メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 09/09/02  2009/09/02


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2009年9月2日 発行
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□本日の結果
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09/02 08/30一般会員銘柄NS +4.11% 合計+0.66%
09/02 08/27特別会員銘柄YT +5.14% 合計+1.66%
09/02 08/26特別会員銘柄SD +2.36% 合計+7.43%
09/02 08/18一般会員銘柄FB +4.32% 合計+6.15%
09/02 08/16一般会員銘柄MZ +2.78% 合計+1.57%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は249円安の10,280円と大幅反落となりました。
米株安から大幅下落スタートとなり、寄り付き段階でサポートラインと
なっていた10,400円を割り込み、先物主導で下げ幅を拡大し一時300円超の
下落になりました。
後場に入っても安値揉み合いとなりましたが、上海市場がしっかりと
なっていたこと、やや押し目を拾う動きから、大引けにかけては
ジリジリと若干ながら下げ渋りました。


□相場総括
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短期基調、中期基調ともに上向きから下向きに転換しました。
これで14営業日連続で上げ下げを繰り返しておりますが、上げは小さく
下落は大きくなっており、水準を切り下げる動きとなっております。
先物主導での売りでしたが、現物も短期筋の投売り、国内勢の売りが目立ち、
直近堅調だった銘柄ほど売られました。
25日線を下回ったことも心理的に後退し、早々に奪還できないと調整が
長引くことも想定されます。

前々から下落基調の中国市場、好材料に反応しない米市場、為替の円高止まり、
SQに向けた不透明な仕掛けの動きなど警戒を強めてきましたが、
米国発で大きく下げることになりました。
昨晩も米経済指標は予想を上回りながら反応は限定的に留まり、
一旦の調整モード入りの可能性が高まってきております。

本日は朝方からCMEにサヤ寄せする形で全面安商状となりましたので、
先物の仕掛けでどうこう左右したわけではありませんが、
売りを主導したのはクレディスイス、ニューエッジなど鍵となる業者でした。
クレディスイスは日経平均型を4,769枚、TOPIX型を6,045枚の大量売り越し、
ニューエッジは日経平均型を1,545枚、TOPIX型を2,290枚と、
ほぼこの二社が下げを作りました。
一方買いでは、ソシエテジェネラルが日経平均型2,565枚、
TOPIX型を3,447枚買い越しとなっておりますが、
裁定取引で現物を売っております。
また国内勢の現物売りが目立ちましたが、三菱UFJが裁定で日経平均型を
1,456枚買い越し、大和がTOPIXを1,690枚買い越しとなっており、
それぞれ裏には現物の売りがありました。
BNPパリバもTOPIX型を4,042枚の買い越しで裁定の現物売りが出ており、
TOPIX採用の大型株ほど売られる要因となりました。


□新興市場動向
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新興市場は3指数揃って反落となりました。
日経平均の大幅下落を受けて、時価総額上位の銘柄を中心に軟調になり、
指数を押し下げました。
昨日買われたネット関連銘柄は利益確定売りに押されて失速しましたが、
一方で調整一巡感の出ている銘柄に買いが入るなど、
循環物色の流れは続いているようです。
このため、新興市場の下げ幅は限定的に留まっております。
また、東証1部での中小型銘柄に短期筋の資金が昨日から流れ込んでおり、
小幅ながら買われる銘柄、小幅安で底堅く推移する銘柄などが目立ちました。
引き続き指数から離れたところのこういった銘柄を狙うことになりそうです。


□個別銘柄動向
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東証1部値下がり銘柄数は88%、全業種が下落の全面安商状となりました。
中でも商品価格の下落から資源、非鉄の下落が大きい他、
昨日の米市場の下落の要因である銀行、保険、証券といった金融関連の下落が
大きくなりました。

会員銘柄では、昭和電工(4004)、フリービット(3843)、ヤマタネ(9305)、
日東製網(3524)、三井造船(7003)などが買われました。
場中銘柄では、日本風力開発(2766)、ワコム(6727)、新日本科学(2395)、
メガネトップ(7541)、近畿車輛(7122)、学習研究社(9470)などが
買われました。
中でも新日本科学(2395)は一時ストップ高まで上昇しました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は、揉み合いの展開が想定されます。
今晩も改善予想の経済指標が幾つか公表される予定となっており、
大幅下落後の米市場の反応具合を確かめたいところです。
またアジア市場、欧州市場は総じて軟調ですが、上海市場が切り返す
動きとなっており、米市場への影響も見たいところです。
昨晩の大幅下落の後ということもあり、買戻しが入ってくることも
想定されますが、経済指標への反応が引き続き鈍いようなら、
上値は相当重くなりそうです。

昨晩の米市場は、ダウが185ドル安と大幅下落となりました。
8月ISM製造業景況指数や7月中古住宅販売保留が相次いで予想を上回ったことから、
朝方は買い先行でスタートし、一時ダウは61ドル高まで買われました。
ただ金融大手ウェルズファーゴの不良債権問題の噂が飛び交い、
投資ファンドサーベラスの破綻観測、AIGの格下げなど金融銘柄への警戒感が
強まったことから下落に転落しました。
その後も金融セクターが下げを主導、他のセクターへも売りが波及し、
ほぼ全面安商状となりました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、ブラウン・フォーマンが予定されております。
経済指標では、MBA住宅ローン申請指数、8月ADP全米雇用報告、
8月チャレンジャー人員削減数、4-6月期非農業部門労働生産性改定値、
7月製造業受注が予定されております。
予想では、8月ADP全米雇用報告が-25万人(7月-37.1万人)、
4-6月期非農業部門労働生産性改定値が+6.4%(速報値+6.4%)、
7月製造業受注が+2.2%(6月+0.4%)となっております。

8月ADP全米雇用報告は、週末の雇用統計の前哨戦となるだけに注目度が
高まっており、予想では減少幅が縮小する見込みとなっております。
8月は新規失業保険申請件数や失業保険受給総数が減少傾向にあることから、
予想通りに改善を示す可能性が高いと見られており、
ネガティブ要因にはなり辛いとされております。
7月製造業新規受注は、ISM製造業新規受注指数やシカゴ地区購買部新規受注、
NY、フィラデルフィア連銀指数が増加していることから、
予想通りに6月からの増加が見込まれております。


□その他海外注目材料
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要人関連では、ロックハート米アトランタ連銀総裁がパネル討論に
参加する予定となっております。
他、今晩はFOMC会合議事録の公表が予定されております。
この内容についても市場がどのように反応するかが注目されております。


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■明日の展望
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明日は今晩の米市場次第ですが、大幅下落の後ということもあり、
自律反発の動きが期待されます。
また上げ下げを繰り返す鯨幕相場が続いており、これに従うことになれば
明日は上昇ということになります。
ただ直近は上昇が小さく下落が大きくなっておりますので、
明日が反発となっても戻りは限定的に留まりそうです。
本日下回った25日線を奪還できるかどうかに注目されます。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は大幅下落となり、目先のサポートラインの25日線を割り込みました。
幸い25日線の上昇は鈍ってきますので早々にこの水準を回復したいところです。
逆に週末で10,357円を上回れないと25日線は下落に転じててきますので、
注意が必要となってきます。
ボリンジャーバンドでは、中心線と-1σでの攻防となっており、
一時-1σを割り込んで-2σの10,149円が意識されましたが、
大引けにかけては-1σ水準まで戻してきております。
ただ8/21安値の10,142円と、-2σの10,149円はほぼ重なっていることから、
依然としてここを見にいく可能性はあります。
パラボリックは売り転換し、一目均衡表ではサポートだった転換線、基準線を
割り込み、次々とサポートラインを割り込んでしまいました。
ただ10,000円を割り込む可能性はまだ低そうです。


□総括・今後の方針
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直近は相場環境の悪化から警戒感を強めておりましたが、
米国発で大幅下落に至ることなりました。
昨晩もマクロ指標が好調だったにも関わらず、金融不安の再燃などの
不透明要因を背景に大きく売られることになりました。
ダウは8月17日安値近辺の9,100ドル近辺まで見にいく可能性はありますが、
昨日の大幅下落で過熱感は後退しました。
週末の雇用統計まで、経済指標や個別材料にどのように市場が反応していくかに
注目されるところです。

国内ではSQに向けて日経平均10,000円の意識が強まっているようですが、
それを割り込むまでの展開は想定し辛いものとなっております。
ただ10,200円を割り込むとチャートはやや崩れる格好となりますので、
調整が長引く可能性もあり、引き続き警戒感を強めて見ておきたいところです。
個別では、中小型銘柄や新興市場の一角の動きは悪くありません。
積極的に狙う場面ではありませんが、余剰資金などで、
これら指数と連動性の低い銘柄を短期で狙っていくことになりそうです。

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□本日のメルマガ銘柄
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様子見となります。


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