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タイトル:Daily Drama Express 2009/06/20 Mr.Brain (.5)  2009/07/24


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2009/06/20 (Sat) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.土曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 土曜日の連続ドラマ
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タイトル Mr.Brain
局  名 TBS系
放映日時 土曜20時
キャスト 九十九龍介(木村拓哉)
 由里和音(綾瀬はるか)
 丹原朋実(香川照之)
 林田虎之助(水嶋ヒロ)
 佐々未春(大地真央)
 船木淳平(平泉成)
 神田純一(設楽統)
 難波丈太郎(トータス松本)
 大内浩一(山崎樹範)
 夏目光男(田中裕二)
 岩淵潔(林泰文)
 浪越克己(井坂俊哉)
 マリコ(SHIHO)
 掃除のおねえさん(木下優樹菜)
脚  本 蒔田光治

あらすじ  Episode 5 変人脳科学者 vs. 美しき多重人格
者!!結末はアハ体験

 「『ドミラレ』は、『ハニイニ』だ」と脳科学研究室・九十九龍介
 (木村拓哉)主任。

 生物科学研究室・難波丈太郎(トータス松本)主任が、あの白骨死
体は、2004年7月2日、田園調布で起きた強盗殺人事件の犯人の
ものだったと言う。

 音声研究室の神田純一(設楽統)が、暗号はわかったが、それだけ
では証拠にならないと九十九に言う。

 そこに、丹原朋実(香川照之)と林田虎之助(水嶋ヒロ)が駆けつ
け、証拠なら、自分たちが見つける。今、八木仁(東儀秀樹)の車の
トランクを調べている。死体は、あのアトリエに運ばれたのだ、と。

 九十九は、「記憶は存在したのです」と言う。

 八木の前に現れる四人。
 九十九が、木下を殺した犯人が分かったので、報告に来たという。
 なぜ自分に?と聞く八木に、九十九は八木が犯人だから。あの日、
このあたりを走っていたし、と言う。
 八木は、作曲に行き詰まると、よく一人でドライブしているから、
と言う。

 九十九は、ところどころ中川優(佐藤健)の楽譜が無い日がある。
その日の楽譜は、八木が盗んだのではないか?と。そして自分の曲と
して発表した。
 八木は、そんなことは無い、と言う。

 優は、8月2日のメモとして、『星が降る』と書いているが、八木
のCDに対しても、優は同じイメージを抱いている。楽譜については、
優の感情の記憶だ、と言う。

 九十九は、「忘れちゃったんですね」と言うと、八木にトランプの
神経衰弱をしましょう、と言う。
 そして、どうせならカードは部屋じゅうに置いてみましょう、と言
う。もし八木が勝てば、八木を追求するのを止めるが、負ければ犯人
と認めてください、と。
 それに八木は乗る。

 九十九はトランプのカードの一枚をピアノの譜面立ての楽譜の上に
も置く。

 そして、公平を期すため、神田と丹原と林田には、外へ出ていって
貰いましょう、と九十九。

 その前に、神田がファンだから、と八木に握手して貰う。

 勝負の結果は八木の勝ち。
 八木は、次のスケジュールがあるから、と去ろうとする。

 入ってきた神田、丹原と林田に、九十九はゲームを始める前とあと
とで違いがあるけれども、どこでしょうか?と質問する。
 林田が、譜面立ての上に開いてあった譜面が無い、と言い出す。
 九十九は八木に、その譜面を出して貰えますか?それとも、押収し
ますか?と聞く。

 渋々、ふところから譜面を取り出す八木。それは6月8日のもので、
『ドミラレ』の音符に、『ハホイニ』と日本語表記が振ってある。そ
れは神田が書き足したのだ。
 それは『八木仁』と読める。とっさに優が犯人をメモしたのだ。

 九十九は、優にも記憶はある。人間の記憶は、海馬と大脳新皮質以
外にも、無限に入れておく場所があるのだと説明する。

 あの日、八木は、木下の死体をアトリエに運び込み、そこにいた優
に、血の付いた包丁を握らせ、優が殺したと言い、そのようにメモさ
せた。そしてその一枚以外の残りのメモ用紙とペンは、八木が持ち去
った。
 その後へやってきた純は、木下を殺したのが優だと思いこんだ。

 犯行を認めた八木は、パンドラの箱のふたを開けてしまったのだ、
と言う。

 そこに和音が飛び込んでくる。
 2004年7月2日、純は、白骨死体で発見された連続強盗殺人犯
・西崎稔に襲われた。
 純はとっさにそばにあった植木鉢で西崎の頭を殴打し、そのため、
西崎は死んだ。
 それを警察に届ければ良かったが、そうすると優が一人で残されて
しまう。そこで、西崎の死体を隠そうとした。
 それを八木に見られてしまった。
 それから八木に脅され、時々優の楽譜を盗み出し、八木に渡すよう
になった。
 作曲ができなくなっていた八木は、優の作品を、自分の作品として
発表していた。

 救いは、優が八木に盗用された曲を聴いて、いい曲だと思っていて
くれたことだった、と純。
 木下はいい人だった。八木に対して、断固たる対応をして、純を守
ると言ってくれた。
 八木と対決するという木下を、純が止めているのを見て、優は、多
分木下が純を困らせていると思ってしまったのだろう。

 丹原は、そうではないだろうと言う。
 西崎を殺したのは純ではない。純が襲われているのを見た優が、純
を助けようとして、やったのだろう。その証拠に、純は2004年
7月3日の楽譜を弾くと、過呼吸に陥るのだ、と。

 純は、優は忘れられて幸せだと言う。


 帰り道、九十九は川原の草野上に寝転がる。
 和音も九十九の隣に寝転がる。


 科警研では、みんなの前で、『ドミラレ』の暗号が解けた瞬間を自
慢そうに語る神田がいる。
 もう一週間も自慢話をしているので、みんな聞き飽きている。
 ここはいつからミステリー研究会になったんだと冷やかしている、
難波自身が西崎を割り出した功労者。

 そこに法科学部長・佐々未春(大地真央)がやってきて、そんなに
こんなことが好きなら、今度国から依頼されている科学捜査について
の講演をして欲しい。こそこそバナナを食べている九十九も、と言う。


 毛布の掛けられた遺体。
 弾丸が残っているので、拳銃は割り出せるだろう。45口径。しか
も犯人は殺したあと、そこでコンビニ弁当を食べている。

 今回の件は、拳銃携行かな?と丹原。
 林田は、祖母が亡くなり、今回の捜査に参加できなくなりました、
と言う。
 林田が右を向いているのを見た丹原は、ウソだな、と言う。


 科警研の講演。
 寝ている聴衆も多いが、みんないろいろな方法で、魅力的な講演を
している。

 九十九の公演中、その前に景気づけにビールを飲んだ和音は、トイ
レが我慢できなくなり、駆け込む。

 その頃、九十九は、人間の脳は、形と色のどちらを優先するかの、
実験中だった。

 女子トイレの個室に駆け込んだ和音は、男性の声で、この会場に爆
弾をしかけた。15分後に爆発するという話を聞いてしまう。
 和音は、ここって女子トイレなのになぜ男性の話し声?という疑問
を抱きながらも慌てて会場に駆けつけ、九十九のマイクを奪って、
15分後に爆弾が爆発するので、すぐ避難してください、と言う。

 九十九は、実験は成功しました、と言う。
 あらかじめ、と照れの表示を、男子トイレは赤、女子トイレは青に
変えておいた。
 人形のマークや、英文字は正しく、男性、女性を表していたのだが、
和音は赤い色を見て、男子トイレに飛び込んだ。
 その男子トイレで夏目と岩淵に、爆弾の話をさせた。それを聞いた
と言うことは、和音は男子トイレに入ったと言うこと。
 すなわち、人は文字より色で認識するのだ、と。

 九十九の次に講演を始めた行動科学研究室の浪越克己(井坂俊哉)
の様子がおかしい。


 捜査会議で発表する丹原。
 被害者、都議会議員・松下百合子(大沢逸美)。口径45ミリの拳
銃は、昔暴力団を通じて流通していたもの。林田が、残された指紋や、
弁当の残りのDNAと一致する人物が見つかった。
 15年前、10歳で行方不明になっていた秋吉かなこ(仲間由紀
恵)。
 松下は、失踪当時、かなこの担任だった。

 丹原と林田が科警研に現れ、説明する。
 林田が、行方不明事件なので、かなこについての全データが残され
ていると言う。

 九十九が、弁当は何かと聞く。
 被害者が買ったものと思われるコンビニ弁当、との回答。
 九十九は、弁当の種類を聞く。
 幕の内弁当、との回答。
 九十九は、それが完食されていた。ということはかなりのおかずの
数ですよ、と言う。

 未春は、今度のヘッドは浪越だと言う。行動科学を通じて、犯人像
を予測するように、と。

 船木は、かなこの10歳の時の写真をもとに、15年後の、今の顔
を予測する。

 神田は、声帯の伸びや、口腔から、かなこの15年後の、今の声を
合成する。

 夏目は、銃創から、発射場所を予測する。1メートル程度の至近距
離から2発撃っている。

 難波は、犯人は百合子を殺してから、百合子のまぶたを閉じている
という。
 もし、死ぬ前に百合子自身がまぶたを閉じていれば、百合子の角膜
はきれいだが、百合子の角膜は汚れていた。
 難波は、百合子のまぶたに残っていた指紋を採取する。被害者は殺
される恐怖から大量の脂汗を流した。その脂に、指紋が残っていた。

 次々とかなこの記録が浪越の手元に集まるが、浪越は困惑した表情
を見せる。

 脳科学研究室を林田が訪れている。
 和音は、今回の犯人が気味悪いと言う。
 林田は、和音に話しかけられてもボーッとしている。今回の犯人が
怖いという。
 和音は、竹神の方が怖かった。自分の指を食いちぎったんですよ、
と言う。
 林田は、竹神は包丁だった。けれども、今回は拳銃ですよ、とおび
える。

 九十九は、かなこの脳を見てみたいという。


 渡された拳銃を受け取るのに躊躇する林田。
 丹原に促され、手に取るが、その後もおびえている。


 九十九は、かなこは多重人格かもしれないとつぶやく。

 脳科学研究室をのぞき込む浪越。
 浪越は、夏目がいろいろ調べてくれたのだけども、よく分からない
という。
 資料を読んだ九十九は、やはりよくわかりませんね、と言う。

 そこで、九十九がかなこ役で、和音が百合子役を勤めて、検証する。

 まず1発目、百合子の左足を撃つ。
 百合子は部屋の奥へ逃げる。
 その右足を撃つ。
 百合子は、何かの拍子に右手を挙げ、それも撃たれている。
 最後、百合子は部屋の出口に向かったところを、頭を撃たれ、絶命
している。

 しかしながら、犯人は遺体に毛布を掛けている。浪越は、遺体に毛
布を掛けるというのは、犯人は被害者に対して、畏怖の念を抱き、埋
葬しようとしたと解釈できる。被害者のまぶたを閉じているのも同様。

 そして百合子の両腕には、指の圧迫痕が残っている。それに百合子
の上着には、かなこのつばが飛び散っている。
 それから考えられる犯人の行動は、死んでしまった百合子の遺体の
両腕をつかんで揺り動かし、号泣したと言うこと。

 そのあと、亡くなった百合子の遺体があるのに、幕の内弁当を完食
している。

 ということは、犯人が3人いることになる。

 九十九は、そうということは、犯人が多重人格だと言うことだ。い
そいで犯人を捕まえなければ危険だ、と。


寸  評  仲間由紀恵がチラチラと映るのですが、彼女がストーリーにどう
関わってくるのか、まだ正確に描けなかったので、本文では割愛しま
した。
 断片的に映される仲間由紀恵の姿から想像できるストーリーはあり
ますが、これがミスリードだと、ドラマをご覧になっていらっしゃら
ない皆様に誤った先入観を与えてしまうことになりますので。
 物足りないと思われる方も多いと思いますが、ご容赦いただけます
よう、お願いします。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 新しいテレビガイドを買って、『救命病棟24時』についての記事を読んだ
ら、なんと、この遅れる4週間、松嶋菜々子を中心に、過去の場面と新しい外
伝のようなストーリーを付け足して放送しているとのこと。
 さっそく、録画し損なった初回の分を友人から借りました。
 新しいストーリー部分を中心に4回分、配信をしようと思います。初回につ
いては、遅れて済みませんでした。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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