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タイトル:憂国通信  2009/07/08


死傷者数千人? ウイグル暴動はやはり中国の大虐殺だった! 

中国の政体は北朝鮮と同じ共産党の一党支配による独裁政治である。いくら経済成長が著しくても、世界でも類を見ない暗黒国家である事実には変わりがない。日本が世界第二位の経済大国であっても、アメリカの属国であることに変わりないのと同じ事情である。

中国関連ではマスコミも利権がらみで口も重いが、明らかに台湾ロビーの姿勢であるサンケイさんはこの手のニュースに関しては国内ではピカイチの情報量を持っている。中国に気兼ねして隠蔽する必要がないからだ。朝日などはまるで駄目である。


【ウイグル暴動】ウルムチで再び衝突 カシュガルでも暴動の動き
http://sankei.jp.msn.com/world/china/090707/chn0907071117006-n1.htm

≪中国・新疆ウイグル自治区で起きた暴動で、ウルムチでは7日午前、ウイグル族住民約200人が、家族が拘束されたことに対する抗議行動を行い、再び警官隊と衝突した。この衝突での死傷者は確認されていないが、暴動の死者は16人増えて156人となり、負傷者も1080人に上っている。≫

中国で起きた暴動・虐殺事件では当然ながら中国当局は過小評価する。上記の数字はどうやら当局側の公表のようである。この時点の数字はかなりいい加減なのである。
過去の事例から推測すると、被害者数はこれの数倍に及ぶだろう。どさくさまぎれに、暴動とは無関係の地域でも虐殺が行われているからである。

≪また、中国国営新華社通信は7日、同自治区カシュガルで6日夜、200人以上の住民が中国最大のモスク(イスラム礼拝所)「エイティガール寺院」に集まろうとしたところを警察が排除したと伝えた。≫

イスラム教徒は平常でも毎日モスクに集まるものである。中国当局が徹底した介入をしていることが知れる。

「自治区」などと言うと聞こえがいいが、要するに「植民地」ということだ。

中国人は日本人が「シナ」と言うと目の色を変えて怒り出すくせに「蒙古」と植民地を蔑称してはばからない。

≪他の少数民族にも波及すれば、事態の深刻化は免れない。当局は現地でインターネットを遮断し、国際電話をかけられないようにするなど情報統制をさらに強化する見通しだ。≫

あらかたの少数民族は中国政府に少なからぬ怨恨を抱いているのである。 

≪ウルムチの暴動では、車両261台や商店203軒が焼かれたり、壊されたりしたとする当局は、すでに主導的な役割を果たした人物やグループに対する捜査を進めており、これまでにウイグル族ら約1434人を拘束した。≫

実際に暴動を扇動しているのは中国当局の工作員であり、どさくさに紛れて反体制指導者を検挙しているのである。

ところで、情報としてはサンケイさんよりも更に中国関連に詳しい報道機関がある。

大紀元時報である。中国で迫害されている法輪功が運営しているので、その情報は正確である。

法輪功
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%95%E8%BC%AA%E5%8A%9F

中国当局は法輪功をカルト教団とみなしているから、案外まともな団体なのだろう。

統一教会も世界日報を運営しているが、記事の内容は大紀元時報の方が遙かにましである。中国語の「世界日報」は全くの別物である。

新疆ウイグル事件:新華社ネットによる写真のねつ造
http://jp.epochtimes.com/jp/2009/07/html/d98012.html

≪中国共産党が歴史上、毎回中国人に対し行ってきた鎮圧はデマとでっち上げによる冤罪だけではない。一年前、チベットで行われた虐殺において中国共産党は中共軍隊に協力し、血生臭い弾圧と世論を作り上げ、多くの偽情報、捏造写真を作り出し中国国民と国際社会を騙してきた。今回のウルムチ弾圧事件も中共の代弁者はお決まりの方法で処理をしているようだ。≫

まあ、その通りだろう。
日本人は、中国に対して暢気に構えすぎているようである。もう少し警戒感を持つ必要がある。軍事的脅威は北朝鮮などとは比べものにならないことくらい判るだろう。

かといって、これにことよせて日米安保条約にすがって属国を続けるのも情けない話だが…。



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