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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2009年11月12日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供!魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか? http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 11/12 11/11特別会員銘柄TK +1.85% 合計+1.85% 11/12 11/11特別会員銘柄SD +3.03% 合計+3.03% 11/12 11/11一般会員銘柄ME +2.17% 合計+2.17% 11/12 11/10特別会員銘柄NS +9.09% 合計+9.09% 暴騰! 11/12 11/09一般会員銘柄KG +3.50% 合計+6.15% 11/12 11/05特別会員銘柄GR +3.60% 合計+12.94% 11/12 11/04特別会員銘柄DH +2.72% 合計+9.34% 11/12 10/21特別会員銘柄SB +3.17% 合計+6.05% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は67円安の9,804円と反落となりました。 米株高を背景に朝方は買いが先行しましたが、やはり10,000円の節目を前に 上値は重く、前場から東証1部値下がり銘柄が多い冴えない展開と なっておりました。 前場は指数的には揉み合いでしたが、値下がり銘柄は徐々に増加、 ジリジリ上げ幅縮小の展開となりました。 後場に入ると先物の仕掛け売りなどが入ったことで下落に転じました。 9,850円で買戻しが入るなど下げ渋る場面もありましたが、 14時過ぎには再度下へと突っ込む先物売りが出たことで水準を切り下げました。 □相場総括 =========================================== 短期基調は上向き継続、中期基調は横ばい継続となっております。 朝方から指数は上昇しましたが、個別では値下がり銘柄も多く、 新興市場も冴えない展開と盛り上がりに欠け、失速するのは 時間の問題という展開でした。 市場関係者も朝方の回転のみでほぼ終了、あとは失速していくのを 横目で見ながら、ショートを小口で買い戻すという恒例の展開に従った格好と なりました。 またこれまでメルマガなどでも警戒した通り、先物に売り仕掛けが入ったことで 後場は一段安い場面を形成、クレディスイスやニューエッジの シナリオ通りといった格好です。 先物の手口では、クレディスイスが1,402枚の売り越し、 ニューエッジが980枚の売り越しと連日での売り優勢となっております。 他、モルガンスタンレーが3,175枚、ゴールドマンサックスが2,875枚、 みずほが2,082枚の売り越しとなり、後場の下げを形成しました。 TOPIX型ではモルガンスタンレーが1,838枚、ゴールドマンサックスが1,113枚、 バークレイズが1,038枚の売り越しとなっております。 モルガンスタンレー、ゴールドマンはロングの投げ、バークレイズは 債券先物との裁定取引となっております。 買いでは、立花証券が1,620枚、メリルリンチが1,249枚、 ソシエテジェネラルが1,177枚の買い越しとなっております。 TOPIX型では野村が2,166枚、ソシエテジェネラルが1,500枚の買い越し。 立花、ソシエテ、野村は全て裁定取引よって現物を売ってきております。 メリルリンチは買い戻しを入れてきたことで、前場および後場に 一時指数を支える格好となりました。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は3指数揃って下落となりました。 昨日にネット関連を中心に大きく売られていたことから反動から マザーズ指数は前場は堅調となりました。 ただ後場に入ると日経平均が下落に転じたこともあり、 3指数揃ってジリジリと値を下げる展開となりました。 マザーズ指数は7月13日以来の400ポイント割れとなり、 新興市場の需給悪化から下落が止まらなくなっております。 □個別銘柄動向 =========================================== 朝方はファーストリテイリングの上昇もあり、指数は高いところを 維持しましたが、同銘柄が後場に失速、一転して指数を押し下げる要因と なりました。 セクターでは、銀行、自動車は買戻しが入って上昇し、特に前場の指数を 支える要因となりました。 一方で、海運、非鉄、ハイテクなどは軒並み下落、薬品、パルプ・紙など 内需関連も売られて下落となりました。 また本日は朝方から東証1部値下がり銘柄が値上がり銘柄数を上回っており、 中小型株も利益確定売りに押される展開となりました。 後場入りには小幅プラスでも東証1部の値下がり銘柄数が1,000銘柄が超えており、 ほとんどの銘柄が右肩下がりとなりました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 =========================================== 今晩の米市場は反落の展開が想定されます。 NYダウは昨日まで6連騰となっており、さすがにスピード調整を挟んできても おかしくない水準に達しております。 昨日も中国及び英国の強い経済指標で上昇となりましたが、 買いが一巡したところからは利益確定が進んでおり、本日もこの流れを 継続するものと想定されます。 ロンドン市場は小幅下落推移となっております。 原油価格の下落を背景に石油株は全面安、鉱業株、銀行株も利益確定売りに 押されております。 反面通信、航空、薬品、小売、たばこなどが上昇となっております。 昨晩の米市場はダウが44ドル高と続伸となりました。 中国の10月鉱工業生産や、英雇用統計が予想より上ブレたことで買いが 先行となりました。 ただ、ベテランズデーで商い閑散となり、上げ幅を縮小する展開となりました。 銀行、不動産、素材、テクノロジーが上昇する一方で、公益事業、小売が 売られました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、コールズ、ウォルマート・ストアーズ、 ウォルト・ディズニー、ノードストロムなどが予定されております。 経済指標は、MBA住宅ローン申請指数、新規失業保険申請件数、 10月財政収支が予定されております。 予想は、新規失業保険申請件数が51万件(前回51.2万件)、 10月財政収支が-1,650億ドル(08年10月-1,555.3億ドル)となっております。 新規失業保険申請件数は注目指標でありますが、雇用統計が通過してる こともあり、確認する程度に留まりそうです。 10月財政収支は、赤字幅が昨年に比べて拡大、9月からは-466億ドルと 大幅拡大する見通しとなっております。 □その他海外注目材料 =========================================== 米国債入札では、本日30年債入札が予定されております。 これまでの3年債、10年債は好調な結果となっており、入札結果及び 長期金利動向が注目されるところです。 為替要因では、引き続きドル円では膠着状態が続くと見られており、 ユーロ・ポンドなどの欧州通貨中心での動きが良そうされております。 要人関連では、ガイトナー米財務長官がAPEC財務相会議の共同会見に出席の 予定となっております。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日は小安い水準での揉み合いが想定されます。 SQ算出や金融決算発表が相場展開を左右することになりそうです。 これらを通過しても手控えが進むのか、出尽くしで押し目が拾われるのかを 確認したいところです。 これまで指数を牽引してきたファーストリテイリングも本日後場に失速しており、 テクニカル的な過熱感があるだけに、同銘柄の動向も指数に影響しそうです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 昨日までサポートラインとなっていたボリンジャーバンドの-1σを割り込んだ他、 終値で5日線も下回りました。 早々にこれらを回復できれば問題ありませんが、もたつくと再度上値抵抗として 変化してくる可能性があります。 この場合は再度底値を探りにいく可能性が高まります。 また一目均衡表でも横ばい推移をしていた転換線を下回り、 25日線は来週に下落に転じてきますので、10月安値の9,628円を下回る展開も 想定されるようになります。 □総括・今後の方針 =========================================== 明日はオプションSQの算出日であると共に、メガバンク決算も予定されており、 何らかの変化点となってくるかに注目されます。 SQ値自体に波乱は無いと見られますが、その後の展開に注目されます。 投資家心理は非常に冷え切っておりますが、それでも明日の安い場面が 絶好の買い場となる可能性を指摘する声も大きくなっております。 具体的にはSQ通過後のクレディスイス、ニューエッジなど、 ショートを大きく積んでいるところの買戻しがあるのか、 メガバンク決算で実際に増資を実行するのか、実施した場合は悪材料出尽くしと なってくるのかどうかを確認したいところです。 ただ本日の日経平均の右肩下がりの展開では、テクニカル的に見れば 下方へ加速していく可能性をはらんでいるだけに、もう少し様子を見て いたいところです。 また今晩の米市場が安くなった場合、明日のSQ値が安くなり、 これがサポートラインとなってくるかどうかに注目されます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 本日はありません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 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