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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2009年7月8日 発行 ************************************************************************ Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 (1時間〜3時間程度。場合によっては1日遅れで届く場合もあるとのこと。 なお、メルマガ配信は20時〜21時頃に行われております。) メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 ↓から「メルマ」または「まぐまぐ」に登録できます。 http://www.stock-mission.com/melmag.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供!魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか? http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 07/08 07/06特別会員銘柄NS +3.22% 合計+4.38% 07/08 07/06特別会員銘柄NG +4.00% 合計+0.91% 07/08 07/02一般会員銘柄AC +5.09% 合計+20.65% 07/08 06/30一般会員銘柄GO +5.82% 合計+13.86% 07/08 06/17一般会員銘柄DK +1.63% 合計+6.16% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は227円安の9,420円と大幅続落となりました。 昨晩の米市場が大幅下落となり、シカゴ日経先物も安く終了していたことから、 朝方から売り優勢の展開となりました。 また寄り前の発表された5月機械受注が予想+2.0%のところ、 結果は-3.0%と予想を下回りマイナスとなったことを受けて、 寄り付きからシカゴ日経先物の終値を下回って推移しました。 6/23安値の9,510円を意識して朝方は揉み合いとなりましたが、 これを割り込むとヘッジのための先物売りが入り、一気に下げ幅を拡大しました。 後場に入ると、為替が94円台前半まで急騰し、アジア市場が総じて軟調推移 であること受けてさらに下げ幅を拡大、9,400円を下値に安値圏での揉み合いに 終始しました。 □相場総括 =========================================== 短期基調下向き継続、中期基調は横ばいから下向きに転換しました。 本日は節目の9,500円を割り込んできたことで、先物オプションに絡んでの ヘッジ売りが殺到し、一気に下げ幅を拡大しました。 一方で後場に為替の円が急騰しましたが、この場面では先物はあまり反応せず、 ショートを積み上げていた筋の買戻しが入り、下値を支えたと見られております。 先物の手口では、売りのクレディスイス、買いのニューエッジで SQに向けての攻防となっておりましたが、外部要因の悪化も含め、 クレディスイスの思惑に軍配が上がりました。 本日もクレディスイスは日経平均型を2,450枚売り越しとなっており、 9,500円の節目を割り込む展開を演出しました。 クレディスイスのショートが14,000枚近く積み上がったことになり、 今後はどこでこのショートを買い戻してくるかに注目されます。 注目としては、クレディスイスはTOPIX型を小幅ながら買い越しに 転じてきており、目標達成からの買戻しが始まった可能性も指摘されており、 明日の手口に注目されます。 また、円高が急速に進んだ場面で、先物が下落しなかった要因として、 ゴールドマンサックスがショートの買戻しを始めたとの憶測があり、 本日は1,491枚の買い越しとなっております。 野村、みずほといった国内証券も、リスクヘッジのために売っていたものを 買い戻し始めたと見られており、それぞれ1,610枚、1,386枚の買い越しと なっております。 個別でも環境関連を筆頭に、後場になって新興市場銘柄の一角にも 押し目買い、買戻しの動きが散見され、特に環境関連は上昇場面でも 相場を先駆していただけに、下げ止まりが確認されれば これが相場全体へ波及する可能性もありそうです。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場はまちまちの展開となり、ジャスダック平均、ヘラクレス指数は続落、 マザーズ指数は反発となりました。 朝方は日経平均が下げ幅を拡大するのに合わせて、新興市場も全面安商状と なりましたが、後場に入って日経平均が安値圏で揉み合いはじめると、 マザーズ主力銘柄を中心に買い戻しが入りました。 先物への買戻しと合わせて、中小ファンド筋などが新興市場銘柄を小口ながら 拾い始めたとの観測や、ネット企業の投資判断見直しを背景に、 上位銘柄を中心にプラスに転じる銘柄も目立ちました。 相場全体が不安定なため、一気に強気に転換する場面は難しそうですが、 主力人気銘柄や、調整一巡銘柄、出遅れ銘柄などを注視して いきたいところです。 □個別銘柄動向 =========================================== 日経平均の大幅下落を受けて、大型株は軒並み全面安となりました。 証券は軒並み大幅安、大手銀行、不動産も売られて下落しております。 また円高警戒から自動車、ハイテクなども軒並み安い他、 原油価格や商品価格の下落から、鉄鋼、非鉄、商社、石油、資源関連が 軒並み売られました。 他、これまで派手な動きをしてきた仕手性低位株や材料株などは 軒並み売られる展開となっており、短期資金の引き上げが顕著に見られました。 会員銘柄では、ngi group(2497)、ACCESS(4813)、 ゲームオン(3812)、日本風力開発(2766)などが後場に反転してきました。 場中銘柄では、ベルパーク (9441)、アドウェイズ (2489)が買われました。 =========================================== ■今晩の海外市場の動向 =========================================== 今晩の米市場は揉み合いながらもショートカバーからの小反発が期待されます。 ただアルコアの決算が引け後ということもあり、商い低調の様子見姿勢の 強い展開が想定されます。 昨日同様、突発的な材料でも大きく相場が動く可能性がありますので、 注意して見る必要がありそうです。 テクニカル面では三尊天井形成となっており、調整局面入りが確実視されて いることから、全体的には下向き意識が強い状況です。 昨晩の米市場は、ダウが161ドル安と大幅反落となりました。 経済指標の発表も無く手掛かり材料難の中で、米商品先物取引委員会が 一部投機的な取引の規制を検討していることが明らかになり、 原油、商品市況が続落、これを嫌気する形で指数も下落しました。 ダウは75日線も下回り、新値10本足は陰転しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 決算発表ではアルコアやペプシ・ボトリングが予定されております。 経済指標では、MBA住宅ローン申請指数、5月消費者信用残高が予定されており、 予想では、5月消費者信用残高が-88億ドル(4月-157億ドル)となっております。 MBA住宅ローン申請指数が住宅関連指標としてやや注目されるものの、 現在の弱い相場を左右する程注目度は高くないとされております。 決算では、アルコアの第2四半期決算に注目が集まっており、 これを皮切りに米大手主要企業決算がスタートすることになります。 米景気の不透明感が高まる中、どのような決算及び今後の見通しを 示してくるか注目されるところです。 □その他海外注目材料 =========================================== 昨日の大幅下落の要因となった、米商品先物取引委員会の商品先物取引に 関する持ち高制限について、本日も商品市況及び株式市場がどのように 反応しているか注目されるところです。 CTAを中心とする先物を中心に取引を行うヘッジファンドに取っては、 非常に大きな問題になる可能性があり、今後の展開に大きな影響を与える 可能性があるだけに、動向をチェックする必要がありそうです。 他、今晩は、10年債米国債の入札が予定されております。 昨日の3年債入札も好調となりましたので、今晩も国債に絡んだ為替の 仕組み債の動向に注意が必要となりそうです。 仕組み債は、金利上昇でドル買い円売り、金利低下でドル売り円買いが 強まるとされておりますので、円高が進む為替動向に注目されます。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日は連日の下落からのショートカバーの動きから、反発が期待されます。 環境関連の一角が反発に転じていることからも、9,500円を意識した 買戻しが入る可能性が指摘されております。 一方で為替の円高基調は上値を抑える懸念材料となっており、 輸出関連銘柄を中心に売買を手控える動きは継続しそうです。 買いが入るとすれば、内需や指数や為替の影響の受けにくい材料株や 新興市場銘柄となる可能性が高そうです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 6営業日続落となり、6/23安値を割り込んで、ダブルトップ形成の下放れの 動きとなりました。 レンジ9,500円〜10,000円のボックスも下放れとなり、今後は9,500円を 上値抵抗として、節目の9,000円が意識される展開が想定されます。 一目均衡表の遅行スパンは下方転換シグナル発生が確実となり、 目先的には週足の雲の下限の9,300円が意識されそうです。 この雲の下限は、2週間後には9,800円まで切り上がってくるため、 雲の下限が意識されて下げ渋れば、次第にリバウンド基調へ転換する 可能性もありそうです。 ボリンジャーバンドを見れば、-2σを下放れた格好となっており、 本日の売りはやや売られ過ぎと判断できますので、一旦は行き過ぎ修正の 反発もありそうです。 SQ通過までは弱含みの可能性がありますが、イベント通過と共に調整一巡、 買戻し主導でリバウンドが始まる可能性もありそうです。 □総括・今後の方針 =========================================== 外部要因の悪化、円高進行、テクニカル面でのダブルトップ形成など、 相場は調整已む無しの展開となっております。 ただ本日発表の6月景気ウォッチャー調査では、市場予想38.0のところ、 42.2と予想を上回って改善を示してきております。 本日は先物の思惑により反応は限定的に留まりましたが、 値動きの軽い環境関連銘柄の一角や、新興市場銘柄などに押し目買いが見られ、 引けにかけてプラスに転じる銘柄が散見されました。 SQ通過と共に、先物の売り仕掛けが止まれば、一転して買い戻しが 始まることも想定されますので、ここからは押し目を探る展開となりそうです。 とはいえ、外部要因の悪化や円高は国際優良株や景気敏感株と言われる 銘柄への重しとなってくることは容易に想像できます。 押し目は、環境関連や材料株、新興市場銘柄などを中心に動向をチェックし、 リスクが取れる範囲で拾っていきたいところです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 様子見となります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 <投資法人・ファンドの動向に関する情報> <テクニカル分析による銘柄情報> <市場関係者とのミーティング情報> 【ホームページ】 http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html ************************************************************************ Stock Mission http://www.stock-mission.com/ master@stock-mission.com メルマガバックナンバー 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