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■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ ┃ Multi Lingual Internet Mail Magazine ┃ ★ jp-Swiss-journal ━ Vol. 108 - June 20, 2009 (Swiss Time) ┃ ☆ http://www.swissjapanwatcher.ch/ ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ 【 目次 / INDEX / INHALTSVERZEICHNIS 】 【J】 政党政治 明子 ヒューリマン 【E】 Party Politics Akiko Huerlimann □━━━━━━━━━━━━━━【 日本語 】━━━━━━━━━━━━━━□ 政党政治 明子 ヒューリマン 5月29日付のターゲス・アンツァイガー紙に連邦議会会派に支給される政党交 付金についての報道があった。大見出しは、「政党は自分達には寛大」と批 判的。議会会派には毎年92,000スイスフランが、議員には一人当たり17,500 スイスフランが支給されている。この金額が多いのか少ないのかは一般国民に は判断のしようがない。因みに日本の場合は、議員数割と選挙の得票数割の両 方で計算されると、総務省のホームページに詳しい算出方法が掲載されている。 *1) 単純な議員一人当たりの算出額は、発表された政党の交付額で所属議員数 *2) を割る事になる。概算でスイスよりは少なくとも一桁ないし二桁は多い。 *3) 国情の違いがあるのは分かるが、この差はスイスの連邦議員が60%程度の パートタイムであるのに比べて、日本の議員はフルタイムである事も関係があ るだろう。そうは言ってもスイス人の仕事振りは一般的にビジネスライクで社 交が簡素な傾向があるので、飲食交際費も少ないと感じている。話を戻すと、 各議会会派の言い分は、仕事量は増える一方で懸案事項も複雑になっているこ とから、もっと国の援助が必要だと訴えている。そうこうする内に、6月12日 付同紙で、政党寄付金の課税控除額が連邦税では2010年から10,000スイスフ ランまで引き上げられ、州税も次々に控除額が増額される方向だと伝えられた が、如何せん個人の寄付では控除額が増えたとしても、直ちに政党への寄付金 が劇的に増える事態にはならないと受け止められている。従って議会では政党 交付金の引き上げ準備が始まっていると報じられた。経済危機のさなか、企業 からの政治献金意欲が減退しているという背景もあり、窮状は察せられる。 スイスでは、弁護士出身の国会議員がやたら多いと言われているが、法律を作 る立法府の主役であることを考えれば、妥当な傾向ではないか。日本で議論に なっている所謂世襲問題はスイスでは聞かれない。世襲は民主政治とは相反す る。基本的には政党が議員を議会に送り出すシステムなので、資質の無い人物 は親が誰であれ選ばれる事は無いからだそうだ。そもそも芸能人やスポーツ選 手等政治とかけ離れた世界の人物を知名度があるだけで推薦すれば、政党の見 識が問われることになる。それにしても日本の世襲議員はやはり異常と思える 多さで、政治家になる事があたかも家業のような現象が定着しているのは、政 治が国民から遊離する要因にもなるだろうし、人材の枯渇も進むと言われてい る。 *4) スイスでは議員や閣僚が高齢で長く在任する事は無いので、世代交代 がし易い環境にあり、若手政治家の活躍もよく報じられている。政党政治の在 り方として、一党独裁は論外だが、二大政党制が良いのか、多数政党の競合が 良いのか、このところ考えるようになった。近年米国や英国は主に二大政党の 間で政権運営が交代で行われてきたが、二大政党が国民に充分な気配りをして 政治を行ってきたかは大いに疑問がある。この二国が中心になって、今の地球 規模の危機的な経済状況をもたらした事からも察せられる。 スイスは二大政党制とは異なる制度だ。国会内の会派 *5) を構成している政党 は現在、65議席のスイス国民党(SVP、保守)、52議席のキリスト教民主党(CVP 、中道左派)、51議席の社会民主党(SP、左派)、47議席の自由民主党(FDP、 中道右派)、24議席の緑の党(GP)、6議席の市民民主党(BDP、保守)の6党だ が、この内SVPはLegaと、CVPはEVPとGLと、そしてGPはCSPとPdAと連携して会派 を結成している。現内閣を構成する7閣僚はこの内の5党から出ている。閣僚の 選出は通常議会会派が候補者を推薦し、議会で承認された後連邦評議員(大臣) に就任する。2007年12月の閣僚選出で異変が起きたことは弊誌Vol. 92と Vol. 93 でお伝えした通り。複数の対立政党が連携してSVP推薦の候補者を落選させ、 その代わりにSVPの地方自治体幹部を候補に仕立てて当選させてしまったのだ。 如何にも謀議に見える作戦だったが、当選した人物は能吏で、今日に至るまで 着実に仕事をこなし、国民の信頼を勝ち得ている。議会で承認されなかった候 補を再度候補に立てた最大政党SVPのごり押しが通らず、反対連合にしてやられ たというわけだ。スイス流議会制民主主義の妙味と筆者も拍手喝采したものだ。 現在の閣僚構成 *6) は、FDPが2009年度の連邦大統領兼財務大臣と内務大臣を、 SPが外務大臣と環境交通エネルギー通信大臣を、SVPが国防・スポーツ大臣を、 CVPが経済大臣、BDPが法務大臣となっている。異なる政治理念の寄せ集め内閣 とは言え、未だ国民はこのマジックフォーミュラ内閣制を支持している。 このように中規模政党が複数せめぎ合う制度は、多様な国民の利害を代弁する にはより妥当な制度ではないかと思っている。ある程度国家政策の混戦が生じ るのは致し方ないとしても、ほぼ一党独裁国家(日本)でさえ混乱は起きてい るのだから、政党と政治家を切磋琢磨させる制度の方が国民にとってより良い 政治になると思う。とは言え、最近健康保険料が高騰する見通しが発表されて から、健康保険制度が危機に瀕していると話題になっている。悪く言えば、大 臣は為す術が無く、議会は過剰な要求を突き付けられ、地方は頑固で、矛盾に 満ちた国民からのシグナル、云々と4すくみの状態と報じられたものだ。だが、 国家財政を圧迫し続ける最も解決困難な問題の一つなのだから、簡単に解決さ れないのは当然と考えるべきではないか。常に迅速な政治の決定が良い、とも 必ずしも言えないのではないかと思っている。じっくり考える政治も大切だ。 政党は互いに主張し、牽制し合いながらより良い道を探れば良い。だが、最終 的な利益が国民に帰するよう、国民には政治家と政党を育てる責任がある。こ の事を怠るとそのつけは遠からず国民に回ってくる。 そこで、政治を考える上で重要なのは報道の在り方だ。昨今の日本の報道を見 てつくづく感じさせられる。日本記者クラブ *7) は大手報道機関の会員しか 参加を許されない閉鎖的なクラブになっている。政府が場所を提供している事 もあり、政府や検察批判の強い報道をすると情報をもらえなくなるという恐れ から、報道各社は一定の自主規制をしていると巷間言われている。日本から左 程情報の洪水を浴びている訳ではない在外邦人にとっても、最近の政党関連の 報道には疑わしさを感じていた。5月16日付ターゲス・アンツァイガー紙やNZZ 紙は日本の野党第一党「民主党」 *8) の代表選を報じはしたが、内容は概ね 日本の大手マスコミが異口同音に伝えるものと一致するものだった。財政難 とは言え、取材力の衰えには失望を禁じ得ない。日本政府の対外的な存在感の 欠如がもたらされた結果でもあると思う。民主党の鳩山由紀夫新代表は、政権 を取ったら早速この日本記者クラブを解散又は、会員制を廃止して、開かれた 報道が出来るようにすると宣言しているのでその日が待たれる。 権力を集中させすぎると、多様な意見や知恵を吸収出来ない構造になるのは日 本がいやという程経験してきた。日本が踏み込んで、スイス式マジックフォー ミュラ内閣制を採れば、どうなるか?やってみる価値はあると個人的には思う が、その為には先ず、小学生の頃から政治教育を充実させなければ始まらない だろう。国民の政治的な感性を磨く教育や社会環境が不可欠だ。その上で、制 度を国民の監視の目が届くようにしなければならない。つまりは情報の開示が 保証される事。又余りに長期間限られた政党に権力を集中させると腐敗の温床 になるのは人間の性(さが)で、体制とは関係無い事を忘れてはならない。政 治権力を長期間集中させない、先ずはこれが政党政治の基本だと思う。日本で は今年9月に任期が切れる衆議院議員選挙が実施されることになっている。長 年続いた官僚主導の自民党政権に代わって、野党民主党が政権を取ると言われ ている。どういう結果になるか、選挙民の見識が今正に問われている。一方ス イスでは、突如閣僚ポストを巡る複雑な政党間の駆け引きが再び始まった。 【参照】 *1) 総務省の政党交付金の額の算定と交付手続: http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seitoujoseihou/seitoujoseihou04.html *2) 政党別議員数(第44回衆議院議員総選挙): http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC44%E5%9B%9E%E8%A1%86%E8%AD%B0%E9%99%A2%E8%AD%B0%E5%93%A1%E7%B7%8F%E9%81%B8%E6%8C%99 *3) 政党交付金の交付: http://www.soumu.go.jp/main_content/000014020.pdf *4) 世襲政治家: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E8%A5%B2%E8%AD%B0%E5%93%A1 *5) 連邦議会会派 http://www.parlament.ch/e/organe-mitglieder/bundesversammlung/fraktionen/pages/default.aspx *6) 大臣Heads of Department: http://www.admin.ch/br/dokumentation/mitglieder/departementsvorsteher/index.html?lang=en *7) 日本記者クラブ / Japan National Press Club: http://www.jnpc.or.jp/ (J/E) *8) 民主党: http://www.dpj.or.jp/ (J/E) *9) 自民党: http://www.jimin.jp/index.html (J/E) 【 編集後記 】 近々日本で歴史的な政権交代が予想されることから、今回は比較の為日本事情 にもやや多く触れた。日本とスイスの自由貿易・経済連携協定もいよいよ実施 真近となり、政治情勢の認識も相互に高める必要があると思うが、現状は未だ 遠しという印象なのが残念だ。次回はクシュパン内相の後任閣僚選出について 触れてみたい。今回のテーマ政党政治にも絡む話題なので、大いに関心を持っ て見ているところだ。 □━━━━━━━━━━━━━━【 English 】━━━━━━━━━━━━━━□ Party Politics Akiko Huerlimann The newspaper <Tages-Anzeiger> dated on May 29 reported about party subsidies for the Federal Parliamentary groups. The headline was critical as "Parties are generous for themselves". CHF 92,000 is paid to each Federal Parliamentary group per year, and additionally, it gets CHF 17,500 for each assembly member. Normal citizens cannot judge if the amount is too much or not enough. By comparison, in case of Japan, the subsidies are calculated by proportion of number of assembly members and the votes. You can find the details of the calculation method at the website of MIC (Ministry of Internal Affairs and Communications). *1) The simple amount per assembly member *2) is to divide the subsidies amount to a party by its number of seats. Roughly calculated, Japanese subsidies are at least one or two digit more than Swiss. Those differences are understandable as they are based on national conditions, though the differences could be caused by that a Swiss Federal Parliament member is a part time job about 60%, whereas in Japan, it is full time job. So to say, generally speaking, Swiss working habit is business like and they tend to create simple social activities; the entertainment costs shouldn't be much. Let's go back to the theme, Parliamentary Groups say that the work volume is continuously increasing and the resolution of issues becomes more complex, that's why they need more support from the government. In the mean time as of June 12, the newspaper reported that the deductible amount for the federal income tax can be risen up to SFr. 10,000 from 2010, and the deductible amount for the Cantonal income tax will be also increased one after another. Nevertheless, even the deductible amounts can be increased, parties consider the income situation will not be drastically improved because increasing private donations don't immediately contribute to a drastic increase of the amount. Therefore, reportedly a preparation of an increase for party subsidies at the parliaments has started. In the mid of a financial crisis, donations to political parties by enterprises become reluctant, so difficulties of parties are understandable. It's said in Switzerland that too many assembly members are originally lawyers, but considering as they are main players of making law at the legislative body, this must be quite a reasonable tendency. So called dynastic transfer of power is argued now in Japan, but such problems have almost never be mentioned in Switzerland. Dynastic power transfer is contra democratic politics. Basically political parties send assembly members to the parliament in Switzerland, therefore it's said that not qualified persons, no matter who is his/her parents, has no chance to be chosen. Anyway, if a party selects people far from political fields like entertainers or athletes by their high-profile only, the party insight should be suspected. Anyhow, the phenomena with a great number of hereditary assembly members like in Japan is not normal in politics. It's said that to be a politician is just like succeeding a family business; that causes disengagement of politics by the citizens, and a serious deterioration in the quality of human resources could be forwarded. A parliament member or cabinet member doesn't stay till the advanced age in Switzerland; a generation change can be relatively easy done and activities of young politicians are often reported. I recently think about party politics, one-party regime is out of question, but which is better a two-party system or a multiple-party system. US or UK have been governed between two major parties, but whether the two parties have cared enough to people and ruled is a big question. I understand that these two countries have played a major role and led the globe to the present financial crisis. The Swiss system is different to a two-party system. Presently political parties *3) that form the Federal Parliamentary groups are SVP with 65 seats, CVP with 52 seats, SP with 51 seats, FDP with 47 seats, GP with 24 seats, and BDB with 6 seats. Among these SVP liaises with Lega, CVP liaises with EVP and GL, and GP liaises with CSP and PdA as parliamentary groups. The present seven cabinet members (Bundesrat) are formed with five parties out of them. For the Cabinet (The Federal Council) members election, candidates are normally proposed by fractions, and when the United Federal Assembly approved him/her, then the candidate becomes a Cabinet member. A surprising incident had happened at the election in December 2007 as I reported at Vol. 92 and Vol. 93. Some opposition parties worked together against a SVP candidate and rejected him. Furthermore, the coalition appointed a candidate who was a local government official of SVP and elected her. The strategy looked really like a plot, however, the elected person was quite a skilled administrator; so far she's worked well and received trust from the nation. The biggest party bulldozed a rejected candidate through again, and they failed against a coalition of opposition. I also applauded for that Swiss style parliamentary democracy. The present cabinet *4) is formed with FDP for the President of Swiss Confederation of this year in a double function as <Federal Department of Finance>, SP for <Foreign Affairs> and <Transport, Communications, and Energy>, SVP for <Defense, Civil Protection, and Sports>, CVP for <Economic Affairs>, BDP for <Justice and Police>. As it is a picked-up team with different political policies, but Swiss people still support this magic formula cabinet. I think a system with several mid-sized parties competing each other is to be able to represent diversified nation interests and a better system. It's no wonder to have a certain confusion at national politics, but even a nearly one- party ruled country (Japan) is also falling in confusion. The system of party and politician let competition must have created better politics for the people. But since the estimation of a rising health insurance premium was reported recently, people talk about in danger of the health insurance system. Others might say, the minister can do nothing, the parliament is claimed overdraft, the local government is obstinate, signals from the nation are full of contradiction, and so on. The situation is reported like in a four-way standoff. However, this is one of the most difficult theme that is continuously pressing state finance; we should better to think that the issue cannot be solved easily. I think quick decision making is not always good. Well- considered policies are also important. Political parties should hang out, make a faint, and seek a better way together. But people owe the responsibility to bring up politicians and political parties in order to make a final return to them. If we neglect this, we have to pay the charge at no distant date. Consequently, the mission of the press is important considering politics. I'm very much concerned about recent Japanese news reports over politics. The Japanese National Press Club *5) is the exclusive club, where only mass media are allowed to join as members. As the government provides premises, it's said that when media companies strongly criticize the government or the prosecution, they should be afraid, that they will no longer get information from them, therefore, media companies restrict themselves in a certain manner. Even as overseas Japanese, who doesn't get a deluge of information from Japan, I felt very much doubtful about recent reports related to political parties. On June 16, the newspapers <Tages-Anzeiger> or <NZZ> reported about presidential elections at the biggest opposition party <Minshu-to (Democratic Party)> *6), however, the content was almost the same as with one voice reported by the Japanese mass media. Even they are in financial problems, though I cannot stop to be disappointed about their dropping-off of the coverage power. I think this has also resulted from the lack of visibility of the Japanese government in the international society. Mr. Hatoyama Yukio, the new party leader of <Minshu-to> announced immediately after the election that he is going to breakup or abolish the Japanese National Press Club, when his party becomes the ruling party. I'm waiting for that day. Japan has experienced more than enough of too much concentrated authorities, becoming a system that cannot reply to diversified opinions or ideas. What would happen, if Japan takes a step forward and adopt the Swiss style of the magic formula cabinet? Personally, I think its worth to try, but for that, political education should be enhanced from primary school level. Brushing up the political sense by the education and social atmosphere for the people is indispensable. Upon this, the system should be able to be observed by the nation. That is to assure disclosure of information. We shouldn't forget, that if we leave the political power too long up to a certain political group that can become a breeding ground of corruption. This doesn't depend on the political system only, but simply because of human nature. I think the political power shouldn't be concentrated for a long period, this is the principle of party politics. By coming September this year, the election of the lower parliament will take place in Japan. It's said the opposition party <Democratic Party> should become the ruling party instead of the long-lasting and bureaucrat-dominated <LDP=Liberal Democratic Party> *7) government. What would happen insight the mind of the voters is questioned. On the other hand, suddenly a party political game has just started for a cabinet seat in Switzerland again. 【 Reference 】 * 1) Election System in Japan; Subsidies for political parties (P. 61) : http://www.soumu.go.jp/english/pdf/esij.pdf * 2) Number of (Japanese general election, 2005) http://en.wikipedia.org/wiki/Japanese_general_election,_2005 * 2) Federal Parliamentary group: http://www.parlament.ch/e/organe-mitglieder/bundesversammlung/fraktionen/pages/default.aspx * 3) Heads of Department: http://www.admin.ch/br/dokumentation/mitglieder/departementsvorsteher/index.html?lang=en * 4) Japan National Press Club: http://www.jnpc.or.jp/ (J/E) * 5) The Democratic Party of Japan: http://www.dpj.or.jp/english/ (J/E) * 6) Liberal Democratic Party of Japan: http://www.jimin.jp/jimin/english/index.html 【 Editor's comment 】 A historical power change is expected in Japan in the near future, this time I mentioned about Japan more for comparison. The time has come to introduce an <Agreement on Free Trade and Economic Partnership between Japan and the Swiss Confederation>, therefore, mutual understanding of political situations should be also enhanced in each country, however, unfortunately my impression about the existing circumstances are still far away. I'm going to write about the election for the successor of the Federal Councilor Pascal Couchepin. The theme is related with the topic of this time "Party politics", and I'm watching with great interest. □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□ We are intending to offer you current topics, based on Switzerland and Japan with global view as a multi lingual magazine. Irregular release: Weekly Swiss News Headlines will inform Issuing schedule. Please subscribe both mail magazines. Some amendment can be made later. スイスと日本を基点にグローバルな視点で、ニュース性に重点を置きながら、 適宜日英独仏語の多言語でお届けします。不定期発行: 発行案内は Weekly Swiss News Headlines からも随時お知らせしますので、両誌共にご愛読お願い 致します。 後日修正が加えられる場合があります。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃【 jp-Swiss-journal 】 Number of readers: 631 ★ Merumaga Tengoku: http://melten.com/m/17845.html (J) ★ E-Magazine: http://www.emaga.com/info/jpchjrnl.html (J) ★ Melonpan: ┃ http://www.melonpan.net/melonpa/mag-detail.php?mag_id=002537 ★ Melma: http://www.melma.com/ ID m00041022 ★ Kapuraito: http://cgi.kapu.biglobe.ne.jp/m/7541.html ★ Mag2: http://www.mag2.com/m/0000044048.htm etc. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ☆ If you wish to refer our text, please send your mail to the issuer for permission. 無断転載・転送は固くご遠慮下さい。掲載のお問い合わせは発行元までメール でお願いします。 jp-swiss-journal@bluewin.ch ☆ Issuer / 発行元: the editors' Group of jp-Swiss-journal Editor & web-master: Akiko Huerlimann ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ Sister Mail Magazine: ┃ 【Weekly Swiss News Headlines】 Number of readers: 2,263 ┃ Subscribe & Unsubscribe / 登録・解除・アドレス変更 ★ Merumaga Tengoku: http://melten.com/m/17844.html (J) ★ E-Magazine: http://www.emaga.com/info/chnews.html (J) ★ Melonpan: ┃ http://www.melonpan.net/melonpa/mag-detail.php?mag_id=002526 (J) ★ Melma: http://www.melma.com/ (J) ID 00040438 ★ Mag2: http://www.mag2.com/m/0000025024.htm (J) ★ Kapuraito: http://cgi.kapu.biglobe.ne.jp/m/7539.html (J) etc. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━End━━■ |