メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 09/07/24  2009/07/24


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2009年7月24日 発行
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□本日の結果
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07/24 07/23特別会員銘柄GH +4.79% 合計+4.79%
07/24 07/22一般会員銘柄TF +7.94% 合計+7.94%
07/24 07/21一般会員銘柄IH +3.43% 合計+7.46%
07/24 07/20一般会員銘柄NP +2.45% 合計+5.92%
07/24 07/16特別会員銘柄LH +4.92% 合計+17.11%
07/24 07/16一般会員銘柄WM +4.01% 合計+9.83%
07/24 07/16JUKI(6440) +3.31% 合計+11.61%
07/24 07/14一般会員銘柄MX +2.55% 合計+18.88%
07/24 07/14特別会員銘柄NI +2.17% 合計+15.04%
07/24 07/13一般会員銘柄SS +2.10% 合計+9.41%
07/24 07/08一般会員銘柄RG +1.28% 合計+8.03%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は151円高の9,944円と続伸となりました。
昨晩の米市場が大幅反発となり、これを背景に朝方から買いが先行しました。
ただ10,000円の節目を前に上値が重くなり、週末要因の利益確定売りなどが
出たことで高値圏で揉み合う動きとなりました。
後場に入ってアジア市場も伸び悩み、為替がやや円高に振れたことから
先物に大口売りが入り、上げ幅を縮小する場面もありましたが、
大引けにかけて再び買い戻しと思われる先物買いによって押し上げられ、
ほぼ高値引けとなりました。


□相場総括
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短期基調、中期基調ともに上向き継続となっております。
本日は日経平均10,000円を超える手掛かり材料が無いこと、
企業決算本格化を控えること、週末要因などによって上値は重くなりました。
ただ米市場ではナスダックが12日続伸と1992年以来の連騰であることが
話題となる一方で、日経平均の出遅れ感が強まっており、
来週の展開に期待がかかります。
先物では、昨日から明確に買戻しが強まっており、本日もこの流れを継続、
来週以降も下支え要因として機能してくることが想定されます。

先物の手口として、本日は目立った動きはありませんでしたが、
クレディスイスは731枚の買い越しと買戻しを継続しております。
後場に下がったところでは、ゴールドマンサックスが1,160枚の売りと
利益確定を進めてきた他、野村、楽天など個人投資投資家の先物手仕舞いの
動きも見られました。


□新興市場動向
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新興市場は3指数揃って上昇しました。
米株高を背景に朝方から買いが先行しましたが、週末の手仕舞い売りが
主力を中心に出たことで、後場にかけて弱含む銘柄も散見されました。
ただその後は押し目を拾う動きもあり、相場全体の地合に従って
大引けにかけて値を戻しました。

売買代金は減少傾向となりましたが、これは週末要因によって商いを
手仕舞ったものと想定され、特に物色意欲が弱まったわけではなさそうです。
また、個人投資家や短期資金の循環物色の流れは継続しており、
本日は消費者金融銘柄が賑わいました。
今後も新エネルギー関連、農業関連、スマートグリッド関連などの
材料株を含めて資金が循環していていくものと想定され、
押したところは買いで見ていきたいところです。


□個別銘柄動向
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日経平均が大幅上昇となったこともあり、幅広い銘柄が物色されました。
ただ上値の重い銘柄も散見され、大手銀行はまちまちとなりました。
証券、不動産、保険は買われて上昇した他、朝方からの円安基調を好感して、
ハイテク、海運、鉄鋼、非鉄、自動車など景気敏感株と言われている銘柄が
買われました。

会員銘柄では、グリーンホスピタルサプライ (3360)、武富士 (8564)、
リロ・ホールディング (8876)、ワコム (6727)、JUKI (6440)、
日本板硝子(5202)などが買われました。
場中銘柄では、GCAサヴィアングループ (2174)、アイフル (8515)
などが買われました。


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■今晩の海外市場の動向
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本日は上値が重くなりそうですが、堅調推移が継続しそうです。
予想を上回る決算が続き、この流れは来週以降も継続、市場は上昇しやすい
環境にあると見られており、本日も順調な展開が想定されます。
ただ今晩は市場を大きく動かす要因となる決算発表や経済指標が予定されて
おらず、手掛かり材料難から動きが取り辛く、現在の水準からさらに
買い上がるのは難しいと見られております。
逆に週末要因もあり、利益確定売りが意識されれば、売りに押される展開も
あると指摘されております。
ただ押し目はしっかり拾われることも想定され、結局は上値は重くても
下値は堅い展開となることが想定されます。
材料難の中、唯一注目されるのが、ガイトナー財務長官、
バーナンキFRB議長の下院議会証言となり、新たな話が出てくるのかに
注目されております。

昨晩の米市場は、ダウが188ドル高と大幅反発となりました。
主要企業の好決算を受けて朝方から上昇して始り、6月中古住宅販売件数が
予想を大きく上回ったことで一段高の展開となりました。
ダウは9,000ドルを回復して年初来高値を更新、ナスダックは92年1月以来の
12日続伸となりました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、シュルンベルジェ、エクセロン、Tロウなどが
予定されております。
経済指標では、7月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予定されており、
予想は65.0(速報64.6、6月70.8)となっております。
ミシガン大学消費者信頼感指数は確定値の発表であるため、
それほど注目されてはおりませんが、速報値から大幅にブレることがあれば
反応してきますので、確認しておきたいところです。


□その他海外注目材料
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要人関連では、ガイトナー米財務長官証言、バーナンキ米FRB議長が、
下院金融委員会公聴会で規制改革について証言を行う予定となっております。
金融規制の内容であることから、少なくとも買い材料となりにくいと
見られておりますが、新しい話題が出れば変動要因となる可能性もあると
指摘されております。


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■来週の展望
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来週は堅調な展開が期待されます。
米市場の強い動きを背景に、指数が押し上げられる展開が今後も期待される他、
世界各国が大きく上昇している中、日経平均は依然6月末水準を下回って
いることから、出遅れ感が強まっております。
海外勢の一部がポジションを構築する動き強まる展開も期待されることや、
米企業決算が好調なことから、国内企業決算発表にも期待感が高まっており、
日経平均10,000円乗せから高値更新に向けた動きが期待されます。

国内決算では、エコポイントやエコカー減税などの政策が奏功し、
マクロ環境は好転しておりますが、会社側の今期見通しにこれらが
含まれてくることが想定され、強含みの着地となるケースが多いと
見られているだけに注目したいところです。
ただ日経平均は上げ幅は大きく無いものの8連騰となっており、
短期的な過熱感を指摘する声も大きくなってきました。
週前半はスピード調整になる可能性があると見る市場関係者が多いので、
動向をじっくり見たいところです。


□テクニカル分析からの展望
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昨日に一目均衡表の雲の上限をクリアし、本日はこれを上放れる格好となり、
本日は転換線もクリアしました。
今後はこの転換線や、雲の上限がサポートラインに変化してきそうです。
遅行スパンは上方転換シグナルを発生をさせましたが、
過去の実線が7/1の高値に向かっていくために、再度下方転換となる
可能性があります。
ただ過去の実線は7/1高値を付けた後に直近安値に向かっていきますので、
この下方転換はダマシとなりそうです。
一方で6月12日と7月1日のザラ場高値を結んだ上値抵抗線に接近している
ことからも、強弱感の出やすいとこでもあります。
これを上値抵抗に目先上げ一服の可能性もありますが、米市場の強さを背景に
来週にかけて一気に6月高値を目指す展開になる可能性も高そうです。


□総括・今後の方針
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米市場及びこれに準じて日経平均がどこまで連騰するか注目されております。
ただ日米共に短期的な過熱感が台頭し始めており、いつ調整入りしてきても
おかしくないだけに、少し注意して見ておく必要がありそうです。
特に米市場が調整に転じると、これまでの大幅上昇分の反動から売りも
大きくなりかねませんので、短期的には気を付けておきたいところです。
ただスピード調整となり、押し目を形成してきた場面では、
買いで見ていきたいところであり、それまでは材料株などの循環物色の流れに
短期で乗っていくことになりそうです。

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□本日のメルマガ銘柄
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来週の公開となります。


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