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タイトル:アンケートデータバンク 〜 お祖父さん、お祖母さんとの思い出って何かありますか? 〜  2009/09/08


アンケートデータバンク 〜 お祖父さん、お祖母さんとの思い出って何かありますか? 〜


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 「お祖父さん、お祖母さんとの思い出は?」アンケート

                   http://www.enquete-data-bank.net/
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 ┃優しかった?怖かった?お祖父ちゃん、お祖母ちゃんとの思い出!
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  この夏休みには、故郷に帰省されたでしょうか?

  お子様の絵日記に、お祖父さん・お祖母さんはどのように描かれたの
  でしょう。ご自身にも田舎の思い出がおありならば、それが幼い心に
  どれだけ鮮やかに残るものかご存知ですね。

  アンケートデータバンクでは、どんなことがお祖父さん、
  お祖母さんとの思い出として印象深いのか、

   「お祖父さん、お祖母さんとの思い出って何かありますか?」

  というテーマで回答を募集しました。
  (回答数は720件、うち女性506件・男性214件)

  その集計結果と様々なエピソードの一部をご紹介いたします。

 ┌――――――――――――――――――――――――――――――――
 │田舎は夏の思い出でいっぱい。 第7位 「遊びに行った時のこと」
 └――――――――――――――――――――――――――――――――

  花火やスイカ、虫取りなど 夏のキーワードが目立ち、
  「夏休みには必ず遊びに行った」という文章が多いのは全世代で
  共通でした。

  20〜30代の若い世代からの回答にも、

   「親戚一同が集合した」(40代・女性・大阪府)
   「畑の野菜をもぎに行った」(20代・男性・埼玉県)

  など、消えつつある習慣を経験していることを伺わせる言葉が
  多く出てきました。

  カエル釣りや蚊帳、そして五右衛門風呂などはやはり40代以上。
  とにかく「楽しかった」「大好きだった」という感想ばかりで、

   「あの頃の気持ちのまま再度行きたい。」(30代・男性・大阪府)

  皆さんの心はこんな感じなのでしょうね。

 ┌――――――――――――――――――――――――――――――――
 │無償の愛に溢れています。 第6位〜3位 「〜してもらったこと」
 └――――――――――――――――――――――――――――――――

   「どこかに連れて行ってもらった」
   「可愛がってもらった」
   「何か物をもらった」
   「世話してもらった」

  これらの合計は4割弱にも上ります。

  お祖父さん・お祖母さんがいかに愛情を注いでくれたか、そして
  幼い心にもそれを理解し、しっかりと覚えているということでしょう。

  「何かを貰った事」の中身も、

   「おばあちゃんが、『お金に困ったときはこれを使いなさい』と
    五円玉で作ったお守り大の草履をくれました。
    今でも大切なお守りです。」(30代・男性・千葉県)

   「遠方に暮らしていたお祖母ちゃん。毎年夏休みに会うたびに、
    お土産をもってきてくれて、いつも穏やかに微笑んでいました。
    浴衣を縫ってくれたのもいい思い出です。
    今は天国でだいすきなお裁縫をしているのかな。」
                        (40代・女性・北海道)

  など、とても気持ちのこもったものばかり。

  「世話してもらった事」と答えた人の多くは同居世帯のようでした。

  おぶってもらったり膝に載せてもらったりと、日々のスキンシップを
  懐かしむ回答が多く、

   「子どもの頃、同居していたじーちゃんとお風呂に入ると、
    タワシで頭を洗われましたっけ・・・。」(40代・女性・北海道)

  なんて荒々しい記憶も。

  手料理についての記述には、華やかなご馳走ではなく、卵焼きやおにぎり、
  煮物に草もち、お焼きなど、なんでもないものが忘れられないと、
  多くの人が口を揃えます。

  一緒に暮らしていた人にとっては、毎日の細々とした全てが
  思い出だということですね。

 ┌――――――――――――――――――――――――――――――――
 │人生の大先輩は我が道を行く。 第2位 「人となり・エピソード」
 └――――――――――――――――――――――――――――――――

  この項目のお祖父さんついては、「コワい」「頑固」「無口」という
  言葉が並びました。年代では40代以上に集中しています。

  その反面、回答を「威厳があった」「かっこいい」と結ぶ人が多く、
  その生き様を敬い肯定的に捉えていることがわかります。

   「精神力は最強でした。ただ、見習いたいばかりです。」
                       (50代・女性・福岡県)

  など長い人生を苦労して歩んだ大先輩のようになりたいという回答が
  多く見られました。

  一方で、

   「朝に3合、昼に3合、夜に4合の日本酒を飲んでいました。」
                        (50代・男性・東京都)

   「祖母はチャキチャキの江戸っ子でとっても気が強く、
    曲がったことが大嫌いでした。何か悪いことをすると、
    家中ほうきを持って追いかけられ、そのたびに裸足で外まで
    逃げ出したことを覚えています。
    その代わり人情に厚くて普段はとてもやさしい人でした。」
                         (40代・女性・東京都)

  強烈なパーソナリティのエピソードの回答もありました。
  また20代からも、何かを教わったという回答が多く、

   「祖父はたいてい何でも買ってくれましたが、必ず大切にできるか、
    私に聞きました。大人になって、その質問の大切さを
    よく思い出します。」(20代・女性・東京都)

  優しく厳しい人に対する尊敬、そして感謝が綴られていました。

 ┌――――――――――――――――――――――――――――――――
 │思い出は些細なことの方が良く残る 第1位 「一緒に何かしたこと」
 └――――――――――――――――――――――――――――――――

  アンケート中で、もっとも回答が多かったのは、
  「遊んでくれたこと」(28.89%)でした。

  凧揚げ、やザリガニ釣り、すごろくや、川遊びと子供の遊びに
  お祖父さん、お祖母さんはよく付き合ってくれたようです。

  もちろん、お祖父さん・お祖母さんにとっても、孫と過ごす時間は
  何にも替えがたいものでしょう。

  意外に多かったのが、「一緒に暮らしたこと」。

  前述の「世話してもらった」、そして下位の「一緒に寝ていた」なども
  合わせると、16%ほどにもなります。

  これらの中では、

   「ささいな会話でもすべてが思い出です。」(30代・女性・神奈川県)

  のような回答が多く見られました。

  そして、10代の方からは、

   「今も毎日いっしょに暮らしています。今は何もできないけど、
    いつかはたすけたいっス」(10代・男性・岐阜県)

  というような回答がありました。親と違った年代の大人と関わることで、
  いたわりや共感・同情という、人として大切な感情が育つのでしょう。

  いつまでも健康でいてほしい、長生きしてほしいという願いをこめて
  贈られているようです。

 ┌――――――――――――――――――――――――――――――――
 │感謝の気持ちを敬老の日に会って表そう!
 └――――――――――――――――――――――――――――――――

  アンケート結果を整理すると、

   1位「一緒に何かしたこと」  28.89%
   2位「人となり・エピソード」 16.67%
   3位「世話して貰った事」   11.94%
   4位「何かを貰った事」    10.97%
   5位「可愛がってくれた事」   7.92%

  となりました。

  アンケートの結果、物をもらったこと(79名 10.97%)の記憶は
  1割程度で、残りのほとんどが、共に時間を過ごしたことに関する
  思い出でした。

  親とちょっと違った距離感で、優しく、時には厳しくしてくれる
  お祖父ちゃん、お祖母ちゃん。

  子供はそんなお祖父ちゃん・お祖母ちゃんが大好きです。
  お祖父ちゃん・お祖母ちゃんは孫がかわいくてかわいくて
  なりません。

  遠くに住んでいる場合、親は大変ですが、お祖父ちゃん、お祖母ちゃん
  とより多く接することで、 豊かな人格や感情が育まれるような
  子供の成長にとって大事な体験ができるのかもしれません。

  敬老の日は、いつも相手をしてくれるお祖父ちゃん、
  お祖母ちゃんに感謝の気持ちを表すことが出来る日。

  敬老の日の祝日を利用して、子供を連れてお祖父ちゃん、
  お祖母ちゃんに会いに行かれてはどうでしょうか。

  おじいちゃん、おばあちゃんも、きっと待っていますよ。


  なお、このアンケートの自由回答欄データをお望みの方は、


   http://www.enquete-data-bank.net/category/annual_festival/000060.html 
   # 2009年09月30日までデータを無料公開中です。
   # ブログ等でぜひご利用ください。


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