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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2009年11月25日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 11/25 11/24一般会員銘柄TK +2.04% 合計+2.04% 11/25 11/24日本インター（6974） +9.09% 合計+9.09% 暴騰！ 11/25 11/23特別会員銘柄MT +4.00% 合計+0.29% 11/25 11/19特別会員銘柄NT +1.97% 合計+10.51% 11/25 11/16特別会員銘柄IN +5.26% 合計+21.74% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は40円高の9,441円と小幅反発となりました。 昨晩の米市場が下落となったことを受けて、朝方は小安いスタートと なりましたが、200日線を意識して下げ渋り、安いところでは先物の 買戻しが入ったことで前日終値を挟んでの揉み合いとなりました。 後場に入ると、年金筋の買いや先物の買い戻しによってジリジリと上げ幅を 拡大する展開となり、アや戻しの域を出ないものの再度自律反発の展開を 試す動きとなりました。 □相場総括 =========================================== 短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。 昨日のリバウンド期待が肩透かしに終わり、前場は個人を中心に投売りとなり、 新興市場銘柄や中小型材料株の下げが大きくなる展開となりました。 また追証発生による強制決済観測も上値を抑える要因となり、 一時は東証1部の1,000銘柄近くが下落する冴えない展開となりました。 ただ後場に入ると、商い低調ながら日経平均がプラスに転じて 上げ幅拡大となると、新興市場銘柄や中小型銘柄にも買いが入り、 下げ幅縮小の展開となり、明日以降にもう一度盛り上がる展開になるかどうかが 注目されます。 先物の手口では、大きく目立つものはありませんでした。 買いではBNPパリバが1,919枚、ガブドットコムが1,019枚、 TOPIX型ではニューエッジが1,347枚、モルガンスタンレーが1,118枚の 売り越しとなっております。 BNPパリバは裁定取引で先物売りの現物買い、カブコムは個人を中心とする 高いところでの手仕舞いが目立った格好となりました。 ニューエッジは昨日に日経平均売り、TOPIX買いとなっておりましたが、 本日はこれが逆転してTOPIXショート積み増しとなっております。 買いでは、三菱UFJが2,981枚、ゴールドマンサックスが1,933枚、 TOPIX型ではJPモルガンが1,165枚の買い越しとなっております。 三菱UFJは連日での買い越しですが、裁定取引で現物を大量に売っていることに なります。 ゴールドマンは買戻し、JPモルガンも昨日に売った分の買い戻しを行っており、 相場を下支え後場のジリ高展開をつくりました 。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は3指数まちまちとなり、ジャスダック平均、マザーズ指数が反発、 ヘラクレス指数が続落となりました。 朝方はネット関連銘柄を中心に時価総額上位銘柄に売りが出たことで、 マザーズ指数は下落推移となっておりましたが、日経平均が下げ渋って プラスに転じたことで、徐々に新興市場にも買いが入りました。 ヘラクレス指数はプラスに転じることはできなかったものの、 小幅下落まで下げ幅を縮小しました。 ただジャスダック市場の売買代金が100億円を割り込むなど商いは低調であり、 個人投資家を中心とする資金の流れはまだ戻ったとはいえない状態です。 昨日本日と投げが出たことで、これが明日に一巡して先週末のように 短期反発局面となるかどうかに注目されます。 □個別銘柄動向 =========================================== 指数が下げ渋り、先物主導ながら底堅い展開となったことから、 主力銘柄を中心に買い戻しが入りました。 ただあくまで買い戻し程度に留まり、積極的な買いは手控えられたことから、 反発力は弱い状態となっております。 大手銀行はJAL問題が尾を引く形で下落、不動産も下落しました。 一方で、自動車やタイヤ、鉄鋼、などは買戻しが入って上昇、電力、 ガスなどのディフェンシブ銘柄にも資金が流れて上昇となりました。 会員銘柄では、昨日のメルマガ銘柄の日本インター（6974）が大幅上昇と なりました。 場中紹介銘柄では、ケネディクス （4321）、アンジェス ＭＧ （4563）、 日本橋梁 （5912）、プライムワークス （3627）、アドウェイズ （2489）、 ＶＴホールディングス （7593）、きもと （7908）、 ブイ・テクノロジー （7717）などが買われました。 アンジェス ＭＧ （4563）、きもと （7908）はストップ高まで上昇、 日本橋梁 （5912）は高値で30%を超える大幅上昇となりました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 =========================================== 今晩の米市場は反発の展開が期待されます。 ただ明日が感謝祭で休場、27日が短縮取引になることもあり、 商いや動きの乏しい展開になっていくものと想定され、重要指標が目白押し となりますので、個別に神経質に反応する展開が想定されます。 ロンドン市場は、反発の展開となっております。 コンパスグループの予想を上回る増益が好感され、食品が上昇しております。 また商品価格の上昇から鉱業、石油も堅調推移となっております。 昨日売られた銀行は買い戻されて上昇となり、ディフェンシブの 公益企業株も続伸となっております。 昨晩の米市場はダウが17ドル安と小幅反落となりました。 7-9月期GDP改定値が速報値から下方修正されたことで、朝方から下落スタートと なりました。 さらに9月のS&Pケースシラー住宅価格指数が予想よりも悪化したことを受けて、 一時91ドル安まで大きく下落しました。 しかし、11月の消費者信頼感指数が予想を上回ったこと、FOMC議事録で 来年の失業率の見通しを9.5-9.8%から9.3-9.7%に引き下げたことが好感され、 急速に下げ渋って終了しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、ティファニー、ディアーが予定されております。 経済指標は、MBA住宅ローン申請指数、10月耐久財受注、新規失業保険申請件、 10月個人所得、10月個人消費支出(PCE)、10月コアPCE価格指数、 11月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値、10月新築住宅販売件数が 予定されております。 予想は、10月耐久財受注が+0.5％（9月+1.4％）、 新規失業保険申請件数が50万件（前回50.5万件）、 10月個人所得が+0.1％（9月0.0％）、 10月個人消費支出(PCE)が+0.5％（9月-0.5％）、 10月コアPCE価格指数が前年比+1.4％（9月+1.3％）、 11月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値が67.0（速報66.0、10月70.6）、 10月新築住宅販売件数が40.4万戸（9月40.2万戸）となっております。 10月耐久財受注は前月から伸びが低下する予想となっております。 ただシカゴ地区購買部協会、フィラデルフィア連銀、NY連銀などの 指数は増加しているため、ポジティブサプライズの数値がでる可能性も 指摘されております。 新規失業保険申請件数は、予想の50万件を割れば好感される可能性があります。 ただ期待感が先行しているとも考えられますので、予想より悪化した場合は 失望売りが出る可能性もあり、注意したいところです。 10月新築住宅販売件数は、9月から若干増加すると予想されており、 住宅購入者向け減税措置の延長で、住宅部門は底入れ基調が当面続くとの見方が 継続しております。 ただ以前に比べて勢いが減少傾向にあることに注意したいところです。 10月個人消費支出は、9月が今年最大の落ち込みとなったことで、 消費不安が残る状況であり、今回の数値も神経質な反応を示してくることが 想定されます。 □その他海外注目材料 =========================================== 今晩は、米7年債の入札が予定されております。 これまでの2年債ではまずまず順調、5年債は強い需要が示され、 入札結果とともに長期金利動向が注目されるところです。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日の日経平均も動意の無い展開となりそうです。 ただ大きく下へ売り込む材料にも乏しいため、今晩の米市場が大きく 下落してこない限りは9,300円〜9,400円近辺での値固めの展開となりそうです。 9,500円を割り込んでからは売り手口も減少しており、底堅さも見られること、 テクニカル的にも一旦戻りを試してもおかしくありません。 ただ民主党のデフレを含めた経済政策には不透明感が強い状況であり、 市場の不満も多いことから、積極的に上値を追う展開は難しそうです。 個別銘柄物色の勢いが再度盛り上がってくるかに注目されます。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 200日線がサポートとなった形でリバウンドを形成しました。 ただボリンジャーバンド-2σに沿った展開が続いており、底打ち感はないため、 明日以降に上に離れる陽線を形成できるかに注目されます。 一方で本日の上昇を打ち消すようなら節目の9,000円や同ライン割れも 現実的になってきますので注意が必要となります。 □総括・今後の方針 =========================================== 本日の動きからは底打ち感は出ておらず、依然として下値不安の残る展開と なっております。 指数が一気に下方へ突っ込んでしまったほうが、一気に底打ち感は 高まりやすいのですが、ダラダラとした展開が続いております。 日経平均は割高とも言われておりますが、10月高値からは既に下げ幅が 1,000円を超えており、テクニカル的にも反発してもおかしくない水準に 達しております。 そろそろ短期的な動きが出てきてもおかしくありませんので、下方へ 突っ込むのか、一旦リバウンドに向かうのか、慎重に確認したいところです。 個別では、本日はGSユアサ（6674）が久々に売買代金トップとなり、 6月高値銘柄の信用期日も絡んで最終局面に来たと見ることができます。 これまでは売りに押され続けましたが、本日は売りを吸収しながら小幅高と なったことから、材料株部色の流れが再度期待できる展開になりつつあり、 値動きを監視したいところです。 また昨日は、盛り上がりかけた新興市場物色に冷や水を掛けられた格好で 腰折れ状態となっておりましたが、本日の下げ渋り展開を機に、 再度買われる場面があるのかにも注目したいところです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 本日はありません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 http://www.stock-mission.com/melmag.html またホームページでも内容を公開しております。 http://www.stock-mission.com/index2.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 ＜投資法人・ファンドの動向に関する情報＞ ＜テクニカル分析による銘柄情報＞ ＜市場関係者とのミーティング情報＞ 【ホームページ】 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