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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2009年8月17日 発行 ************************************************************************ Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 （1時間〜3時間程度。場合によっては1日遅れで届く場合もあるとのこと。 なお、メルマガ配信は20時〜21時頃に行われております。） メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 ↓から「メルマ」または「まぐまぐ」に登録できます。 http://www.stock-mission.com/melmag.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 08/17 08/16一般会員銘柄MZ +3.53% 合計+3.53% 08/17 08/13一般会員銘柄TA +0.43% 合計+2.65% 08/17 08/12一般会員銘柄RS +3.45% 合計+4.33% 08/17 08/11一般会員銘柄PE +21.09% 合計+16.54% 08/17 08/06特別会員銘柄NI +1.63% 合計+21.10% 08/17 07/23特別会員銘柄GH +4.47% 合計+21.36% 08/17 07/21一般会員銘柄FH +10.67% 合計+50.91% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は328円安の10,268円と大幅反落となりました。 米株安、為替の円高基調を背景に朝方から売り先行となりました。 また寄り前に発表された4-6月GDPの速報値がプラス転換と予想通りに 落ち着きましたが、既にプラス転換は折り込み済みであり、 予想を上回るようなサプライズとならなかったことから、 利益確定売りの流れは止められませんでした。 朝方の売りが一巡しても、先物への断続的な売り物が止まらずズルズルと 下げ幅を拡大し、前場は安値引けとなりました。 後場に入るとアジア市場、とくに上海、香港が大幅下落となったことを受け、 先物に大口の売りが入ったことで一段安スタートとなり、 その後も先物の売り仕掛けが入ったことで右肩下がりの展開となり、 反発らしい動きを見せることもなく全面安商状となりました。 □相場総括 =========================================== 短期基調、中期基調ともに上向きから下向きに転換となりました。 これまで加熱感が高まりながらも上げ続けた反動も重なって、 東証1部の8割以上の銘柄が下落し、規模別、業種別でも全てが下落と 全面安となりました。 ただ現物はあくまで利益確定が一気に出たに過ぎず、大きく崩れるような 展開には至っておらず、後場の中頃からはちらほらと押し目を拾う動きも 見られました。 本日下げを主導したのはあくまで先物であり、明らかに仕掛け的売り物が 指数を押し下げることになったようです。 先物の手口で本日の下げを主導したのは、このところ動きを見せていなかった クレディスイスであり、日経平均型で6,046枚、TOPIX型で3,846枚の 大量売り越しとなっております。 SQのイベント通過と共に、新たな仕掛けを入れてきたものと見ており、 本日は10,300円を目指してクレディスイスが売り続けたとの観測があります。 他、大量のロングを抱えているバークレイズが2,664枚の売り越しと、 SQ通過で利益確定に動いてきており、本日の下げはほぼこの二社が 主導したました。 一方で買いではゴールドマン、モルガンスタンレーが買い越しと なっておりますが、あくまでショートの買戻しに留まりました。 また、BNPパリバ、ソシエテジェネラルは、日経平均型こそ動きは無いものの、 TOPIX型をそれぞれ1,743枚、3,135枚と買い越しており、 主力現物株売り先物買いの裁定取引を行ってきていることが窺えます。 裁定業者の主は現物ですので、大手裁定業者は売りに向かったということに なり、明日以降の動向も注目されるところです。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は3指数揃って下落しました。 ジャスダック市場は、直近買われていた材料株銘柄にも利益確定売りが 出たものの、一角が堅調な動きを見せた他、主力の一角も買われたことから、 指数は小幅安で留まっております。 一方でマザーズ市場は朝型から主力ネット関連銘柄の利益確定売りが目立ち、 日経平均が下げ幅を拡大するに合わせて売り物膨らみ、大幅下落となりました。 高値を追ってきたネット関連銘柄ほど利益確定売りが出易くなっております。 短期的には調整一巡感のある銘柄も散見されますが、少し大きな調整に向かう 可能性も出てきました。 ただ逆に大きな調整の後には、大きな反発が待っておりますので、 その場面をじっくりと待ちます。 □個別銘柄動向 =========================================== 本日は朝方から売りが先行、為替の円高基調から輸出関連、原油価格などの 商品市況の下落から資源関連など、幅広い銘柄が売られました。 東証1部全業種が下落しており、すべからく利益確定売りにおされました。 一方で、国内で初めて新型インフルエンザによる死者が出たと報じられた ことから、インフルエンザ関連銘柄が軒並み上昇しました。 秋以降に再度世界的に猛威を奮う可能性が指摘され、 これから個人単位というよりは企業単位でまとめてマスクを購入する観測が 強まっており、暫く強い動きをする可能性がありそうです。 他、数は少ないものの、一部仕手銘柄などが動いており、 低位株などが暴騰の動きをするものも見られました。 会員銘柄では、ピーエイ （4766）が大暴騰となった他、富士紡HD （3104）、 三井造船（7003）、グリーンホスピタルサプライ（3360）などが買われました。 場中銘柄では、ガンホー （3765）、ダイワボウホールディングス （3107）、 東洋精糖 （2107）などが買われましたが、右肩下がりの展開だっただけに、 値を消す銘柄も散見されました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 =========================================== 今晩の米市場は続落の動きが想定されます。 先週末の個人消費に対する警戒感が高まったことからアジア市場でも軒並み安、 欧州市場も下げ幅拡大の展開となっており、米Globex先物の下げ幅も 拡大傾向となっております。 このことから、売り先行スタートが想定されますが、売り一巡で 下げ渋る動きを見せるのか、さらに深押しする展開になるのか注目されます。 先週末の米市場はダウが76ドル安と反落となりました。 7月消費者物価指数・コアや、米7月鉱工業生産は予想の範囲内であったものの 予想平均数値に届かず、さらに8月ミシガン大学消費者信頼感指数が 予想を下回り、個人消費への懸念が台頭したことから下げ幅を拡大、 一時165ドル安まで下落しました。 ただ大引けにかけては、S&P500の1000p付近でETFへ買いが入っていると 指摘されたことで押し目買いを誘い、下げ幅を縮小しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、ロウズ・カンパニーズ、アジレント・テクノロジー などが予定されております。 経済指標は、8月NY連銀製造業景気指数、6月対米証券投資・ネット長期TICフロー、 8月NAHB住宅市場指数が予定されております。 予想では、8月NY連銀製造業景気指数が2.20（7月-0.55）、 6月対米証券投資・ネット長期TICフローが+175億ドル（5月-198億ドル）、 8月NAHB住宅市場指数が18（7月17）となっております。 8月NY連銀製造業業況指数が注目され、前回は2008年4月以降で 最も小さいマイナス幅となり、今回はマイナスからプラスへの改善が 見込まれております。 7月の新規受注が大幅改善したことから、今回も改善傾向が続くと見られており、 予想を上ブレるかどうかが焦点となりそうです。 8月NAHB住宅市場指数は、7月の住宅関連指標が軒並み改善を示しており、 住宅市場の底打ち感が強まっております。 明日の7月住宅着工件数・住宅着工許可件数への影響も強いと 言われておりますので、先行指標として注目されております。 □その他海外注目材料 =========================================== 要人関連を含め、他に材料となりそうなものはありません。 調整色を強める展開の中で、経済指標が良好な数値となった時に、 素直に市場がプラスに反応できるかが注目点となっております。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日は値固めの展開が想定されます。 まずは米市場の動向に従う展開となりますので、今晩の米市場が 本日の日経平均の下落幅を超える展開とならなければ、 自律反発の動きも期待できそうです。 ただ本日の4-6月期GDPで材料出尽くし感が台頭していることもあり、 この水準が押し目と判断されるかどうかが重要となりそうです。 市場関係者の一部からは、10,000円割れで待つ動きがあるとの指摘も ありますので、注意したいところです。 先物では本日に10,250円が意識されて売られ、ここを割り込むと次ぎは 10,000円の節目がメドとなってきます。 外部要因の悪化もあり、この水準までの調整は十分考えられますので、 キャッシュポジションを高めて押し目を探っていきます。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 本日の大幅下落で、サポートラインとなっていた一目均衡表の転換線や ボリンジャーバンド+1σを割り込み、パラボリックは売り転換となりました。 先物主導での下落であったことから、レンジが10,250円〜10,500円に 切り下がり、本日はこの下限が意識されて下げ渋っております。 ここで先物の売りも一巡し下げ止まる動きとなれば、 調整一巡からの反発の動きも期待できそうです。 ただこれを割り込んでくるようなら、節目の10,000円を意識する展開と なってくることが想定されます。 25日線も同水準を推移しておりますので、当面の下値メドとなりそうです。 □総括・今後の方針 =========================================== 本日は日経平均が大幅下落となりましたが、パニック的に崩れたような 様子は無く、これまでにたいした調整を挟まずに上げてきたこともあり、 利益確定売りが一気に出たに過ぎないと見られております。 また下げ幅を主導したのも先物への仕掛け的な売りということもあり、 国内だけを見れば、特に心配するようなものではありませんでした。 ただ外部要因は懸念されるものが多く、米市場も経済指標の予想を下回る 動きとなった他、香港が3.6%弱、上海が6%弱下落しており、 下落がきつくなっております。 世界的に調整色を強めれば、当然東京市場も巻き込まれますので、 海外市場の動向を注視する必要がありそうです。 個別でも為替や指数に連動しにくい中小型材料株物色の流れが継続しそうです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 様子見となります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 ＜投資法人・ファンドの動向に関する情報＞ ＜テクニカル分析による銘柄情報＞ ＜市場関係者とのミーティング情報＞ 【ホームページ】 http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html 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