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タイトル:憂国通信  2009/07/10


麻生サミット後退陣で舛添首相誕生というシナリオの悪夢 


諸兄の前でこう言っては失礼だが、日本人は馬鹿が多い。

マスコミが国民を洗脳し偏向報道をしているのは事実だし、アメリカも背後で圧力をかけている。選挙でも低開発国並に不正が横行している。
こんな状況であっても、投票行為が日本の国政を決定していることには間違いない。

日本が現在のような致命的衰退に至ってしまった最大原因は国民の選択ミスによるものである。

選択と言っても、自民と民主では選び甲斐もないのは事実だが、「より質の悪い商品を選んでしまった」結果、消費者である国民は自ら損害を被っているのである。

昔から日本は経済大国・政治小国と言われ、まともな政治家が誕生しない土壌だった。
しかし、景気が好くて上り調子の時には、土建政治屋に仕切らせていてもあまり問題は起きなかった。お笑いタレントが知事になって役人に丸投げしても務まったのである。さすがに、調子に乗って選挙中にウグイス嬢にお触りしたりすると消されてしまうが…。

投票する側も温泉旅行につられて投票しても、さして問題にならなかったし、選挙のたびごとに転居しても悪びれなかった。
「あっ、この人の名前知ってる」というだけで投票しても国政は傾かなかったし、選挙そのものに興味も関心もなく、「生まれてこの方投票などしたことがない」という連中がゴロゴロいても問題はなかった。
一番最後の事例に関しては、私もその方が良いと思う。興味も関心もない者は「参加」するべきではない。なまじ参加されても邪魔になるだけである。

国民の民度を考えた場合、私は日本で普通選挙制度を行うのはふさわしくないと思っている。
無知蒙昧な輩がデタラメな投票行動をとるより、有識者による制限選挙にした方が健全な選択を可能にするだろう。

選挙権も被選挙権も免許制にすればいいのである。選挙権は中学卒業程度の公民知識、被選挙権は高校卒業程度の公民知識が最低必要だろう。不合格者には選挙権を与えないことだ。

そうすれば、「マイクロバスに認知症患者を詰めて投票所に運ぶ」などと言う行為も無用になる。

昔はでたらめをやっても何とかなったのに、今はまるでダメなのは国民の平均年齢が高くなったからだ。
もういい歳になったのにヤンチャをやっていたら生活は成り立たない。
国民もその事情を理解するべきなのである。

で、今度の総選挙だが、自民党は麻生ではダメだから、首のすげ替えを画策している。悪あがきである。

しかし、こんな時期にまともな奴が名乗りを上げるわけがない。
自民党の首相交代の実態を見ると、森から小泉になったのは、森が馬鹿で無能であることが知れ渡り、自民党の支持率が極端に低下したからだ。国民は「変人」小泉に飛びつき高支持率を与えた。小泉はアメリカの腰巾着で国賊だったが、小泉を使うためにアメリカは徹底したマスコミ操作を行い、小泉を持ち上げた。
小泉はアメリカの名を受けて国益をアメリカに総て献上し御用済みになった。
アメリカが次に傀儡に据えたのが岸の孫の安倍だった。安倍は元々無能だったが、人事関係が特にひどかった。安倍に輪をかけた馬鹿が閣僚になり、ことごとく安倍の足をひっぱり、もともと腹の具合の悪かった安倍は腸炎になってしまった。トイレが近い人間は首相を務められないのは古来からの常識である。
で、アメリカも安倍を見限った。この時点で次に首相になりたがる奴はいなかったのだが、無理矢理福田が引っ張り出された。もともとやる気の無かった福田は、サミットが終わるとさっさと辞めてしまった。
すでにこの段階で日本の首相はサミット派遣要員の意義しか持たなくなっていたようである。
次の首相候補は、アメリカはもう自民党を見限っていたので「誰でもいいや」と思っていたようである。他の候補が二の足を踏む中で、だぼ鯊のように食らいついてきた奴がいた。
首相の椅子に座りたいだけの男、麻生太郎である。
麻生は驚異的な低支持率の中、驚異的な執着心を発揮して椅子にしがみ続け、何とかサミットまで頑張った。

さあ、お次のだぼ鯊は誰だ?
次の奴は2ヶ月しか座れないぞ。それでもいいというガッツキは?

あっ、ネズミ男!

(記事)

ポスト麻生に待望論 舛添要一ってどんな人物?
http://news.livedoor.com/article/detail/4243114/



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