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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2009年7月10日 発行 ************************************************************************ Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 (1時間〜3時間程度。場合によっては1日遅れで届く場合もあるとのこと。 なお、メルマガ配信は20時〜21時頃に行われております。) メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 ↓から「メルマ」または「まぐまぐ」に登録できます。 http://www.stock-mission.com/melmag.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供!魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか? http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 07/10 07/10特別会員銘柄NY +2.33% 合計+2.33% 07/10 07/09一般会員銘柄IB +4.22% 合計+4.22% 07/10 07/08一般会員銘柄RG +1.89% 合計+1.37% 07/10 07/06特別会員銘柄NS +1.75% 合計+8.51% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は3円安の9,287円と小幅続落となりました。 昨晩の米市場が小幅ながら上昇、シカゴ日経先物が高く終了したこともあり、 朝方は買い先行スタートとなりました。 一時80円近く上昇しましたが、高く付いたSQ値や前日高値を目の前に失速し、 前引けにかけて下落に転じました。 後場は前日終値を挟んでの小動き揉み合いとなり、一度もSQ値を伺う様子もなく、 結局は小幅続落で終了しました。 □相場総括 =========================================== 短期基調は下向き継続、中期基調も下向き継続となっております。 場中、SQ値に一度もタッチしない「幻のSQ」を形成、来週以降も調整が続く 可能性を示唆する弱い展開となりました。 市場関係者は、SQ値は安いところか昨日終値近辺で形成、 これを下値メドとしてリバウンド基調に入る予想をする声が多くありました。 しかし開けてみれば、まさかの幻のSQ形成となり、これが上値抵抗として 今後も意識される展開になると、一斉に手仕舞い売りやリスクヘッジの ための新規売りが入り、さらに上値を重くしました。 先物動向を見ても、クレディスイスがショート巻き戻しの1,998枚買い越し、 ドイツ証券が1,444枚の買い越しとなっておりますが、 これに続く動きがありませんでした。 気になるところでは、ショートが溜まって昨日には買い越しに転じていた ゴールドマンサックスが、再度1,023枚の売り越しに転じており、 幻のSQ形成のシナリオを演出してきた可能性があります。 またロングとなっていたニューエッジは1,691枚の売り越しと ポジション縮小の動きとなり、これが上値を抑える要因にもなりました。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は3指数揃って続落となりました。 朝方は日経平均の上昇もあり、買い先行で始りましたが、 週末要因やマザーズの直近の弱さからの警戒感から、 新興市場への資金流入が限定的になり、朝方の買いが一巡すると失速しました。 特にマザーズ市場では、売買代金が前日から100億円減と、 値動きが注目されながらも、反発の動きが見られないことから 見送られた格好となっております。 市場関係者からは、売りが一巡すれば戻ってくる可能性は高いと見られており、 本日の動向が注目されていたのですが、あまりの弱さからも 印象が悪くなっております。 来週から反発狙いとするファンド筋もあるようですが、 「まずは動向を見て」との条件を付けることが多くなりました。 きっかけ次第と思われますが、調整一巡からの反発を期待したいところです。 □個別銘柄動向 =========================================== 指数も個別も方向感無く、売り買い交錯となっておりますが、 全般的に冴えない展開となりました。 大手銀行、証券、不動産などは売られて続落となった他、 円高警戒からハイテクの一角なども売られました。 連日の商品価格の下落から鉄鋼、非鉄、商社なども弱く、 昨日は反発した海運も失速しました。 本日は好材料発表銘柄だけに買いが一極集中する展開となっております。 場中銘柄では、インターネットイニシアティブ (3774)、 プライムワークス (3627)などが買われましたが、 後場にかけて失速する銘柄が目立ちました。 =========================================== ■今晩の海外市場の動向 =========================================== 今晩の米市場は反落の動きが想定されます。 来週の決算本格化を控えて様子見ムードが強まりそうですが、 相場は下落基調、週末要因の手仕舞い売りなどを合わせると、 下向き意識の強い展開が想定されます。 昨晩の米市場は、ダウが4ドル高と小幅ながら上昇しました。 朝方は新規失業保険申請件数が予想を大きく超えて改善、 1月以来の60万件割れとなったことが好感され、 ダウは一時50ドル高まで買われました。 ただ75日線を前に上値が重くなると、小売各社の6月既存店売上高が 冴えない内容となったことから、一時下落に転じる場面もありました。 中盤はゴールドマンサックスがバンクオブアメリカによって格上げされた ことから金融セクターが上昇、底堅い展開となり前日終値を挟んでの 揉み合いとなりました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表では、プログレッシブコープが予定されております。 経済指標では、5月貿易収支、6月輸入物価指数、 7月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予定されております。 予想では、5月貿易収支が-300億ドル(4月-292億ドル)、 6月輸入物価指数が前年比-18.6%(5月-17.6%)、 7月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が70.0(6月70.8)となっております。 5月貿易収支では、この統計の頃の原油価格は横ばい程度で、 縮小ペースの緩和の状態であったことから、僅かな赤字幅拡大が 見込まれております。 7月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値では、概ね横ばいの 予想となっておりますが、レイオフ削減の動きから回復の可能性もあると 見られております。 □その他海外注目材料 =========================================== 要人関連では、ガイトナー米財務長官の証言が予定されております。 また原油価格を中心とする商品価格の下落が続いており、 株式市場への影響が大きくなっていることから、 今晩も原油価格動向を受けての株式市場、為替動向が注目されるところです。 =========================================== ■来週の展望 =========================================== 来週は弱含みの展開が想定されます。 まず本日に幻のSQを形成したことで、市場心理が悪化し、 さらに様子見ムードが強まる展開が想定されます。 為替動向も円高高止まりとなっており、想定為替レートを95円に 設定する企業も多いことから、業績への影響が懸念されております。 テクニカル面で見れば、いつリバウンドとなってもおかしくありませんが、 買いが一巡する上値が重くなる弱い動きが想定されます。 イベント面では米主要企業決算が本格化します。 インテル、ノキア、グーグル、GE、JPモルガンチェース、モルガン、 シティ、ゴールドマンなどの主力企業が決算を発表することもあり、 それぞれ通過を待つ形となりそうです。 特にインテルは半導体セクター全体への影響が大きいこともあり、 注目度が高まっております。 何とか、75日線の9,266円で踏み止まれば、反転のきっかけを待つ格好に 繋がる可能性が大きくなりそうです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 日経平均は8日続落となり、75日線がサポートとなるものの、 一目均衡表の雲の上限水準での攻防となりました。 雲の上限が上値抵抗として意識されつつあり、ボリンジャーバンドでは -2σに上値を抑えられる格好となっております。 短期的にはリバウンド基調にはいつ入ってもおかしくないものの、 上値では基準線や25日線がメドとなってくる可能性が高くなりそうです。 一方で75日線を割り込んでくれば、次は節目の9,000円がメドとなってきます。 週足では、13週線、一目均衡表の転換線、雲の下限も割り込んで しまったことから、中期的に見て相当弱気に傾きました。 次のメドは26週線が8,700円どころを推移しており、同線が上昇してきますので、 中期的にはここまで下げる可能性がありそうです。 まずは9,300円どころで値固め、下げ渋りの格好が見せられるかどうかが 鍵となってきそうです。 □総括・今後の方針 =========================================== 本日のSQ通過からの反転を期待しましたが失敗に終わり、幻のSQまで 形成してしまったことから、自律反発を狙った買いも入れ辛くなりました。 来週の米市場決算でポジティブサプライズが出たことからの 心理の好転の可能性もありますが、開けて見なければ分からない状況であり、 基本は様子見とするしかありません。 余裕があれば、売られ過ぎ銘柄などを中心に押し目を拾って みたいところですが、あくまで割り切れる範囲に留めておくことが 肝要となります。 市場関係者からは、売りが一巡すれば再び買いが入るとの見方が大半ですので、 今は辛抱強くきっかけを待ちます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 来週に公開する予定です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 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