メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 09/06/16  2009/06/16


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2009年6月16日 発行
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□本日の結果
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06/16 06/15一般会員銘柄NG +4.16% 合計+4.16%
06/16 06/15特別会員銘柄BA +0.87% 合計+0.87%
06/16 06/15特別会員銘柄BH +0.78% 合計+0.78%
06/16 06/14特別会員銘柄MJ +3.44% 合計+5.50%
06/16 06/09一般会員銘柄SK +23.08% 合計+35.59%
06/16 06/02特別会員銘柄KB +6.17% 合計+2.06%
06/16 05/26一般会員銘柄NB +1.63% 合計+10.65%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は286円安の9,752円と大幅続落となりました。
米株安を受けて朝方から10,000円を割り込み大きく下落して始まると、
目立った買いが入らないことからズルズルと売られる展開となりました。
後場に入ると香港を中心にアジア市場安を嫌気する形で一段安となり、
その後も安値圏で揉み合いながらも大引けにかけて売られ、
安値引けで終了しました。

□相場総括
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中期基調は上向き継続ながら、短期基調は上向きから下向きに転換しました。
朝方は一目均衡表の転換線を意識する形で、シカゴ日経先物の円建て
ベースより高く始まったものの、相場を下支えする押し目買いは入らず、
ズルズルと先物・現物双方の売りに押されました。
ただ、先週末に買われ過ぎ水準まで突っ込んでいたこと、
10,000円の節目到達などを要因に利益確定が進む格好となりましたが、
これまでの上げ幅を考えれば大した下落ではなく、
上昇トレンドが崩れるような展開には至っておりません。

先物では、クレディスイスが日経平均型を2,481枚、TOPIX型を3.704枚
売り越し、JPモルガンが日経平均型を2,368枚、TOPIX型を5,894枚売り越し
と突出しており、先物での下落を主導しました。
買いでは、BNPパリバが日経平均型を2,361枚、TOPIX型を6,306枚買い越し、
トレイダーズが日経平均型を1,486枚買い越しとなっておりますが、
裁定取引で現物に売りを出していたものと言われており、
この2証券が現物での売りを主導したと見られております。

□新興市場動向
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新興市場は3指数揃って反落となり、3指数とも5日ぶりの下落となりました。
日経平均の大幅下落を受け市場心理が悪化、昨日に新興市場が
買われていたこともあり、利益確定に押される展開となりました。
朝方から前場にかけては、利益確定売りが出ながらも、
全体的に底堅い推移となっておりましたが、
後場に入り日経平均が一段安となると、新興市場にも売りが波及しました。
ヘラクレスでは、不動産関連銘柄の急落により、
朝方から指数は弱い展開で推移し、大幅下落となっております。
ジャスダックは、楽天、セブン銀、JCOM、マクドナルドなど
上位銘柄が堅調推移となっており、意外と底堅い展開となっております。
マザーズは朝方こそ小幅下落程度となっておりましたが、
後場に入って主力を中心に利益確定に押されております。

□個別銘柄動向
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朝方から日経平均が大きく下落したこともあり、
主力銘柄を中心に売りが膨らみ、全面安商状となりました。
大手銀行、証券、損保が揃って下落、不動産関連への格下げや期待先行で
買われ過ぎが指摘されたことで、不動産や関連金融銘柄が
軒並み安となりました。
また円高進行からも自動車、ハイテクといった輸出関連銘柄、
商品市況の下落から海運、鉄鋼、非鉄も売られました。
会員銘柄でも軒並み冴えない動きとなりましたが、一部低位株物色の
動きから佐田建設(1826)が高値で+23%超の大暴騰となっております。
場中銘柄では、フェイス (4295)、トレジャー・ファクトリー (3093)、
兼松日産農林(7961)、ソフトブレーン(4779)、ゴールドウイン(8111)、
フィンテックグローバル(8789)、セプテーニ・ホールディングス(4293)
などが買われました。


■今晩の海外市場の動向
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今晩の米市場は、昨日の大幅下落からのショートカバーの動きから、
小幅でも反発傾向になることが想定されます。
注目は住宅着工であり、この内容次第で神経質に市場が振れそうです。

昨日の米市場はダウが187ドル安と大幅反落となりました。
欧州の下落から朝方から弱く始まり、、6月のNY連銀製造業景気指数が
予想を下回ったことが嫌気されました。
利益確定の売りや戻り待ちの売りに押され、ダウは終値ベースで
200日線を下回りました。

□注目海外指標・決算
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今晩の米主要企業決算はベストバイ、アドビ・システムズなどが
発表を予定しております。
経済指標では、5月生産者物価指数、5月生産者物価コア指数、
5月住宅着工件数、5月住宅着工許可件数、5月鉱工業生産、
5月設備稼働率が予定されております。
予想では、5月生産者物価指数が前年比-4.4%(4月-3.7%)、
5月生産者物価コア指数が前年比+3.2%(4月+3.4%)、
5月住宅着工件数が48.5万戸(4月45.8万戸)、
5月住宅着工許可件数が50.9万戸(4月49.8万戸)、
5月鉱工業生産が-1.0%(4月-0.5%)、
5月設備稼働率が68.4%(4月69.1%)となっております。
5月生産者物価指数は、ガソリン価格の上昇を背景に、上ブレの可能性が
指摘されます。
5月住宅着工件数では、NAHB住宅指数が僅かながら低下となりましたが、
直近の金利上昇傾向から駆け込み的に需要を生んだ可能性を指摘する
声もあり、悪い結果にはなり辛いと見られております。
鉱工業生産は、雇用統計の悪化、GMを始めとする自動車工場の
閉鎖などの影響から、下ブレリスクがあると見られております。

□その他海外注目材料
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要人関連では、ウォーシュ米FRB理事が経済政策と金融政策の動向について
講演を行う予定となっております。
またブラジル、ロシア、インド、中国(BRICs)首脳会議が予定されており、
メドベージェフ・ロシア大統領が、世界は新たな準備通貨が必要と
認識を改めていると示しており、為替動向に影響を与えてくる
可能性がありそうです。
他、米長期金利の上昇も市場にはマイナス要因に働いておりますので、
金利の動向にも注意が必要です。


■明日の展望
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明日は、本日の大幅下落の反動から、自律反発を期待した買いが
入ってくる可能性が高いと思われます。
日経平均が大幅下落したことで市場心理は後退したものの、
テクニカル面では当然の一服と見ることができ、米市場を始め
外部要因が落ち着けば自然と押し目買いが優勢となってきそうです。
ただ、今晩の米経済指標を始め、国内では6月月例経済報告が予定され、
悪材料が重なると一気に下落転換する可能性も否定できません。
逆に、6月月例経済報告において想定通りに「悪化」削除となれば、
幾分の市場心理の好転も期待できそうです。

□テクニカル分析からの展望
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本日は大幅下落となり、ボリンジャーバンドの+1σも割り込みました。
これまで+2σを超えて推移していたこともあり、
高値からの水準訂正として中心線を意識する動きが想定されます。
一目均衡表では転換線を割り込み、下値で基準線を意識する展開、
中心線(25日線)、転換線が9,500円半ばを推移しており、
この水準が下値メドとなってきそうです。
フィボナッチでも50%押しが同水準となり、この9,500円〜9,600円近辺は
相当堅いところとも言えそうです。
なお、38.2%押しは7,750円となり、まずはこれを試すことになります。
これまでの上昇幅を見ても、例え9,500円近辺まで調整が進んでも
当然の一服程度で見ることができ、ここからさらに安い場面では
押し目買いのチャンスと見ることができそうです。

□総括・今後の方針
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急ピッチな上昇、高値警戒感が相場全体にある中で、
国内外で悪材料が噴出したことから、大きな下落となりました。
ただ市場の楽観論は後退したものの、これら悪材料は織り込んで
きましたので、これを引きずって下へ向かっていくことは無いと
見られております。
市場心理の後退から油断はできませんが、ここまでの動きは想定の
範囲内ということでもあり、ここからは押し目を探る動きを
取っていきたいところです。
無理をせず、さらなる下落を頭に入れておきながらも、
リスクの取れる範囲で押し目を拾っていきたいところです。

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□本日のメルマガ銘柄
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様子見となります。


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