メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 09/09/14  2009/09/14


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2009年9月14日 発行
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□本日の結果
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09/14 09/13特別会員銘柄MN +6.16% 合計+6.16%
09/14 09/10一般会員銘柄KG +4.55% 合計+5.75%
09/14 09/09特別会員銘柄KD +3.82% 合計+4.94%
09/14 09/06一般会員銘柄NI +15.15% 合計+39.19%
09/14 09/03一般会員銘柄TD +2.53% 合計+15.92%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は242円安の10,202円と大幅続落となりました。
先週末の米市場が小幅下落、シカゴ日経先物円建ても小幅下落、
円高進行を受けて、朝方から売り優勢の展開となりました。
その後は先物主導で下げ幅拡大の展開となり、一時10,200円を割り込む
ところまで売られました。
後場に入ると安値圏での揉み合いとなり、為替の円は高止まりながら
とりあえず進行がが止まっていること、米Globexも一服感が出ていたことから、
若干ながら下げ渋って終了しました。


□相場総括
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中期基調は下向き継続、短期基調は上向きから下向きに転換しました。
日経平均は直近安値をギリギリで守りましたが、先物では直近安値を下回り、
TOPIXも直近安値を既に下回っている展開となっていることから、
三尊天井の可能性が強まりました。
本日はCTAを中心とする先物主導で下げ幅拡大となりましたが、
この流れは先週から続いているものとなっております。
先週は、為替が円高進行となりながらもSQを意識する形で日経平均が
買い支えられ、SQ直前にはレンジが10,500円まで無理やり切り上げられる
動きとなっておりました。
本日はこの反動が出た格好となっており、SQに向けて買い支えられていたものが
一気に外れ、大幅下落を演じることになりました。

先物手口を見ると、やはり売りメインに出てくるのはクレディスイスの3,572枚、
ニューエッジの3,378枚の売り越しとなっております。
市場関係者の見方では、ニューエッジが15,195枚の大量売りを行って
いることから、これが前場の下げを主導しており、10,200円を割ったところから
クレディスイスから3,500枚の売りが出た格好となっております。
買いでは野村が2,617枚、BNPパリバが2,136枚、ソシエテジェネラルが1,522枚の
買い越しとなっております。
ただこれらは裁定業者ですので、先物を買っている裏では、現物をその分
売っており、これらが大型株を中心に売り込まれた要因になりました。


□新興市場動向
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新興市場はまちまちの展開となり、ジャスダック平均が続伸、マザーズ、
ヘラクレス指数が下落となっております。
朝方は円高進行の影響を受けないネット関連銘柄が買われていたことで、
マザーズ指数は堅調推移となっておりましたが、日経平均が下げ幅を
拡大するのに合わせて手仕舞い売りが膨らみ、指数も下落に転じました。
ただジャスダック平均は、大引けにかけて急速に値を戻し、
小幅ながらプラス転換して終了しております。
デジタルガレージ、上場2日目のSHO-BI、経営再建期待のコスモスイニシアなど、
好材料銘柄が指数を押し上げました。
他、ネット関連銘柄は買いが先行したものの、さすがに日経平均が
大幅下落となると次第に失速しました。
またバイオ関連などが比較的堅調推移となっております。


□個別銘柄動向
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朝方から日経平均は下げ幅拡大の展開となり、全面安商状となっております。
特に円高進行を受けて、自動車、ハイテクなどの輸出関連銘柄に売りが出た他、
商品市況の下落から商社、非鉄、資源が売られております。
排出量関連で鉄鋼は引き続き軟調となり、銀行、証券、不動産など
金融不動産関連銘柄も軒並み売られました。

会員銘柄では、メディネット (2370)、関東電化工業 (4047)、
オンコセラピー・サイエンス (4564)、鬼怒川ゴム工業 (5196)、
日本インター (6974)などが買われました。
場中銘柄では、アンジェス MG (4563)、そーせいグループ (4565)、
応用医学研究所 (2123)、JCLバイオアッセイ (2190)などが
買われましたが、ほとんどが日経平均の下落に合わせて失速しました。
バイオ関連のみが比較的堅調推移となっております。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は続落の展開が想定されますが、押し目形成したところからは、
買いが入ってくる可能性も指摘されており、底堅い展開になるものと
想定されます。
ただ一方的なドル安や商品価格の反動安が警戒されていることから、
これらの動向に神経質に反応してきそうです。

先週末の米市場は、ダウが22ドル安と反落となりました。
9月のミシガン大学消費者信頼感指数が予想を上回ったこと、
宅配大手フェデックスが利益見通しの上方修正などの材料があったものの
反応は乏しく、週末要因の売りと商品市場の下落に押される展開となりました。
意識された訳ではないと思われますが、2001年9月11日の同時多発テロの前日と
ほぼ同値となっております。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、ポール・コーポレーションが予定されております。
経済指標の発表は予定されておりません。


□その他海外注目材料
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要人関連では、ラッカー米リッチモンド連銀総裁が金融規制について、
イエレン米サンフランシスコ連銀総裁が米経済見通しについてそれぞれ
講演を行う予定となっております。
またオバマ米大統領が金融危機に関する演説を行う予定となっております。
それぞれ発言内容に注目されており、今晩は経済指標などの材料が無いだけに、
発言内容によって相場が動く可能性もありそうです。

為替要因では、ドル売りの流れがどこまで進むかが焦点となります。
経済指標などの材料がありませんので、ダウなどの指数や長期金利の
動向次第で動くことになりそうです。
ドル円では90円のオプショントリガーでの攻防が注目され、
この近辺ではドル買いによって支えられそうですが、一旦割り込むと
ストップロスなども絡んでドル売りが一層強まる可能性があります。


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■明日の展望
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明日は揉み合い展開となりそうですが、為替を睨んだ神経質な動きとなることが
想定されます。
為替が90円まで円が高くなったことで、輸出関連銘柄への警戒感が
強まっており、90円を抜けて80円台に突入することになると、
一層この動きが強まることが警戒されます。
一方で、今晩の米市場が波乱なく終了してくれば、本日の大幅安の反動から、
自律反発、押し目買いの動きも出てきそうです。
為替要因の受け辛い内需関連や環境、新エネルギー関連などの材料株に
買いが入るかに注目されます。


□テクニカル分析からの展望
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25日線を割り込み、直近安値の10,143円を前に辛うじて踏み止まった格好と
なりましたが、先物では直近安値を下回りました。
5日線の下落によって25日線との短期ゴールデンクロス発生が拒否となり、
弱いシグナルが出ております。
またボリンジャーバンドでは-1σを割り込み、-2σが意識される展開と
なっており、再度10,000円割れの懸念が出てきております。
下値では雲の上限の10,140円、13週線の10,099円などがサポートラインとして
機能しそうです。


□総括・今後の方針
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先週からSQに向けた意図的な買い支えを警戒するコメントを出しておりましたが、
まさに一日でその反動が来る格好となりました。
さすがに本日だけでここまで売り仕掛けられる予想をしてはおりませんでしたが、
先週の買い仕掛けと本日の売り仕掛けで、ある程度は手口が出切った
格好となりました。
ここから先は様子見姿勢が強まりそうですが、チャート的には三尊天井が
懸念されるところであり、調整が長引く可能性もありそうです。
一方で、9月末に向けた年金買いや外国人買いの期待もあり、
明日以降これが確認されるかどうかが焦点となってきそうです。

円高進行から輸出関連株は引き続き厳しい展開になると思われ、
円高メリット銘柄や、環境・次世代エネルギー関連といったテーマ性の
ある銘柄が引き続き注目されそうです。
相場全体では弱い動きとなっておりますので、あくまでリスクの取れる範囲で
回転させていくことになりそうですが、ここが押し目ポイントとなってくる
可能性もありますので、動向を注視したいところです。

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□本日のメルマガ銘柄
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様子見となります。


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