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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2009年9月25日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 09/25 09/24インフォマート（2492） +3.24% 合計+3.24% 09/25 09/24特別会員銘柄IH +7.67% 合計+7.67% 09/25 09/23一般会員銘柄DS +3.14% 合計+4.64% 09/25 09/17一般会員銘柄NC +10.06% 合計+14.17% 09/25 09/17一般会員銘柄AB +2.85% 合計+3.90% 09/25 09/09特別会員銘柄KD +5.35% 合計+21.60% 09/25 09/03特別会員銘柄SH +13.16% 合計+95.45% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は278円安と大幅下落となりました。 昨晩の米市場が下落したこともあり、朝方から売り優勢の展開となりました。 その後も大型公募増資を発表した野村がストップ安売り気配となると、 これが銀行、証券、保険などの金融株に売りが波及し、下げ幅拡大の展開となり、 300円超の大幅下落で前場を終了しました。 後場に入ると、米Globex先物が小幅ながらプラスに切り返したこと、 大手銀行株の売りが一巡し、買い戻しが散発的に入ってきたことから、 やや下げ幅を縮小して推移しました。 ただ週末要因やG20が開催中であることなどから、買い手控えムードは強く、 結局は安値圏での揉み合いとなりました。 □相場総括 =========================================== 中期基調は上向き継続、短期基調は上向きから下向きに転換しました。 米市場が下落、商品市況も下落したこと、昨日の大幅上昇からの反動、 G20結果待ち、週末要因などを背景に、朝方から売り優勢の展開は 予想されておりました。 焦点はどこで下げ渋るかということでしたが、公募増資を発表した野村が ストップ安売り気配で張り付いたことが市場心理を悪化させ、 銀行、証券、保険などの金融株が軒並み売られました。 またTOPIXが大きく下がったことから、値嵩ハイテク株なども 指数の下落に引きずられる形で売り込まれる展開となりました。 後場に入ると、週末要因の手仕舞いからの買戻しが入り、 若干下げ幅縮小の展開となりましたが、相場のムードは悪化したままであり、 大きな買戻しや新規の買いを呼び込むこと無く終了しました。 先物の手口では、本日の下げを主導したのはニューエッジとクレディスイスと なりました。 昨日までは買い戻しを行っておりましたが、ニューエッジが5,026枚の売り越し、 クレディスイスが4,485枚売り越しと大きく売ってきました。 さらにクレディスイスはTOPIX型も4,400枚の大量売り越しとなっており、 TOPIXの下げ、金融の下げを主導しました。 他売りでは、ドイツ証券が3,039枚、メリルリンチが2,084枚の売り越し、 TOPIX型ではJPモルガンが1,851枚の売り越しとなっております。 買いでは、立花証券の3,745枚、野村の2,438枚、ゴールドマンの2,017枚、 三菱UFJの1,723枚の買い越しとなっております。 ゴールドマンは昨日に利益確定の売りを出してきましたが、 本日は安いところで先物を拾う格好で相場を下支えしました。 立花、野村、三菱UFJは裁定取引によって、先物を買っている裏側で現物を 大量に売ってきており、金融株や輸出関連株が売られる要因となりました。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は3指数揃って下落しました。 米株安を背景に、朝方から時価総額上位の主力銘柄が売られたことで、 指数も下落して始りました。 昨日はネット関連銘柄が買われていた反動もあり、マザーズ指数は やや大きな下落となりました。 東証1部の主力が総崩れとなる中で、相場展開が悪化したことが嫌気され、 週末要因も絡んで新興市場にも幅広い銘柄に売りが出ました。 □個別銘柄動向 =========================================== 東証1部は全体の86%が下落、全業種が下落する全面安商状となりました。 特に銀行、証券、不動産、保険が売られて下げを主導しました。 他、商品市況の下落から鉄鋼、非鉄、商社なども売られました。 会員銘柄では、インフォマート （2492）、関東電化工業 （4047）、 塩見ホールディングス （2414）、日本シイエムケイ （6958）、 インプレスホールディングス （9479）などが買われました。 中でも日本シイエムケイ（6958）は、高値で+10.06%と大幅上昇となりました。 場中紹介銘柄では、スタートトゥデイ （3092）、シキボウ （3109）、 大京 （8840）などが買われました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 =========================================== 今晩の米市場は小反発の動きが期待されます。 昨日下落した商品市況が堅調推移となっており、これらの買戻しが入って くることが期待されます。 ロンドン市場では、石油関連の反発が主導し指数は小幅反発となっております。 一方で銀行株が軟調となっており、指数の上値を抑えております。 昨晩の米市場はダウが41ドル安と続落となりました。 新規失業保険申請件数が予想よりも減少していたことが好感され、買いが先行と なりましたが、8月の中古住宅販売件数が5ヶ月ぶりに減少したことが嫌気され、 下落に転じました。 原油など商品相場も軟調となったことで、エネルギー、素材関連株にも 売りが拡がり、指数は下げ幅を拡大するかに見えましたが、 G20金融サミットが開催中であることから様子見ムードも強く、 売りが一巡すると揉み合いとなりました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表では、ＫＢホームが予定されております。 経済指標では、8月耐久財受注、9月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値、 8月新築住宅販売件数 予想では、8月耐久財受注が+0.4％（7月+5.1％）、 9月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が70.5（速報値70.2、8月65.7）、 8月新築住宅販売件数が44.0万戸（7月43.3万戸）となっております。 8月耐久財受注では、7月の大幅上昇の反動減が予想されております。 7月は民間航空機の受注が前月比で107％増となった特殊要因が背景にあったため、 大幅上昇となっておりました。 8月新築住宅販売件数は、初回住宅購入税控除の恩恵からの増加傾向の継続が 予想されております。 ただし、昨日の中古住宅販売が予想外の減少となったことを嫌気された 経緯があり、今晩の新築販売に関しても警戒感が強まっております。 □その他海外注目材料 =========================================== G20金融サミットは本日が最終日となり、景気刺激策や出口戦略、IMF改革、 金融機関の自己資本規制強化、不均衡是正などの内容にどこまで具体案が 出たかが焦点となってきます。 為替要因では、90円50銭近辺にドル買いオーダーが控えているようで、 目先的に底堅い展開になっているようです。 ただ90円のオプショントリガーは減少しており、ドル買いの勢いが限定的と なっていることから、90円50銭のドル買いがこなされると 90円割れの状況も出てきそうです。 仮に90円割れとなると、ストップロスのドル売りが強まる可能性があり、 一気に円高が進行する可能性がありますので注意して見ておきたいところです。 =========================================== ■来週の展望 =========================================== 来週は下値模索の展開が想定されます。 権利落ち日に権利落ち分を埋めるどころか大幅下落となり、 25日線を下回ってきたことで、アノマリー的にも軟調推移を 示すものとなっております。 まずは直近安値を死守できるかどうかが鍵となってきそうです。 国内イベントでは、8月鉱工業生産と7-9月日銀短観が注目されます。 8月鉱工業生産では、5月+5.7%、6月+2.3%、7月+1.9%と徐々に鈍化して いることから、プラスが維持できるかどうかに注目されております。 7-9月日銀短観では、前哨戦とされた7-9月期法人企業景気予測調査が 大幅改善を示しており、堅調内容が期待されます。 足物の円高進行の影響がどの程度あるかに注目されるところです。 国外では、8月米自動車販売、9月米雇用統計、中国の各種経済統計が 予定されており、それぞれ内容に注目されます。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 本日の大幅下落によって、5日線、25日線を割り込みました。 5日線と25日線の短期ゴールデンクロスも期待されながら、 これを拒否する格好となっており、トレンドは弱まりました。 ただ10,200円〜10,600円でのボックスレンジを続けており、 来週には一目均衡表の雲の上限が10,227円まで切り上がってきます。 再来週には10,428円まで上昇してきますので、これをサポートラインとして 機能できれば下値切り上げの展開が期待できそうです。 また三角持ち合いを形成することから、煮詰まり感も台頭しそうです。 一方で、これら下値支持線を割り込み、直近安値の10,143円も 下回るような展開になった場合は、節目の10,000円、 そして10,000円割れを見に行く可能性もありますので注意したいところです。 □総括・今後の方針 =========================================== 昨日の上昇で、あくまで買い戻しに留まっており、引き続き様子見姿勢継続と させて頂きましたが、わずか1日で昨日の上昇を打ち消す大幅下落となりました。 ただ10,200円〜10,600円でのレンジ内の動きに留まっており、 直近安値の10,143円が意識される展開となりそうです。 レンジ下限を維持する底堅い展開ができれば、買戻しを主導に 一旦リバウンドの動きも期待できそうです。 ただ外部要因では、米市場を始め世界的に上値が重い展開となってきており、 為替の円高進行も警戒されるなど、下値不安の多い商状となっております。 米市場の短期調整入り、為替の90円割れが現実的となれば、 日経平均の10,000円割れも現実的となってきますので、 引き続き様子見姿勢継続となります。 逆に10,000円を割れるような場面では、大きな押し目買いも期待できるように なりますので、その場面をじっくり待つことになりそうです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 来週の公開となります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 http://www.stock-mission.com/melmag.html またホームページでも内容を公開しております。 http://www.stock-mission.com/index2.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 ＜投資法人・ファンドの動向に関する情報＞ ＜テクニカル分析による銘柄情報＞ ＜市場関係者とのミーティング情報＞ 【ホームページ】 http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html 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