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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2009年10月28日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供!魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか? http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 10/28 10/27一般会員銘柄TD +1.19% 合計+1.19% 10/28 10/26特別会員銘柄SD +0.91% 合計+2.30% 10/28 10/26一般会員銘柄SB +3.97% 合計+2.53% 10/28 10/25特別会員銘柄MD +1.60% 合計+3.05% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 日経平均は137円安の10,075円と大幅続落となりました。 米市場はダウが小反発となりましたが、ナスダックが下落、シカゴ日経平均先物 も安く返ってきたことから、朝方から売り優勢の展開となりました。 寄り付き後もジリジリ売られる展開となり、先物の売り仕掛けによって 下げ幅を拡大する展開となりました。 また昨日決算を発表した東芝が利益確定売りに押され、ホンダも買い先行ながら 伸び悩む動きとなったことで、買い意欲が一速減退することになりました。 後場に入ると、円高警戒、アジア株安などを背景に一段安となり、 先物に断続的に売り仕掛けが入って水準を切り下げ、10,100円を割り込むと ロスカットの投げも加わりました。 □相場総括 =========================================== 中期基調は上向きから下向きに転換、短期基調も横ばいから下向きに転換。 昨日の下落から市場ムードが悪化、押し目を待つ動きも見られるものの、 断続的に入った先物売りに水準を切り下げられる展開となりました。 これまでの先物の展示下限であった10,130円を割り込むと、 ストップロスの売りも絡んで、一気に10,100円を割り込む動きとなりました。 先物の手口では、昨日に続いて、クレディスイスが日経平均型を3,339枚、 TOPIX型を1,739枚の大量売り越しとなり、相場を押し下げました。 他、UBSが1,982枚、モルガンスタンレーが1,798枚の売り越しとなっており、 共にロスカットの売りが出た格好となりました。 買いではニューエッジが1,992枚、立花証券が1,657枚の買い越し、 TOPIX型では、大和SMBCが1,668枚の買い越しとなっております。 ニューエッジはレンジ下限近辺で昨日のショートを買い戻しております。 大和は裁定取引によって、先物が買い戻される反面、ハイテクを中心に 現物が売られました。 本日もクレディスイスのよって大きく下落する展開を作ってきました。 どこまでこの流れを継続するのか、どこで買い戻してくるかに注目されます。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は、3指数揃って下落となりました。 朝方は前日終値近辺での推移となりまたが、日経平均が下げ幅を拡大する展開と なったことから、主力銘柄を中心に手仕舞い売りが膨らみました。 後場にかけてはネット関連銘柄を中心に幅広い銘柄が売られ、 指数は一段安の状況となりました。 特に好業績発表で買われていた銘柄などが投げられるような展開と なってしまっております。 □個別銘柄動向 =========================================== ホンダの好決算を背景に自動車株が底堅くなりましたが、トヨタの終値は 結局変わらずで終了しており、波及効果はほとんどありませんでした。 また東芝が予想通りの決算内容だったことで手仕舞い売り優勢となって大幅下落、 米市場でハイテクが下落していたこともあり、電機を中心に軒並みハイテクが 売られました。 他、海運、鉄鋼、非鉄、商社などの景気敏感株は軒並み下落、不動産も 連日売られる状況となっております。 一方で大手銀行、証券には買戻しが入り、一時高い場面もありましたが、 結局大引けでは揉み合いで終了しました。 会員銘柄でも朝方は買い先行となった銘柄も、日経平均の下落と共に値を消し、 一部情報サービス銘柄以外は軒並み売られる展開となりました。 場中銘柄では、ガーラ (4777)、ジャストシステム (4686)、 小糸製作所 (7276)、プロパスト (3236)、東プレ (5975)、 オービック (4684)などが買われました。 中でもプロパスト(3236)は前日比+19%のストップ高と大幅上昇となりました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 =========================================== 今晩の米市場は、弱い展開が想定されます。 主要企業決算発表を概ね通過し、材料難となる中で、昨日の消費者信頼感指数の 下落が重しとして本日も頭を抑えそうです。 ただ下値も限定的と見られており、企業決算が好調なので大きく売り込む 材料も無いとされており、テクニカル的にな調整となりそうです。 ダウは1ヶ月周期で25日線を割り込んでは反発となっており、 今回も同様の動きを見せてくるかに注目されます。 ロンドン市場は反落推移となり、8割の銘柄が下落しております。 商品価格の下落から、資源、鉱業、石油関連が軒並み安となっている他、 資本増強懸念が引き続き銀行株を下げております。 一方、決算発表を控える薬品のグラクソスミスクライン、シャイアは 小幅高推移となっております。 昨晩の米市場はダウが14ドル高、ナスダックが25.76ポイント安とまちまちの 展開となりました。 原油高の上昇からエネルギー関連が上昇したこと、アメリカンエキスプレスの 投資判断引き上げ、一部企業決算が好調だったことを背景に ダウは上昇となりましたが、2年債が予想以上に好調だったことから、 リスク回避の傾向が強まる懸念が台頭したこと、10月の消費者信頼感指数が 予想外の悪化となったことが上値を抑える要因となりました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー、 コノコ・フィリップス、ファーストソーラー、インターナショナルペーパー などが予定されております。 経済指標は、MBA住宅ローン申請指数、9月耐久財受注、9月新築住宅販売件数が 予定されております。 予想は、9月耐久財受注が+1.0%(8月-2.4%)、 9月新築住宅販売件数が44万戸(8月42.9万戸)となっております。 9月耐久財受注は、前月が予想外の大幅下落となったこともあり、 反動増が見込まれております。 ただ9月のISM製造業指数の新規受注は、8月から低下しており、 受注状況は依然として弱い状況が続いている模様です。 9月新築住宅販売件数も、前月が3ヶ月ぶりの減少となった水準から、 増加の予想となっております。 企業決算が概ねピークを超えてきたことから、再度経済指標に注目が 集まってきております。 耐久財受注、新築住宅販売件数共に注目度の高い経済指標となりますが、 相場を転換させる内容は難しいと見られております。 □その他海外注目材料 =========================================== 米国債入札は、昨晩の2年債が予想以上の好調な結果となり、株式からの リスク回避の流れが強まったとして、相場の上値を抑える要因となりました。 今晩は5年債が予定されており、入札の結果が注目されるところです。 為替要因でも仕組み債の関係から、長期金利が上昇となればドル買い、 金利が低下すればドル売りが強まりやすくなります。 また、ユーロドル、ユーロ円のポジション調整のドル円売りがどこまで 続くかに注目され、ドル円にも連動してきそうです。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日の日経平均は小動きの展開が想定されます。 今晩の米市場の行方次第となりますが、弱いなら10,000円近辺での攻防、 仮に強く返ってくるなら、25日線の10,115円近辺での攻防となりそうです。 また明日は寄り前に、9月鉱工業生産が発表されます。 6ヶ月連続で前月比プラスとなっておりますが、5月からプラス幅が縮小傾向と なっており、9月予想は+1.0%(8月+1.8%)とさらに鈍化の予想となっております。 まずは前月比プラスをキープできるかどうかが注目されます。 企業決算では、明日はシャープ、日立、コマツ、任天堂など、30日にはソニー、 パナソニック、京セラなど主力企業が発表を予定しており、 ホンダだけでは指数を支えられないが、主力ハイテク企業に上ブレ期待が出れば、 市場にも明るい兆しが出てくる可能性もありそうです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== サポートラインとなっていた25日線、一目均衡表の基準線を割り込み、 13週線が上値抵抗として意識される格好となりました。 10,000円を推移する26週線を試す展開が想定されますが、これを割り込むと 9,900円水準の雲の下限を見にいくことになります。 ただ雲の下限は4日後から上昇するため、これがサポートラインとして 下げ渋れるかに注目されるところです。 雲はその後にねじれを起こすため、下限がサポートとして機能できれば、 日柄調整からの転換となる可能性もあります。 また本日割り込んだ25日線を早い段階で回復してくるようなら、 目先の底を形成する展開になることも想定されます。 □総括・今後の方針 =========================================== 米市場では10月の消費者信頼感指数が47.7と予想外の悪化で50ポイント割れと なり、個人消費懸念が再燃する格好となりました。 東京市場も日経平均が25日線を割り込むなどチャートは急速に悪化し、 企業の好決算にも市場への反応は乏しい状況となっており、 10,000円の大台を試す展開となりそうです。 10,000円を挟んでの揉み合いになる可能性もありますが、下落トレンドが 鮮明になると9,600円も意識されてしまうので注意が必要となります。 相場の大きな転換トレンドは無いと押し目を探る動きも見られますが、 あまりに相場環境が悪いので、落ち着くまでは様子見としたいところです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 様子見となります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 http://www.stock-mission.com/melmag.html またホームページでも内容を公開しております。 http://www.stock-mission.com/index2.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 <投資法人・ファンドの動向に関する情報> <テクニカル分析による銘柄情報> <市場関係者とのミーティング情報> 【ホームページ】 http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html ************************************************************************ Stock Mission http://www.stock-mission.com/ master@stock-mission.com メルマガバックナンバー http://www.mag2.com/m/0000251962.html 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