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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2009年12月2日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 12/02 12/01特別会員銘柄PN +3.23% 合計+3.23% 12/02 12/01特別会員銘柄TK +3.06% 合計+3.06% 12/02 12/01一般会員銘柄NK +3.63% 合計+3.63% 12/02 11/30一般会員銘柄NK +3.72% 合計+8.33% 12/02 11/30特別会員銘柄KN +22.83% 合計+34.52% 暴騰！ 12/02 11/30日本通信（9424） +8.68% 合計+17.51% 暴騰！ 12/02 11/29特別会員銘柄TT +11.46% 合計+22.81% 暴騰！ 12/02 11/26一般会員銘柄SB +5.23% 合計+14.18% 12/02 11/25一般会員銘柄TK +3.33% 合計+4.49% 12/02 11/25一般会員銘柄OS +2.59% 合計+10.59% 12/02 11/24一般会員銘柄TK +9.58% 合計+24.49% 暴騰！ 12/02 11/23特別会員銘柄SG +3.52% 合計+14.04% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は36円高の9,608円と続伸となりました。 米市場は上昇、シカゴ日経平均先物も高く返ってきましたが、 昨日の日銀の臨時政策会合の結果や、直近の急ピッチの上昇から 利益確定売り優勢の展開となりました。 朝方の売りが一巡すると、先物に小口の買い戻しが断続的に入ったことで プラスに転換、一時9,643円まで買われる場面もありました。 ただ9,700円近辺では25日線が上値抵抗として推移しており、 前引けにかけては戻り売りに押されて再び下落に転じました。 後場はアジア市場の堅調推移に支えられ、再びプラス圏での推移となりましたが、 ショートカバーと戻り売りが交錯する揉み合い展開となりました。 □相場総括 =========================================== 短期基調は上向き継続、中期基調は横ばいから上向きに転換しました。 昨日の日銀の臨時の政策会合の結果から失望売りが懸念されましたが、 米市場が高く返ってきたこと、本日16時から鳩山総理と白川総裁が 面談を行うことが伝わっていることから、売りは限定的に留まりました。 今週に入って日経平均が500円近く上昇していることからも、 テクニカル面でも一服してもおかしくない場面ですが、先物、現物ともに ショートカバーや押し目買いの動きが積極的に入ったことで下値を支えました。 先物の手口は、売りでは野村が3,228枚、バークレイズが2,418枚、 大和SMBCが1,398枚の売り越し、TOPIX型では、ドイツが4,828枚、 三菱UFJが1,740枚、JPモルガンが1,666枚の売り越しとなっております。 野村、大和、三菱UFJは裁定取引で先物売りの現物買いとなっております。 バークレイズは大量のロングを抱えておりますが、一部の利益確定を 行ってきた格好となっており、TOPIX型ではドイツ証券も同様の動きを 見せております。 JPモルガンは日経平均買い、TOPIX売りのNTロングを形成してきております。 買いでは、クレディスイスが2,320枚、JPモルガンが1,827枚、 モルガンスタンレーが1,647枚の買い越し、TOPIX型では、 ゴールドマンサックスが4,164枚、BNPパリバが2,801枚、 クレディスイスが1,214枚の買い越しとなっております。 目立つところでは、クレディスイスが連日で日経平均型、 TOPIX型も買い戻してきており、変化が出てきた可能性があります。 またゴールドマンはTOPIXをロングで保有しておりますが、 連日でTOPIX型を大量積み増しとなっており、非常に強きに出てきたところが 注目されます。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は3指数揃って続伸となりました。 前場はマザーズのネット関連株が中心に利益確定売りに押されたこともあり、 マザーズ指数は下落する展開となりましたが、後場に日経平均が再びプラスに 戻ってくると、マザーズ指数も小幅ながらプラスに転じました。 昨日まではマザーズのネット関連が先行して買われ、本日一服となったことで、 ジャスダック平均、ヘラクレス指数は朝方から堅調推移となりました。 出遅れ銘柄が多く残っていることもあり、短期資金の循環が見られます。 引き続き値動きの軽い銘柄へと資金が流れやすい状況となりそうですので、 押し目を形成した銘柄や、出遅れ銘柄などに注目されます。 □個別銘柄動向 =========================================== 円高がやや進行したこと、昨日までの大幅上昇の反動もあり、大型株を中心に 利益確定売りに押されました。 大手銀行、証券は軟調となりましたが、保険、不動産は買われました。 他、鉄鋼、非鉄の一角、商社、自動車なども買われましたが、一方でハイテク、 海運などは下落しており、セクター間でもまちまちの展開となりました。 中小型株は短期資金による物色が継続となり、11月30日メルマガ銘柄の 日本通信（9424）は連日での大幅高、高値で合計+17.51%まで上昇しました。 会員銘柄では、兼松日産農林（7961）が連日での大暴騰、本日だけでも +22.83%を記録し、わずか2日で合計+34.52%まで大暴騰となりました。 他、東京建物 （8804）も11%超で合計22.81%、チタン工業 （4098）も +9.58%で合計+24.49%と、短期間での大暴騰銘柄が続出しました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 =========================================== 本日は揉み合い展開が想定されます。 昨日に大きく上昇していることから利益確定売りの出やすいところですが、 今晩からは重要指標が相次いで発表されますので、それらの結果次第の 展開が想定されます。 ロンドン市場は小動き揉み合いとなっております。 銀行、保険株が利益確定売りに押されており、ロンドン証券所も 配当落ちによって下落となっております。 一方で金属価格の上昇から鉱業が上昇しております。 また投資判断の引き上げなどから、通信、ハイテクの一角が買われております。 昨晩の米市場はダウが126ドル高と大幅続伸となり、年初来高値を更新しました。 ドバイとアブダビが債務危機に協力する点で合意したことが伝わったことが 好感され、朝方から買い先行スタートとなりました。 11月のISM製造業景況指数は予想を下回りましたが50をキープ、 10月の中古住宅販売留保件数は予想を上回る内容となり、 ダウは一時156ドル高まで買われました。 ただ、JPモルガンが一部銀行のクレジット損失に言及したことで、 金融セクターは弱含みとなりました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は予定されておりません。 経済指標は、MBA住宅ローン申請指数、11月チャレンジャー人員削減数、 11月ADP全米雇用報告が予定されております。 11月ADP全米雇用報告の予想は-15万人（10月-20.3万人）となっております。 11月ADP全米雇用報告は、週末の雇用統計の前哨戦として注目されております。 予想は10月から減少幅が縮小するとされており、新規失業保険申請件数が 50万人を下回るなど改善基調にあることから、予想通りの雇用情勢の 底打ち感が出てくる可能性が高いとされております。 □その他海外注目材料 =========================================== 今晩は、米地区連銀経済報告(ベージュブック)が公表されます。 来週のFOMCの参考資料になるものですが、クリスマス商戦動向、生産の持続性、 雇用状況、ディスインフレ傾向の変化などが注目点としてあげられております。 短期的な状況よりもやや中長期的な展望についての内容が注目となっております。 要人関連では、ラッカー米リッチモンド連銀総裁が経済見通しについて 講演を行う予定となっております。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日の日経平均は揉み合い展開が想定されます。 週末の米雇用統計を前に手控えムードが強まる他、直近の急ピッチの上昇から 利益確定売りが出やすい展開となりそうです。 ただショートカバーや押し目が拾われる展開になっておりますので、 下値では9,500円を意識しながらの値固めという状況となりそうです。 日柄調整を挟んで25日線にトライしていく展開が期待されます。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 3日続伸で三連陽を形成、一般的には先高観を強める展開となっております。 ボリンジャーバンドは中心線を意識した展開に変化はありませんが、 -1σ、-2σがともに上向きに転じてきており、先週末が底打ちとなった可能性が 高まりました。 昨日のパラボリックの買い転換に続いて、MACDも本日買いシグナル点灯となり、 テクニカル指標は非常に改善してきました。 9,600円〜9,700円は10月以降の下値として大商いとなっていたことや、 25日線が推移していることからも上値抵抗となっておりますが、 9,500円での値固めが完了すれば、突破を意識した展開になりそうです。 □総括・今後の方針 =========================================== 昨日に、本日の売られ方が問題となると記載しましたが、下落するどころが 続伸となって終了、非常に強い展開になりました。 朝方は売り先行となりましたが、あくまで小口での利益確定に留まり、 昨日の上昇を打ち消すほどの嫌気売りをされなかったことで、 失望売りから再度下値模索の展開は杞憂に終わりました。 先物、現物ともにショートカバーの動きが顕著となっており、 12月相場入りしてからは明らかに雰囲気が変わってきました。 新興国不安も警戒感は残るものの、対応策の打ち出しも早く、 中国PMIも好調と一方的な警戒感は後退しております。 また夏場以降先月まで資金の流出が止まらなかった外資資金も戻ってきている との観測もあり、新興国不安が割安放置されていた日本株にスポットを 当てたと言われております。 臨時政策についても、昨日の内容は期待ハズレだったものの、政府、日銀ともに 重い腰を上げたこと自体を評価する声も出ております。 暫くは急ピッチの上昇からの過熱感を冷ますためにも、9,500円近辺での 売り物を吸収しながらの値固めになる可能性もありますが、 安いところでは押し目好機として積極的に拾われる動きが期待されます。 まだ本格リバウンド入りが確認されたわけではありませんが、 腰折れとなるまでは押し目は買いで狙っていきたいところです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 加藤製作所 （6390） 現在値：143円 130円を下値メドとして反発基調と転換してきました。 8月以降一貫して売られ続け、250円近辺から大きく下落してきた銘柄です。 短期資金による小型株物色の流れが期待されますので、 短期反発展開が期待されます。 テクニカル的には200円の高値が見えますが、まずは25日線の150円超の水準を 試すことになります。 ただ小型株ですので値動きが激しくなりやすくなりますので、 ある程度割り切れる範囲で。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 http://www.stock-mission.com/melmag.html 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