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タイトル:憂国通信  2009/08/18


訂正版

当方のミスにより没原稿を配信してしましました。意味不明の内容をお届けし深くお詫び申し上げます。m(_ _)m

以下が訂正版です。


バカウヨの遠吠え虚し秋の風 国旗つぎはぎも民主有利拡大

 
いつのころから「バカウヨ」のことを「ネット右翼」などと洒落た言い方をするようになったのだろうか?
「バカウヨ」がそのネーミングを嫌って「ネット右翼」と自称するようになったのかもしれない。
「バカウヨ」同士がネット上で使い回していれば、検索エンジンにも引っかかりやすくなり、事情を知らない一般ユーザーが誤用するようになったのだろう。

「ネット右翼」とはネット上を中心に右翼活動をしている零細な連中を指すのがふさわしい。中には理論派もいるだろうから一概に「バカ」と決めつけることはできない。
それに対して「バカウヨ」は「バカが右翼のまねをしている」と解するべきか?
尤も、「右翼」に免許も資格もないので、「右翼」を自称すれば、それを否定することは難しい。ということは、「バカが右翼のまねをしている」などとまだるっこしい表現をするのではなく、直接的に「馬鹿な右翼」と解していいかもしれない。

では、いったいどういう連中がバカウヨになるのか?
ネット上で「非論理的な戯言」をせこせこ書き込んでいる連中は外見的には「バカウヨ」だが、彼らが「バカウヨ」であるためには「馬鹿」でなければならない。
そういう意味では、職業的、もしくはノルマで書き込んでいる連中は「馬鹿」とは断定できないから「バカウヨ」の範疇から除外した方が良さそうだ。
ネット情報に介入することを謳っている会社が存在する。依頼を受けて書き込みをすれば、それは「仕事」である。
よく考えがちなのは「バカウヨ書き込みは既成右翼団体の世論操作活動ではないか?」というものだが、それも全くないわけではない。
ネット上で散見される右翼系のサイトは大きく暴力団系とカルト系に分かれる。共に在日外国人の占める割合が高いのが特徴である。ほとんどのサイトは帰属先を明確にしていないが、比率的にはカルト系が圧倒的に多そうである。つまり書き込んでいる外見バカウヨは「信者」ということになる。
中には自主的に書き込んでいる信者もいるだろう。その場合は真性の「バカウヨ」である。
暴力団系はチンピラ、三下が書き込んでいるのだろうが、著しく知能が低そうなので、カルト系よりも更に質が悪い書き込みしかできないだろう。

以上の「プロ」を除外した「バカウヨ」にはどんな連中がなるのか?

以前はニートが多かった。思想的背景はない。珍走族が右翼風のスタイルをまねるのと同様、ファッション的感覚である。何となく権力サイドに与した方が自分が偉くなったような錯覚を持ちやすいからだろう。

当然年齢構成も10代から20代が中心だった。ところが、ネット界も急激に「高齢化」が進行しているのである。若い連中のストレス解消の場はネットでも携帯系に移行した。携帯系ネットではその単純化した形態から「政治性」は伝達しにくい。

パソコン系のネット族は現在ではかなりロートル化しているようだ。
とういうことは、バカウヨも30代、40代が多いと言うことだ。さすがにこの歳ではニートも少ない。一応中堅サラリーマンが中心と考えていいだろう。

つまり、職場での閉塞感がはけ口として彼らをバカウヨへの変身させているのである。
職場でももともとヒエラルキー度の低い「女性」が、バカウヨになる可能性が皆無に等しいのも、この事実が物語っている。

40代の頭髪の薄いおっさんが、「ワロタwww 」などと書き込んでいる姿は不気味だが、それが現実なのである。

しかし、権力サイドに与したいだけなら、バカウヨも今度は民主党に乗り換えればいいだけの話である。民主党も別に民主的な政党ではないし、リベラルからも遠い。怪しげな連中の寄り合いであることは自民党と大差ない。

日刊スポーツは朝日新聞の子会社である。ソースは親会社からの垂れ流しだろう。

恒例党首討論会、麻生首相かすみっぱなし
 http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20090818-532257.html 

≪公示前日、主要6政党の党首が舌戦をかわす討論会が17日、東京・内幸町の日本記者クラブで開かれた。通常、質疑の中心は自民党総裁だが、政権交代が現実味を増す中、鳩山由紀夫民主党代表(62)の“ご指名”が多く、政権交代を前提にした質問も出る異例の展開になった。「油断は禁物」と余裕の鳩山氏に対し、すっかりかすんだ格好の麻生太郎首相(68)は、民主党批判を強め、必死に存在感をアピールした。≫

かなりのんきな人でも、日本のマスコミが情報操作していることくらいは気づいているだろう。

今回は政権党である自民党に不利な情報を極端に流している。
つまり、自民党よりも巨大な権力組織にマスコミは操られていることが知れる。

その巨大な権力組織がアメリカであることは明白である。それを「中国」などと寝言をたらしているのがバカウヨなのである。

選管が不正で選挙の前に結果ありきだったら、選挙そのものが茶番ということになってしまう。

民主リードで選挙戦へ 本紙世論調査『自民に投票』激減
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009081802000104.html 

≪前回衆院選の比例代表ではどの政党に投票したかを聞いたところ、40・3%が自民党と回答した。 

このうち、今回は小選挙区、比例代表ともに3割近くが民主党に投票するとしており、当時の支持層が大きく崩れていることが分かった。≫

この「3割近く」は「有権者の」という意味だろう。そうでないと意味が全く通らない。
ここに上がっている数字はでたらめかもしれないし、実際の選挙での得票数もでたらめである可能性もある。そうなら事前調査などつじつま合わせでしかない。

本当に世論を知りたかったら自分で調査してみることだ。
私は以前安倍バカボン内閣が発足した時、各種マスコミが内閣支持率70%前後の数字をたたき出していたので、不審に思い独自調査をやってみた。
50人くらいに訊いてみたのだが、積極的に支持すると答えた者は0人だった。誰がやっても同じだから仕方がない的な消極的支持者も20%前後だった。あの当時ですら、大半の国民は小泉のでたらめ政治に憤っていたのである。

それはそれとして、マスコミの言動を注意深く監視していると、所々論理のほころびが発見できる。マスコミも最初から計画的に捏造しているのではなく、宗主国様の気まぐれな注文に応じてコロコロ表現を変えているので、ほころんでしまうのである。

この記事の場合、もっともらしく書いてある「当時の支持層」という怪しげな表現が少し引っかかる。文脈上「保守系の浮動票」と解するべきだろうが、当時これに該当する集団は「B層」だったことが想定される。

≪B層 (Wikipediaより)

現状では郵政への満足度が高いため、道路などへの公共事業批判ほどたやすく支持は得られない。郵政民営化への支持を取り付けるために、より深いレベルでの合意形成が不可欠。IQ(知能指数)が比較的低く、構造改革に中立的ないし肯定的。

構成 
主婦層、若年層、シルバー(高齢者)層、具体的なことは分からないが小泉総理のキャラクター・内閣閣僚を支持する層など。

インターネット上でも、政治政策の具体面には疎く、ルックスやキャラクターを判断材料にして、自民党の政治家、タレント政治家、タレント知事などを応援する人々のことを「B層」と揶揄する事も少なくない。 ≫

このB層もマスコミが捏造した用語である。
B層の中で主要の位置を占めるのは「主婦層」である。若年層は投票率が低いし、シルバーは変動が少ない。(後期高齢者で自公の政策にキレてしまった人は別格)

この記事の信憑性を確認したかったら、知り合いのおばちゃん10人くらいに質問してみればいい。「前回の衆院選で自民に入れたけど、今回は民主にする」と答えたおばちゃんが半分以上いれば、この記事は概ね正しいと判断していいだろう。

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