12月は、1年を締めくくる月であり、新しくやってくる1年の準備をする時でもあります。美しいクリスマスツリーが街のあちこちに飾られ、除夜の鐘が鳴るのももうまもなくですね。元旦を前にして、日本では友人や知人に出す年賀状を書き始め、お節料理の準備をします。中国では正月用品を準備したり、新しい服を買ったりするのに忙しくなります。「中日交流問答網」では、熱心なユーザーが日中の年越し文化について熱い討論を交わしています。我々もちょっとのぞいてみましょう。
●日中の正月の食文化の違い
Q1.中国と日本では、どちらも正月にもちを食べますが、象徴される意味は同じですか?
Q2.中国では年越しの時に「年夜飯」(大晦日のご馳走)を食べますが、日本では何を食べますか?
A.同じようにもちを食べますが、日本人はもちの特徴から、「ねばり強い」という意味を込め、中国人は「ガオ」(もち)の発音が「高」と同じなので、「年年高」(年々進歩するように)という意味を込めます。豆については、日本語ではマメと読むので「マメだ」という言葉にかけ、「まじめ、誠実」という意味を込めます。中国の「豆腐」は「都富」(みなが富貴になる)と発音が同じなので、豊かになるということを象徴します。
中国と日本のもちを両方食べれば、粘り強くなると同時に進歩も得られ、日本の豆と中国の豆腐を食べれば、まじめでお金持ちになれますね(笑)。
●日中の年賀状文化の違い
Q1.日本の年賀状と中国の年賀状は同じですか?
Q2.日本人は年を越す時になぜ必ず葉書の年賀状を出すのですか?
A.日本では年賀状用葉書はみな同じ規格とサイズで、政府が郵便局や店に権利を与えて全国各地で販売されます。葉書の片面はまったく同じで、一連の数字が書かれています。年が明けると、全国統一で抽選が行われ、当たり番号の葉書を持っている人は、海外旅行などの賞品をもらえます。中国では一般に、学校の友人同士の間でだけ紙の年賀状をやり取りします。一般に年越しや特殊な祝日に、若い人はメールでメッセージを送ります。
統計によれば、来年の正月に、日本人は一人平均105枚の年賀状を書くそうです!中国ではすでに、紙の年賀状からメールの年賀状に変わりましたが、日本では伝統的な文化が守られています。 。
楽しい気分いっぱいで、新年を迎えようとしている12月に、みなさんは両国の正月についてたくさんのおもしろい質問をしていますね。中国の「年夜飯」の作り方に興味はありませんか?新年の早朝に、なぜ日本人は神社にお参りに行くのでしょう?さあ、「中日交流問答網」に登録して、両国の独特の文化に触れてみてください!(「OKWave中国」スタッフ 小徐執筆)
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