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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2009年9月1日 発行 ************************************************************************ Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 （1時間〜3時間程度。場合によっては1日遅れで届く場合もあるとのこと。 なお、メルマガ配信は20時〜21時頃に行われております。） メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 ↓から「メルマ」または「まぐまぐ」に登録できます。 http://www.stock-mission.com/melmag.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 09/01 08/31一般会員銘柄IB +3.93% 合計+3.93% 09/01 08/31特別会員銘柄ZK +18.69% 合計+18.69% 09/01 08/26特別会員銘柄SD +5.97% 合計+5.45% 09/01 08/13一般会員銘柄TA +2.19% 合計+3.10% 09/01 08/11東芝（6502） +3.77% 合計+8.30% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は37円高の10,530円と反発となり、10,500円台を再び回復する 動きとなりました。 米株安から小安くスタートしましたが、昨晩の米株安は昨日の下落で 織り込んでいたこともあり、小安い水準での揉み合いとなりました。 10時に中国PMIが発表されると、これを好感する形で切り返す動きとなり、 プラスに転換、10,500円台に乗せて推移しました。 後場は、上海市場が不安定な動きながらも反発してきたことから一段高と なりましたが、為替の円の高止まりが上値を抑える要因となり、 積極的な動きは見られませんでした。 □相場総括 =========================================== 短期基調、中期基調ともに上向き継続となっております。 本日は日経平均がプラスに切り返してから、中小型銘柄や新興市場銘柄に 買いが入り、個別では良い動きを見せておりました。 ただ相場全体では東証1部の売買代金が昨日より20%超減少するなど、 薄商いの中で先物主導の展開となりました。 先物の手口では、来週のSQに向けた思惑が出始めており、 オプションを含めて攻防が強まりつつあります。 買いではニューエッジが2,465枚、ゴールドマンが884枚、 クレディスイスが539枚（TOPIXで1,533枚）の買い越しとなっております。 これらは昨日売り越しとなっていたところで、ポジション調整の動きと なっております。 売りでは立花証券の1,120枚、カブドットコムの1,010枚と国内勢が続き、 個人の手仕舞いと裁定の動きが見られました。 本日は、売り買いで大きくポジションを取る業者は少なかったのですが、 現物を高いところで維持させようとする動きが出ているようです。 SQの目標値がどのあたりかは不明ですが、オプションでは10,000円を 目標とするような動きもあるとのことですので、 警戒して見ておきたいところです。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は3指数揃って上昇となりました。 朝方はまちまちの展開となっておりましたが、前場中盤から主力ネット 関連銘柄を中心に買いが入り、マザーズ市場を中心に指数が上昇しました。 ヘラクレス市場でも不動産ファンド銘柄が買い上げられたことから 指数を押し上げ、堅調推移となっております。 ジャスダックは、これまで買われた材料銘柄が利益確定に押されたこともあり、 序盤は冴えない動きとなっておりましたが、日経平均が切り返す動きと なったことろで、指数も押し上げられ上昇転換しました。 これまでジャスダック材料株中心に買われ、ネット関連銘柄が冴えない動きと なっておりましたが、この動きが逆行循環した形となりました。 調整を続けたネット関連銘柄が、調整一巡から再び賑わってくるのかどうかに 注目されます。 □個別銘柄動向 =========================================== 円高要因によって上値を次々と追う動きはありませんでした。 大手銀行、証券などは一角が売られて軟調となった他、鉄鋼は続落、非鉄、 海運など中国関連、景気敏感と言われるところは弱い動きとなっております。 一方で自動車、半導体、ハイテクの一角はしっかり推移となっており、 相場を下支えしました。 ただ市場関係者からは、円の高止まりに関わらずの輸出関連株への買いへ 懐疑的な見方を示しつつあり、「SQに向けて意図的に買い上げられて いるのでは？」との声がありますので注意して見ておきたいところです。 会員銘柄では、ゼクス （8913）がストップ高まで上昇、ヤマタネ （9305）、 昭和電工 （4004）、イビデン （4062）、東芝 （6502）などが買われました。 場中銘柄では、東洋精糖 （2107）、ＪＣＬバイオアッセイ （2190）、 ガンホー・オンライン・エンターテイメント （3765）、 ダイワボウホールディングス （3107）、シキボウ （3109）、 アドウェイズ （2489）、富士紡ホールディングス （3104）、ＮＯＫ （7240） などが買われました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 =========================================== 今晩の米市場は続落の動きが想定されます。 東京市場は堅調でしたが、上海は引けにかけて失速、インドも一転して 下落となっており、東京時間終了後に軟調に傾いております。 欧州も総じて弱く推移しており、資源価格の下落を背景に銘柄の8割近くが 下落する展開となっております。 鍵は米経済指標となってきますが、これを支援材料として市場が 好感反応を示してくるかどうかがポイントとなりそうです。 昨晩の米市場は、ダウが47ドル安と続落となりました。 アジア株安の流れから売りが先行し、資源・エネルギー関連株へと売りが 拡がったことで、ダウは一時108ドル安まで下げ幅を拡大しました。 8月のシカゴ購買部協会景気指数が市場予想を上回り、分岐点50を回復する サプライズがありながらも反応は限定的に留まりました。 売りが一巡したところからは押し目買いが入り下げ渋りましたが、 ダウは9,500ドルを割り込んで取引を終了しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は予定されておりません。 経済指標では、8月ISM製造業景気指数、7月建設支出、 7月中古住宅販売保留指数、8月自動車販売台数が予定されております。 予想では、8月ISM製造業景気指数が50.5（7月48.9）、 7月建設支出が前月比-0.1％（6月+0.3％）、 7月中古住宅販売保留指数が前月比+1.6％（6月+3.9％）となっております。 8月ISM製造業景気指数は、昨日のシカゴ購買部協会景気指数が分岐点の 50を超えてきたこともあり、こちらも50超えが期待されております。 自動車買い替え支援策や住宅市場の底打ち感を裏付ける内容となりますが、 ただ昨日にシカゴ購買部協会景気指数が予想を超えて50超えとなったに関わらず 相場の反応は限定的に留まっており、ある程度の好材料は折り込み済みと なっております。 上値が重くなっておりますので、逆に予想に届かなかった時の ネガティブな反応が警戒されるところです。 7月中古住宅販売保留指数は、6月の反動で予想は変わらずとなっております。 ただ住宅市場の底打ち感が出ていることから、7月が変わらずでも8月は 増加すると見込まれており、予想通りであれば市場への影響は無いと 見られております。 □その他海外注目材料 =========================================== 注目は引き続き為替動向となります。 民主党の大勝、中国弱含みからの日本買いというポジティブ要因によって、 円買いが加速しております。 92円台ではドル買い戻しの動きもあることから、円高止まりの揉み合いが 続きそうですが、意識的には91円75銭に向かっており、 円高警戒が強い状況に変わりはありません。 また91円75銭を抜けてくると、オプション絡みとみられるストップロスにより、 ドルが一段安となる可能性が指摘されておりますので、 注意して見ておく必要がありそうです。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日も揉み合い展開が想定されます。 薄商いで主体性が無いことから、寄付きは米市場、場中は中国市場を睨んで、 先物主導で上下する展開が続きそうです。 市場関係者からは、上海市場の下落は日本経済にとって影響は限定的と 言われておりますが、先物短期筋にとってはそんなことは関係なく、 これを材料にして日計りの仕掛けを入れてきます。 SQに向けての思惑も強まっておりますので、先物の動向に注意が必要です。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 日経平均は25日線をサポートとする展開が続き、10,500円を再び回復しました。 5日線に上値を抑えられる格好となりましたが、膠着感や煮詰まり感の強い 展開となってきております。 ボリンジャーバンドを見ても、バンドが収束している中での揉み合いと なっており、煮詰まり感が台頭してきており、+2σに沿った動きに移行し、 バンド拡大待ちとなっております。 一目均衡表では、転換線が、基準線が引き続きサポートとなっており、 週足の雲の上限の10,800円水準を意識する展開が続いております。 転換線は明後日あたりから上昇を強めてきますので、そのあたりから上へ 抜け出せるかどうかがポイントとなってきそうです。 一方で25日線は上昇が弱まりますので、揉み合いが続くようなら、 一旦下押し展開への意識が強まりやすくなります。 ただ10,000円の節目を割り込むような展開に発展する可能性は低そうです。 □総括・今後の方針 =========================================== 本日は個別の動きも悪くなく、明日からの動きが期待されるところですが、 相場全体では不透明要因が多い状況となっております。 中国市場は、中国PMIが3ヶ月連続改善したことから安心感も拡がりましたが、 上海市場は昨日に6%超の下落をしたにも関わらず本日の戻りは鈍く、 今後の展開も警戒されます。 中国市場は先物や信用取引が無いため、トレンドが一方通行になりやすいと 言われておりますので、引き続き注意して見ておく必要があります。 また米市場では、昨晩のシカゴ購買部協会景気指数が予想を上回って 分岐点の50を超えたにも関わらず相場は反応せず、非常に上値の重さが 気掛かりとなっております。 他、来週のSQに向けて、CTAの思惑を警戒する市場関係者が多くなってきて おりますので、油断できない展開が続きそうです。 上昇トレンドは継続中ですが上値は重く、いつ崩れてもおかしくない状況と なっておりますので、取引は短期小口に留め、どのような状況にも対応できる 態勢を取っておきたいところです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== デジタルハーツ （3620） 現在値：258,100円 25日線の下方での推移が続いておりますが、250,000円近辺が下値サポートと なり、下げ渋り感が出てきました。 上昇する75日線によって下値メドの切り上げが続いており、 再びレンジ上限の280,000円どころに向けた反発の動きが期待されます。 ただし、25日線がやや下向きに傾いており、これに上値を抑えられて、 75日線を下回る展開となれば、レンジ下放れの可能性が高まってきますので、 注意したいところです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 ＜投資法人・ファンドの動向に関する情報＞ ＜テクニカル分析による銘柄情報＞ 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