メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 09/11/13  2009/11/13


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2009年11月13日 発行
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□本日の結果
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11/13 11/11一般会員銘柄ME +1.09% 合計+1.09%
11/13 11/11一般会員銘柄SD +4.22% 合計+2.37%
11/13 11/04特別会員銘柄DH +1.83% 合計+8.40%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は34円安の9,770円と続落となりました。
米株安を背景に朝方から売りが先行、買戻しが入り一時プラスに転じる場面も
ありましたがすぐに失速し、週末要因の手仕舞いも重なって下げ幅を
拡大する展開となりました。
後場に入ると先物に再び買戻しが入り、下げ渋りの展開となりましたが、
小安い水準で揉み合う程度に留まりました。
後場の値幅はわずかに37円に留まる狭いレンジでの揉み合いでした。


□相場総括
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短期基調は上向きから横ばいの転換、中期基調は横ばいとなっております。
SQ値が9,746円となり、これが下値サポートとなり、後場は先物主導で
買い戻される展開となりました。
ただ引け後にメガバンク中間決算が控えていることや週末要因などから、
買い手は不在で小安い水準での揉み合いとなりました。
また現物も引き続き値下がり銘柄数が半数を超える展開となっており、
相場全体では弱含みが続いております。

先物の手口は大きく目立った手口はありませんでしたが、クレディスイスが
935枚の買い越しに転じております。
ただ枚数的には少なく、本気度は窺えません。
手口が無かったことがSQへの波乱が無かったことに繋がりますが、
その後は小幅ながら買い越しに転じる証券会社が多く、これが下支え、
後場の下げ渋りとなりました。


□新興市場動向
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新興市場は3指数揃って続落となりました。
朝方から売りが先行、徐々に下げ幅を拡大する終日軟調な展開となりました。
特にマザーズ、ヘラクレスのネット関連銘柄を中心に売られる展開が目立ち、
商いは低迷、総崩れ状態となっております。
一方でジャスダック平均は下落となりましたが、楽天一銘柄が指数を支えました。
ジャスダック売買代金は200億円を超えておりますが、楽天の売買代金のみで
100億円を超えております。
引き続き流動性の低い新興市場銘柄は厳しい状況が続きそうです。


□個別銘柄動向
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本日は日経平均売り、TOPIX買いのNTロングの巻き戻しの展開となりました。
直近は大手銀行が買い戻されているのが象徴するように、
TOPIX優位の展開に傾きつつあります。
セクターでは銀行、保険、証券、消費者金融など金融関連がしっかり、
他、水産農林、情報通信と内需関連が上昇となりました。
一方で、商品価格の下落から海運、非鉄、石油、鉄鋼、鉱業など景気敏感と
言われるところが軒並み売られております。
他、自動車、ハイテクなど国際優良銘柄が下落しました。

会員銘柄では、メルマガ銘柄の三洋電機 (6764)の他、ソフトバンク(9984)、
デジタルハーツ (3620)などがしっかりとなりました。
ただ中小型銘柄を中心に利益確定売りに押される銘柄が目立ちました。
場中紹介銘柄では、インボイス (9448)、きもと (7908)、
エス・エム・エス (2175)などが買われました。
インボイス (9448)はストップ高、きもと (7908)は大幅上昇となりました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は小幅反発の展開が想定されます。
昨日は急ピッチな上昇からスピード調整となりましたが、
売りをこなして強い動きを継続できるかどうかに注目されます。
テクニカル的には揉み合う可能性が高いと思われますが、
欧米の強い展開には変わりは無く、売られる要因も乏しい状況であり、
下値不安はなさそうです。

ロンドン市場は小幅上昇となっております。
銀行が上昇している他、原油高を背景に石油株が上昇となっております。
またブリティッシュ・エアウェイズとスペインのイベリア航空の経営統合の
基本合意報道が買い材料となり、航空株も上昇となっております。
一方で内需関連を中心に売られる展開となっております。

昨晩の米市場はダウが93ドル安と反落となりました。
ウォルマートの8−10月期の決算内容や、ユナイテッドテクノロジーが
GEセキュリティー部門を買収合意したことが明らかになったことを好感され、
プラスで推移する場面もありましたが、直近が6連騰となっていたことから
利益確定売りが優勢となりました。
また原油在庫が予想より高水準であったことから原油価格が下落し、
下げ幅拡大の展開となりました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表はJCペニー、アジレント・テクノロジー、
アバークロンビーアンドフィッチが予定されております。
経済指標は、9月貿易収支、10月輸入物価指数、
11月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予定されております。
予想では、9月貿易収支が-318億ドル(8月-307億ドル)、
10月輸入物価指数が前年比-5.5%(9月-12.0%)、
11月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が71.0(10月70.6)となっております。

9月貿易収支は、赤字幅拡大の予想となっております。
輸出金額は世界の需要回復で相応の伸びを示すと見られますが、
輸入では原油価格の上昇などを背景に金額が膨らむと見られております。
11月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は、若干の上昇予想となっております。
株価の上昇がプラス要因となっておりますが、マイナス要因としては
失業率の上昇、ガソリン価格の上昇が挙げられております。
プラス要因の寄与が大きく指標が上ブレとなれば、相場にはプラスに
作用しそうです。


□その他海外注目材料
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欧州では、ユーロ圏・7-9月期GDP速報値が発表されます。
速報値は前期比+0.4%となり、ユーロ圏が第3四半期に景気後退から
脱却したことを示しましたが、予想の+0.6%には届きませんでした。

要人関連では、ダドリー米ニューヨーク連銀総裁が講演予定、
エバンズ米シカゴ連銀総裁とノワイエ仏中銀総裁が討論会に参加予定と
なっております。
また今晩は鳩山首相とオバマ米大統領が首相官邸で会談を行っております。


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■来週の展望
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来週も揉み合いスタートの展開が想定されます。
海外勢の日本株離れも指摘されており、反転するきっかけが無いまま
ズルズルと弱含む展開も想定されます。
ただ18日に三菱UFJの決算を最後に転換を迎える可能性も残されており、
それまでにSQ値をサポートに底堅い展開を見せられるかがポイントと
なりそうです。


□テクニカル分析からの展望
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ボリンジャーバンド-1σが意識されながらも結局は割り込んでの推移となり、
今後に-2σへ向かっていく展開が警戒されます。
またバンド自体が下落に転じているため、例え-2σに到達してもボトム意識が
強まり辛いことになります。
日足では10月5日安値で踏み止まる格好となり、早々に反発に転じられるかが
ポイントとなってきそうです。
来週は25日線が下落に転じることもあり、下方に放れる可能性も出てきます。


□総括・今後の方針
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本日の日足は下ヒゲを付けてSQ値を上回りました。
このため買い戻しを主体に切り上がる展開を期待したいところですが、
依然として下方放れの瀬戸際にある状態で、暫くは様子見ムードが続きそうです。
TOPIXは小幅下落ながら200日線を割り込んできており、テクニカル的な
調整色を強めていることも投資家心理を後退させております。

ただヘッジファンドの45日前ルールの換金売りは通過、SQのイベントも
通過しましたので、先物主導で変化が出る可能性も残されております。
市場関係者は日本株の出遅れ感に着目される可能性もあると見ており、
先物の動向を注視することになりそうです。
一方で、今週のようにダラダラと下げるような展開となると、
ボトム意識が出ないまま水準が切り下がり、9,500円の節目を割り込む可能性も
出てきますので注意が必要です。

引き続き切り返しの動きを期待しておりますが、市場は手掛けられる状況では
ありませんので、じっくり見ながら変化を窺うことになりそうです。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません。


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