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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2009年10月30日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 10/30 10/29特別会員銘柄SG +4.38% 合計+4.38% 10/30 10/28一般会員銘柄YG +2.26% 合計+0.99% 10/30 10/26特別会員銘柄SD +5.45% 合計+6.91% 10/30 10/26一般会員銘柄SB +4.57% 合計+6.94% 10/30 10/21特別会員銘柄SB +3.81% 合計+1.40% 10/30 10/21特別会員銘柄SH +11.76% 合計+8.57% 10/30 10/12特別会員銘柄AR +2.43% 合計+12.71% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は143円高の10,034円と反発し、昨日割り込んだ 10,000円の大台を1日で回復しました。 昨晩の米市場が大幅反発となったことから買いが先行しましたが、 週末及び月末であることから上値を追う動きはなく、 非常に重い展開となりました。 ただ月末のドレッシング買い期待から売り仕掛けの手口も見られず、 下値は堅く、狭いレンジでの揉み合いとなりました。 □相場総括 =========================================== 短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。 日経平均は10,000円を回復し、とりあえず自律反発のリバウンドを見せましたが、 NYダウが2.05%、香港が+2.29%の上昇、直近3日間で500円近く 下落していることを考えると、やや物足りないものとなりました。 あくまで昨日までの買戻しが主体で、新規に上値を買う動きがなかったこと、 依然高いところでは戻り売り、見切売りが出やすいことなどが 上値を抑える要因となりました。 先物の手口は、主な売りではニューエッジが1,665枚、 TOPIXではBNPパリバが2,582枚、ゴールドマンサックスが2,523枚、 野村が1,259枚の売り越しとなっております。 日経平均型では、10,000円を回復したところでニューエッジが売り仕掛けを 入れたことで、上値を抑える要因を作り出しました。 TOPIXでは、BNPパリバ、野村は裁定業者で、昨日の先物買い現物売りの反動、 先物売り現物買いの手口を出してきました。 買いでは、モルガンスタンレーが1,030枚の買い越しとなっており、 若干でも日経平均を押し上げる動きを作りました。 ただ他に追随する買いが無く、上値が抑えられることになりました。 TOPIXでは、バークレイズが3,495枚の大幅買い越しとなっており、 CTAの買戻しが入ってきたものと思われ、TOPIXを後場に一段押し上げた要因と なりました。 昨日までの下落局面を作り出したクレディスイスは、日経平均を541枚の 売り越し、TOPIXを199枚買い越しと手口を出しておらず、 依然として大量のショートポジションを抱えたままとなっております。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は3指数揃って上昇し、ジャスダック平均、ヘラクレス指数は 5日ぶりの反発、マザーズ指数は4日ぶりの反発となりました。 米株高を受けて朝方から買い先行となり、主力銘柄を中心に買いが入りましたが、 週末要因や来週以降の新興市場企業決算を控えて、上値を追う動きは 限定的となりました。 マザーズ、ヘラクレスともに売買代金は減少し、買いが一巡し 上値が重くなったことから、後場にかけては手仕舞い売り見切り売りも 目立つようになりました。 □個別銘柄動向 =========================================== 米市場の反発から幅広い銘柄に買い戻しが入りました。 ただ朝方の買いが一巡すると、すぐに上値が重くなったことから、 戻り売りに押される銘柄も散見されました。 セクターでは大手銀行、証券など金融は反発しました。 新日鉄の決算が好感される形で鉄鋼も堅調、商品価格の上昇から、 非鉄、資源、商社も反発となりました。 また自動車、ハイテク、精密機器も買われております。 会員銘柄では、三洋電機 （6764）がジリジリと買いを拡げた他、 ソフトバンク （9984）も大引けにかけてジリ高傾向となりました。 ただ昨日の中小型銘柄を中心に、昨日の下落を取り戻せていない銘柄も多く、 来週以降の展開を待つことになりそうです。 場中紹介銘柄では、ミクシィ （2121）、アドウェイズ （2489）、 ＳＪＩ （2315）、東海理化電機製作所 （6995）などが買われました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 =========================================== 今晩の米市場は、利益確定売りの出やすい上値の重い展開が想定されます。 昨日の7-9月期GDP速報値が予想以上の改善となったことで指数は大幅上昇と なりましたが、週末要因も合わせてやや利益確定売りが出やすい場面と なりそうです。 またNYダウが10,000ドルを目の前に重くなることが想定され、 これを突破するには材料不足と見られております。 ロンドン市場は、続伸となり7割の銘柄が上昇しております。 資本増強計画をまとめたロイズ・バンキング・グループが上昇、 これに好感する形で銀行株が買われております。 リオ・テラントが景気回復の兆候が見られると発表したことで、 鉱業株も高く推移しております。 一方で石油株が利益確定売りに押されている他、薬品が続落となっております。 昨日の米市場はダウが199ドル高と大幅反発となりました。 7-9月期GDP速報値が予想を上回ったこと、直近の下落からの値頃感などから 買いが先行、上げ幅を拡大する展開となりました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、ＩＴＴ、サン・マイクロシステムズ、 プログレス・エナジー、アメリソースバーゲン、アメレン、ＢＪサービシズ、 シェブロン、チェサピーク・エナジーなどが予定されております。 経済指標は、9月個人所得、9月個人消費支出、9月コアPCE価格指数、 10月シカゴ購買部協会景気指数、10月ミシガン大消費者信頼感指数確報値が 予定されております。 予想は、9月個人所得が0.0％（8月+0.2％）、 9月個人消費支出(PCE)が-0.5％（8月+1.3％）、 9月コアPCE価格指数が前年比+1.3％（8月+1.3％）、 10月シカゴ購買部協会景気指数が48.9（9月46.1）、 10月ミシガン大消費者信頼感指数確報値が70.0（速報69.4、9月73.5）と なっております。 10月シカゴ購買部協会景気指数は、9月で生産と新規受注が 大きく落ち込んだ影響で、50を下回る結果となりましたが、 今回はやや改善の見込みとなっております。 10月ミシガン大消費者信頼感指数は確報値ですが、予想からブレが大きくなれば その方向に影響が出る可能性が指摘されており、数値を確認しておく必要が ありそうです。 □その他海外注目材料 =========================================== 為替要因では株式市場との連動を強め、株式市場がが続伸するようなら リスク志向からのドル買いが強まることになりそうです。 一方で株式市場が下落となれば、リスク回避のためのドル売りとなります。 =========================================== ■来週の展望 =========================================== 来週は波乱含みの展開が想定されます。 本日の上昇が自律反発の域を出なかったことで、来週に25日線を回復できるか、 再度10,000円を割り込んでしまうのか確認する必要がありそうです。 下値では10/6の安値9,628円がメドとなりますが、これを仮に割る込むことに なると、下げが加速する可能性がありますので、注意したいところです。 一方で、25日線を回復できるようなら、昨日の安値が目先の安値と なってきますので、再度10,400円に向けた展開もありそうです。 これまでスピード調整を付けたNYダウが、再度10,000ドルを回復してくるか、 為替のドルの買いが再び強まるかが鍵となってきそうです。 イベント面では、各国の金融政策に注目が集まりそうです。 既に豪が先進国最初の利上げに踏み切り、今週はノルウェーが欧州で 初の利上げと続きました。 今後は、インド、ニュージーランド、ブラジル、韓国、メキシコが これに続く可能性が指摘されており、動向が注目されるところです。 また、来週も国内企業決算が続きますので、業績動向を引き続き注視する 必要があります。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 昨日割り込んだ一目均衡表の雲の下限を回復しましたが、 25日線が上値抵抗となり、上値を抑えられました。 25日線を捉えてくれば明確にボトム形成が確認されるうえ、 雲の下限が来週には10,042円に切り上がり、再来週には雲のねじれが発生、 雲上限の10,200へ向かっていきます。 これをサポートとして機能できれば、昨日の安値がボトムとなりそうです。 ただ10,000円から10,200円までは、25日線、5日線、基準線、転換線と 抵抗ラインが集中するので上値が重くなりそうです。 逆を言えば、一気に突破することができれば、テクニカル面でも 強い買い転換となることができます。 □総括・今後の方針 =========================================== 本日は反発となったものの、昨日にあけたマドを埋められず、 25日線に上値を抑えられていることから、底打ちしたとは確認できず、 自律反発の動きに留まっております。 この確認は来週以降ということになりますが、少なくとも一目均衡表の 雲の下限を回復してきたのはポジティブに見ることができそうです。 同下限は来週には切り上がり、ねじれの転換点を迎えた後、 10,200円に向かっていきますので、これに何とか乗っかっていきたいところです。 個別に関しては、日経平均の上げ幅に届いていない銘柄が多く存在しているうえ、 相場環境の悪化から決算評価が渋くなっている面もあります。 本日ソニー（6758）が年初来高値を取ってきたことで、 これまで様子見としていた国内勢に取っては相当な影響を与えたようで、 動かしていない中長期資金をいつ動かすのかという判断を迫れてきております。 決算を通過してもなお評価が不十分なテーマ株などが数多く存在します。 まだ慎重姿勢継続となりますが、これらを出遅れ銘柄をマークしながら、 タイミングを計っていきたいところです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 本日はありません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 http://www.stock-mission.com/melmag.html またホームページでも内容を公開しております。 http://www.stock-mission.com/index2.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 ＜投資法人・ファンドの動向に関する情報＞ ＜テクニカル分析による銘柄情報＞ ＜市場関係者とのミーティング情報＞ 【ホームページ】 http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html 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