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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2009年11月19日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 11/19 11/18特別会員銘柄NE +2.00% 合計+2.00% 11/19 11/18特別会員銘柄GE +3.38% 合計+3.38% 11/19 11/17一般会員銘柄AT +1.43% 合計+4.42% 11/19 11/17一般会員銘柄PW +5.83% 合計+7.84% 11/18 11/17一般会員銘柄TS +3.16% 合計+7.69% 11/18 11/16特別会員銘柄DK +5.06% 合計+16.75% 11/18 11/16特別会員銘柄IN +4.27% 合計+16.46% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は127円安の9,549円と続落となりました。 昨晩の米市場は小幅安となりましたが、CME円建てが小幅高となったことから、 寄付きは小高く始まりました。 ただ早々に先物に売り仕掛けが入ったことで下落に転じると、 そのまま下げ幅を拡大し、三桁の下落となって前場を終了しました。 後場に入ると、先物主導で一段安となり、14時過ぎには9,500円の節目を 割り込む場面もありましたが、短期的な突っ込みに達成感が出たこともあり、 大引けにかけては若干下げ渋りました。 □相場総括 =========================================== 短期基調は下向き継続、中期基調は横ばいから下向きに転換しました。 朝方の一瞬だけプラスとなりましたが、大口の先物の仕掛け売りが断続的に 入ったことで、日経平均は一気に下落となりました。 ファーストリテイリングのバブル的な上昇が崩れ、大幅安となったことも、 日経平均が下げ幅を拡大する要因となりました。 三菱UFJの増資発表から、朝方は野村證券のアク抜けレポートなどを材料に、 リバウンド狙いの買いが入っていたこともあり、見切売りが膨らむ結果と なりました。 後場は、追証発生による強制決済売りが警戒されていたこともあり、 一段安スタートとなり、10月安値を割り込んだことから一気に9,500円の 節目まで見に行く展開となりました。 先物の手口では、前場、後場入りと売りを仕掛けてきたのはニューエッジで、 3,441枚の大幅売り越しとなりました。 他、これに追随する形でドイツ証券が1,445枚、個人の追随として 楽天が1,388枚の売り越しとなっております。 TOPIX型は、ゴールドマンサックスが3,112枚の売り越しと、 引き続きロングポジションを切り崩してきました。 買いでは、野村證券が3,221枚、メリルリンチが2,045枚、大和SMBCが1,578枚、 UBSが1,380枚の買い越しとなっております。 野村、大和は裁定取引によって、先物買いの現物売り、メリルリンチ、 UBSは後場の安いところからのロング形成を行ってきたと思われます。 TOPIX型では、野村が1,949枚、クレディスイスが1,964枚、 UBSが1,454枚の買い越しとなっております。 野村は日経平均型同様に裁定取引、クレディスイスは大量に抱えるショートの 買戻し、UBSは日経平均型と同様に安いところからの買い手口が見られます。 日経平均は下落、個別も下落する銘柄が多いのですが、安いところでは クレディスイスの買戻しや、ロング形成が見受けられることから、 こちらも徐々に変化の兆しが出てきた可能性がありそうです。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は3指数揃って下落となりました。 ジャスダック平均は11日、マザーズ指数は13日、ヘラクレス指数は9日続落と 下落が続いております。 ただマザーズ指数は、場中大幅下落となる場面がありながら、 後場には切り返す動きとなったことで、一時プラスに切り返す場面もありました。 連日での長い下ヒゲを形成しており、個別では突っ込み過ぎ銘柄の 反発の動きも出始めております。 ただ相場環境は依然として悪く、短期資金が中心であることから、 大引け前には利益確定売りに押されてしまっております。 本格反騰には時間がかかりそうですが、ここまで大きく突っ込んできた銘柄が 多数ありますので、これらの短期的な反発局面に期待したいところです。 □個別銘柄動向 =========================================== 日経平均が下げ幅を拡大する中で、東証1部騰落数も朝方から1,000銘柄近くに 達するなど、主力銘柄を中心に売られる展開となりました。 三菱UFJ増資発表が中途半端な内容と評価されてアク抜けに繋がらず、 返って嫌気売りにおされたことで、大手銀行、証券が大きく売られました。 また鉄鋼、商社も軟調、自動車、海運、ハイテクなども日経平均の下げ幅拡大を 受けて下落となっております。 ただここまで売り込まれていた消費者金融株、不動産株、新エネルギー関連株 など、中小型の一角は反転してくる銘柄が散見されました。 会員銘柄では、マザーズ指数が戻す展開となったことから、ガンホー （3765）、 プライムワークス （3627）、マネーパートナーズグループ （8732）などが 切り返す展開となりました。 場中紹介銘柄では、カカクコム （2371）、ＡＣＣＥＳＳ （4813）、 戸田工業 （4100）、セキュアード・キャピタル・ジャパン （2392）、 ネットワンシステムズ （7518）などが買われました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 =========================================== 今晩の米市場は続落の展開が想定されます。 高値警戒感がある中で、利益確定売りの出やすい展開が想定されます。 ただ低金利政策継続の思惑が下支えとなっており、大崩れする展開も想定し辛く、 経済指標や要人関連などの材料次第では切り返す展開も想定されます。 ロンドン市場は続落となり、7割の銘柄が下落する展開となっております。 商品市況の下落から、鉱業株、石油株が全面安商状となっております。 大手スーパーの市場予想を下回る決算を嫌気する格好で、小売、不動産なども 安くなっております。 一方で、たばこやガスなどの公益企業株は上昇しております。 晩の米市場はダウが11ドル安と小幅下落となりました。 10月住宅着工件数が予想を下回ったことから、朝方から売りが先行となり、 10月消費者物価指数が予想を上回ったことも嫌気され下げ幅拡大となり、 一時77ドル安まで売られる場面もありました。 ただ上昇トレンドの中で、安いところではしっかり押し目が買われる展開となり、 取引終了間際にかけて下げ幅縮小の展開となりました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、ギャップ、デル、シアーズ・ホールディングズ、 ゲームストップ、パターソン、インチュイトなどが予定されております。 経済指標は、新規失業保険申請件数、10月景気先行指数、 11月フィラデルフィア連銀製造業業況指数が予定されております。 予想は、新規失業保険申請件数が50.4万件（前回50.2万件）、 10月景気先行指数が+0.4％（9月+1.0％）、 11月フィラデルフィア連銀製造業業況指数が12.2（10月11.5） となっております。 11月フィラデルフィア連銀業況指数が注目され、10月から小幅改善すると 予想されております。 10月は9月に比べて弱い結果となりましたが、3ヶ月連続でのプラスを 維持しており、底入れ期待の見方は強まる結果となっております。 予想を上回れば素直に好感しそうですが、依然として雇用の悪化が懸念材料として 燻っており、本格的に上向くにはもう少し時間がかかるものと想定されます。 ただ昨日もそうでしたが、悪い結果が出たなら出たで、 低金利政策の継続が一層強まるという見方に繋がりやすく、 極端に嫌気する場面は想定し辛いと見られております。 □その他海外注目材料 =========================================== 要人関連では、ガイトナー米財務長官議会で証言を、 フィッシャー米ダラス連銀総裁が講演を予定しております。 欧州では、トリシェECB総裁が金融政策について講演を行います。 トリシェECB総裁の講演では、出口戦略への言及が注目されている他、 為替に関する発言、具体的にはドル高支持・ユーロ高牽制の内容が 出てくるかに注目されております。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日も東京市場は軟調な展開が想定されます。 三連休前の週末ということもあり、手控えムードが強く、ポジション調整の 売りが上値を抑えることになりそうです。 ただ一方で、ポジション調整という意味ではショートの買戻しの動きも 想定されるために、大崩れはしにくいと見られております。 本日に9,500円割れとなったことで、短期的な突っ込みは目標達成となった 可能性が強く、この水準での値固めの動きとなりそうです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 日経平均は10月安値を下回り、一時9,500円の節目も割り込みました。 ボリンジャーバンド-2σまで到達したことから一旦リバウンドとなりやすい ところまで達したことになります。 ただバンド自体は下向きのため、明確な底打ち感は出辛いところです。 MACDは-120を超え、10月安値の-148に接近したことからも、 こちらも下値余地は大きく減少しております。 一旦のリバウンドの可能性は高まってきましたが、トレンド転換するのは 相当難しそうです。 □総括・今後の方針 =========================================== 日経平均は大幅下落となりましたが、ファーストリテイリングによって 無理やり買い支えられていた展開の巻き戻しが入った格好となり、 市場関係者の見方は比較的ポジティブです。 もともと新興市場や、個別が先行して大きく下落していたこともあり、 指数がそれにサヤ寄せする動きとなってきており、停滞した相場に変化が 見られました。 またマザーズ指数は場中大きく下げる場面があり、結局は下落となって おりますが、連日での下ヒゲ形成となり、個別ではストップ高まで上昇する 銘柄が見られます。 東証1部でも、先行して大きく下げてきた中小型材料株の一角がプラスで 終わりなど、変化の兆しも見えてきております。 ファーストリテイリングが本格調整となるなら、指数的にはもう一段の 下落があってもおかしくなく、今週末に連休が控えていることから、 明日に急激に好転する展開は望めません。 また、アク抜けにならなかった銀行株は大幅下落となりましたが、 ここで大きく下落し、これらを織り込んでくれば次第に出尽くし感も 出てくることが想定されます。 連休明けからは、個別重視で反転銘柄を探っていきたいところです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 本日はありません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 http://www.stock-mission.com/melmag.html またホームページでも内容を公開しております。 http://www.stock-mission.com/index2.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 ＜投資法人・ファンドの動向に関する情報＞ ＜テクニカル分析による銘柄情報＞ ＜市場関係者とのミーティング情報＞ 【ホームページ】 http://www.stock-mission.com/ 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