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タイトル:憂国通信  2009/07/07


大阪パチンコ店放火犯自首 大惨事になった謎は?


パチンコ店4人死亡 大阪 「男が放火」店員目撃
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090706-00000064-san-soci

7月5日午後4時15分ごろ、大阪市此花区の雑居ビル1階にあるパチンコ店「CROSS−ニコニコ」から出火した。店内の約400平方メートルが焼け、4人が死亡、19人が重軽傷を負った。

出火直前に店内に入った「30歳前後」の細身の男が、ガソリンをまいたことが確認されており、府警は放火と殺人などの疑いで、男の行方を追っていた。

死亡が確認されたのは60〜70歳代の客3名と20歳の女性従業員の4人だった。

犯人の男が店舗の南東側の出入り口から入り、青いバケツに入った液体をまき、火をつけるのを店員が目撃している。南東側出入り口付近で焼けたバケツが見つかった。

火は一気に燃え広がり、服に燃え移った客も複数いた。目撃した店員は男が南東側の出入り口から出て行くのを見ておらず、他に2カ所ある出入り口のいずれかから逃走したと見られている。

店内には当時、店員と客約100人がいた。さらに上階に入居している学習塾や不動産会社には約30人がいた。消防車など約50台、ヘリ1機が出動し、逃げ遅れた6人を屋上からはしご車などで救出した。

現場は阪神なんば線千鳥橋駅から南約50メートルに位置する商店街の一角で、周辺は騒然となった。

パチンコ店火災 火だるまで逃げまどう客
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/accident/274381/

現場では犯人が撒いたガソリンを直接浴び火だるまになった客が逃げまどった。救出された被害者には心臓マッサージなど必死の救命活動が行われた。

店内にいた客も従業員も、突然の出来事にしばらく事態の掌握ができなかったようだ。
場所が一階であり、出入り口も3カ所あった。安全対策が充分で沈着に対処していれば全員の生命が助かった可能性もあると思われたが、何故大惨事になってしまったのだろうか?

≪パチンコ店のアルバイトの男性店員(22)は午後4時10分ごろにパチンコ店に入り、直後に異変に気がついた。「急にボーッという音がした。火事だとわからなかったが熱気が伝わってきて、火が一気に床から火柱状に燃え上がった。これはやばいと思った」と話した。

 客として店内にいた派遣社員、高木正樹さん(45)も「何か熱いなと思ったとたん、熱い風がどっと押し寄せ、誰かが『火事だ』と叫んだので逃げた。周りの客も一斉に出口を目指した」と唇を震わせた。

 店内を歩いていた東大阪市の会社員男性(59)は「急に背後でボーンと音がして火が燃え上がった。前からも床から火の手が上がった。よけながら正面出口へ駆け抜けた」と興奮気味に語った。

 この会社員によると、男性3人が火だるまで逃げ出し、水をかけられて火が消えるとしゃがみ込んでしまったという。周辺は焦げたにおいが広がり、出口を出た人はみんなむせ込んでいたという。

 此花区のとび職の男性(19)も「隣の客の『火事だ』という声で初めて気づいた。裏口に向かったら足下が燃えていた40代の男性がいて、店員が懸命に水をかけていた」と話していた。≫

<パチンコ店放火>亡くなった4人 店内の位置判明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090707-00000003-maiall-soci

6日になって、亡くなった4人が倒れていた位置が判明した。2人は店の北側にあるスロット台近くで見つかり、1人は店南西側の出入り口から数メートルの場所、もう1人は店の西側にある女性用トイレの前で発見された。消防局によると出火当時、店内には客と店員95人がいたが、死亡した4人以外は全員が自力で脱出していた。短時間で火が回り、4人は行き場をなくしたとみられる。

.大阪のパチンコ店放火、常連客が負けた腹いせか
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090706-00000467-yom-soci

店が放火される約45分前、30歳前後の常連客の男が、パチンコで数万円分を負け、パチンコ台をたたくなどして店員に注意された後、店を出ていったのを、複数の客が目撃していた。

「『注意した男が店に戻ってきて油をぶちまけた』と、店員が話していた」と客の一人が証言しており、この男が犯人であることは間違いないと思われ、警察は男を捜査したが、真犯人が自首したので、結局この男は関係なかった。パチンコ店ではこのような光景は日常的なものである。

放火した男はやせ形で、黒色のTシャツにジーンズ姿、茶髪だった。

この男がどこでガソリンを入手したのかは不明であったが、まもなく解明した。

事件直前、男がガソリン缶とバケツ購入
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20090706-514839.html

現場近くのホームセンターで事件直前、携行用のガソリン缶と青いバケツを買った男がいたことが6日になって判明した。

事件直前の5日午後、現場から約800メートル離れた此花区内のホームセンターで、男が赤いガソリン携行缶と青いバケツを購入していた。

捜査本部は、男がガソリン缶を買った後、近くでガソリンを入れて現場に向かった可能性があるとみて、このホームセンターのほか、現場周辺のガソリンスタンドの防犯ビデオも調べていた。
結局この男が犯人だった。犯人はパチンコ店の東約1キロのガソリンスタンドでガソリンを10リットル購入していた。

パチンコ店放火、此花区の41歳男逮捕
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090706-OYT1T00977.htm

犯人は同日昼過ぎ、山口県警岩国署に出頭、「誰でもいいから人を殺したいと思い、人が多数いる所に火をつけた」と容疑を認めた。

犯人は「複数の消費者金融から借金があった。仕事も金もなく、人生に嫌気がさして、通り魔みたいに人を殺したいと思った」とも供述している。

放火したパチンコ店については「過去に何回か行ったが、事件当日はパチンコはしていない」と説明している。

ということで、動機はパチンコに負けた腹いせではなく、無差別殺人だった。

パチンコ店放火 身勝手な殺意自暴自棄の末 
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090707/crm0907070040001-n1.htm 

炎と黒煙が噴き出し、100人近い客と従業員の絶叫が響く中、犯人はパチンコ店から逃走し帰宅した。その後駅に向かい、電車を乗り継いで岡山県内で1泊した。 

犯人は逃走を続けつつ、6日午後、逃げ切れないと感じたのか、山口県警岩国署に出頭。対応した署員に「大阪のパチンコ店の放火のことで」と切り出したという。 

犯人はオートロックの7階建てワンルームマンションの最上階の角部屋で一人暮らしをしていた。家賃は4〜5万円で1階の郵便受けには、大量のチラシなどが詰まったままだった。 

この手の犯行をやらかしそうな予備軍は巷にゴロゴロいる。
このような連中を消滅させることは不可能である。安全対策としては、このような事態を想定しておく必要があったのだが…、

放火のパチンコ店ビル、スプリンクラー設置義務なし 
http://news.biglobe.ne.jp/social/679/ym_090706_6790296153.html

このパチンコ店のフロアには、スプリンクラーは設置されていなかった。

消防法では、パチンコ店や映画館など不特定多数の人が出入りする施設の場合、マンションや一般の事務所より厳しい規制が設けられ、自動火災報知や誘導灯の設置なども義務付けられている。しかしスプリンクラーの設置義務は延べ床面積が3000平方メートル以上の建物が対象で、今回火災のあったビルは2384平方メートルで基準対象外だった。

一方、通路の幅については具体的な決まりはないが、総務省消防庁では「パチンコ店は大音量の音楽が流れ、玉を入れたケースが通路に積まれるなど避難の妨げになる物もあり、念入りに指導している」としている。

確かにパチンコ店の内部は迷路状になっている。障害物も多そうだ。火事が発生したらきわめて危険な場所であることを認識した方がいいだろう。

3年間点検報告せず=消火設備は設置−火災のパチンコ店・市消防局 
http://news.biglobe.ne.jp/social/319/jj_090706_3190628103.html

こパチンコ店は2007年から3年間、消防法で定められた防火対象物の定期点検報告を行っていなかったことを明らかにした。
消防法は、年に1回、防火管理者の選任や、消火・通報・避難訓練の実施などについて、ビルや店舗の所有者らが点検し報告しなければならないと定めている。
市消防局によると、同局が今年3月、同店に立ち入り検査をした際、点検報告の未実施が判明。同局が店の管理権原者に指摘したが、その後も報告はなく、未報告の状態は07年から続いていた。

消防法では最高1億円の罰則規定が設けられているが、あまり適応した事例はない。

このような遊技関連の娯楽施設に対してはもっと厳しい指導をしても良さそうなのだが、実際には放任状態である。

理由は簡単だ。利権である。

パチンコ店の経営者に在日外国人が多いことは周知の事実である。賭博性があることから暴力団との結びつきも強い。

裏ルートによる利権が発生するので、胡散臭い連中がいろいろからんでいるのである。

「パチンコ議員」で検索すれば実態も判るだろう。

「警察 天下り パチンコ」での検索もなかなか味わい深い。

お役所の発想では、このような事件が起きると、安上がりな責任逃れ対策として、事件を引き起こした「凶器」を国民から取上げる行動に走る。「ダガーナイフ所持禁止」などが典型的な例である。

≪ガソリン携帯缶だって長期旅行者やキャンプするアウトドア派やバイク乗るライダーには必須だから規制はあかんで ≫

庶民がこのように危惧するのもやむを得ないだろう。

 

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