メルマガ:クリスタルノベル〜百合族
タイトル:クリスタルノベル〜百合族 Vol. 024  2009.10.10  2009/10/10


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   ◇∞◆  クリスタルノベル〜百合族〜    ◇∞◆
    ◆∞◇      Vol. 024  2009.10.10     ◆∞◇


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                    ◇∞◇ タイトル ◇∞◇ 
            
             ♪ − 星の降る夜空の向こう


「……いじって、欲しいの?」
 指はまだ左胸の頂を撫でていた。私は横になったまま細かく何度もうなずい
た。
「じゃあ、いじったげるね」
 礼子は私の身体の上から、私の横に添い寝するように移動した。そしてさっ
きまで乳首をいじっていた指が、乳房を優しく撫でたあと、なめらかな肌を滑
っていく。くびれたウエストから臍へ、すっと指を滑らせると、私はくすぐっ
たそうに身をよじり、喉でクックッと笑う。しかし、彼女が私の陰毛を撫では
じめた頃には、そんな余裕もなくなっていく。掌でくしゃくしゃと撫でながら、
礼子の指が陰裂へと伸びていく。
「ああんっ」
 包皮の上から、クリトリスをつついた。それだけでも私は、大きな嬌声をあ
げる。秘部全体が、いや、髪の先からつま先に至るまで、全身が性感帯に変わ
っているのかもしれない。
「気持ちいい?」
「んっんっ」
 礼子は意地悪く、軽いタッチだけを続ける。クリトリスを少しだけいじった
らすぐに指を離す。内腿を撫でて気を持たせておきながら、核心の部分には全
く触れない。じらされる時間が長くなればなるほど、私の思考は混乱に陥る。
早く気持ちよくして欲しい。そんな気持ちが、私の理性をむしばんでいく。我
慢できない。
「……もっとっ」
「もっと? もっと、どうすればいいの?」
「いじってっ……あ、アソコをいじってっ!」
 礼子は私の陰毛を撫でたり軽く引っ張ったりしながら、耳元にささやきかけ
る。
「ごめんね……美紀が可愛すぎるから、いじめたくなっちゃったんだ……じゃ
あ、気持ちよくしてあげる。いっぱい気持ちよく、なってね」
 右手の指先が陰裂に合わさった。人差し指と中指で、陰唇を開く。私が「あ
ああ……」と声を漏らす。礼子は人差し指を開かれた陰唇の中へと動かした。
指に付いた愛液を塗り拡げるように、撫でる範囲を少しずつ拡げた。尿道口の
あたり、そしてぽってりとしたラビア。ラビアの触感の心地よさに、礼子はラ
ビアばかりを攻め続ける。私にとってそれもまた気持ちいいのだが、それ以上
に気持ちよくなる部分にも触って欲しかった。
「どうしたの?」
 私は自分で手を伸ばしはじめた。礼子は私の秘部への愛撫を止め、私の手を
押さえた。
「………わかってるくせにっ」
「わかってるよ……せっかちなんだから、美紀は」
 礼子は上体を起こし、押さえた私の手を自分に近づける。そして指先をそっ
と口に咥えた。それに舌をからめ、唾液で濡らす。
「ん……」
 礼子が私のクリトリスを撫でた。
「あああっ!」
 望んでいた感覚が、私に伝わる。びりびり、という電気が走るような、それ
でいてずん、と突かれるような、どう説明してもうまく説明できない感じ。
「んあ……あああっ!」
 クリトリスがようやく包皮からむき出された。直接転がされると、強烈な快
感が頭の先まで瞬間に届く。礼子はクリトリスをいじり続ける。
「ああっ! ああんっ!」
 指の動きが少しずつ激しくなっていく。鼓動が速くなり、全身が汗ばむ。礼
子の指に身体をわななかせた。
「あああんあっ!」
 私はとうとう、そのまま悦楽の波に全身を洗われ、身をのけぞらせ、彼女の
指によって、最初の絶頂に導かれてしまった。



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  発行者      : 春野 水晶 

  * タイトル:『クリスタルノベル〜百合族〜』
  * 発行周期:不定期(週2回発行予定)

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