メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 09/06/23  2009/06/23


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2009年6月23日 発行
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□本日の結果
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06/23 06/22特別会員銘柄ET +1.61% 合計+1.61%
06/23 06/22特別会員銘柄RC +3.60% 合計+3.60%
06/23 06/22一般会員銘柄MP +8.90% 合計+8.90%
06/23 06/21一般会員銘柄RT +2.75% 合計+5.66%
06/23 06/15特別会員銘柄BA +4.33% 合計+1.30%
06/23 06/09一般会員銘柄EA +4.63% 合計+0.95%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は276円安の9,549円と大幅反落となりました。
昨晩の米市場が大幅下落となったことを受けて、
朝方から日経平均も売り先行の格好となりました。
一旦はシカゴ日経先物円建て水準で揉み合う動きもありましたが、
これを割り込むと一気に先物主導で下げ幅を拡大し、
前場は303円安と大幅下落で終了しました。

後場に入っても安値圏で揉み合う動きが継続し、銀行、輸出関連、
景気敏感といわれる銘柄が大きく売られたことで指数の上値を抑え、
押し目買いが入りながらも上向くことはできませんでした。
また後場は先物を買い戻す動きが下支えとなったものの、
一方で現物を拾って先物を売る裁定取引が散見されたことも
揉み合いの要因となりました。
日経平均は4月以来の25日線を割り込んでの終了となりました。

□相場総括
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短期基調、中期基調共に横ばいから下向きに転換しました。
シカゴ日経先物の円建て終値9,600円を一旦は意識するものの、
これを割り込むと先物に大口の売りが入り指数を一気に押し下げました。
9,500円の節目をメドに下げ渋り、安い場面では押し目を拾う動きも
見られましたが、機関投資家などは現物を買って先物を売る裁定取引を
行っていたため、後場は安値での揉み合いに終始することになりました。

本日、先物での売りを主導したのがクレディスイスで、
日経平均型を3,993枚売り越しております。
次いでニューエッジが1,600枚の売り越しとなっております。
クレディスイスは売りが3,993枚に対し買いが0枚ということで、
朝方に一気に下落した要因を作りました。
逆にニューエッジは買い17,750枚、売り16,150枚と、売り買い共に
大商いとなっており、前場に売り後場に買い戻している格好が見て取れます。
本日は先物が8万枚の売買と久々の大きな商いとなりましたが、
ニューエッジの大商いがその一つの要因となりました。

□新興市場動向
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新興市場は、3指数揃って大幅反落となりました。
日経平均の大幅下落を受けて、朝方から売り一色となり、マザーズ、
ヘラクレスなどは3%弱の下落幅となる場面もありました。
ただ前場中頃から、マザーズ主力ネット関連銘柄を中心に押し目買いが入り、
プラスに転じる銘柄も散見されるなど、個人投資家の物色意欲が
感じられるものとなっております。
しかし後場になっても日経平均が底値揉み合いとなっていることから、
新興市場銘柄も次第に売りに押されており、失速して終了しております。
さすがに本日は売り優勢となってしまいましたが、
個人投資家の短期資金循環物色の動きは継続しており、
暫くはネット関連銘柄を中心に注目されそうです。

□個別銘柄動向
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本日は朝方から大幅下落となったことで、東証1部値下がり銘柄が
85%に達する全面安商状となりました。
特に大型主力株を中心に売り込まれ、大手銀行、証券、不動産、
損保など金融関連銘柄が軒並み売られております。
また原油を筆頭に商品価格の大幅下落から、鉄鋼、非鉄、海運、商社など
景気敏感株と言われる銘柄の下げがきつく、大きく下落する銘柄が目立ちます。
一方で相変わらず物色の対象となっているのが電池関連となっておりますが、
これら銘柄は既にかなりの割高水準に達しているとされており、
あくまで個人投資家の短期資金が集中している格好となっております。
また個人投資家の物色意欲は衰えておらず、前場は新興市場ネット関連銘柄、
後場は低位株といった具合に短期資金で押し目を拾う動きが散見されました。

会員銘柄では、イー・アクセス (9427)、ビットアイル (3811)、
マネーパートナーズグループ (8732)などが上昇となりましたが、
さすがに売りに押される銘柄が目立ちました。
場中銘柄では、セプテーニ・ホールディングス (4293)、東洋精糖(2107)、
井関農機 (6310)、津田駒工業 (6217)などが買われました。


■今晩の海外市場の動向
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今晩の米市場は昨日の大幅下落のショートカバーの動きから、
小幅でも一旦は反発する展開となるものと予想されます。
昨晩は世界銀行の実質成長率見通し下方修正によって
大きく売られる展開となりましたが、普段は特段注目される材料ではなく、
手掛かり材料難の中で市場心理の下値意識が強まっていたこともあり、
ちょっとした悪材料に敏感に反応した格好となりました。
この影響は昨日で全て織り込んだとされており、今晩の経済指標、
金利動向次第となってきそうです。

昨晩の米市場はダウが200ドル安の大幅下落となりました。
世界銀行が2009年世界経済の実質成長率が2.9%に落ち込むと予想したことで、
原油を始めとする商品価格が大幅下落となり、エネルギー、素材、
金融株などが大きく下落、NYダウは25日線、200日線に続き、50日線も
割り込んで終了しており、チャートは下へと崩れる格好となりました。

□注目海外指標・決算
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今晩の主要企業の決算発表は、オラクル、ジェイビル・サーキットなどが
予定されております。
経済指標では、6月リッチモンド連銀製造業景況指数、5月中古住宅販売件数、
4月米連邦住宅金融局住宅価格指数が予定されております。
予想では、6月リッチモンド連銀製造業景況指数が5(5月4)、
5月中古住宅販売件数が482万戸(4月468万戸)、
4月米連邦住宅金融局住宅価格指数が-0.3%(3月-1.1%)となっております。
最大の注目は5月中古住宅販売件数であり、4月の販売保留指数が
大きく上昇していることから、上ブレとなる可能性が指摘されております。
ただ今月に入って長期金利上昇がネックとなっており、
5月の結果が仮に好調となったとしても、6月は金利上昇からの悪化の
可能性が指摘されており、反応は限定的の留まることもありそうです。

□その他海外注目材料
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本日は米2年債入札(400億ドル)が予定されております。
不調であれば金利上昇、好調であれば金利低下となり、
株式市場にも金利動向が大きく影響してくることが予想されるだけに
注目されます。
また今晩を皮切りに、今週は3年債、5年債と入札が相次ぎますので、
金利動向を注視する必要がありそうです。


■明日の展望
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明日の日経平均は、本日の大幅下落からの反動から、
一旦は小反発の動きが想定されます。
25日線を割り込んだことから、下落トレンド転換意識が強まりましたが、
テクニカル面ではなんとかギリギリのラインで留まっており、
9,500円を割り込まずに下げ止まるかに注目されます。
ただ9,500円を割り込むようだと、先物主導で一気に弱含む展開に発展する
可能性もありますので、まずは今晩の米市場及びシカゴ日経先物の
結果を見たいところです。

□テクニカル分析からの展望
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本日の大幅下落で25日移動平均線を明確に割り込みました。
4月にも同様に割り込む場面がありましたが、その時はすぐに反転し
5日線と25日線のデッドクロスをギリギリで拒否しましたが、
今回も同じ動きを見せることができるかに注目されます。

ただ25日線を割り込んだことで下向き意識が強まった格好となり、
本日は節目の9,500円を意識しながらも、4/28安値から6/12高値までの
38.2%押しの水準で踏み止まりました。
上昇トレンド継続のための最終ラインで踏み止まった形となり、
明日以降反発して25日線を回復できれば、再度調整一巡からの動きも
期待できそうです。

一方で25日線や5日線が上値抵抗として意識され、
9,500円を割り込んでくれば、一目均衡表の雲の上限9,000円の節目を
意識することになるため、注意が必要です。
週足で見ても、まずは9,500円が雲の下限となっていることから
重要なサポートラインとなってきます。
そこから下方に放れてしまえば節目の9,000円、そして3月からの上昇の
32.8%押しに相当する8,600円前後が最終的に意識されることになりそうです。

□総括・今後の方針
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上のテクニカル分析の通り、本日は25日線を下放れながらも、
ギリギリのところで踏み止まっており、まずは今晩の米市場の動向を
注目したいところです。
ただNYダウのチャートは、25日線、200日線を割り込み、
既に下方へ崩れた格好となっているだけに、今後の展開も油断できない
ものとなりそうです。
相場全体で見ると下げ止まりを待つことになりますが、
最悪で短期下降トレンド入りとなり、日経平均8,500円まで下値余地が
あることを頭に入れておきたいところです。

一方で銘柄を見れば新興市場銘柄や中小型材料株、
仕手筋銘柄などの短期資金の循環物色が続いており、
暫くはキャッシュポジションを高めながら、
こういった銘柄を短期小口で物色していくことになりそうです。

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□本日のメルマガ銘柄
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様子見となります。


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