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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2009年12月14日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 12/14 12/13一般会員銘柄EO +3.29% 合計+3.29% 12/14 12/09一般会員銘柄MK +3.14% 合計+5.99% 12/14 12/08特別会員銘柄TK +0.72% 合計+2.96% 12/14 12/08一般会員銘柄KG +3.16% 合計+2.08% 12/14 12/03一般会員銘柄NS +3.04% 合計+4.40% 12/14 12/02加藤製作所（6390） +1.36% 合計+4.20% 12/14 12/01特別会員銘柄PN +2.45% 合計+18.15% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は2円安の10,105円とほぼ横ばいで終了しました。 朝方は円安基調や寄り前の日銀短観の結果を好感して若干の買い先行と なりましたが、朝方の買いが一巡するとすぐに利益確定売りに押されて 下落に転じました。 先週末に大幅高となっていたこと、ドバイ情勢不安などを台頭に 為替が円高方向に振れはじめたことなどから、ジリジリと下げ幅を拡大し 前引けは安値で終了しました。 後場に入ると一段安スタートとなり、10,000円の大台割れ寸前まで 売り込まれましたが、アブダビがドバイを支援するとの報道が伝わったことで ドバイ信用不安が後退、為替も円安傾向に傾いたことで、 先物主導で急速に下げ幅を縮小しました。 □相場総括 =========================================== 短期基調上向き継続、中期基調は横ばい継続となっております。 ドバイ信用不安の後退から指数は急速に下げ渋り、先週末終値近辺まで戻し ましたが、個別銘柄の動きは鈍く多くの銘柄が冴えない展開となっております。 ただ疑心暗鬼が強い相場展開ながらも、買わざるリスクも指摘されており、 安いところでは押し目が小口で拾われるなど、徐々に流れは戻りつつ あるようです。 先物の手口では、売りではクレディスイスが1,864枚、メリルリンチが1,520枚、 UBSが1,379枚の売り越しとなっております。 TOPIXでは、クレディスイスが2,232枚、大和が2,127枚の売り越しと なっております。 買いでは、立花が1,199枚の買い越しとなっておりますが、他に目立った動きは 見られませんでした。 TOPIXでは、野村が2,234枚、BNPパリバが1,339マイの買い越しとなっております。 先物で大きな動向はありませんでしたが、前場の売り主体はクレディスイスで、 10,000円の大台までの下落を演じました。 後場の急速の下げ渋りも同社の買戻しが入ったかと思われましたが、 クレディスイスは日経平均型の買いを入れておりません。 憶測ですが、ニューエッジが売り8,840枚、買い8,899枚となっており、 前場の売り後場の買いで相場を作った可能性が高そうです。 他、先週は一貫して売り越していた野村がTOPIXを買い戻し、 同様にBNPパリバも買いを入れてきております。 立花は先週のSQまでの個人のショートが買い戻された格好となったようです。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は3指数揃って反発となりました。 朝方はマザーズ市場のネット関連銘柄中心に物色が拡がりましたが、 日経平均が下げ幅を拡大したことから市場心理が悪化、急速に値を消して 下落に転じました。 ジャスダック平均は比較的堅調に推移して、前場後半にはプラスに転じましたが、 主力で構成されるJストックは大幅下落、ジャスダック市場の時価総額が 8兆円割れとなっていることから、主力を中心に売りが目立ちました。 後場に入ると日経平均が急速に下げ渋ったこともあり、3指数揃って プラスに転じて終了しております。 まだ盛り上がりに欠ける展開ですが、日経平均が下落した場面でも下げ幅は 限定的に留まったことから見ても、そろそろ売りも一巡、 反発のタイミング待ちという格好とも見ることができそうです。 □個別銘柄動向 =========================================== 後場入りは全面安に近い商状になりましたが、指数が下げ渋ったことで値の軽い 銘柄などには押し目買いなどが入りプラスに転じる銘柄が散見されました。 セクターでは、証券、銀行、不動産、その他金融など金融関連が軒並み安、 特に証券と銀行が大きく売られております。 また海運、鉄鋼、商社なども売られました。 一方で円高一服を受けて、自動車、ハイテクの一角が上昇、売られ過ぎの 非鉄の一角に買いが入りしました。 場中紹介銘柄では、ザッパラス （3770）、スタートトゥデイ （3092）、 リズム時計工業 （7769）、グリー （3632）、極楽湯 （2340）、 インボイス （9448）などが買われました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 =========================================== 今晩の米市場はダウが続伸するものと期待されます。 本日は、ドバイ・ワールド傘下の不動産開発会社ナヒールのイスラム 債償還期限であり、デフォルト懸念が台頭しておりましたが、 アブダビ政府がドバイ金融支援を発表したことで懸念が後退しました。 アジア市場でも影響薄と言われながらも好感する展開となった他、 欧州市場でもこれが好感されて上昇展開となっております。 今晩の米市場は手掛かり材料が無いことからも、このドバイ信用不安の後退が 素直に好感される展開となりそうです。 ロンドン市場は続伸、ほぼ全面高商状となっております。 ドバイの信用不安が後退したことから、金融株全般が軒並み高となっており、 ロンドン証券所、銀行、保険などが高く推移しております。 また中国の需要拡大期待が引き続き好感された形で鉱業株も上昇しております。 一方で、薬品、不動産はやや利益確定に押されて安くなっております。 先週末の米市場は、まちまちの展開となり、ダウが65ドル高と続伸、 ナスダックは0.5ポイント安と小幅反落となりました。 小売売上高や12月のミシガン大学消費者信頼感指数の結果が予想を上回った ことで、個人消費が概ね堅調となったことを受けて、ダウは買いが先行しました。 ただハイテクに売りが拡がったことでナスダックは軟調となりました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は予定されておりません。 また米経済指標の発表も予定されておりません。 □その他海外注目材料 =========================================== 為替要因では、89円台で本邦実需のドル売りが強まっており、 90円に突入すればさらに売り圧力は強まると見られており、 ドルの上値は重そうです。 米市場では注目される指標の発表はありませんが、アブダビ政府が ドバイ金融支援を発表したことが好感され、株式市場がしっかり上昇してくれば、 リスク志向及びリスク回避の巻き戻しのドル買いにも繋がりそうです。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日の日経平均は揉み合いの展開が想定されます。 明日は公募増資関連銘柄の動きが注目され、本日の大引け後に三菱UFJの 1兆円増資の発行価格が決定しており、新BIS規制に対する警戒感はあるものの、 既に同銘柄は10%を超える下落となっていることから、 悪材料出尽くしが期待されます。 また、明日は日立の公募増資の受渡日に相当することもあり、 日立の売却資金が他の銘柄へと流れていくことからの需給改善も期待されます。 ただ今週末には米FOMCが控えており、海外勢を中心に積極的に動き辛くなると 見られており、下値は拾われても上値が重い展開となりそうです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 場中は利益確定売りに押されましたが、10,000円の大台を下値に試す展開となり、 ボリンジャーバンドでは+1σ、一目均衡表では雲の下限がそれぞれ サポートとして機能しました。 転換線は明日には9,955円まで上昇することから、さらに同線に支えられる格好で 7日高値の10,167円を試す展開が継続しております。 雲の上限が当面の上値抵抗となっておりますが、ボリンジャーバンドの+2σは 10,300円まで上昇しており、雲を突破しても短期的な過熱感は出辛い状況です。 また週足での雲の上限は、今週中に10,300円まで下落してきます。 この水準は10月高値にも相当しますので、短期中期ともに10,300円ラインは 重要なポイントとなりそうです。 □総括・今後の方針 =========================================== 本日は場中に下落局面となりましたが、テクニカル的なサポートラインに 支えられ、SQ値も終値でしっかり死守していることもあり、 先週末のスピード調整をこなした格好となりました。 短期資金を含めて個別の動向はイマイチですが、新興市場に徐々に資金が 戻ってきていること、個別銘柄動向に市場筋の注目が集まりつつあることなど、 この動きも改善していくものと期待されます。 そろそろ個別が派手に動いてくる可能性が指摘されていることもあり、 個別銘柄動向に引き続き注目していきます。 対して大型株に関しては不安要素も多く、依然円高（というよりはドル安）懸念が 上値を重くする要因となってくること、一本調子の指数の上昇も難しいこと、 来年1月からの二番底懸念などが中長期の大口資金の手控え要因となっております。 相場は上値意識が強いものとして、買い継続で見ていきますが、 短期回転型で臨むのが良さそうです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== ハルテック （5916） 現在値：98円 低位銘柄として仕手筋を含めた短期筋の注目銘柄に名が挙がっております。 また黒字転換となった銘柄としてファンド筋などの注目も集め初めており、 割安銘柄として物色される可能性が期待されます。 ただ低位銘柄ということで、短期的には売り買いの思惑から乱高下しやすい ところもあり、デイトレードも含めた腕っ節勝負の展開になる可能性も高い ことから、ハイリスク銘柄として注意が必要です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 http://www.stock-mission.com/melmag.html またホームページでも内容を公開しております。 http://www.stock-mission.com/index2.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 ＜投資法人・ファンドの動向に関する情報＞ ＜テクニカル分析による銘柄情報＞ ＜市場関係者とのミーティング情報＞ 【ホームページ】 http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html ホームページの相互リンク、メルマガの相互紹介は随時募集中です。 ************************************************************************ 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