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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2009年7月29日 発行 ************************************************************************ Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 （1時間〜3時間程度。場合によっては1日遅れで届く場合もあるとのこと。 なお、メルマガ配信は20時〜21時頃に行われております。） メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 ↓から「メルマ」または「まぐまぐ」に登録できます。 http://www.stock-mission.com/melmag.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 07/29 07/28特別会員銘柄KT +4.56% 合計+4.56% 07/29 07/28一般会員銘柄SB +1.82% 合計+1.82% 07/29 07/26一般会員銘柄DH +6.02% 合計+9.98% 07/29 07/23特別会員銘柄GH +4.39% 合計+9.18% 07/29 07/21富士紡HD（3104）+1.67% 合計+10.91% 07/29 07/16特別会員銘柄LH +1.47% 合計+13.82% 07/29 07/13一般会員銘柄SS +3.49% 合計+9.20% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は25円高の10,113円と小幅続伸となりました。 昨晩の米市場が下落、シカゴ日経先物が安く返ってきたこともあり、 朝方は売り優勢の展開となりました。 ただ決算が本格化するなかで積極的に売りを入れる投資家は無く、 日経平均が節目の10,000円を意識して下げ渋ると、 下値の堅さを確認したことから買戻しが入りプラスに転じました。 年初来高値近辺では上値が重くなり失速、後場は再び下げて始まりましたが それ以上下落することは無く、再びプラスに転じて小高い水準で 揉み合いとなりました。 □相場総括 =========================================== 短期基調、中期基調ともに上向き継続となっております。 日経平均は非常に底堅い展開を続けておりますが、東証1部騰落銘柄数では、 値上がり739、値下がり807銘柄と値下がりする銘柄のほうが多く、 引き続き利益確定売り優勢の展開となっております。 国内材料難の中で、新日鉄の決算発表が注目されましたが、 新日鉄、日新製鋼が相次いで下方修正を発表、前場は堅調推移だった鉄鋼が 後場に下げに転落しました。 前日に好決算を発表したJFEとは明暗を分ける結果となり、 各決算がセクター全体へ波及する展開が後退しております。 先物の手口では、バークレイズが8,258枚の大幅買い越しとなっており、 これが相場の下支え、プラス転換の要因となりました。 売りではBNPパリバが昨日同様に裁定取引で2,921枚の売り、 モルガンスタンレーが2,219枚の利益確定の売りと、 上値を抑える要因となりました。 バークレイズは6月SQ値の10,147円を意識して仕掛け的な買いを 大量に入れてきており、明日以降の動向が注目されるところです。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場はまちまちの展開となり、ジャスダック平均が下落、 マザーズ指数、ヘラクレス指数が反発となりました。 盛り上がり自体は昨日同様乏しいものの、先行して調整となっていた マザーズ、ヘラクレスの主力の一角に押し目買いが入りました。 一方で、マザーズ、ヘラクレスよりも堅調推移を続けていたジャスダックが 調整入りとなっており、市場を超えた資金の循環が続いております。 全体的に資金の流れに統一感がありませんが、好業績が期待できそうな銘柄、 今後の材料に期待できそうな銘柄といった、決算を意識した買いと なっております。 ただ値上がり銘柄数より値下がり銘柄数のほうが多く、 相場全体での先高期待は低いものと言えそうです。 □個別銘柄動向 =========================================== 日経平均は底堅く小幅上昇となりましたが、個別では決算の結果または 思惑を受けてまちまちの展開となっております。 昨日買われていた大手銀行、証券、不動産は利益確定売りに押されて 下落した他、新日鉄の下方修正を受けて鉄鋼全体が下落しました。 また原油価格の下落から非鉄、商社、資源、石油なども売られた他、 大手三社の下方修正を受けた海運も冴えない展開となっております。 一方で、米市場でハイテク中心のナスダックが堅調ということもあり、 精密機器、半導体などハイテク関連が堅調推移となっております。 会員銘柄では、投信設定期待銘柄を中心に買いが入っており、 デジタルハーツ （3620）、グリーンホスピタルサプライ （3360）、 富士紡ホールディングス （3104）、共栄タンカー （9130）などが 買われました。 場中銘柄では、アイフリーク （3845）、ヤフー （4689）、ロプロ （8577）、 オンコセラピー・サイエンス （4564）、日本車輌製造 （7102）、 日本信号 （6741）、ＭＣＪ （6670）、スタートトゥデイ （3092）などが 買われました。 =========================================== ■今晩の海外市場の動向 =========================================== 今晩の米市場は続落の展開が想定されます。 上値の重さが意識される中で、今晩は相場を押し上げるだけの決算、 経済指標は無いと見られており、利益確定売り優勢の展開が想定されます。 また上海市場が本日急落しており、これが飛び火する可能性を 警戒する声が挙がっております。 東京市場では反応しませんでしたが、世界の中心の米市場が どのように反応してくるかに注目されます。 昨晩の米市場はダウが11ドル安と小幅反落となりました。 一方でナスダックは7ポイント高と終値ベースでの高値を更新しました。 7月消費者信頼感指数が低下したことや、バイアコム、オフィスデポなどの 決算が冴えない内容であったことを嫌気し、ダウ平均は一時101ドル安まで 下落する場面がありました。 ただ5月S&Pケースシラー住宅価格指数の改善したこと、 複数の買収提案、観測が浮上したこと、心理的節目の9,000ドルでは 押し目買いが意識されたことなどから、深押しする展開には至らず、 大引けにかけて下げ幅を縮小しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表はコノコフィリップス、アフラック、タイムワーナー、 シマンテックなどが予定されております。 経済指標はMBA住宅ローン申請指数、6月耐久財新規受注が予定されており、 予想は6月耐久財新規受注が-0.6％（5月+1.8％）となっております。 6月耐久財受注は、4月5月と連続増加していたこと、6月ISM製造業指数の 新規受注が低下したことを受けて、先月からの反動による低下が 予想されております。 予想に反してプラスになればポジティブ材料となりそうですが、 市場はその可能性はあまり高くないと見ているようで、 7月の数値待ちという見方に傾いております。 □その他海外注目材料 =========================================== 今晩は、ベージュブック（米地区連銀経済報告）が公表されます。 8月11日からのFOMCの参考資料になるわけですが、 住宅や雇用に関する底入れの兆候などの内容が予想されております。 また、今晩は5年債入札が予定されており、昨晩が2年債入札が 好調予想を反して不調に終わっただけに、結果を懸念する声が出ております。 長期金利の上昇は米株安、為替のドル買い、金利低下は米株高、為替の ドル売りに繋がりやすいと見られております。 特に金利と為替は仕組み債によって自動的に売買されますますので、 為替動向にも注目する必要があります。 他、要因関連ではダドリーNY連銀総裁が経済成長とインフレについて 講演を行う予定となっております。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日も下値では10,000円、上値では年初来高値近辺が意識される 揉み合い展開が継続するものと想定されます。 国内決算はまちまちで、個別材料にはなっても相場を押し上げるものに なっておらず、逆に先高期待で買われていた分、 利益確定売りの出やすい場面と言えそうです。 ただ、決算を控える銘柄を積極的に売り込む動きも出ないと見られており、 一部ポジション調整の小口売りと、押し目買いのせめぎ合いの 展開になりそうです。 また、週末に米GDP発表を控えることから、これを意識した 様子見ムードも加わり、上にも下にも動けない状況となりそうで、 引き続き10,000円での値固めが続きそうです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 本日も日経平均の節目10,000円を意識した底堅めの展開が継続しました。 ボリンジャーバンドはバンド自体が拡大傾向にあり、 サポートラインとなる+1σは9,960円まで上昇、 上値メドとなる+2σは10,260円まで上昇しております。 週足ベースでは、新値足の陰転は継続中ですが、 終値で10,135円を捉えてくれば、陰転がダマシとなって リバウンド基調が強まる展開が期待されます。 週足の一目均衡表では雲の上限が10,800円水準を推移しており、 中期的にはここを目指す展開が想定されます。 MACDは買い継続となっており、100を超えてくましたが、直近は270まで 上昇したこともあるため警戒感や達成感は出にくく、 まだ上値余地を残しております。 □総括・今後の方針 =========================================== 本日少し気掛かりなのが、中国市場の急落です。 上海を中心に一時8%弱の暴落となっており、引けにかけて下げ渋ったものの、 結局5%安と大幅下落で終了しております。 IPO需給悪化と、過剰流動性のリスクを抑えるために、 銀行が融資を抑制するとの懸念が拡がったことで、急落場面を作りました。 東京市場への影響はほとんどありませんでしたが、 中国の強さが日経平均の上昇材料となっているところもありますので、 中国市場が腰折れ展開となり、世界に波及する可能性が警戒されるところです。 国内では、日経平均こそ底堅い展開を続けておりますが、 個別では小幅でも下落する銘柄が目立ちます。 短期資金も銘柄の関連性やセクターに関係なく、日々日計りの資金が 入れ替わりとなっており、非常に手掛け辛い展開となっております。 日経平均がもう少し明確な調整と押し目を形成してくると、 素直に個別銘柄にも押し目買いが入ってきそうですが、 これから月末のドレッシング買い、来月初めの投信設定期待から 売りは一層に出辛いと見られており、底堅くも上値の重い揉み合いの 展開が続きそうです。 銘柄が絞り込み辛いので、無理をする必要はありませんが、 短期資金の循環物色を狙って中小型株を中心に小口で手掛けて いくことになりそうです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 様子見となります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 ＜投資法人・ファンドの動向に関する情報＞ ＜テクニカル分析による銘柄情報＞ ＜市場関係者とのミーティング情報＞ 【ホームページ】 http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html 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