メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 09/08/21  2009/08/21


************************************************************************
Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2009年8月21日 発行
************************************************************************

Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、
メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。
(1時間〜3時間程度。場合によっては1日遅れで届く場合もあるとのこと。
なお、メルマガ配信は20時〜21時頃に行われております。)
メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、
メルマガスタンドの変更をお勧めします。

フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。
↓から「メルマ」または「まぐまぐ」に登録できます。
http://www.stock-mission.com/melmag.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■

一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの
注目銘柄情報をご提供!魅力のある有益な情報が日々入ります。
個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか?

http://www.stock-mission.com/

【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】
http://www.stock-mission.com/join.html
【過去の実績】
http://www.stock-mission.com/result.html


□本日の結果
===========================================
08/21 08/20一般会員銘柄PW +3.51% 合計+3.51%
08/21 08/19一般会員銘柄GR +3.55% 合計+7.76%
08/21 08/19特別会員銘柄SM +2.47% 合計+2.98%
08/21 08/19特別会員銘柄NT +5.61% 合計+6.25%
08/21 08/18一般会員銘柄FB +2.82% 合計+2.46%

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■本日の市場動向
===========================================
本日の日経平均は145円安の10,238円と反落となりました。
昨晩の米市場は上昇、シカゴ日経先物も小幅高で終了しておりましたが、
昨日の急騰の反動、円高要因を背景に朝方から小安くスタートしました。
朝方は10,300円で下げ渋る動きもみせましたが、週末要因の手仕舞いなども
合わさり、このラインを割ってくると先物主導で下げ幅拡大となりました。

後場に入ると、プラスに切り返していた上海市場が急激に上げ幅縮小、
香港市場が下落したことから一段安スタートとなり、一時241円安の
10,142円まで売られました。
この時に東証1部の値下がり銘柄数は全体の85%にも達し、
一気に崩れる様相となりましたが、その後は大引けにかけて先物売りの買戻し、
個別空売りの買戻しが入ったことで下げ渋りました。


□相場総括
===========================================
短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。
連日先物主導で上下する展開が続いており、中国市場動向に振り回されている
格好となっておりますが、これはあくまで日計りの短期売買の理由に過ぎない
と言われております。
現物は全体的に冴えない動きが続いており、チャートが崩れ始める銘柄も
散見されており、押し目を拾っていたファンド筋や機関投資家の
資金引き上げの動きも若干見られております。

先物の手口を見ると、朝方から意外な程の弱さを演出したのは
クレディスイスで、日経平均型を6,285枚、TOPIX型を3,319枚売り越しており、
後場の深押しも演出しております。
他、ニューエッジが日経平均を1,678枚、TOPIXを1,542枚の売りとなっており、
大手CTAはショートポジションの積み上げとなっております。
買いでは野村が日経平均を2,892枚、TOPIXを1,327枚買っておりますが、
裁定取引で先物買いの裏で現物を売っております。
BNPパリバやソシエテジェネラルも同様にTOPIX型を2,812枚、1,787枚と
買い越しており、裁定で現物を大量に売っております。
他、メリルリンチが1,812枚の買い越しとなっておりますが、
これは昨日までのショートを買い戻しているだけとなっております。
クレディスイスは大量のショートを抱えることになっておりますが、
どこで買い戻しを始めるつもりなのかを注視したいところです。


□新興市場動向
===========================================
新興市場は3指数揃って下落となりました。
前場はマザーズを中心に堅調推移する場面もありましたが、
日経平均が大幅下落する中で新興市場もさすがに値を消しました。
朝方から東証1部が弱い動きとなっていたこともあり、
短期資金が新興市場に流れ込んだ格好となっており、
調整押し目を形成した銘柄や好材料銘柄の一角に資金が入りました。
ただ相場全体が弱含む中で買い上げる動きは限定的に留まっており、
インフルエンザ関連、民主党関連銘柄のみが賑わいました。
個人投資家の短期資金循環物色は継続しておりますが、
相場の弱さが全体を押し下げる格好となっており、
盛り上がりに欠ける内容となっております。


□個別銘柄動向
===========================================
東証1部値下がり銘柄数は1,200と全体の70%に達し、
規模別株価指数は全て下落と全面安に近い状況となりました。
為替で円が93円台に突入したこともあり、国際優良株が軒並み売られ、
自動車を中心にハイテクなどが下落となりました。
また大手銀行、保険、証券、不動産など金融関連も下落、鉄鋼、非鉄、
商社なども軒並み売られました。
一方で賑わったのはインフルエンザ関連銘柄と民主党関連銘柄であり、
関連銘柄が短期資金の物色により軒並み高となりました。

会員銘柄では、グリー (3632)、プライムワークス (3627)、
フリービット (3843)などが買われ、空売り銘柄で日本冶金工業 (5480)、
商船三井 (9104)などが下落しております。
場中銘柄では、富士火災海上保険 (8763)、スタジオアリス (2305)、
アイネス (9742)、ダイヤモンドダイニング (3073)、ミクシィ (2121)
などが買われました。


===========================================
■今晩の米市場の動向
===========================================
今晩の米市場は、小幅続伸か揉み合いが想定されます。
東京時間では米Golbex先物が弱含みとなっておりましたが、
原油価格の上昇を受けて欧州市場が軒並み切り返してきており、
Globex先物もプラスに切り返す動きとなっております。
この流れを受けて、経済指標でネガティブサプライズが無い限りは
堅調スタートとなることが期待されます。
ただ中国の信用規制強化の動向が警戒される他、米自動車買い替え支援策の
打ち切りへの反応など神経質な要因、週末要因などから
上値は限定的となりそうです。

昨晩の米市場はダウが70ドル高と3日続伸となりました。
朝方は利益確定売り優勢の展開となりましたが、
8月のフィラデルフィア連銀指数が市場予想を上回ったことが好感され
上昇推移に転じました。
中盤はAIGが公的資金返済に意欲を示したことが好感され、
金融セクターを中心に上げ幅拡大の展開となりました。


□注目米主要企業決算・経済指標
===========================================
主要企業決算発表は、JMスマッカーが予定されております。
経済指標では、7月中古住宅販売件数が予定されており、
予想は500万戸(6月489万戸)となっております。

7月中古住宅販売件数は、前月が3.6%増の3ヶ月連続のプラスを記録しており、
米住宅市場の底打ち期待が高まっております。
本日発表の中古住宅販売も予想通りの増加傾向が期待されておりますが、
直近指標の8月NAHB住宅建設業者指数が改善、7月住宅着工件数は
予想外の減少とまちまちとなっており、結果に注目したいところです。


□その他海外注目材料
===========================================
要人関連で、バーナンキ米FRB議長が「危機の1年を振り返って」と題して
講演を行う予定となっております。
その中で新たな景気認識や金融政策の言及が見られるかに注目されております。
また中国の信用規制強化や米自動車買い替え支援策の打ち切りに関して、
そのまま見ればネガティブにも見られますが、裏を返せば景気回復期待にも
繋がりますので、市場がどのように反応するかに注目されます。


===========================================
■来週の展望
===========================================
来週も外部要因に振り回される展開となりそうです。
米経済指標では、6月S&P/ケースシラー住宅価格指数、8月消費者信頼感指数、
7月の米耐久財受注、新築住宅販売件数など重要指標が発表されるだけに、
これら内容次第の神経質な展開となりそうです。
個人消費の低迷が警戒されている一方で、住宅関連指標は底打ち期待の
改善を示しており、住宅指標が個人消費の低迷をカバーできるかが
注目されております。

国内要因では為替動向がポイントとなりそうです。
相対的に円は高止まると見られており、先物で上下する展開となっても、
現物は総じて重い展開となりそうです。


□テクニカル分析からの展望
===========================================
昨日の上昇分を吐き出す形となりましたが、7月末のマド埋めを完了し、
下ヒゲを残す格好でかろうじて25日線は維持しました。
ただ一目均衡表の転換線が上値抵抗線として意識されることになった他、
MACDが陰転、ボリンジャーバンドが収束している状況の中で、
早期の好転は期待できない上京となっております。
当面は25日線をサポートとする揉み合いが想定されますが、
外部要因などを背景にこれを割り込んでくるようなら、
節目の10,000円も割り込む可能性も出てきますので注意が必要です。
仮に10,000円を割り込むようなら9,800円どころがメドとなってきそうです。


□総括・今後の方針
===========================================
来週も先物主導で乱高下する展開が継続しそうです。
テクニカル面で下値の25日線と上値の一目均衡表の転換線のどちらかを
ブレイクしてくれば、その方向に傾くことになりそうです。
ただ全体的に下ブレ警戒のほうが強いので、25日線割れ、10,000円の
節目割れを警戒したいところです。
足元為替の円高も重しとなってくることから、揉み合い基調となっても
現物で利益が出し辛く、基本はキャッシュポジションを高めて
様子見基調を強める格好となります。
一部資金で、新興市場反発銘柄や衆院選に絡んだ銘柄など、
物色の矛先を探して物色していくことになりそうです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

□本日のメルマガ銘柄
===========================================
来週の公開となります。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【Stock Mission】
StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。

●ご提供情報
<投資法人・ファンドの動向に関する情報>
<テクニカル分析による銘柄情報>
<市場関係者とのミーティング情報>

【ホームページ】
http://www.stock-mission.com/
【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】
http://www.stock-mission.com/join.html
【過去の実績】
http://www.stock-mission.com/result.html

************************************************************************
Stock Mission
http://www.stock-mission.com/
master@stock-mission.com

メルマガバックナンバー
http://www.mag2.com/m/0000251962.html
メールマガジン登録解除
まぐまぐ・melma
http://www.stock-mission.com/melmag.html
めろんぱん
http://www.melonpan.net/mag.php?011680
************************************************************************

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。