

天下りに文句を垂れる発想は、不景気になると公務員叩きをする連中と同質だが、根も葉もないところから非難は起こしようもないのも事実である。

今回の「ハトミミ」はかなりのグッドアイデアである。
それまでは権力サイドの報復を恐れて泣き寝入りしていた連中も、錦の御旗を掲げてくれれば、積年の恨み辛みも吐き出せようというものである。

実質アメリカの属国状態が続き、政権交代したから「だからどうした?」の雰囲気が蔓延していたが、「やっぱ、民主党が政権を獲って良かった」と国民が納得するようなことをせめて一つ二つはやってもらいたいものである。

公約のなし崩しなど、最初からはったりが見え見えだったので、別段期待していないからどうでもいい話である。

私が民主党に求めているのは、自民党の旧悪を白日の下に曝すことである。

現段階でタレコミ料については政府は言及していないが、報奨金の額によっては、かなり有力な情報も寄せられることだろう。

「ハトミミ」情報で刑事告発も 行政刷新会議
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091203/stt0912030130000-n1.htm

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舛添前厚労相「仮に私が首相になったら閣僚の7割は民主党から選ぶ」


最近テレビに露出する機会が極端に減った舛添氏だが、都内の講演会での発言を久しぶりにマスコミが取り上げた。

その内容は「政界を再編して、自らが首相になる」という荒唐無稽なものである。
利権を失った自民党が枯渇して消滅するのは誰の目にも明らかだ。みんなの党とか国民新党とかの諸派が糾合したところで政界再編にはほど遠い。

唯一の可能性は民主党の分裂である。民主党議員の過半数を配下に置いた小沢氏に反発した反小沢派が団結して脱党するシナリオである。「それに自民党の残党がこぞって荷担すれば、充分小沢派に対抗する新党を結成できる」という筋書きだ。
舛添氏はその際の求心力に「自らなろう」と図々しいことを言っているのである。自民党政権末期に、誰かが世迷いごととして「舛添総裁案」を出したことは事実である。しかし、本人がそれをまともに受けていたとは私も知らなかった。
今回の舛添氏の発言は一時そのまんま東がほざいていた戯言と同レベルのものである。

今更小沢氏の後塵を拝すのは潔しとしない舛添氏ではあるが、できることなら利権に再び絡みたい意図は見え見えである。
秋波を送る舛添氏の期待に民主党の反小沢勢力が応えるかは今後の動静によって違ってくるだろう。舛添氏の事情如何に関わらず、自民党からの寝返りが多ければ、民主党にとって舛添氏は無用の長物である。
「ねずみ男」のニックネームを地で行くような舛添氏の言動であった。

舛添氏「私が首相になったら…」政界再編に意欲
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2009/12/23/08.html

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