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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2009年9月30日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 09/30 09/29特別会員銘柄AW +10.70% 合計+10.70% 09/30 09/29特別会員銘柄MB +1.55% 合計+1.55% 09/30 09/29一般会員銘柄GK +8.33% 合計+8.33% 09/30 09/28特別会員銘柄SG +4.87% 合計+5.57% 09/30 09/28特別会員銘柄OK +19.01% 合計+31.01% 09/30 09/27マースエンジニアリング（6419） +2.46% 合計+4.39% 09/30 09/27一般会員銘柄TS +0.64% 合計+2.84% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は33円高の10,133円と続伸となりました。 昨晩の米市場は下落となり、シンガポール（SGX）日経先物は安く 始まりましたが、東京市場寄り前の鉱工業生産が予想通りの内容となり、 小幅ながらプラスに戻してのスタートとなりました。 ただ買い進める材料はなく、朝方の買いが一巡するとすぐに伸び悩む展開となり、 前場中盤からは下落に転じる場面もありました。 後場は10,100円を挟んでの揉み合いとなりましたが、月末のドレッシング買い 期待が下値を支える展開となりました 大引けにかけては、このドレッシング買いが集まったことで急伸し、 前場の高値水準まで戻して終了しました。 □相場総括 =========================================== 短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。 日経平均は続伸となりましたが、薄商いの中で動意に乏しい展開となりました。 月末恒例のドレッシング買いが大引け間際に入りましたが、 この買いは明日には外れてしまうものですので、無理に買われた分は すぐに反動として出てくる懸念があります。 先物の手口は、売買枚数自体も少なく、動きのあるものは見られませんでした。 買いでは、ニューエッジが1,178枚の買い越しと、これで3日連続で ショートの買戻しを行っております。 一方で売りでは、立花、野村、岡三、楽天と売り越し上位に国内証券の 名前が並んでおります。 野村は裁定取引の動きが強いので、先物を売って現物、 特にTOPIXコア30銘柄などの主力を中心に買いを入れてきたようです。 他、立花、岡三、楽天は個人の先物ショート形成の傾向があるものを 示しております。 ただ、外資系の動きがほとんど無かったことから、売り越し上位に国内証券が 並んでいるに過ぎず、特別な動きではありませんでした。 他、TOPIX型では、BNPパリバが1,723枚の売り越しとなっており、 裁定業者ですので、TOPIX銘柄の現物を拾っております。 反対に大和SMBCは先物1,795枚買い越し、現物を売っております。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場はまちまちの展開となり、ジャスダック平均、マザーズ指数が上昇、 ヘラクレス指数が下落となりました。 朝方から前場にかけては、地合の悪さから3市場ともに下落推移となって おりましたが、後場にかけてはネット関連銘柄を中心に短期資金が流入し、 指数がプラスに転じました。 ヘラクレスは、不動産銘柄が冴えない動きであったことから、 指数への反応は乏しいものとなりました。 主力ネット関連銘柄などが反発する動きとなりましたが、 あくまでドレッシング買いによって日経平均が持ち直したことに 連動した動きと見られております。 当然、ドレッシング買いの効果は本日のみのことですので、 明日以降の反動売りに警戒したいところです。 □個別銘柄動向 =========================================== 相場全体では方向感なく揉み合う動きとなったことから、場中は上昇銘柄数、 下落銘柄数が拮抗する展開となりました。 大引けにかけてドレッシング買いが入ったことで、値上がり銘柄数が 増加しましたが、東証2部は上昇16%、下落43%と売り優勢、 ジャスダックは上げ下げ共に30%前後と拮抗しており、 ドレッシング買いを除くと売り優勢となっております。 大手銀行、損保株は買われて上昇した一方で、非鉄、商社は下落、鉄鋼、 ハイテクなどは高安まちまちとなっております。 欧州系のドレッシング買いはTOPIXコア30銘柄に入ってきたものと思われ、 主力どころを中心に買いが入りました。 会員銘柄では、イビデン （4062）、マースエンジニアリング （6419）、 学習研究社 （9470）、オンキヨー （6729）、アドウェイズ （2489）などが 買われました。 中でも、学習研究社 （9470）は高値で+8.33%、アドウェイズ （2489）は +10.70%、オンキヨー （6729）は+19.01%と大幅上昇となりました。 場中紹介銘柄では、昭和電工 （4004）、アドバネクス （5998）、 曙ブレーキ工業 （7238）、カルソニックカンセイ （7248）、 ブイ・テクノロジー （7717）、サイバーエージェント （4751）、 日本シイエムケイ （6958）、フリービット （3843）、ケイブ （3760）、 アプリックス （3727）、ｎｇｉ ｇｒｏｕｐ （2497）がなどが買われました。 ブイ・テクノロジー （7717）、アドバネクス （5998）、フリービット （3843） は大幅上昇、アプリックス （3727）、ｎｇｉ ｇｒｏｕｐ （2497）は ストップ高まで買われました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 =========================================== 今晩の米市場は反発の動きが期待されます。 一つ一つの経済指標で景気回復への動きを確認しながら緩やかに上昇する トレンドに変化はないと見られており、昨日の押しからの反動がありそうです。 ただ週末の雇用統計を控え様子見ムードが強く、今晩はこの前哨戦となる ADP雇用統計が鍵となってきそうです。 ロンドン市場は反発推移となっております。 消費者信頼感指数の改善を背景に買いが入っており、ドイツ銀行が 欧州保険業界に好意的な評価をしたことから保険株が上げを主導しております。 他、鉱業株が全面高となる一方で、石油株が下落しております。 昨晩の米市場は、ダウが47ドル安と反落となりました。 7月のS&Pケースシラー住宅価格指数の結果が4年ぶりの上昇率になったことや、 主要企業の好決算を受けて、朝方は買い先行となりました。 ただ9月消費者信頼感指数が予想を下回ったうえ、先月からも悪化したことを 嫌気し、下落に転じました。 今晩発表の4-6GDPや、週末の雇用統計を警戒する動きが強まったこともあり、 ジリジリと売り物に押される展開となりました。 業種別では、一般消費財、食品・生活必需品などが上昇した一方で、半導体、 不動産、テクノロジ、エネルギー、金融などが売られました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、ペプシ・ボトリング・グループが予定しております。 経済指標は、9月26日時点住宅ローン申請件数、9月ADP雇用統計、 4-6月期GDP確定値、4-6月期GDP価格指数確定値、 9月シカゴ購買部協会景気指数が予定されております。 予想では、9月ADP雇用統計が-20万人（8月-29.8万人）、 4-6月期GDP確定値が前期比年率-1.2％（改定値-1.0％）、 4-6月期GDP価格指数確定値が前期比0.0％（改定値0.0％）、 9月シカゴ購買部協会景気指数が52.0（8月50.0）となっております。 まずは9月ADP全米雇用報告が週末の雇用統計の前哨戦として注目されます。 減少幅が縮小の予想となっており、9月の新規失業保険申請件数、 失業保険継続受給者数などが改善基調にあることから、 雇用情勢に底打ち感が指摘されており、ADP雇用統計もその流れから 改善内容になることが想定されます。 9月シカゴ購買部協会景気指数は、前回に50台乗せとなっており、 フィラデルフィア、NY連銀指数などが好調なことから、 合わせて改善内容と見られております。 □その他海外注目材料 =========================================== ロックハート米アトランタ連銀総裁が米国経済見通しについて、 コーン米FRB副議長が出口戦略について、トリシェECB総裁が 金融フォーラムでそれぞれ講演を行う予定となっております。 それぞれ講演の発言内容について注目が集まっております。 為替要因では、90円を挟んでの動きとなっておりますが、 90円でのロンドンフィキングによるドル買いが観測される一方で、 90円50銭以降では戻り売り圧力が強い状況となっております。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日も様子見姿勢の強い展開が想定されます。 名実ともに下期相場入りとなり、新規資金の流入が期待される半面、 多くのディーラー、機関投資家などは10,000円割れの押し目を 待っている状況であり、このままでは商いの回復は難しそうです。 円高による主力企業の業績懸念があることから、輸出銘柄を中心に 上値を試す動きは困難と見られており、ディフェンシブ銘柄、 個別銘柄物色の流れが継続しそうです。 明日は日銀短観が発表され注目度が高いものの、期待できる材料には なりにくいとされており、市場関係者は「確認する程度」との 見方となっております。 また米市場では週末に雇用統計が控えており、見送りムードが強まりそうです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 本日の日経平均は10,100円近辺での膠着状態となりました。 これまでのボックスレンジの10,150円〜10,650円の下値ラインが抵抗として 意識される他、一目均衡表の雲の上限が位置していることから、 この水準が強い上値抵抗となって変化しております。 ボリンジャーバンドは下方を向きながらの拡大傾向にあり、 -2σの下値余地が拡大する動きとなっております。 7月と似たような動きとなっており、下放れから2日間の横ばい、 翌日からの再下落という動きをしており、明日の動きが警戒されるところです。 雲の上限をこのまま抜けなければ、雲の下限の9,800円水準が意識され、 明日は5日線の下落基調が強まることから、下押しの可能性を 頭に入れておきたいところです。 □総括・今後の方針 =========================================== 一部調整一巡銘柄が短期資金によって物色され賑わっておりますが、 上昇した次の日には失速する銘柄も多く、資金の逃げ足が非常に速くなって おります。 また円高進行が膠着したとはいえ、円は高止まりしている状況から 主力大型株への戻りも鈍く、日経平均10,000円割れの懸念が強い中で 様子見姿勢が強く、盛り上がりに欠ける状況となっております。 引き続き機関投資家などは下押し場面を待っており、 おおよそ9,800〜9,900円近辺で押し目を考えているようですので、 主力の資金は空けて待ちたいところです。 それまでは、中小型銘柄が短期資金で物色されておりますので、 小口でこれらに乗っかっていくことになります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 様子見となります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 http://www.stock-mission.com/melmag.html またホームページでも内容を公開しております。 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