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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2009年10月8日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供!魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか? http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 10/08 10/07一般会員銘柄OK +9.09% 合計+9.09% 10/08 10/07特別会員銘柄TK +11.11% 合計+11.11% 10/08 10/07日本ゼオン(4205) +2.88% 合計+2.88% 10/08 10/06特別会員銘柄NK +0.87% 合計+5.91% 10/08 10/06一般会員銘柄HC +3.95% 合計+9.72% 10/08 10/05一般会員銘柄RP +2.50% 合計+18.46% 10/08 10/05特別会員銘柄NK +6.11% 合計+14.88% 10/08 10/05石原産業(4028) +5.56% 合計+10.14% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は32円高の9,832円と小幅続伸となりました。 昨晩の米市場はダウが下落、ナスダックが上昇とまちまちの展開となり、 朝方は小幅高スタートとなりました。 ただCME円建てが安く返ってきたことや、直近は短期リバウンドとなっていた こともあり、利益確定売りが出たことで9,746円まで売らる場面もありました。 その後売り物が一巡すると、再度押し目買いや買戻しが入ったことで プラスに切り返しました。 後場に入ると売り買いが一巡し膠着状態となり、狭いレンジでの 揉み合いとなりました。 □相場総括 =========================================== 短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。 為替で豪ドルが急騰していることもあり、円に対してもドル安傾向が 警戒されておりますが、現水準はある程度折り込み済みとして、 反応は限定的となりました。 明日にオプションSQや週末から三連休を控えていることから、 積極的に買う動きは見られませんでしたが、同時に売り込む動きもなく、 膠着状態となっております。 先物の手口では、売りはソシエテジェネラルが3,091枚、ドイツが2,553枚、 クレディスイスが1,369枚の売り越しとなっております。 ソシエテは裁定業者ですので先物を売った反面で現物を買っております。 前場の下落を主導したのはやはりクレディスイスで、同社はTOPIX型も 1,261枚の売り越しとなっており、一貫して売り手口を出し続けております。 一方買いでは、三菱UFJが3,245枚、メリルリンチが3,228枚、野村が2,047枚、 モルガンスタンレーが1,868枚の買い越しとなっております。 三菱UFJや野村は裁定取引で先物を買う一方で現物の利益確定を進めてきました。 メリルリンチやモルガンスタンレーは再度ロング積み増しとなっており、 前場の切り返しを作り出しました。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は3指数揃って上昇となりました。 寄り付き直後は利益確定売りが散見されていたこともあり、小安い場面も 作っておりましたが、日経平均が下げ渋りプラス転じるのに合わせて、 3指数もプラスに転じました。 ただ直近買われた銘柄への利益確定売りが多く出ていたことから上値は重く、 売買代金も低下となり、様子見ムードの強い展開となりました。 □個別銘柄動向 =========================================== 米アルコアの好決算が材料視されるものの、円高警戒、SQや連休を前にして、 反応は限定的に留まりました。 大手銀行、証券などは連日上昇していた反動から下落となりました。 一方で米アルコア好決算の影響から、鉄鋼、非鉄の一角、商社などは堅調、 自動車、資源なども買われました。 中でも海運がバルチック海運指数の上昇やメリルリンチの投資判断引き上げから 軒並み上昇となりました。 会員銘柄では、津田駒工業(6217)が+11%の大幅高となった他、 オーミケンシ(3111)、長谷工コーポレーション(1808)、西松建設(1820)、 石原産業(4028)などが買われました。 場中紹介銘柄では、サイボウズ (4776)、JCLバイオアッセイ (2190)が ストップ高まで上昇、共栄タンカー (9130)、ngi group (2497)、 太平洋海運 (9123)、第一中央汽船 (9132)、新和海運 (9110)、 サミーネットワークス (3745)などが買われました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 =========================================== 今晩の米市場は反発の動きが期待されます。 昨日引け後に発表されたアルコアの好決算が好感されそうです。 主要企業の先陣を切って発表された内容が良い内容であったことから、 企業決算への期待感や、買い安心感が拡がりそうです。 ロンドン市場は反発スタートとなっており、8割近くの銘柄が上昇する展開と なっております。 米アルコアの好決算を背景に鉱業株が全面高となっており、 本日も商品価格が上昇していることからも買い材料となっております。 また不動産や小売も軒並み買われておりますが、一方で銀行株が 利益確定売りに押されて安く推移しております。 ロイズ・バンキング・グループが150億ポンドの増資に向けて 投資家に打診していると報じられたことで、売りを誘う格好となりました。 昨晩の米市場はダウが5ドル安と小幅下落となりました。 連日の上昇による反動の利益確定が出たこと、アルコアの決算を控えて 手控えムードが強まりました。 一方でナスダックは小幅続伸となり、金融やエネルギーなどが上昇した一方で 通信や資本財が下落しました。 また住宅購入の補助金制度延長の可能性が低いとの見方から住宅メーカーが 軟調となりました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、マリオット・インターナショナル、ペプシコが 予定されております。 経済指標は、新規失業保険申請件数、8月卸売在庫、 9月ICSCチェーンストア売上高が予定されております。 予想では、新規失業保険申請件数が54万件(前回55.1万件)、 8月卸売在庫が-1.0%(7月-1.4%)となっております。 新規失業保険申請件数は予想通りの範囲で落ち着けば、反応は限定的と 見られております。 また9月ICSCチェーンストアに注目が集まっており、内容次第では市場に 影響を与えてくる可能性がありそうですが、市場は経済指標から企業決算に 焦点が移っており、ネガティブサプライズとなるような内容とならない限り、 反応は限定的に留まりそうです。 □その他海外注目材料 =========================================== 為替要因では、豪ドル急騰をきっかけに全通貨に対するドル売り圧力が 強まっており、対円に関しても88円での攻防が注目されております。 88円にはオプショントリガーなどが多く集まっていると言われており、 この水準では利食いを含めたドル買いが強くなりそうです。 逆に88円を割り込むとストップロスのドル売りが強まることが想定されます。 ただ87円台でも利食い売りのドル買い意欲が強いと見られており、 何らかの材料無しに一方的にドルが弱含む展開は想定し辛いとされております。 今晩は、英中銀金融政策委員会とECB理事会が予定されております。 英中銀は、政策金利と資産買い取り枠が発表予定となっておりますが、 どちらも現状維持が予想されており、準備預金金利の引き下げも見送られると 予想されております。 ECB理事会は、政策金利据え置きが継続されると予想されており、 トリシェECB総裁の会見内容に注目が集まります。 出口戦略への言及や金融政策、景気認識についての発言が焦点となってきます。 他、米30年債の入札が予定されております。 昨日の10年債は好調な結果となり長期金利が低下、仕組み債によって 為替のドル売りに繋がりました。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日は様子見ムードの強い揉み合い展開となりそうです。 連休を前に利益確定売りが出やすいとこであり、週末要因も加わって 上値は重い展開になることが想定されます。 米市場が大きく上昇し、一目均衡表の雲の上限を朝から突破してくると 変わってきそうですが、突破できなければこれが上値抵抗として 意識されることになりそうです。 明日はオプションSQ算出日となりますが、波乱無しと見られております。 大引けにかけてSQ値を上回れるかどうかが注目されるところです。 他、寄り前に8月機械受注が発表され、予想は前月比+1.5%となっております。 材料難であることから、内容次第では寄り付き後の展開に影響を与えて くることが想定されます。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 日経平均は3日続伸となり、昨日から続いて26週線水準での攻防となりました。 5日線を上回りましたが、上値では転換線の9,890円、雲の下限9,908円が 抵抗ラインとして抑えられる格好となっております。 またボリンジャーバンドでは週足の-1σに上値を抑えられております。 日足で見ると-1σに向かってのリバウンドを継続しております。 明日は5日線が上昇に転換する見込みであり、テクニカル的には煮詰まり感が 出てきており、雲の下限を試すような展開となれば、 本格的なリバウンドが期待できる場面も到来しそうです。 上値抵抗となっている転換線も下落から横ばいになってくるため、 上値抵抗は弱まってきます。 □総括・今後の方針 =========================================== 本日は海運株の上昇が目立ち、これまで非鉄が中心だった景気敏感株と 言われるところに海運も加わってきました。 次に鉄鋼も揃って上昇してくると、これらセクターに勢いが付く可能性もあり、 出遅れ感もあることから動向に注目したいところです。 明日は連休前ということもあり様子見ムードも強まりそうですが、 同時にSQ算出日ということもあり、終値でSQ値を上回れるかに注目されます。 SQは相場の転換点となりやすいので、本格リバウンド入りが期待できるか、 もう一段下落する可能性を残すのか、来週の展開に影響を与えそうです。 概ねリバウンド入りを期待する声も大きくなってきたものの、 依然として市場関係者の動きは鈍く、売りの買戻しは入っているものの、 新規の買いはあまり見られません。 年末に向けた資金が流れ込んでくるまでは、出遅れ感のある銘柄を中心に 短期リバウンド狙いで、短期小口回転を継続していきます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 様子見となります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 http://www.stock-mission.com/melmag.html またホームページでも内容を公開しております。 http://www.stock-mission.com/index2.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 <投資法人・ファンドの動向に関する情報> <テクニカル分析による銘柄情報> <市場関係者とのミーティング情報> 【ホームページ】 http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 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