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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2009ー07−12-------第328 (毎週日曜日発行 地方の札所を巡る旅 近江三十三観音 13 山東 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 山東 近江三十三観音 12番札所 【観音寺】 天台宗 16−9−24 滋賀県山東町の 観音寺 は道沿いに総門がある、 その脇から白い砂利の参道が緩やかに続いている、両脇には民家が点在し、 所々に昔の坊舎の跡が残り、途中平成10年復元された玉泉院が建っている。 暫らく歩いて奥まった所の石段の奥に本堂が山懐に包まれるように建つ、 両脇に桧の大木が真っ直ぐに伸びている、木の根元には、赤い涎掛けをした, 多分お地蔵さんと思われるが、目元定かでない石仏が蹲っている。 本堂は施錠がされていたので、外から参拝となった。 本堂から左手に回廊で続いて薬師堂が建っている、 平成4年に本堂、総門、鐘楼が重要文化財に指定された。 この寺で、秀吉が鷹狩の折、寺の小僧をしていた石田光成が 『三碗の才』と褒められ見いだされた所でもある。 『三碗の才』とは、お茶を飲み易いように3回に分けて出したと言う。 この付近の寺は歴史の匂いがプンプンするところが楽しい。 所在地 坂田郡山東町朝日1342 0749−55−1340 |