メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 09/12/11  2009/12/11


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2009年12月11日 発行
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□本日の結果
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12/11 12/10一般会員銘柄KD +5.75% 合計+5.75%
12/11 12/09一般会員銘柄MK +4.17% 合計+3.69%
12/11 12/08特別会員銘柄TK +1.47% 合計+2.22%
12/11 12/02加藤製作所(6390) +6.47% 合計+3.50%
12/11 12/01特別会員銘柄PN +3.25% 合計+15.32%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は245円高の10,107円と大幅反発となりました。
米市場の上昇、円安基調を背景に、朝方から買い先行スタートとなりました。
ただ前場は10,000円の節目を前に上値が重くなり、買い材料の無いことや
週末要因が絡んで9,900円台中盤での揉み合いとなりました。
後場に入ると、中国鉱工業生産が予想を上回ったこともあり、
先物主導で上げ幅を拡大、一気に10,000円の大台を回復しました。
戻り売りも強いこともあり、10,000円近辺での揉み合いとなりましたが、
後場中盤から先物に大口の買い戻しが入ったことで水準を切り上げ、
大幅高となって高値引けとなりました。


□相場総括
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中期基調は上向き継続、短期基調は下向きから横ばいに転換しました。
昨日は先物への売り仕掛けによって下落、SQ値を安く9,700円台〜9,800円台
後半で付けようとの思惑があった模様ですが、米市場の上昇によってSQ値が
9,982円と高く付いてしまいました。
前場はこの水準が抵抗ラインとなって、場合によっては「幻のSQ」形成が
警戒されましたが、後場に入って一気に10,000円まで回復すると幻のSQを回避、
大引け間際に昨日の売られた分のショートカバーが大量に入った格好で
上げ幅拡大となりました。

先物の手口では、売りはドイツ証券が3,774枚、JPモルガンが1,616枚、
カブドットコムが1,448枚、BNPパリバが1,333枚の売り越しとなっております。
TOPIXでは、JPモルガンが2,711枚、野村が2,320枚、BNPパリバが1,365枚、
バークレイズが1,157枚の売り越しとなっております。
買いでは、クレディスイスが3,628枚、UBSが2,253枚、みずほが1,583枚、
ニューエッジが1,536枚、メリルリンチが1,337枚、三菱UFJが1,279枚の
買い越しとなりました。
TOPIXでは、クレディスイスが2,264枚、三菱UFJが1,443枚、UBSが1,062枚の
買い越しとなっております。

昨日の売り仕掛けはクレディスイスによるものでしたが、本日を見れば
やはりSQに向けた売り仕掛けということで、SQ通過と共にクレディスイスは
日経平均型、TOPIX型ともに大量に買戻しの動きとなりました。
SQ天井を回避してSQ値を上回る思惑は、見事その通りに推移することになり、
昨日、本日とクレディスイス(というよりはその背後に控えるCTA)が
相場を作りました。
またニューエッジも日経平均、TOPIX共に買い越しとなっており、
しっかり買い戻しの手口を見せております。
ドイツ、JPモルガンは節目での利益確定売りが出ており、カブコムが
売りで来ていることで、個人のヘッジ売りまたは売り仕掛けが入ってきました。
野村も日経平均を小幅、TOPIXを大きく売り越し、背後に現物の裁定買いが
あるものの、ヘッジ売りを積み増している格好となっております。


□新興市場動向
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新興市場はまちまちの展開となりました。
ジャスダック平均とヘラクレス指数は4日ぶりの反発となりましたが、
マザーズ指数は3日続落となりました。
週末要因から利益確定売り優勢の展開となり、前場は3指数全てが下落する展開と
なっておりました。
後場に入って日経平均が大きく上昇したことで、ジャスダック平均、
ヘラクレス指数はプラスに転じました。
ただ日経平均が大きく上昇した割には短期資金及び個人の動きは鈍く、
ジャスダック平均、ヘラクレス指数の上げは小幅に留まり、マザーズ指数は
下げ幅を縮小するのみに留まりました。
ただ相場のセンチメントが改善したこともあり、来週以降に資金が戻って
くることも期待され、調整売りの出ている銘柄などの展開に期待されます。


□個別銘柄動向
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前場も日経平均はプラスを維持しておりましたが、中小型銘柄などを中心に
上値の重い展開となっておりました。
後場にかけて指数が大きく上昇したことで、幅広い銘柄に買い戻しや
押し目買いが入りました。
大手銀行は高安まちまち、不動産、保険、証券は買われて反発となりました。
円安基調、指数の上昇によって、自動車、ゴム、機械、鉄鋼、商社、非鉄、
鉱業など幅広い銘柄が反発となりました。

個別でも後場にかけて上げ幅を拡大する銘柄が散見され、メルマガ銘柄の
加藤製作所 (6390)、鬼怒川ゴム工業 (5196)、JBR(2453)、
パイオニア (6773)、三井化学 (4183)などが買われました。
場中紹介銘柄では、リズム時計工業 (7769)、石川製作所 (6208)、
アドウェイズ (2489)、保土谷化学工業 (4112)、日本ゼオン (4205)などが
買われました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は、続伸の展開が期待されます。
中国の経済指標が予想を上回る好調を示してきたことで、アジア市場、
欧州市場とこれを好感して堅調となっており、米市場でもこの流れを継続しての
動きとなりそうです。

ロンドン市場は続伸、ほぼ全面高の商状となっております。
中国鉱工業生産が予想を上回って大幅増加となったことで、鉱業、石油などの
資源関連が全面高となっております。
銀行、通信、メディアなども幅広い銘柄が上昇しておりますが、
保険の一角は利益確定に押されて小安く推移しております。

昨晩の米市場は、ダウが68ドル高と続伸となりました。
新規失業保険申請件数が低水準だったこと、10月の貿易収支の赤字幅が
予想よりも改善したことを好感して、朝方から買いが先行しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は予定されておりません。
経済指標は、11月輸入物価指数、11月小売売上高、10月企業在庫、
12月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予定されております。
予想は、11月輸入物価指数が前年比+2.9%(10月-5.7%)、
11月小売売上高が+0.6%(10月+1.4%)、
12月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が68.9(11月67.4)、
10月企業在庫が-0.2%(9月-0.4%)となっております。

11月小売売上高は増加予想となっており、前月比で+1.4%となっております。
自動車販売の増加、エネルギー価格の上昇が主因になっているものと
考えられますが、自動車を除く小売売上高は3ヵ月連続の増加となりながらも
伸び率を縮小しており、個人消費の慎重ぶりが窺える状況となっております。
12月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は改善見通しとなります。
11月は予想外の落ち込みとなったことで、雇用や賃金見通しの暗さを示す
内容となり、消費者心理が依然として改善されていないという結果となりました。
今回も開園を示しながらも、70を超えるようなポジティブサプライズは
期待し辛いと見られております。


□その他海外注目材料
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欧州では、トリシェECB総裁が講演を予定しており、為替市場への影響から
発言内容が注目されております。
為替要因では、ドルの買い戻しが優勢となっており、今晩の欧米市場でも
この流れが継続するのか、リスク回避後退の買いがどこまで続くのかに
注目されます。


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■来週の展望
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来週は堅調な展開が期待されます。
SQ値を大きく終値で上回ったことで、翌週以降が堅調というアノマリーが
相場心理を好転させ、資金が戻ってくる動きが期待されます。
イベント面では国内では、日銀短観が注目されます。
予想では大企業製造業の業況判断指数(DI)は-27(前回比+6pt)となっており、
3ヶ月連続での改善が見込まれております。
ただ調査が行われたのが、ドバイショックによる急速な円高進行、
市場が大きく下落した場面であったことから、調査結果が市場予想より
下回る可能性も指摘されております。
また、国内では金融政策決定会合、米ではFOMCが予定されております。


□テクニカル分析からの展望
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4日ぶりの反発で抵抗ラインだった5日線をクリアし、一昨日のマド埋めも完了し、
ここで発生したアイランドリバーサル(離れ小島)は否定する格好となりました。
ボリンジャーバンドでは+1σを回復し、再び+2σを窺う格好となり、
一目均衡表では雲の下限を再び突破し、前回抑えられた雲のの上限を窺う格好と
なっております。
前回は、雲の上限と+2σが同水準であったことから、目先の達成感が出易く
跳ね返されてしまいましたが、今回は+2σが10,270円近辺まで上昇しており、
雲の上限を突破しても達成感の出辛い状況です。

週足では、昨日に13週線や26週線を下回ってしまいましたが、
本日の上昇によって週の終値として上方維持となりました。
8月高値を付けた時には、週足の雲の上限に抑えられましたが、
この雲の上限は10,299円まで下落してきます。
この雲のを捉えることができれば、中期的な上昇トレンドが見込める状況と
なりそうです。


□総括・今後の方針
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昨日にもメルマガで書いた通り、まさに昨日の下落はSQ値を安く付けるための
売り仕掛けでした。
ただ本日前場では、米市場の反発によって想定していたよりも高くSQ値が
付いてしまったこともあり、思惑と反して、一度もSQ値にタッチしない
「幻のSQ」形成が警戒されました。
ただ後場にかけては一気にSQ値を突破、10,000円の大台回復となり、
大引けにかけて上げ幅を拡大した相場は、思惑通りの見事な展開となりました。

日経平均は終値でSQ値を上回ったことで、来週以降も堅調というアノマリーが
あることから期待感が高まってきました。
また大引けにかけて上げ幅拡大となったことは、非常に強い相場状況を
作り出す結果となり、心理的な改善も期待できそうです。
師走相場が堅調となる場合は、年末にかけて一段高になるケースが
非常に多いことからも、来週以降の高値に向かう展開が注目されます。

本日は週末要因からも個別の動きは、指数の大きな上昇に比べると
大人しい状況となっており、値嵩ハイテクのみが反応する状況となっております。
本日の高値引けから心理改善も期待できることもあり、
来週は調整で売られていた銘柄、出遅れ銘柄などに再度注目が集まって
いくことが想定されます。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません。


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