メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 09/12/22  2009/12/22


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2009年12月22日 発行
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□本日の結果
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12/22 12/21特別会員銘柄TS +6.67% 合計+6.67%
12/22 12/21一般会員銘柄TS +2.50% 合計+2.50%
12/22 12/20一般会員銘柄FI +12.29% 合計+22.81% 暴騰!
12/22 12/20特別会員銘柄DS +9.52% 合計+20.48% 暴騰!
12/22 12/17一般会員銘柄NK +7.45% 合計+13.19%
12/22 12/16一般会員銘柄RP +2.48% 合計+7.12%
12/22 12/15特別会員銘柄TT +4.57% 合計+12.27%
12/22 12/09一般会員銘柄MK +2.06% 合計+14.29%
12/22 12/08一般会員銘柄KG +5.18% 合計+5.73%
12/22 12/07一般会員銘柄MZ +5.61% 合計+1.64%
12/22 12/07芝浦メカトロニクス(6590) +19.38% 合計+12.82% 暴騰!
12/22 12/03一般会員銘柄NS +7.13% 合計+15.60%

多くの方からお礼及び励ましのメールを頂いております。
個別でご返信できておりませんが、この場にて改めて御礼申し上げます。
おめでとうございます。

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は194円高の10,378円と大幅続伸となりました。
昨晩の米市場は上昇、CME円建ても高く返ってきた他、為替が1ドル91円台と
円安基調を背景に、朝方から買い先行のスタートとなりました。
商い低調な中で、前場中盤までは揉み合いを続けておりましたが、
後半に先物に大口の買いが入ったことで水準が切り上がりました。
後場も先物主導で大口買いが入り上げ幅を拡大、特に10,300円で1,000枚の
買いが入ったことがきっかけに次々と買いが入りました。
大引けにかけても騰勢を強めて高値引けとなりました。


□相場総括
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短期基調は横ばいから上向きに転換、中期基調は上向き継続となっております。
クリスマス休暇で外国人投資家が不在の中で、前場は寄り付きから
揉み合いとなり、ほぼ予想通りの展開となりました。
ただ先物にヘッジ売りの買い戻しと思われる買いが入ると、
一斉に騰勢を強める展開となりました。
円安基調もプラスとなり、活発に動いている短期資金の他に、国内年金筋、
国内機関投資家などの資金が流入したと見られ、幅広い銘柄が物色されました。

先物の手口は、売りではドイツが2,145枚、野村が1,192枚の売り越し、
TOPIX型では、ゴールドマンが2,019枚、大和が1,692枚、野村が1,230枚、
BNPパリバは1,223枚の売り越しとなっております。
買いでは、大和が2,046枚、シティが1,973枚、バークレイズが1,617枚の
買い越しとなっております。
TOPIX型では、メリルリンチが2,408枚、JPモルガンが1,658枚、
シティが1,403枚、クレディスイスが1,326枚の買い越しとなっております。

ドイツ、ゴールドマンは先物の一部ロングの利益確定を進めたようです。
野村、BNPパリバは、裁定取引によって割高な先物売り、安い現物を
買っております。
大和は日経平均買いTOPIX売りのNTロングのリバランスの動き、シティ、
メリルリンチ、JPモルガンはロング積み増しの強い動きとなっております。
クレディスイスは、ショートの買戻しを継続しております。
上げ幅拡大の要因となった大口買いの業者は不明ですが、多くの業者買い
(先物を売っても現物を買っている)で向かってきたことで、
指数を大引けにかけて押し上げました。


□新興市場動向
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新興市場はまちまちの展開となり、ジャスダック平均、ヘラクレス指数が反発、
マザーズ指数が反落となりました。
円安基調を背景に日経平均が大きく上昇したことで、
昨日買われたマザーズ市場から資金が流出、ネット関連銘柄を中心に
利益確定売りに押されました。
ジャスダック、ヘラクレスは出遅れていたこともあり、主力銘柄の一角に
買いが入り、指数は小幅ながらプラスとなっております。

ジャスダックでは、JCOMやセブン銀行、田中化研などが上昇、
ヘラクレスでは不動産ファンドを中心に買いが張りました。
ネット関連銘柄は、昨日に大きく買われていたこともあり、一服となりましたが、
今後も東証1部が揉み合いとなるときは再び買われる可能性が高く、
短期資金が循環していきそうです。


□個別銘柄動向
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本日は円安基調を背景に外需株が中心に大きく買われました。
銀行は売り買い交錯で小動き、保険は軟調、不動産、証券、その他金融は
買いが優勢となりました。
またハイテク、自動車、鉄鋼、商社、非鉄、ゴム、石油など幅広い銘柄が
買われた他、中小型材料株物色の動きも見られました。

会員銘柄では、エフオーアイ (6253)が連日での大幅上昇となり
2日で+22.81%を記録、大引けでは売られたもののデ・ウエスタン・セラピテクス
研究所 (4576)も2日で+20.48%を記録する暴騰となりました。
他、日本海洋掘削 (1606)、東京建物 (8804)、鬼怒川ゴム工業 (5196)、
日機装 (6376)などが買われました。
中でも12月7日メルマガ銘柄の芝浦メカトロニクス (6590)は、これまで
冴えない動きでしたが、本日は高値で前日比+20%弱の大暴騰となりました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は続伸の展開が期待されます。
ただ10,500ドルを抜けるには材料不足との見方が多く、
上値も限定的になる可能性が高そうです。
11月中古住宅販売件数の注目が高くなっており、予想通りの結果であれば、
買い材料となってきそうです。

ロンドン市場は続伸となり、全面高商状となっております。
商品市場の上昇から、鉱業、石油などが大きく上昇しております。
また銀行を中心に金融も全般的に高く、昨日売られた薬品、通信なども
反発しております。
一方で欧州の強い寒波の影響から交通機関の運行に支障が生じていることから、
交通や旅行関連は下落しております。

米市場はダウが85ドル高と続伸となりました。
アルコアがサウジアラビアの政府系企業と合弁企業を設立することが
明らかになったほか、バークレイズがインテルの投資判断を引き上げたこと、
民主党の党内調整が終了し、上院で医療保険改革案が可決される見通しと
なったこと、世界的な景気回復を背景にクリスマスや年末商戦への期待感が
高まったことなど、いくつかの材料が好感され、
ダウは一時129ドル高まで上昇しました。
シカゴ日経先物は120円高の10,310円、円建ては75円高の10,265円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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決算発表は、マイクロン・テクノロジー、シンタス、RHTが予定されております。
経済指標は、7-9月期GDP確定値、11月中古住宅販売件数、
10月住宅価格指数の発表が予定されております。
予想は、7-9月期GDP確定値が前期比年率+2.8%(改定値+2.8%)、
11月中古住宅販売件数が625万戸(10月610万戸)、
10月住宅価格指数が前月比+0.2%(9月0.0%)となっております。

11月中古住宅販売件数がもっとも注目度が高い指標となり、
10月よりも販売件数が増加するとの予想となっております。
ただ10月は前月比で+10.1%の統計来最大の増加となっており、
税控除措置の期限前の駆け込み需要だった可能性も高く、
反動減の下ブレの可能性が指摘されております。
7-9月期GDP確定値については、速報値から修正無しの予想となっております。


□その他海外注目材料
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ドル高ユーロ安が継続しており、このドル買いがどこまで続くか注目されます。
ドル円では、91円50銭〜60銭で本邦輸出企業のドル売りオーダーが控えていると
いわれており、この水準では伸び悩む可能性もありそうです。
ただこの売りを吸収してしまう強い展開となれば、91円台後半には
ストップロスのドル買いが控えていると見られ、さらにドル高が進む可能性も
ありそうです。
しかし市場筋は、ドルの上昇が一気に加速する状況は考え辛いと見ております。


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■明後日の展望
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明日の東京市場は天皇誕生日の祝日のため休場となります。
明後日は揉み合いの展開が想定されます。
今晩、明日の外部環境次第ですが、本日の大幅上昇分の利益確定売りが
出やすいことが想定されます。
ただ強含み展開となっていることもあり、下値は限定的と見られます。
欧米の投資家が本格的にクリスマス休暇となることからも、
動意薄での閑散相場となりそうです。
引き続き短期資金による材料株物色、新興市場物色の流れが想定されます。


□テクニカル分析からの展望
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上値抵抗だった一目均衡表の雲の上限を突破、さらに週足の雲の上限も突破し、
10月戻り高値の10,397円へ接近する展開となりました。
ただ10月高値は通過点に過ぎないと見られ、目先は9月高値の10,566円への
意識を強める展開へと移行しそうです。
ボリンジャーバンドでは+2σが10,500円を超えてきており、
現水準や10月高値を突破しても達成感は出ない状況です。
また、今後も上昇を続けていけば、バンド自体は拡大を続けていくために
上値余地は拡がり、急速に9月高値に接近しない限りは達成感の出難い場面と
なっております。
下値では突破した雲の上限ラインがサポートに転換、週足の雲の上限も
サポートに転換できれば、中期的な上昇トレンドも強まりそうです。


□総括・今後の方針
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テクニカル的にも一気に雲を突破する強い展開、投資家心理も
かなり改善しており、年末高値に向けた意識が強まっております。
ただ明後日に関して見ると、本日の反動が出やすいと見られます。
米市場を含めた外部環境次第ですが、24日は欧米では本格的にクリスマス休暇と
なり、昨日の出来高をさらに下回る閑散相場となる可能性が高く、
戻りをこなせるだけの買いが期待できないという面があります。
この場合は、本日大きく買われた東証1部の外需株売り、本日売られた
ネット関連銘柄買いの流れになってくる可能性がありそうです。
また出遅れの中小型銘柄や、仕手性銘柄などにも注目が集まりそうです。

年末まで残り5営業日ということもあり、超短期資金中心となり
日々物色のセクターや銘柄が入れ替わってきますので、
細かく利益確定を重ねていきたいところです。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません。


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