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===================================================== 発行部数 26 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2009/06/25 (Thu) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.木曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 木曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル BOSS 局 名 フジテレビ系 放映日時 木曜22時 キャスト 大澤絵里子(天海祐希) 野立信次郎(竹野内豊) 木元真美(戸田恵梨香) 花形一平(溝端淳平) 脚 本 林宏司 主題歌 Superfly「My Best Of My Life」 あらすじ 最終回 衝撃の最終回拡大SP…裏切りの果て 『捜査一課特別犯罪対策室』で室長で警部の大澤絵里子(天海祐希) は駆けつけた木元真実(戸田恵梨香)と山村啓輔(温水洋一)に、警 視総監・大山源蔵(津川雅彦)が誘拐されたという。 警視総監を追う池上健吾(石垣佑磨)。 だが運転していた男・高倉龍平(反町隆史)が健吾を撃ち、バイク の健吾は横転する。 高倉は、バイクの男が、犯人に仕立て上げた健吾だと知ると、なん で殺しておかなかったんだ、と言う。 絵里子は花形一平(溝端淳平)に車を回させ、警視総監を乗せた車 を追う。 警視庁では、警視総監と参事官補佐の野立信次郎(竹野内豊)が誘 拐された、と大騒ぎになっている。 途中で信次郎達は、乗ってきたセダンからワゴン車に乗り換える。 そこで、『黒い月』のほかのメンバーたちと合流する。 いかつい捜査一課の係長の小野田忠(塩見三省)は、全身4箇所を 撃たれ、瀕死の重傷で警察病院に入院中。 絵里子は片桐琢磨(玉山鉄二)の報告を聞き、『黒い月』に繋がっ ていた警官が、信次郎だと知る。 信次郎を「野立さん」と呼ぶ者がいるたびに、いちいち絵里子は 「野立」と呼び捨てに訂正する。 絵里子は、警察上層部の動きを知るために、『捜査一課特別犯罪対 策室』に人を呼んだという。 呼ばれたのは参事官の屋田健三(相島一之)。 絵里子は、屋田も含めてみんなに、警視総監誘拐対策チームには、 しばらく信次郎が『黒い月』のメンバーだということは隠しておく。 信次郎がメンバーだということがばれたら、信次郎は開き直り、警視 総監の命が危ないから、と。 屋田は、対策室の室長は刑事部長の丹波博久(光石研)、そして 『捜査一課特別犯罪対策室』の指揮は、これから屋田が執るという。 岩井は、裏金の預け先を探ると言う。 だが他のみんなは、そんなものはタックス・ヘブン(租税回避国) の金融機関に預けられていて、追跡できないだろうと反対する。 『黒い月』の高倉から対策室に、電話が入る。 要求は、24時間以内に、刑務所に収監されている『黒い月』の幹 部3人を釈放すること。期限は明日4時、と言う。 幹部解放には、法務大臣の許可が要り、24時間では無理だと言う が、高倉は応じない。 警視総監の無事な姿を見せろと要求すると、メールを送ってある、 と高倉。 確かにそのメールに付けられた動画では、ライフル銃を突きつけら れた警視総監は生きている。 『黒い月』幹部について検討する『捜査一課特別犯罪対策室』のメ ンバーたち。 今回釈放要求の出た3人は、一人が死刑で、2人が無期懲役。ただ 刑はまだ確定しておらず、係争中。 そして今回、業者に化けて侵入したグループのボスは高倉。グルー プ1番の武闘派として知られ、いつも冷静に対応しており、しっぽを つかませない。 全身打撲で、警察病院に収容されている健吾。24時間の監視が付 いている。 健吾を見舞う絵里子。 健吾は、手にリストを持っている。過酸化ベンゾイルの持ち出し記 録だ。 健吾は、自分の手で、自分を陥れた犯人を見つけ出してやるという。 絵里子は、そんなことは警察に任せておけばいいと言う。 健吾は、その警察が真実を見つけず、自分を逮捕したのではないか、 と言う。 絵里子は、5年前も、健吾は犯人ではないと思って、捜査しようと した。 その時、圧力がかかり、捜査を続けられなかった。 でも、今回は絵里子が責任を持って捜査する。自分を信じて欲しい と言う。 小野田の病室を見舞う絵里子と真実。 小野田は眠ったまま。 2人は小野田の病室を出ると、そのまま病院の外まで行く。 すると、高倉から絵里子の携帯に電話が掛かってくる。これから絵 里子を交渉窓口とする。まずはプレゼントを贈ったから、と言う。右 隣のめがねの女の子にもよろしく、と。 絵里子は電話を切ると、小野田が危ない!と小野田の病室へと駆け ていく。 小野田の病室に、医者を装った男が、拳銃を手に入ろうとする。 そこに岩井が現れて、男の手から拳銃を取り上げる。 しかし男はダガーナイフももっいいて、それで岩井に斬りつけ、倒 れた岩井から逃れ、病院の外へと走り去る。男を追う片桐。 岩井を助け起こす花形。 岩井は死を覚悟していた。 でも、そこに絵里子がやってきて、岩井が全く怪我をしていないこ とがわかる。 また絵里子の携帯に、高倉から電話。 絵里子は、この病院の監視カメラをハッキングして、監視していた のね。真実がめがねを掛けていたのは、小野田の病室とこの三階の廊 下だけだから、と。 高倉は、絵里子のことを気に入る。 その後、山村から絵里子に連絡が入る。東京の中央変電所に爆発物 が仕掛けられているのが見つかり、爆発物処理班が向かったが、誰も 見たことのない爆弾で、解除できない、と言う。 鑑識官で監察医でもある奈良橋玲子(吉瀬美智子)と真実は、日本 にはまだ解除したものがいない燃料気化爆弾だと言う。 絵里子は、一応付近の住民を全員避難させ、片桐には、まだほかに も仕掛けられていないか探すよう指示する。 絵里子は、それを解除できる人物に、一人だけ心当たりがある、と 言う。 現在服役中の野垣泰造(武田鉄矢)に会う絵里子。 野垣は、自分が協力すると思うのか?絵里子には、プライドが無い のか?と言う。そして、オレは死刑になる。失うものなど無い、と言 う。 絵里子は、これを解けば、爆弾犯としては、一番というプライドが 守られる、と言う。 野垣は、では絵里子のプライドは守れるのか?とペンを絵里子の手 首に突き立てようとする。 絵里子は、野垣にはそんなことはできない。野垣には、人を殺すと きには、爆弾を使うはずだ、と言う。 野垣は、絵里子が泣いた顔が見てみたかったのにな、と言う。 絵里子は、事件解決のためになら、殺人犯にだろうが、何でろうが、 頭を下げる、と言う。 野垣は、絵里子の泣いた顔が見られたら協力してもいいと言う。 真実が珈琲を用意し、それを飲みながら解析を始める野垣。よくこ れだけややこしいものを作ったな。それに、少しでも扱いを間違った からドカンだ、と言う。 そして、絵里子に、本当に自分を信じているのかと聞く。 絵里子は、信じていると答える。 最初、野垣は中央と右の導線を切ると言うが、慌てて訂正する。絵 里子が置いた絵が反対だったのだ。 野垣の指示を携帯電話で、現場にいる山村に伝える真実。 慎重に、親権に解除手続きを伝える真実。 最後に赤い導線を切れ、と野垣。 だが絵里子はそれを止め、青を切れ、と言う。 真実は、青い導線を切るよう伝え、現場でも、青い導線を切り、時 限爆弾は止まる。 野垣は、なぜ最後に青を選んだのか聞く。 絵里子は、野垣が途中でやけに慎重だった。絵里子もだますなら、 途中まではまじめにやり、最後に騙す。似たもの同士だから、よくわ かるのよと言うと、額に浮いた汗を手でぬぐう。 野垣は、絵里子の泣いた顔を見たかったな、と言うが、最後に可愛 いなと言う。 高倉は絵里子に、まさかあの爆弾を解除できたとは、と言う。 絵里子は、あの爆弾を高倉が作ったとしたら、高倉はかなり手先が 器用。そして冷静、と言う。 高倉はプロファイリングか?と言う。 絵里子は、では、交渉に切り替えましょうか?と言う。 人質解放の条件が対策室にも伝えられる。 場所は、解放するときに知らせる。見晴らしのいいところで、回り に警官が隠れていることが分かったときには、警視総監を殺す。幹部 を連れてくる車は、絵里子が運転すること。 人質とは、警視総監と信次郎。 『捜査一課特別犯罪対策室』では、絵里子が、自分と真実と屋田が 交渉役をやる、と言う。 チャンスは、人質交換の時。警視総監を安全な場所に行かせたら、 信次郎を殺す。その一瞬だけ、と。 健吾と話をする絵里子。 見舞いに来た池上浩(丸山智己)に、廊下で待っていた真実は、健 吾の無実を一番信じているのが絵里子だという。絵里子は言わないと 思うけど、と。 浩は分かっている。例え離れていたとは言え、5年も絵里子と付き 合っていたんだから、と言う。 絵里子が屋田に、健吾の脱走を報告。警備の隙を突かれたのだ。つ い絵里子は健吾に、明日の交渉のことを言ってしまった。健吾はきっ と『黒い月』を追うのだろう。だが、健吾には、バイクしかあしがな い。 玲子に頭を下げる真実。 玲子は科捜研としてやれるだけのことはやる。刑事さんの依頼だか らね、と言う。 『捜査一課特別犯罪対策室』のメンバーはみんな拳銃を携行する。 絵里子達は、調布刑務所に到着する。 やってくる『黒い月』の幹部3人。 彼らは、絵里子に「運転手なんだから、ドアぐらい開けろ」と言う。 絵里子は、腹を立てながらもドアを開け、彼らが乗り込むとドアを 閉める。 その時、警察無線が鳴る。高倉からの指示。西多摩第三倉庫跡地。 半径3キロ以内に警官の姿を見たら、警視総監を即殺す、と言う。 絵里子は、ずいぶん用心深いのね。本当はビビってんじゃないの? と言う。 高倉は、挑発しようとしても無駄だという。 その報告を聞いた刑事部長は、今は警視総監の命が大切。犯人の要 求には従う。3キロ離れたまわりに、非常線を張るよう指示。 3人の幹部を乗せた絵里子の覆面パトカーと、真実と屋田が乗った 覆面パトカーの二台が、西多摩第三倉庫跡地の建物の前に止まる。 そして、みんな車から降りると、倉庫の中へと入っていく。 絵里子は、「高倉!」と大声で叫ぶ。 奥から拳銃を手に、悠然と現れる高倉。 絵里子は、「最後に聞かせて。何でこんなことを」と聞く。 「腐った国をたたきつぶす。これだけメチャクチャなのに、暴動一 つ起きない国なんて、日本ぐらいだ。そんな国、オレが変えてやる」 と自分のこめかみに拳銃を当てる。 絵里子は、そんなことをしても、犠牲者が出るだけだと反論。 高倉は、革命に犠牲はつきものだ。雑魚どもの1人や2人、どうな ってもいいと言う。 絵里子は、「そうよね、あなたは雑魚じゃないのね」と言う。 満足そうな高倉に、絵里子は、「かわいそうに、あなたは雑魚にす らなれないものね」と言う。 真実が幹部たちの手錠の鍵を外し始める。 絵里子は真実に「待て」と言うと、高倉に人質の解放は、同時だと 言う。 警視総監と信次郎が前へと歩き始める。 絵里子がおかしいと言い始める。 高倉は、『オレがこの国を作り替える』と言った。普通革命グルー プは、『我々が』と言うはず。 すなわち、高倉の狙いは、幹部の解放ではない、と。 その時、高倉が手にした拳銃で、次々と幹部を撃つ。 信次郎も拳銃を取り出すと、警視総監の左胸を撃つ。 絵里子と真実が、警視総監の身体を引きずって、車の陰に連れて行 く。 だが、警視総監の頸動脈に拍動はない。正確に心臓を射抜かれたの だ。 絵里子が真実に、信次郎を追うよう指示する。 拳銃を手に、奥に入っていく真実。 高倉は、撃ち殺した幹部達を、「使えない奴」と一瞥すると、残り のメンバーと倉庫の外へ出る。 そして、自分たちが乗ってきた車の前へ来ると、爆弾が仕掛けられ ているかもしれないと言って、絵里子達が乗ってきた二台の覆面パト カーに分乗すると、赤色灯を回し、サイレンを鳴らして走っていく。 やってきたパトカーが、次々とその覆面パトカーを追う。 信次郎を倉庫の奥へ追う真実。 それに続く絵里子。 側面から回り込む屋田。 『黒い月』のメンバーが乗り込んだ覆面パトカーは、次々と検問を 強行突破していく。 覆面パトカーを追っているパトカーの一台が横道へ曲がる。 なんと、そのパトカーの中には、高倉ともう1人のメンバーが乗っ ていたのだ。 倉庫の反対側の口から外へ出る信次郎。 信次郎が時々発砲するので、絵里子たちは外へ出られない。 信次郎は、物陰に隠れている。 絵里子は、「野立、出てこい」と念じる。 遂に絵里子が外へ出て、全身をさらす。 信次郎も物陰から出て、対峙する。 絵里子が拳銃を発射し、それは信次郎の身体に当たる。 続けてもう一発絵里子は発射する。 地面に倒れる信次郎。 駆けていき、信次郎の頸動脈に手を当てる絵里子。拍動していない ことを確かめると、信次郎の両目を閉じる。 屋田は、本当に信次郎が裏金を.....と言う。 絵里子は、「そんなことはいい。木元、行くぞ」と言って、2人で 去っていく。 屋田は信次郎の死体のそばに跪き、拳銃を地面に置くと、ポケット からハンカチを取りだし、その中のUSBメモリーを、指紋を付けな いようにして、信次郎のポケットに入れる。 そこに絵里子が現れ、素早く屋田が置いた拳銃を踏んづけると、今、 何を入れたの?隠し講座の情報?と言う。 屋田は、信次郎が隠し持っていたのだという。 だが絵里子は、信次郎の背中を叩き、もう死んだふりしなくていい から、と言う。 「なげーよ」と言いながら立ち上がる信次郎。 真実に声を掛けると、真実は建物の中からビデオカメラで一部始終 を撮影しました、と言う。 信次郎は撃たれたはずじゃないか、と屋田。 信次郎がスーツの前を開く。 するとそこには配線と血液のカプセルが仕込まれていた。 真実が玲子に頼んで、作ってもらったのだ。真実は、まだ仕掛けは ありますよ、と腕も爆発させてみせる。 「イテッ」と信次郎は言うが、今のは痛くなかった。胸の所はちょ っと痛かったけど、と言う。 いきなり、真実からこれをセットするよう言われたときは驚いたと 信次郎。 因みに絵里子の拳銃は空砲。 屋田は、信次郎は命乞いをして、その代わりに警視総監を殺したん じゃないか、と言う。 そこに警視総監がスキップをしながら現れる。 胸を撃たれたはずでは!?と屋田。 警視総監は、モーニングの胸ポケットから、スワロフスキーが散り ばめられた女物の名刺入れを取り出す。その名刺入れに、拳銃の弾が 刺さっている。 その名刺入れは慎太郎がホステスから貰ったものだった。信次郎が、 警視総監の胸ポケットに入れたのだ。 警視総監は、信次郎の拳銃の腕に掛けたのだ。頭の上にリンゴを載 せた人の気持ちが分かった。信次郎のロビンフットぶりは顕在だった という。 信次郎は、あの時、命乞いをするマネをして、その代わりに、警視 総監を殺す役をつかんだ。高倉は拳銃に弾を一発だけ詰めて、信次郎 に渡した。 警視総監は、信次郎にテログループとつながりを持って裏金をプー ルしている警察官の一掃を密かに命じた。 あの時、手違いが生じた。 高倉が警視総監に拳銃を突きつけ、信次郎を「ボス」と呼んだこと だ。信次郎は、その高倉の誤解を利用することにしたのだ。 あの時、信次郎は絵里子に向かって、笑顔で顎のあたりをさすった。 それは2人がバディの時からのサインで、信次郎のやったのは、 『かなりヤバイ』というサイン。 それに対して絵里子は、『了解』と返した。 警官は、芝居ができてナンボ、というのは、絵里子がまだ新人だっ た頃、警視総監から教えられたことだと言う。 警視総監は、詐欺師もだませるほどの演技力が必要だという。 パトカーで逃げ、得意になっている高倉。 そのパトカーを健吾のバイクが追ってきている。 高倉はトンネルの入り口にパトカーを止めると、一緒に乗っている メンバーに、時計の音がしないか?と言う。 念のため、パトカーのトランクを開けると、そこには時計を手に持 った山村が入っていた。拳銃を高倉に向けているが、高倉は落ち着い ている。 そこに岩井や片桐も拳銃を構えて駆けつける。山村の携帯に付けた GPSで追ってきたのだ。 バイクの健吾もやってくる。 でも、ヘルメットを脱いで出てきたのは、花形だった。 警視庁に護送されてくる高倉。 高倉は、出迎えた絵里子に、どうしてわかった?と聞く。 絵里子は、高倉は誰も信じない。だから、絶対逃走経路を用意して いると思った、と言う。 信次郎が捕まってからやったことは、『捜査一課特別犯罪対策室』 と信次郎の部屋の盗聴器を探すこと。 真実が探してみると、実際に見つかった。 それから『捜査一課特別犯罪対策室』の部屋では、信次郎がテロリ ストと繋がっている警察官という設定で会話をした。 本当の作戦は、盗聴されていない場所を使って、屋田のいないとこ ろで行った。 信次郎がテロの一味でないと分かったのは、片桐が貰った『野立会』 のチケット裏に、信次郎は裏金事件を追っているが、今はまだ他の人 には黙っていてくれと書かれてあったからだ。 しゃべると盗聴される恐れがあったので、さりげなくメモで渡した のだ。 刑事部長は、大勢のレポーター達に囲まれ、これから徹底的に警察 の不正を糺していく所存だという。 絵里子は、他の病院へ移ってくれて、自分たちの芝居に力を貸して くれた礼を、健吾に言う。 そして、健吾の無実を明らかにし、失われた5年間の倍賞を勝ち取 ることに力を貸してくれる弁護士として、友人の『間宮貴子』を紹介 する。貴子は絵里子同様、腕も良く、巨乳だと付け加える。 浩は、絵里子が健吾の無実を証明してくれるために奔走してくれて いることの礼を言う。 絵里子は、浩が健吾の病室を動かしたあとのお芝居をしてくれたの で助かったという。 浩は、また自分には何も言わずに行ってしまうのか?と絵里子に問 う。 答えずに立ち去る絵里子。 野立会に来ているのは、花形だけ。 野立に遅れてやってきた片桐は、信次郎から教えられた口上を言う が、固い。 片桐が席に着くと、『オレは不器用だから』とだけ言ってはいられ ないぞ、と、流麗に挨拶してみせる。 だが、肝心の合コン相手の、エレベータガールたちが一人も来ない。 花形が、エレベータガールのまねをする。 川浚いにかり出される山村と岩井。 だが、川に入って探しているのは山村だけで、岩井は相変わらず、 岸から山村に指示するだけ。 岩井は、最近、一番男らしい人を見つけたという。 山村がその写真を奪うと、写っているのは、絵里子。 男よりも男らしいと、うっとりと眺める岩井。 真実は、玲子の所に新たな鑑定依頼物を持ってきて、先日の毛髪、 わかりましたか?と聞く。 玲子がこれから、と答えると、真実は、玲子も少し現場に出て、生 身の人間を知った方がいいですよ。その毛髪、どうみても男でしょ、 と言う。 玲子は、真実がますます絵里子に似てきた。これって、決してほめ 言葉じゃないからね、と言う。 真実は、玲子にならって、男を狩りに行かなければ、と言う。 みんな、今にも『捜査一課特別犯罪対策室』のドアを開けて、絵里 子が「さあ、事件よ!」と言う気がしていた。 絵里子はその頃、スーツケースを引いて、パスポートと航空券を手 に、空港にいた。 絵里子は手柄を挙げてきたのだ。 松葉杖を突いて、部下達と現場に出る小野田。だが、肋骨の傷が、 すぐに痛む。 Until the next case.....Later! 寸 評 なんと、こんなどんでん返しが用意されていたとは。 信次郎は、テロリストと結んでいたわけではなかったのですね。 『捜査一課特別犯罪対策室』に、屋田が呼ばれたときは、屋田は実 は正しい人で、信次郎が悪事をはたらいていたと、騙されました。 絵里子の次の仕事は何なんでしょうか。『捜査一課特別犯罪対策室』 に所属はしているのでしょうか。外れたのでしょうか。 続きを作り、シリーズ化するつもりかが気になります。 そういえば、離婚弁護士・間宮貴子も、続編が作られましたよね。 次のシリーズでは、貴子と絵里子が対面するかもしれませんね。警 察側証人と、犯人側弁護士とかの設定だと、なかなか面白そうな気が しますが。 執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- インターネット上でニュースを見ていて、『マイケル・ジャクソン』死亡と 見たときは、最初たちの悪い冗談かと思いました。 その次に、享年50歳と知ったとき、もうそんな年なんだとびっくりしまし た。 マイケル・ジャクソンについては、子供の虐待とか、繰り返す整形手術とか の話題の方がリアルタイムで聞いていて、『スリラー』とか、ムーン・ウォー クとかは、そのマネをする芸能人を見て、知った記憶があります。 今回、ニュースで流れるマイケル・ジャクソンの映像と、リアルタイムで見 ていた人の話を聞いて、すごい人だったのだということを認識しました。(鈴 木) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |