メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 09/10/21  2009/10/21


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2009年10月21日 発行
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□本日の結果
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10/21 10/21特別会員銘柄SH +8.57% 合計+8.57%
10/21 10/20特別会員銘柄JS +5.76% 合計+5.76%
10/21 10/20一般会員銘柄TK +1.48% 合計+1.48%
10/21 10/18特別会員銘柄KD +2.54% 合計+3.09%
10/21 10/18一般会員銘柄AF +4.35% 合計+18.03%
10/21 10/15一般会員銘柄TR +12.70% 合計+20.00%
10/21 10/07日本ゼオン(4205) +4.58% 合計+13.61%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は3円安の10,333円と小幅下落となりました。
米株安の影響から売りが先行し、すぐに前日終値近辺まで下げ渋る動きと
なりましたが、上値を追う動きは乏しく、方向感無く狭いレンジでの
揉み合いとなりました。
後場に入ると下げ幅を縮小し、一部プラスに転じる場面もありましたが、
中盤以降は前日終値近辺での揉み合いに終始しました。


□相場総括
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短期基調、中期基調ともに上向き継続となっております。
方向感の無い展開が続いておりますが、本日もファーストリテイリング(9983)
が日経平均を30円ほど押し上げており、実質には下落する銘柄が多くなりました。
このところは、日経平均ならファーストリテイリング(9983)、
TOPIXなら任天堂(7974)といった具合に、指数と連動させての仕掛け的な
売り買いが出ている模様で、これらの影響から指数が小幅安でも下落銘柄が
多かったり、その逆の現象が起こっております。
指数との連動を狙っているものなので、関連銘柄への波及も無い状態と
なっております。

先物の手口では、売買枚数が4万枚強ということで、ほとんど手口らしいものは
見受けられません。
売りでは、みずほが1,488枚の売り越しとなっておりますが、
ほとんどが裁定取引によって現物が買われポジション調整となっております。
買いではクレディスイスが2,204枚の買い越しとなっており、
この買戻しが相場の下支えの一要因になってきております。
連日お伝えしている通り、短期的に相場を上下させるクレディスイスが、
次々と買い戻しの手口を入れてきております。
これは明らかにショートとニュートラルに戻しておりますので、
今後も下支え要因となってきそうです。


□新興市場動向
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新興市場は、3指数高安まちまちの展開となり、ジャスダック平均は続伸、
マザーズ指数は反発、ヘラクレス指数は反落となりました。
朝方は3指数揃って売りが優勢となりましたが、ジャスダックは値嵩株が
反転してきたことで前場にプラスに転じました。
マザーズ指数は、後場に入って大型株の行き場を失った資金がネット関連銘柄に
流れ込み、主力どころを中心に買われたことでプラスに転じました。
ヘラクレス市場は朝方から不動産銘柄を中心に軟調な展開となり、
売買代金も急減と、新興市場の中でも明暗を分ける展開となりました。


□個別銘柄動向
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個別では売り優勢の展開が続きましたが、後場に日経平均が前日終値近辺まで
下げ渋ったことで、同じく下げ渋ってプラスに転じる銘柄も散見されました。
ファンド筋のファーストリテイリング買いメガバンク売りの手口が
見られたこともあり、大手銀行、証券は冴えない展開となっております。
また米市場で不動産が下落した影響から不動産銘柄が軒並み売られました。
一方で、JALの上昇を背景に空運、値頃感から海運が買われた他、
商品市況の上昇から商社関連も買われました。

会員銘柄では、タカラレーベン (8897)が高値で12.7%の大幅上昇となった他、
アイフル (8515)、日本ゼオン (4205)、コシダカ (2157)、
戸田工業 (4100)などが買われました。
場中銘柄では、日本航空 (9205)、ミクシィ (2121)、黒田電気 (7517)、
ITホールディングス (3626)、テイクアンドギヴ・ニーズ (4331)、
アクロディア (3823)、クックパッド (2193)などが買われました。
ミクシィ (2121)は後場にかけて大幅上昇となっております。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は続落の展開が想定されます。
商品市況の下落から欧州市場が軟調推移となっており、エネルギー、
資源関連が時間外で下落しており、これらが重しとなってきそうです。
また好調な企業決算を背景にダウは10,000ドルまで駆け上ってきましたが、
好決算期待はある程度折り込み始めており、10,000ドルの節目突破からの
目標達成感、買い疲れ感も台頭してきております。
10,000円を割り込んだところでは積極的な押し目買いも入りそうですが、
大きな材料が無い限り上値は重くなりそうです。

ロンドン市場は小幅続落となっております。
石油、鉱業株が全面安商状となり相場を押し下げている他、
ゴールドマンサックスが投資判断を引き下げたことでロンドン証券取引所が下落、
小売、保険なども売り物に押されております。
一方でスーパーを中心に小売株が上昇、建設資材や不動産も上昇しております。

昨晩の米市場は、ダウが50ドル安と下落となりました。
企業決算は概ね好調となりましたが、9月新築住宅着工が予想を下回ったこと、
原油を始めとする商品市況が下落、関連銘柄のエネルギー、素材関連が
軒並み売られたことから、軟調展開となりました。
また、モルガンスタンレーが投資判断を引き下げたボーイングが大きく下落し、
ダウの下落を主導しました。
決算関連ではキャタピラー、アップル、ファイザーが予想を上回って
上昇する一方、ロッキード、コカコーラ、デュポンが慎重な業績見通しと
なったことで下落しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、ボーイング、ウェルズファーゴ、モルガンスタンレー、
アムジェンなどが予定されております。
米企業決算はピークを迎えており、個別にそれぞれ確認する必要があり、
一喜一憂する展開となりそうです。
経済指標は、MBA住宅ローン申請指数が予定されておりますが、
注目度は低いものとなっており、相場を左右するような経済指標はありません。


□その他海外注目材料
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今晩は米地区連銀経済報告(ベージュブック)が公表されます。
11月のFOMCの参考資料となりますが、9月のFOMC議事録で経済の改善ムードを
示す内容があったことから、同様に改善ムードを反映する内容が見込まれて
おります。

為替要因は、連日同様、91円台前半から92円台にかけて本邦輸出企業の
ドル売りオーダーが控える一方で、短期筋のストップロスのドル買いが
91円半ばから92円前半にかけて控えていると見られ、
互いに食い合う展開が想定されます。


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■明日の展望
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明日も方向感の無い揉み合い展開が続きそうです。
今晩の米市場が上昇なら買い、下落なら売りが先行、安いところでは押し目買い、
高いところでは戻り売りの揉み合いが継続しそうです。
ただ明日は午前11時に中国で7-9月GDPを始めとする経済指標が次々と
発表されますので、何らかのきっかけになってくる期待感はありそうです。
買いタイミングを計っている投資家は非常に多くなっておりますので、
動き出せば一気に10,500円近辺まで上昇する展開も期待されます。


□テクニカル分析からの展望
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5日線がサポートとして意識される一方で、ボリンジャーバンド+1σに
上値を抑えられる格好での膠着状態となっております。
これまで度々と+1σが抵抗線として働いてきた経緯があり、
これを明確に上抜いてくることを確認したいところです。
一方で昨日突破した13週線は維持し、中長期的なリバウンド入りの展開が
期待されるところです。
引き続き雲の上限の10,450円、及び+2σの10,500円を意識する展開が
継続していると見ることができそうです。


□総括・今後の方針
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引き続きリバウンド基調は継続となっているものの、昨日本日と日経平均は
値幅は50円〜60円と小動きとなり、様子見ムードが蔓延しております。
国内企業決算を見極めたいとの動きが継続しておりますが、
個別株物色の流れは注目されながらもなかなか手が出せない状況となっており、
きっかけ待ちといった展開になっております。
明日は中国で7-9月GDP、1-9月都市部固定資産投資、9月小売売上高、
9月鉱工業生産などが次々と発表され、これが一つの材料となってくる
可能性はありそうです。
引き続き短期的にはテクニカル的に安値圏で揉み合っている銘柄や、
高値更新となっている銘柄などを狙っていきます。

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□本日のメルマガ銘柄
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様子見となります。


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