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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2009年8月27日 発行 ************************************************************************ Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 (1時間〜3時間程度。場合によっては1日遅れで届く場合もあるとのこと。 なお、メルマガ配信は20時〜21時頃に行われております。) メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 ↓から「メルマ」または「まぐまぐ」に登録できます。 http://www.stock-mission.com/melmag.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供!魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか? http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 08/27 08/26一般会員銘柄FK +5.71% 合計+5.71% 08/27 08/24特別会員銘柄TF +2.31% 合計+4.12% 08/27 08/23一般会員銘柄NC +5.45% 合計+11.54% 08/27 08/20特別会員銘柄TG +3.85% 合計+5.88% 08/27 08/17特別会員銘柄TD +3.51% 合計+4.66% 08/27 08/13一般会員銘柄TA +1.30% 合計+3.76% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は165円安の10,473円と大幅反落となりました。 朝方から先物への仕掛け売りと思われる大口売りが入ったことで、 CMEを大幅に下回って始まり、10,500円を割り込んでの推移となりました。 本日は小幅安程度の揉み合いを予想していた市場関係者が多かったことから、 10,500円を割り込んだところで売りが殺到し、指数を押し下げる 結果となりました。 後場に入ると、堅調推移となっていた上海市場が失速、円が急伸、 米Globex先物安などが絡んで一段安となり、一時240円弱まで下落しました。 先物は一瞬10,390円まで売られましたが、10,400円近辺からは先物の売り 仕掛けの買戻しが入って下げ渋り、前場の安値近辺まで戻して終了しました。 □相場総括 =========================================== 短期基調、中期基調ともに上向き継続となっております。 総選挙前のポジション調整、国内企業年金筋の売り観測との指摘もありますが、 これは週初から観測されていたことであり、本日の大幅下落を演出する 材料とは言い難いです。 円高に関しても重しとなったのは確かですが、昨日の上昇局面においても 93円台を付けていた場面もあり、これが過剰反応したとも言い難い状況です。 本日の下げはあくまで先物の売り仕掛けによるもので、9月のメジャーSQに 向けて思惑が入り始めたというのが本当のところと思われます。 先物の手口では、売りを主導したのがクレディスイスとニューエッジで、 それぞれ3,366枚、1,355枚の売り越しとなっております。 TOPIX型に関しても2,309枚、2,347枚と大幅売り越しとなっており、 9月SQに向けてのポジション形成してきた可能性があります。 他は、メリルリンチが日経平均型を3,120枚売り越し、TOPIX型を800枚買い越し、 引き続きTOPIX優位のポジション形成となっております。 買いでは大和が2,700枚買い越しとなっておりますが、裁定取引で現物を 売ってきており、相場への影響は限定的となっております。 同じく野村も1,496枚の買い越しながら現物を売っており、 指数を買い進める要因にはなりませんでした。 7月,8月のSQもクレディスイス、ニューエッジの思惑によって乱高下した 経緯があり、9月SQまでまだ日があるものの、選挙戦前にポジションを 形成してしまおうという思惑があるようですので、明日の動向に注目されます。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は3指数揃って反落となりました。 日経平均の下落は先物主導で押し下げられたこともあり、 新興市場の動きは軟調ながら下げ幅は小幅に留まりました。 主力銘柄は高安まちまちとなっておりますが、ネット関連銘柄は総じて 軟調推移となる銘柄が目立ちました。 ヘラクレスでもこれまで相場を牽引した大証、ダヴィンチHD、ガーラと いったところが売られたこともあり、指数が下落しております。 一方でジャスダックは、短期資金の循環物色が継続しており、 買いの拡がりは無いものの、ほぼ横ばいで終了しております。 □個別銘柄動向 =========================================== 日経平均の大幅下落もあり、一時東証1部の8割超の銘柄が下落する 全面安商状となりました。 大引けにかけては下げ渋る銘柄も散見されましたが、業種別ではその他金融と 保険が小幅プラスに切り返した意外は全てが下落しております。 大手銀行、証券、不動産など金融株は下落、景気敏感株と言われる鉄鋼が 大きく売られました。 ただ非鉄はセクターでは軟調ながら、高安まちまちとなっております。 他、海運、自動車、ハイテクも総じて売られました。 会員銘柄では、FDK(6955)、日本カーバイド工業(4064)、タダノ(6395) が堅調推移となった他、昨日メルマガ銘柄のチタン工業(4098)が 大引けにかけて小幅プラス転換する底堅い動きを見せました。 場中銘柄では、JUKI (6440)、パソナグループ (2168)、 学習研究社 (9470)、ディー・エヌ・エー (2432)、 新興プランテック (6379)、GMOインターネット (9449)、 ヤマタネ (9305)、デジタルアドベンチャー (4772)、西松建設 (1820) などが買われました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 =========================================== 今晩の米市場は揉み合いまたは小幅反落の展開が想定されます。 東京時間で弱含みとなっていた米Globex先物は、欧州時間になって 戻してきており、欧州が総じてしっかりの推移となっていることから、 アジア株安の影響は軽微と見られております。 ただ昨日の7月新築住宅販売件数、7月耐久財受注が良い結果であったにも 関わらずダウは4ドル高に留まっており、高値警戒感の強まりが懸念されます。 昨晩の米市場はダウが4ドル高と小幅ながらも7日続伸となりました。 7月耐久財受注を受けて売り優勢の展開となりましたが、 7月新築住宅販売件数が予想を上回ったことが好感され 切り返す動きとなりました。 その後は、中国政府が鉄鋼やセメントの過剰供給抑制を検討しているとの 報道を受けて、原油を中心に商品価格が下落となり、 上値を抑える要因となりました。 ただ9,500ドル近辺では押し目買いが意識されて、 前日終値で揉み合う展開となっております。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、デル、ノベルが予定されております。 経済指標は、新規失業保険申請件数、失業保険継続受給者数、 4-6月期実質GDP改定値、4-6月期個人消費改定値、4-6月期GDP価格指数、 4-6月期コアPCEが予定されております。 予想では、新規失業保険申請件数が56.5万件(前回57.6万件)、 失業保険継続受給者数が8月16日時点で624.2万人(前回624.1万人)、 4-6月期実質GDP改定値が前期比年率-1.5%(速報値-1.0%)、 4-6月期個人消費改定値が前期比-1.3%(前期-1.2%)、 4-6月期GDP価格指数が前期比+0.2%(前期+0.2%)、 4-6月期コアPCEが前期比+2.0%(前期+2.0%)となっております。 4-6月期GDPの改定値は、速報値に比べ下方修正の予想となっております。 速報値が発表された時は、、1-3月期が下方修正され、 個人消費が予想以上に悪化したことで、現在のドル安基調を招きました。 今回の下方修正については、在庫処分が思った以上に進んだためとされており、 決して悪いことでは無いと意見が聞かれます。 市場がどのように判断して反応するかに注目されるところです。 新規失業保険申請件数は、前回より改善予想となっております。 予想通りであれば反応はあまり無さそうですが、ブレた方向に反応が強まる 可能性があると見られておりますので、今晩の寄付きにも影響してきそうです。 これら経済指標は、日本時間21:30公表予定となっております。 □その他海外注目材料 =========================================== 今晩は米国債7年債の入札が予定されております。 2年債、5年債と順調に消化されており、本日の入札も順調に終わるものとして 予想されております。 日本でも米国でも、債券と株式の裁定の動きが強まっており、 逆相関の関係にありますので、長期金利動向も注視したいところです。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日は模様眺めの展開が想定されます。 衆院選前の最終売買日ということで、ポジション調整の売りも出そうですが、 本日の下落でこれらポジション調整が誘われたとの見方もあり、 動意の無い展開が想定されます。 またほぼ政権交代が確実視されており、民主党の圧勝が見込まれている ことからも、来週の展望が読めないとしている市場関係者が多く、 売りにも買いにも傾け辛くなっているようです。 本日のクレディスイス、ニューエッジといった先物の仕掛けも こういった背景から、先に仕掛けてしまおうと動いてきた感があります。 また日経平均は上昇・下落を10営業日連続で繰り返しており、 明日は順番通りならば上昇する日となります。 こういったアノマリーが出ている時は、崩れた方向に向かいやすいと 言われますので、明日が続落となって上げ下げ繰り返しが下方へ破られると、 調整意識が強まる可能性がありますので注意したいところです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 日経平均は、一時25日線を意識する水準まで下げ幅を拡大しましたが、 下ヒゲを残す格好と5日線水準まで戻しました。 明日は5日線の上昇が強まりますので、これに沿った形で上昇に繋がるか どうかが注目されるところです。 ボリンジャーバンドでは、昨日に+1σを下値に+2σを目指す展開が 期待されましたが、再び+1σを割り込んでしまっております。 ただ+1σや中心線など、バンドの下値支持ラインは上昇基調を維持しており、 下値切り上げの動きは継続しております。 一目均衡表では、転換線が位置する10,400円水準が下値サポートとして 意識されました。 遅行スパンは、来週に実線と接近する動きとなりますので、 上放れて上方転換シグナルを発生させるか、実線を割り込み下方転換となるかで 方向感が出てくることが想定されます。 一方で8/21安値の10,142円、(先物では10,130)円を下回ってくると、 ダブルトップ形成となり、本格調整入りの可能性が出てきます。 テクニカル的には、同安値水準を下回る動きは想定し辛いのですが、 出来高が少ない中で外部要因による下放れの可能性は否定できませんので、 頭の片隅には入れておきたいところです。 □総括・今後の方針 =========================================== 日々上げ下げを繰り返し、短期資金も日計りがメインであることから、 やり辛いことこの上ない動きとなっております。 また中国では、鉄鋼、セメント、板ガラス、石炭化学、半導体素材、 風力発電設備などのセクターに対し、融資、許認可や土地取得を制限する などの対策を講じるとしております。 この流れが続けば、景気回復が腰折れとなる可能性もあるだけに、 中国市場動向を注視する必要がありそうです。 本日はまさかの大幅下落となりましたが、明日の動向次第で方向性が出てくる 可能性があり注視したいところです。 先物への仕掛けの動きですので、本日をスピード調整とした反発の動きを 期待したいところですが、さらなる売り仕掛けが入れば下落転換する 可能性すらありますので注意したいところです。 個別では、短期物色の流れも掴み辛く、同じセクター内での物色の拡がりが 無いため、日々動いた銘柄を確認しながら飛び乗っていくしかありません。 もしくは、明確な売りを入られているわけではありませんので、 流れが変わるまでじっくり待つことになります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 様子見となります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 <投資法人・ファンドの動向に関する情報> <テクニカル分析による銘柄情報> <市場関係者とのミーティング情報> 【ホームページ】 http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html ************************************************************************ Stock Mission http://www.stock-mission.com/ master@stock-mission.com メルマガバックナンバー http://www.mag2.com/m/0000251962.html メールマガジン登録解除 まぐまぐ・melma http://www.stock-mission.com/melmag.html めろんぱん http://www.melonpan.net/mag.php?011680 ************************************************************************ |