メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 09/11/20  2009/11/20


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2009年11月20日 発行
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□本日の結果
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11/20 11/19一般会員銘柄TS +7.31% 合計+7.31% 暴騰!
11/20 11/19一般会員銘柄KD +12.69% 合計+12.69% 暴騰!
11/20 11/19特別会員銘柄GY +3.03% 合計+3.03%
11/20 11/19特別会員銘柄NT +9.09% 合計+9.09% 暴騰!
11/20 11/18一般会員銘柄NK +8.13% 合計+5.14%
11/19 11/18特別会員銘柄GE +8.97% 合計+8.97% 暴騰!
11/19 11/18近畿車輛(7122) +2.62% 合計+3.57%
11/19 11/17一般会員銘柄PW +4.45% 合計+10.32%
11/19 11/17一般会員銘柄OS +10.78% 合計+12.39% 暴騰!
11/19 11/17一般会員銘柄TS +3.17% 合計+7.14%
11/19 11/17マネーパートナーズ(8732) +10.39% 合計+8.60% 暴騰!

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は51円安の9,497円と続落となりました。
米株安を背景に売り先行スタート、その後も先物への仕掛け売りが観測された
ことで、一時120円超下落する場面もあり、前場はほぼ安値圏で終了しました。
後場に入ると、アジア市場が下げ渋りの展開となり、国内では連休を前に
仕掛け的に売られた先物を買い戻す動きも入り、若干下げ渋る展開となりました。
暫くは9,450円近辺での揉み合いとなりましたが、連休を前にポジション調整から
売り物が買い戻され、大引けにかけては下げ幅縮小の展開となりました。


□相場総括
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短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。
これまで相場の重しとなっていた銀行株が切り返したことでTOPIXは
プラスで終了し、NTロングも解消の方向へ向かいました。
またファーストリテイリングのバブル的な買い上げも終了、
調整入りとなったことで、指数自体も個別の下落にサヤ寄せする方向に向かい、
歪んだ相場が正常な方向に向かう格好となりました。
まだ追証の発生の売り圧力が強い状況のようですが、大引けにかけて
下げ渋って下ヒゲ陽線を付けるなど、リバウンド期待の強まる展開となりました。
個別でも突っ込んで下落していた銘柄が反発に転じているのも散見され、
まずは個別重視でリバウンド基調に向かっていきそうです。

先物の手口では、大和SMBCが日経平均を1,607枚の売り越し、TOPIXを
1,010枚の買い越しと、NTロングの解消の動きを見せており、
TOPIX高・日経平均安の要因となりました。
他、クレディスイスは合計では小幅売り越しですが、前場で2,319枚の売り、
後場で1,779枚の買いと、前場の突っ込みと後場の下げ渋りを
演出したものと想定されます。
買いでは、三菱UFJが2,937枚、UBSが1,871枚、ゴールドマンサックスが
1,482枚の買い越しとなっております。
三菱UFJ、UBSは裁定取引によって先物買いの現物売り、ゴールドマンは
直近売っていたものを若干買い戻した格好となっております。
TOPIX型では野村が3,048枚、みずほが2,661枚と大量買い越しとなっており、
TOPIX高のひとつの要因となりました。


□新興市場動向
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新興市場は3指数揃って反発となりました。
昨日に大引けにかけて下げ渋った経緯もあり、日経平均が下落して始まる中でも
マザーズ銘柄を中心に反発スタートとなりました。
直近売られ方が酷かったネット関連銘柄などを中心に買いが拡がり、
マザーズ指数は4.73%、ヘラクレス指数も2.28%の大幅反発となりました。
ジャスダック平均は、セブン銀など主力の一角が軟調だったこともあり、
指数の上値抑えられることになってしまいました。
また、日経平均が下落し、東証1部から短期資金が新興市場に流れ込んだことも、
買いが拡がる要因となりました。
ただ個人投資家も強気で出てくるほど態勢も整っていないようで、
来週にかけてもしっかり推移できれば、徐々に本格資金が戻ってきそうです。


□個別銘柄動向
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日経平均が下落したことで、主力銘柄を中心に売られる展開となりました。
ただ昨日に大きく下落していたメガバンクが反発に向かい、
増資懸念がある程度織り込まれたものとして、金融全般に買い戻しの
動きが拡がりました。
このため、証券、消費者金融、不動産なども反発となっております。
他、割安と言われている海運も買われております。
一方で、鉄鋼、非鉄、商社は続落、自動車、ハイテクも売られ、
特に米半導体が格下げによって大きく下落していた背景もあり、
半導体関連が軒並み売られました。
また規模別で先行して売られていた中小型銘柄、特に小型銘柄を中心に
反発に転じるものが散見されました。

会員銘柄では、突っ込んで売られていた銘柄が軒並み上昇となり、
11/17メルマガ銘柄のマネーパートナーズグループ(8732)は
一時ストップ高まで上昇となりました。
他、ケネディクス (4321)が+12.69%、ニューフレアテクノロジー (6256)が
+9.09%、ガンホー・オンライン・エンターテイメント (3765)が+8.97%、
オンコセラピー・サイエンス (4564)が+10.78%など、
急騰銘柄が多数出てきました。
場中紹介銘柄では、グリー (3632)、ゲオ (2681)、ケイブ (3760)、
ビリングシステム (3623)、きもと (7908)、アイディーユー (8922)
などが買われました。
ケイブ (3760)、アイディーユー (8922)はストップ高、
ビリングシステム (3623)は大幅高となりました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は揉み合い商状が想定されます。
経済指標や要人の発言の予定が無いため手掛かり材料に欠けることから、
買い材料に不足している状況です。
一方で、高値警戒からのスピード調整を挟んでおり、売られながらも
ショートカバーの動きも見られることから、動きの乏しい展開となりそうです。

ロンドン市場は反発となり、8割の銘柄が上昇しております。
金属価格の上昇から鉱業株が上昇、上げを牽引しております。
他、銀行、保険も上昇展開となっております。

昨晩の米市場はダウが93ドル安と続落となりました。
高値警戒感が漂うなか、バンク・オブ・アメリカによるインテルや
テキサス・インストルメンツなどの投資評価引き下げが嫌気されました。
また、10月の景気先行指数が予想を下回ったことで、
ダウ平均は一時170ドル安まで下げる場面もありました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、JMスマッカー、D.R.ホートンなどが予定されております。
経済指標の発表は予定されておりません。


□その他海外注目材料
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欧州では、トリシェECB総裁が講演を予定しております。
米で経済指標や要人発言の予定が無く、材料が無い中では、
トリシェ総裁の発言内容が注目されております。


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■明日の展望
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来週は、リバウンドの展開が期待されるところです。
新興市場を中心に下げがきつかった銘柄が反発を開始し、一方的に売られる
展開から変化の兆しが見えてきました。
また昨日、本日と指数が大きく下落したことで、悪材料をある程度
織り込みにいったと見ることもできます。
メガバンクが反発したことでTOPIXも上昇、急騰していたNT倍率修正の
動きとなったことも、相場にとってはプラス要因となります。
東証1部の騰落レシオも売られ過ぎと言われる70%を下回ってくるなど、
反発の条件は揃ってきました。
本格反騰は難しそうですが、一旦は停滞相場から抜け出し、
年末に向けた思惑が出てくることが想定されます。


□テクニカル分析からの展望
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大引けにかけて下げ渋ったことで、下ヒゲ陽線を形成しました。
ボリンジャーバンド自体は下向きで底打ちは確認し辛いところですが、
-2σにタッチした後に切り返した格好となり、来週に-2σラインを
離れられればリバウンドに向かいやすくなります。
MACDは-135まで下落し、10月安値の-148に接近したこともあり、
一巡感が出てもおかしくない水準にまで達してきました。


□総括・今後の方針
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新興市場は強い反発となり、短期資金が中心ながらも、底打ち感が出てくる
格好となってきました。
特にマザーズ指数は日経平均に先行する指数とも言われておりますので、
日経平均が調整を進め、新興市場がある程度戻りを試せれば、
買いが次第に東証1部へと拡がっていく展開も想定されます。
増資観測などで徹底的に売られた銘柄や、中小型材料株など下げの
きつかった銘柄が、まずは物色の対象となってきそうです。
ただ依然として不透明要因は多く、底打ちを確認したわけではありませんので、
短期的なアヤ戻しで終了、下値模索が長引く可能性もあります。
基本は慎重姿勢継続となりますが、短期リバウンドを個別重視で
狙っていきたいところです。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません。


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