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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2009年7月15日 発行 ************************************************************************ Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 (1時間〜3時間程度。場合によっては1日遅れで届く場合もあるとのこと。 なお、メルマガ配信は20時〜21時頃に行われております。) メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 ↓から「メルマ」または「まぐまぐ」に登録できます。 http://www.stock-mission.com/melmag.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供!魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか? http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 07/15 07/14一般会員銘柄MX +5.09% 合計+5.09% 07/15 07/14特別会員銘柄GK +5.08% 合計+5.08% 07/15 07/14特別会員銘柄IN +3.11% 合計+3.11% 07/15 07/13一般会員銘柄SS +1.21% 合計+2.45% 07/15 07/12一般会員銘柄HD +3.63% 合計+8.11% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は7円高の9,269円と小幅続伸となりました。 昨晩の米市場が小幅ながら上昇、シカゴ日経先物も高く終了していたこと、 米市場引け後のインテルの決算が好決算だったことなどから、 朝方から買い先行となりました。 一時72円高の9,333円まで買われ、9,300円を回復しましたが、 買いが一巡すると途端に上値が重くなり、先物の売りや現物の戻り売りに 押される格好となりました。 後場に入ると、アジア市場高を背景に一時的に買われるもののすぐに失速し、 14時過ぎには下落に転じる場面もありました。 ただ今晩の米市場が、インテル決算を受けて上昇する予想となっていた こともあり、必要以上に売り込まれることは無く、大引けにかけて 辛うじてプラスに戻しました。 □相場総括 =========================================== 短期基調は下向き継続、中期基調も下向き継続となっております。 シカゴ日経平均先物高、円高基調一服、インテルやJ&J好決算を背景に 朝方は買いが先行したものの、先物への売り仕掛けで上値が抑えられ、 上値が重くなると現物にも手仕舞い売りが膨らみました。 日経平均は依然として週初の下落分を取り戻しておらず、 9日続落しながらもこの弱い戻りに苛立つ市場関係者の声も聞かれます。 国内に材料が無いことから、米市場次第の展開が続きますが、 相変わらず米市場も日経平均もテクニカル面では調整基調が続いており、 これを抜け出すには米市場の強い材料か、少し長めの日柄が必要となりそうです。 先物の手口では、昨日から新たに売りポジションを作ってきた クレディスイスが、本日も768枚の売り越し(1,461枚のショートを買い戻し ながら、新規に2,229枚を売り)となっており、 既に大きな利益が出ているショートを担保に、新たな売りを入れております。 また昨日は買っていたニューエッジが2,103枚の売りと利益確定を進めた 形となり、これらが相場の上値を抑える要因となりました。 朝方の買いを主導したのが大和SMBCで、2,344枚の買い越しとなっており、 ヘッジ売りの買戻しと思われる買いが入りました。 ただこの買戻しが一巡すると直ぐに買い手が不在となる展開でした。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は3指数揃って続伸となりました。 本日も朝方から買いが先行し、下落のきつかったネット関連銘柄や 新興不動産銘柄が買い戻されました。 ただ日経平均の戻りが弱いこともあり、個人投資家の積極的な買いは 限定的となり、一部主力銘柄は引けにかけて下落に転じるものもありました。 売買代金も前日並と低調であり、安いところの押し目を拾う動きはあっても、 上値を追撃する動きは乏しく、力強さが感じられない印象となっております。 □個別銘柄動向 =========================================== 本日は朝方は買い先行となる銘柄が目立ちましたが、次第に戻り売りに 押されて弱含む展開となりました。 大手銀行、証券、不動産が売り物に押されて下落となりましたが、 銀行や不動産から逃げ出した資金が非鉄、海運に流れこみ上昇しました。 またインテル決算を好感する形でハイテクセクターもしっかり推移しました。 会員銘柄では、ミクシィ (2121)、学習研究社 (9470)などがしっかり。 場中銘柄では、ウェブマネー (2167)、ケネディクス (4321)、 DOWAホールディングス(5714)、ダヴィンチHD(4314)、 デジタルアーツ (2326)、リサ・パートナーズ (8924)、 メディネット (2370)などが買われました。 =========================================== ■今晩の海外市場の動向 =========================================== 今晩の米市場は続伸基調が期待されます。 昨晩の引け後に発表されたインテルが好決算だったことから、 Globex米先物が高く推移しており買い先行が期待されます。 昨日は失速しましたが、今晩は買いが先行した後に、 さらにもう一段の上昇を演じることができるかに注目されます。 また今晩は経済指標やFOMC議事録など、注目度の高い材料が目白押しとなり、 これらの材料をもとに、市場がどのように反応するかを注視する 必要がありそうです。 昨晩の米市場は、ダウが27ドル高と続伸となりました。 ゴールドマンサックス、ジョンソンアンドジョンソンの決算が コンセンサスを上回ったことから買い先行でのスタートとなりました。 ただ前日に大幅上昇していることから利食い売りから上値が重くなると、 インテル決算を控えて様子見ムードも強まり、一時下落に転じる 場面もありました。 取引中頃からは前日終値を挟んで揉み合いとなりましたが、 引けにかけては上昇して終了しました。 引け後のインテル決算は、欧州委員会から独占的地位の乱用との指摘を受けた 制裁金が重しとなり、純損失は3億9800万ドルと赤字へ転落しました。 ただ、売上高は15.3%減の80億2400万ドルと市場予想を上回り、 1株利益も0.20ドルと予想の0.08ドルを上回りました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、シンタス、ザイリンクス、アボット・ラボラトリーズ などが予定されております。 経済指標では、MBA住宅ローン申請指数、6月消費者物価コア指数、 6月消費者物価指数、7月NY連銀製造業業況指数、6月鉱工業生産指数、 6月設備稼働率が予定されております。 予想では、6月消費者物価コア指数が前年比+1.7%(5月+1.8%)、 6月消費者物価指数が前年比-1.5%(5月-1.3%)、 7月NY連銀製造業業況指数が-5.00(6月-9.41)、 6月鉱工業生産指数が-0.6%(5月-1.1%)、 6月設備稼働率が67.9%(5月68.3%)となっております。 6月消費者物価指数は、全体ではエネルギー価格が昨年より安い水準にあり、 これを主因としてデフレ様相を示す可能性があります。 コア指数では、消費者の購買力低下から下振れリスクがあると見られており、 警戒感が強まっております。 7月NY連銀製造業業況指数は、前月のNY連銀指数の新規受注DIが 改善を示していることから、予想通りの改善傾向が順当と見られております。 6月鉱工業生産及び設備稼働率は、雇用統計において鉱工業生産の全業種に わたって労働時間指数が低下しており、鉱工業生産にも下ブレリスクがあると 見られております。 6月鉱工業生産はブレやすい指数であり、内容によってはインテルの 好決算効果を打ち消す可能性がありますので注意が必要です。 □その他海外注目材料 =========================================== 今晩はFOMC議事録が公表されます。 経済の現状認識、デフレ懸念に言及しなくなった理由、 超低位のFF金利の持続期間、出口戦略などの内容が注目されております。 経済の見通しについて、世界銀行が経済を下方修正とした一方で、 OECDとIMFは上方修正となっており、見通しの見方が分かれております。 FRBが今後の見通しをどのように見ているかに注目が集まっており、 市場の方向性に大きな影響を与えてきそうです。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日の日経平均は続伸基調が期待されますが、依然として上値の重い 展開が想定され、75日線が突破できるかが焦点となってきそうです。 材料では、中国4-6月期GDPが注目されており、米市場の反発基調に加えて 市場心理を好転させる材料になるかに注目されます。 ただ本日のように75日線に上値を抑えられ、5日線や一目均衡表の雲の下限を 割り込んでくるようだと、一気に下値模索気運が高まりかねませんので 注意したいところです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 朝方は75日線を超えての推移となりましたが、SQ値が上値抵抗となり、 5日線はクリアしたものの下落する5日線に寄せる動きとなりました。 一目均衡表では、雲の下限が下値支持となっており、明日には転換線が 9,411円まで下落してきます。 まずはSQ値、転換線をクリアし、心理的好転をしてきたいところです。 一方でこれら水準にいつまでも抑えられるようだと、 次第に下値を探る動きが強まりますので、注意したいところです。 今後、雲の下限が切り上がっていくこともあり、この水準を割り込むと 節目の9,000円や200日線の8,800円近辺が意識されそうです。 □総括・今後の方針 =========================================== 米企業の本格決算が始まりましたが、一角には「インテルショック」を 懸念する声があったことから、これを回避して市場心理が好転して 決算が本格化したことはポジティブとなりそうです。 とはいえ、米市場はテクニカル面で下落基調継続となっていることから、 これを払拭するにはさらに強い材料が必要となってきそうです。 東京市場も国内に材料が無いことから、米市場をそのまま映した展開が 今後も想定されるだけに、テクニカルが示す通り弱含みとなっていくのか、 一転反発基調に転じてくるのか見ていきたいところです。 新興市場も反発しているとは言え強さはなく、状況次第では 再度下げに転じる可能性もありますので、基本は様子見継続、 一部余剰資金で短期回転を目指すことになります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== ブイ・テクノロジー (7717) 現在値:610,000円 多くの銘柄が下方へ崩れる中、25日線までの調整で踏み止まって反発と なっております。 さすがに週初は大幅下落となりましたが、25日線までのスピード調整となり、 安いところでは外資系ファンドが拾っているようです。 ファンド筋が上値を次々に追う展開は難しいと思われますが、 再度高値の670,000円近辺を伺い、さらに高値を更新する動きに期待します。 ただ新興市場を含め、相場全体は不透明であり、資金の流れも流動的です。 現状ではリスクの取れる範囲での取引に留めておきたいところです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 <投資法人・ファンドの動向に関する情報> <テクニカル分析による銘柄情報> <市場関係者とのミーティング情報> 【ホームページ】 http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 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