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タイトル:憂国通信  2009/06/20


鳩山民主大勝予測「友愛」はおばちゃんに大受け 


私は一時民主党を支持していたが、現段階ではさほど支持はしていない。
選挙に棄権するのも嫌なので、このままの状況に変化がなければ民主党に投票せざるを得ないと思っているが、「不本意ながら」である。

ところで、最近の選挙はおばちゃんの動向で決まってしまう場合が多い。
前回の衆議院選などもその口だった。おばちゃん達が小泉に騙されてコロリと投票行動に走ったのが自民党大勝につながってしまった。
都知事選で慎太郎が再選したのもおばちゃん達のせいである。既に慎太郎銀行の不正が明るみに出て慎太郎の無能ぶりは白日の下にさらされていたのだが、おばちゃん達には「そんなの関係ない」と言ったところだろうか?

おばちゃん達はいつもワイドショーを見ているので、意外と政治には詳しい。しかし、判断力は正しいとは言えない。マスコミの洗脳にはまりやすい傾向が強い。

「おまえ、何を馬鹿なことを言っている。マスコミは選挙のたびごとに反自民キャンペーンに躍起になっているだろう。だけど、おばちゃん達は自民党に投票しているんだぞ」
などと叱られそうだが、そういうあなたはマスコミの本質を知らない。
マスコミの洗脳方法はCIA仕込みである。大声で騒いで喧伝するような原始的な方法はとらない。むしろ、その逆で「大声で騒いで喧伝」しつつその反対の効果を狙ったりしているのである。

洗脳するためには相手の特性をよく知らなければならない。
おばちゃんに限らず女性は原則的に保守的である。
とてもそうとは思えない女性も多いが、基本的には家庭を守るのを第一義に考え、防衛的な意識が強く働くためである。
新しいことをやるよりは、日頃なじんだ方法を選ぶ傾向も強い。

女性は悪口を言うのが好きである。男性も悪口は好きだが、語彙力的にも女性にはかなわない。

他にも要因はいっぱいあるのだが、この二つだけでも投票行動の分析が可能である。

地方選挙などで前職と新人が立候補した場合、女性は前職に投票する可能性が高い。理由は既知の存在だからだ。訳のわからん奴よりは知っている奴に入れたがるのである。
勿論、既知の相手には罵詈雑言を浴びせる。それほど失政をしていない人物であっても悪口のネタは尽きない。
おばちゃん達が前職の悪口をしきりにしゃべっているので、「これは感触がいい」と勘違いすると新人候補は痛い目に遭う。
おばちゃん達は悪口を言っていてもその候補に投票しないとは限らないのである。

察しのいい人はもう解っただろう。マスコミの自民党批判は、おばちゃん達には井戸端会議の悪口レベルなのである。特にワイドショーは井戸端会議風に番組が構成されている。

紙幅の関係があるので、細かい説明はできない。
「どうしてマスコミはCIA仕込みなんだ?」などと疑問に持つ人もいるだろうが、そういう人は申し訳ないが、このブログの過去記事を読んでください。

一回の記事は5000字以内に収めたいので、重複する説明は極力したくないのです。ご了承ください。

で、今回は鳩山由紀夫氏がおばちゃん達に「うけている」という話である。勿論マスコミの捏造だが、洗脳が成功すれば嘘も本当になってしまうのである。

元々民主党は女性に人気がなかった。政権を執ってないので得体の知れないイメージが強いのである。統率力がないのも女性に嫌われる要因である。おばちゃんのハートを掴むには、実際にはなくてもさも統率力があるような幻想を抱かせることが大切である。慎太郎はそれで3回もおばちゃん達を騙せた。
森田健作みたいな奴まで当選してしまう始末である。
麻生氏が女性に不人気なのも統率力がなさそうだからだ。
おばちゃんにとって統率力は右も左も関係ない。しかし、日本においては右ばかりである。だから国家が傾いてしまうのだ。

特集ワイド:オバサン3人、またまた 自民「リリーフ」やめて/民主はやってみないと
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090618dde012010010000c.html

≪山田 私は2回の党首討論で鳩山さん(由紀夫民主党代表)のこと、見直しちゃった。言葉がすっと、心に入ってきた。点数をつけるなら、9対1で圧勝かな。まさか鳩山さんを好きになるなんて。

 江川 「友愛」って、今の世の中に一番足りないことを言おうとしている。人が中心ということで、少なくとも安倍さん(晋三元首相)の「美しい国」よりもいいですよ。≫

ここに登場しているおばちゃん達は勿論プロである。「庶民のおばちゃん」を偽装しているだけだ。しかし、プロだけに演技は完璧である。

おばちゃん達は麻生氏をボロクソにこき下ろしているが、この場合の悪口は上記に説明したものとは違う。「毛嫌い」というパターンである。女性に毛嫌いされたらもう終わりである。

AもBも既知の存在でAのみを一方的に悪く言う場合は「毛嫌い」と判断していいだろう。とにかく理屈も何もない。政治家が女性に毛嫌いされたら支持はもう一切期待できない。

麻生氏がここまで女性に嫌われるに至った理由も説明すれば長くなるが、簡単に言えば、最初にオタクに近づいた作戦が拙かったのだろう。オタクタイプの男性は女性から生理的に嫌悪感を抱かれやすい。ビジュアル的に好まれない上に、不潔感があり、金もなさそうだし、オタクの趣味には興味も抱かない。何を考えているのか解らないタイプは大かた女性にもてない。スポーツマンタイプがもてるのは、肉体的な魅力以外にも思考が単純であしらいやすいイメージがあることも大きい。

麻生氏と鳩山氏とを比較してしまえば、両方とも浮世離れした大金持ちなのだが、麻生=下品、鳩山=上品のイメージが定着してしまった。実際のところ麻生氏などは数代続いて上流階級の環境なのだから下品なわけはないのだが、できあがってしまったイメージは恐ろしいのである。勿論作ったのはマスコミである。

麻生氏が下品なイメージになってしまったのは「マンガ」をキャッチフレーズにしたせいだろう。変に庶民派を偽装したのが裏目に出てしまったのだ。

それに対して鳩山氏のキャッチフレーズは「友愛」である。
女性はショパンの曲を好むが、理由はスケコマシ風の曲想が多いからである。
同じ大作曲家でもベートーベンなどはガチガチした感じで、女性に好まれる曲想とは思われない。有名な「エリーゼのために」は苦労して作ったのに、結局ふられてしまった。
とにかく「友愛」という言葉は女性の心をグッと捕らえたのである。

「えっ、ショパンをスケコマシと言った段階でおまえのブログは女性から総スカンだ」ですか?

もともと女性には不人気なブログなのでご心配には及びません。「繊細な」とでも表現しておけばどうということはなかったのですが、性分なのでどうしようもない。
私も麻生氏の心境です。



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