メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 09/06/30  2009/06/30


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2009年6月30日 発行
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□本日の結果
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06/30 06/29一般会員銘柄SC +4.08% 合計+4.08%
06/30 06/29一般会員銘柄GY +3.20% 合計+3.20%
06/30 06/29特別会員銘柄FB +1.95% 合計+1.95%
06/30 06/28一般会員銘柄NG +3.47% 合計+3.74%
06/30 06/22特別会員銘柄ET +4.51% 合計+11.80%
06/30 06/18一般会員銘柄TS +1.75% 合計+6.75%
06/30 06/18一般会員銘柄KK +3.78% 合計+5.49%
06/30 06/17特別会員銘柄NY +5.62% 合計+6.39%
06/30 06/17一般会員銘柄DK +1.46% 合計+3.18%
06/30 06/09イー・アクセス(9427) +0.63% 合計+7.58%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は174円高の9,958円と大幅反発となりました。
昨晩の米市場の上昇を背景に朝方から買いが先行し、
月末恒例のドレッシング買い期待などから先物主導で上げ幅を拡大、
一時10,000円の大台を回復する場面もありました。
ただ節目を超えて買い上げる材料は無く、次第に上値の重さから伸び悩み、
後場は狭いレンジでの揉み合いとなりました。

□相場総括
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本日は米市場の上昇や、ドレッシング買い期待から上げ幅を拡大しました。
ただあくまで先物主導での動きに留まり、東証1部売買代金は低調なままと
なっており、174円高と大幅上昇となったものの現物の動きは今ひとつ
という感が否めません。
今晩から米国を中心に国内、中国と注目指標が発表されるとこともあり、
指数大幅上昇の影に隠れて機関投資家などは様子見姿勢の強い動きを
見せております。

先物の手口では、昨日大きく売り越して指数を押し下げたクレディスイスが
2,572枚の買い越し、またソシエテジェネラルが4,271枚と
ドレッシング買い期待の先物買いを入れたことで本日の上げを主導しました。
一方で10,000円でのオプションに絡んで、ドイツ証券が4,823枚の
売り越しとなり、上値を抑える要因となりました。

□新興市場動向
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新興市場は3指数揃って続伸となりました。
日経平均の上昇を受けて朝方から買いが先行しましたが、
現物の盛り上がりに欠ける少ない資金が東証1部へ流れていったこともあり、
次第に売りに押されて下落に転じる銘柄も目立ちました。
特にマザーズネット関連銘柄を中心に利益確定売りに押され、
マザーズ指数は一時下落に転じる場面もありました。
ただあくまで短期資金が日経平均の上昇に合わせて東証1部へ向かった
格好となり、再び大型株が停滞する場面では新興市場を中心に物色される
動きが想定されます。
しかし東証2部やジャスダックの低位銘柄物色が目立ち、短期資金が幅広く
分散していったことが伺え、直近は捉え辛い展開もありそうです。

□個別銘柄動向
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日経平均は先物主導とはいえ大幅上昇したことから、東証1部の73%の銘柄が
値上がりとなりました。
セクターでは、商品市況の大幅上昇から商社、鉄鋼、非鉄、石油、
資源関連銘柄が軒並み上昇となっております。
他、不動産、証券なども買われましたが、材料が出て嫌気されていた
大和證券は続落、大手銀行でもまちまちの展開となっております。

会員銘柄では、サイバー・コミュニケーションズ(4788)、日本碍子(5333)、
e−まちタウン(4747)、ネットイヤーグループ(3622)が物色されました。
場中銘柄では、アーネストワン(8895)、フィンテックグローバル(8789)、
住友不動産(8830)、オリックス(8591)、アイフル(8515)、
武富士(8564)などが物色されました。


■今晩の海外市場の動向
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今晩の続伸基調が期待されるものの、雇用統計などの重要指標を控えて
いることもあり、薄商いが予想されます。
昨晩は四半期末のドレッシング買いから上昇となりましたが、
本日もこの流れが継続するかどうかが注目されるところです。

昨晩の米市場は、ダウが90ドル高と反発となりました。
朝方は揉み合いスタートとなりましたが、中国が外貨準備通貨の
方針維持を表明したことから、金利低下となったことが好感されました。
また商品市況が上昇しエネルギー関連銘柄が反発したこと、
四半期末特有のお化粧買い観測もあり、相場を押し上げる展開となりました。

□注目海外指標・決算
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米主要企業決算発表は予定されておりません。
経済指標では、4月S&Pケース・シラー住宅価格総合指数、
6月シカゴ購買部協会景気指数、6月消費者信頼感指数が予定されております。
予想では、4月S&Pケース・シラー住宅価格総合指数が前年比-18.8%
(3月-18.7%)、6月シカゴ購買部協会景気指数が39.0(5月34.9)、
6月消費者信頼感指数が55.2(5月54.9)となっております。
4月S&Pケース・シラー住宅価格総合指数は、ほぼ前回同様の予想となって
おりますが、ブレた方向に市場が反応する可能性が指摘されております。
6月シカゴ購買部協会景気指数は、前月からの反動増が見込まれておりますが、
先行して発表されたNY連銀指数が下ブレ悪化、フィラデルフィア連銀指数が
上ブレ改善とまちまちの内容となっているだけに、上下どちらにもブレる
可能性あると見られております。
6月消費者信頼感指数は、雇用環境の改善傾向から上ブレの可能性が
ありそうです。

□その他海外注目材料
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要人関連んでは、ブラード米セントルイス連銀総裁、
ホーニグ米カンザスシティー連銀総裁がそれぞれ講演を予定しております。
また連日同様、長期金利動向にも注目され、株価指数、為替などへ
大きな影響を与えてくることが想定され、動向が注目されます。


■明日の展望
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明日は年初来高値の10,170円を意識する展開が期待されます。
まずは寄り前に発表される6月日銀短観が注目されるところであり、
景況判断指数が3四半期ぶりに改善していることからも、
日銀短観もこれに準じる動きが期待されております。
また、中国では10時に6月PMI(製造業購買担当者指数)の発表が
予定されており、先月は分岐点の50を上回ったことから中国関連銘柄が
動意付いた経緯があります。

今月の動向も非常に注目度が高まっておりますので、
確認しておきたいところです。
一方で、本日はドレッシング買い期待からの大幅上昇を演じましたが、
上昇のほとんどがこれに準じたものであった場合、
明日はこれが剥がれることから反動安になる可能性もあります。
今晩の米市場動向、明日の国内外の指標に買い上がる材料が無ければ、
利益確定売りが膨らむ可能性を考えておきたいところです。

□テクニカル分析からの展望
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25日線及び5日線をサポートとして、一瞬ですが日経平均10,000円に乗せました。
昨日ミニデッドクロスを形成した5日線と25日線はミニゴールデンクロスを
発生させ、デッドクロスを拒否した格好となりました。
昨日は6/16のマドの下限が上値抵抗となりましたが、
本日はこれが下値支持となり、マド埋め目前まで迫りましたが、
10,029円まで30円弱足りませんでした。
ボリンジャーバンドでは+1σ水準にあり、これが抵抗線として
意識しやすいところですが、-1σで反転してからの+1σ到達なので、
このまま+2σへ移行していく可能性も十分にありそうです。

本日は6月最終日となり、月足では4ヶ月連続の陽線を形成しました。
本日上昇したことで長い上ヒゲを残すことなく綺麗な陽線で終えて
いることから、来月も年初来高値10,170円を抜いてさらなる高値を
目指す展開も期待できそうです。

□総括・今後の方針
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本日は大幅上昇となり、下値不安は後退しているものの、
本日の上昇が月末恒例のドレッシング買いに起因する部分が大きかったこと、
重要指標が連続することから、不安要因も大きい状況です。
まずは今晩の米市場、そして明日の日銀短観、中国PMIを確認していき、
景気改善観測で上げてきた事実確認をしておきたいところです。
ポジティブサプライズが無ければ、材料出尽くしから利益確定、
ドレッシング買いの剥がれ落ちからの反動売りの可能性も
考えておきたいところです。
テクニカルで見ると、終値で日経平均10,000円を回復できるかが注目されます。
個別では、本日が幅広く統一性無く物色されたこともあり、少し手掛け辛さが
感じられ、日々短期資金の物色動向を追う展開となりそうです。

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□本日のメルマガ銘柄
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フォーサイド・ドット・コム (2330)
現在値:4,280円

外資系ファンドが買い付けている銘柄で、本日は25日線から大幅反発、
ストップ高となり高値を更新してきました。
テクニカル面での上値余地もあり、一段の上昇を期待したいところです。

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