メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 09/09/15  2009/09/15


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2009年9月15日 発行
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□本日の結果
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09/15 09/14一般会員銘柄ST +13.33% 合計+13.33%
09/15 09/14特別会員銘柄SC +9.00% 合計+9.00%
09/15 09/10一般会員銘柄KG +2.87% 合計+2.87%
09/15 09/03一般会員銘柄TD +3.76% 合計+12.65%
09/15 09/02特別会員銘柄NT +1.83% 合計+5.05%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は15円高の10,217円と小幅反発となりました。
昨晩の米株高から、朝方は上昇してか始まり、昨日の下落の買戻しが入り、
90円高の10,292円まで買われました。
ただ10,300円が抵抗ラインとなり、これを超えられなかったことから、
改めてこの水準からの先物売りが入り、戻り売りに押される展開となりました。
後場にかけても揉み合い推移となり、前日終値近辺では先物に買戻しが入り
下げ止まり、10,250円近辺になると先物売りが入り上値を抑える
レンジ取引に終始しました。


□相場総括
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短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。
円高進行一服から若干は買戻しが入ったものの、再度円高基調に向かう
可能性が高いことから、買戻しの動きも限定的に留まりました。
高値圏では引き続きCTAと思われる先物の売り仕掛けが入り、
現物の商いが低調の中では、あっさりとこの流れに従って弱含みの
動きとなりました。

先物の手口では、クレディスイスが269枚の売り越しと合計では
手口が見られませんが、朝方に買い戻しを1,013枚入れながら、
高値圏では1,282枚新たに売り込んできております。
ニューエッジは3,186枚の買い越しとなっており、溜まったショートの
利益確定の買戻しの手口が出ており、指数を支える格好となりました。
これにが現物やTOPIXの弱さに比べて、日経平均の指数が底堅い動きに
繋がっております。
またTOPIXでは、ゴールドマンサックスが2,027枚の売り越しとなっており、
ロングポジションの解消と見られる動きを示してきております。


□新興市場動向
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新興市場はまちまちとなり、ジャスダック平均、マザーズ指数が上昇、
ヘラクレス指数が下落となりました。
ただ場中は3指数揃って冴えない動きを続けるなど、
手掛かり材料難から指数の動きは小動きとなっております。
ネット関連やバイオ関連銘柄の一角に買いが入ったことで、
指数は支えられているものの、主力銘柄も高安まちまちとなっており、
目立った物色傾向は見られませんでした。


□個別銘柄動向
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個別銘柄では高安まちまちながら、値下がり銘柄数が913と値上がり銘柄数を
大きく上回り、全体的には冴えない動きとなっております。
大手銀行、証券、海運、石油、消費者金融、不動産、自動車、鉄鋼など、
主力どころが弱くなっております。
一方でディフェンシブ銘柄である電気ガスといったところが買われました。

会員銘柄では、新日本建物 (8893)、鬼怒川ゴム工業 (5196)、
田淵電機 (6624)などが買われました。
場中紹介銘柄では、クックパッド (2193)、サイバーエージェント (4751)、
パスコ (9232)、日本エム・ディ・エム (7600)、新日本科学 (2395)、
ビリングシステム (3623)、GCAサヴィアングループ (2174)などが
買われました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は揉み合い展開が想定されます。
膠着状態が続いておりますが、リスク資産への資金流入が続いていることから、
大きく下押す展開は無いと見る動きが多くなっております。
このため、経済指標の上ブレがあれば、好感される動きも期待されます。

昨晩の米市場はダウが21ドル高と反発となりました。
中国から輸入されるタイヤ製品について、最大35%の関税を課すと
オバマ大統領が発表すると、中国政府も報復処置を表明、
貿易摩擦の緊迫化を嫌気する形で、朝方は売り先行スタートとなりました。
ただ、オバマ大統領によって、過去の金融混乱は収束し始めているとの
認識が示されたことから金融が引けにかけてプラスに転じ、
長期投資家からの資金流入観測によって、買いに転換しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、アドビ・システムズ、ベストバイ、クローガーが
予定されております。
経済指標では、8月生産者物価指数、8月生産者物価コア指数、8月小売売上高、
9月NY連銀製造業業況指数、7月企業在庫が予定されております。
予想は、8月生産者物価指数が前年比-5.3%(7月-6.8%)、
8月生産者物価コア指数が前年比+2.2%(7月+2.6%)、
8月小売売上高が+1.9%(7月-0.1%)、
9月NY連銀製造業業況指数が15.00(8月12.08)、
7月企業在庫が-0.9%(6月-1.1%)となっております。

8月小売売上高は、改善が予想されておりますが、8月末の米政府の
自動車買い替え支援策の終了に向けた駆け込み的な自動車購入などが
背景にあるため、9月の落ち込みは必至と見られております。
9月NY連銀製造業業況指数は、先月からの上昇が予想されておりますが、
上と同じく、自動車買い替え支援終了の反動の影響から、
下ブレする可能性が囁かれております。


□その他海外注目材料
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バーナンキ米FRB議長が危機の1年についてというテーマで講演を行う予定と
なっております。
為替要因では、ドル売りの流れが一服してきておりますが、
91円73銭あたりでは一旦重くなる可能性があると考えられ、
再度ドルの弱含みに警戒されます。
一方で90円近辺では、オプショントリガーのドル買いが意識されます。


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■明日の展望
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明日も揉み合い展開が想定されます。
明確に売り込む動きもありませんが、圧倒的に書い手が不在となっており、
円の高止まりを警戒した小口の売りと買戻しでの小動きとなりそうです。
個別銘柄でも材料株の主力どころであるGSユアサ、明電舎、ダイワボウといった
銘柄の動きが悪くなっていることから、持続性のある買いが期待しづらく、
日計りでの小型株物色の流れが継続しそうです。


□テクニカル分析からの展望
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直近安値近辺での膠着状態となっております。
ボリンジャーバンドでは、-1σが上値抵抗となっており、-2σが意識される
状況が続き、バンド自体が下落に転じております。
一目均衡表では雲の上限がサポートとして機能することが期待されますが、
遅行スパンは下方転換シグナル発生となってしまいました。
今後、過去の実線は10,600円近辺に向かっていきますので、
この水準を一気に超えない限り上方転換シグナルは発生しないことになります。
TOPIXや日経平均先物は三尊天井を形成しており、テクニカル、チャート上では
弱気シグナルが点灯となっており、調整ムードが長引きそうです。


□総括・今後の方針
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相変わらず先物による売り仕掛けが見られますが、一方的に下方へ
売り込む動きは出ておりません。
一方でTOPIXを含め現物株はダラダラと弱含む展開が続いており、為替の
円高止まりが重しとなって、小口の売りに押される展開となっております。
特にGSユアサや明電舎といった、次世代エネルギー関連銘柄が売られている
ことがマイナスインパクトとなり、材料株全体の動きが悪くなっております。
二桁銘柄が仕手化するなどの兆候が見られますので、暫くは
キャッシュポジションを高めて、流れが変わるのを待つことになります。
次世代エネルギー関連、環境関連、インフルエンザ関連などは
今でも注目度の高いところですので、主力どころの動きの監視を
続けたいところです。

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□本日のメルマガ銘柄
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様子見となります。


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