メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 09/06/11  2009/06/11


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2009年6月11日 発行
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□本日の結果
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06/11 06/09一般会員銘柄SK +3.39% 合計+3.39%
06/11 06/07一般会員銘柄MM +2.61% 合計+3.29%
06/11 06/07一般会員銘柄JB +9.18% 合計+8.53%
06/11 06/04特別会員銘柄GK +0.70% 合計+5.93%
06/11 06/03特別会員銘柄SD +7.35% 合計+8.68%
06/11 06/01ワコム(6727) +4.78% 合計+18.34%
06/11 05/07特別会員銘柄KS +0.38% 合計+19.32%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は10円安の9,981円と小幅反落となりました。
昨晩の米市場は小幅下落となりましたが、シカゴ日経先物が
小幅ながら高く返ってきたこともあり、やや買い優勢で始まりました。
寄り付き後に先物主導で10,000円を明確に突破してきましたが、
10,000円を超えると利益確定売りに押される展開となり、
前場は下落して終了しました。
後場に入ると、アジア市場の堅調推移から先物に買いが入り
日経平均は10,000円を挟んでの揉み合いとなりました。
大引けにかけては利益確定売りが若干優勢となり、
10,000円を割り込んで下落に転じて終了しました。

□相場総括
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短期基調は上向き継続、中期基調も上向き継続となりました。
明日のSQに向けた動きは、既に昨日にロールオーバーがほぼ終わり、
ヘッジの先物の買いも完了していたことで、方向感の無い
様子見ムードが強まりました。
10,000円を超えたところでも、とりあえず買い進める材料の無いので、
大台突破からの回転をしておこうと利益確定売りが出ました。
ただ調整入りを警戒して積極的に売り込む動きはなく、
結局は小幅安に留まっていることからも、相場の強い展開は
継続していると見ることができます。
先物の手口として、日興シティが4,803枚の買い越し、一方で売りでは
ドイツが3,577枚、野村が2,605枚の売り越しとなっております。
全体的には目立った動きは無く、出来高自体も低調、
最後の調整で売り買い打消しあっている状況となりました。

□新興市場動向
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新興市場は3指数揃って続伸し、各指数それぞれ年初来高値を更新しました。
日経平均が10,000円を挟んで膠着状態となったことから、
新興市場へ短期資金が流入しました。
特にこれまで調整が進んでいたマザーズ主力銘柄に資金が流れ、
サイバーA、Vテク、ミクシィ、NPC、ACCESS、テクノマセ、
ngiといった上位銘柄が賑わいました。
一方で堅調推移を続けていたヘラクレスでは、主力銘柄お中心に
売りが目立ち、指数自体も小幅上昇に留まりました。
相場全体の高値警戒感もあり、その日動いた銘柄に資金が集中する
難しい展開となっており、持続性も低いため明日以降もこれが続くかは
懐疑的です。
テクニカル的に調整一巡となった銘柄を手掛け、
物色を待つことになりそうですが、無理をする場面でもありませんので、
余裕ある範囲、リスクの取れる範囲に留めておきたいところです。

□個別銘柄動向
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出遅れセクターと言われていた大手銀行、不動産、証券などが
買われる半面、損保は売られました。
商品市況は一服していたこと、手掛かり材料難から海運、
自動車なども一服商状となりました。
ただ調整一巡感の出ている鉄鋼、非鉄は物色されました。
会員銘柄では、JCLバイオアッセイ(2190)、三洋電機(6764)、
ワコム(6727)などが買われました。
場中銘柄では、テクノマセマティカル(3787)、巴コーポ(1921)、
古河スカイ(5741)、サイバーエージェント(4751)、
アイフル(8515)などが買われました。


■今晩の海外市場の動向
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今晩の米市場は反発基調が期待されます。
ただ、まずは寄り前の発表される5月小売売上高の内容を反映する展開に
なることが想定されます。
5月小売売上高については、楽観論優勢の展開となっており、
期待通りであれば景気底入れ気運が一段と高まる展開も期待されそうです。
その次は、長期金利の動向であり、こちらは昨晩の売り要因と
なっているだけに、注視する必要があります。

昨晩の米市場は、ダウが24ドル安と続落となりました。
朝方はアジア、欧州と堅調推移だったこと、小売大手ホームデポが
業績見通しを引き上げたことが好感され、買い優勢の展開となりました。
しかし、地区連銀総裁がFRBの国債買い入れを拡大する理由は
見出せないとの発言や、ロシア中銀副総裁が外貨準備高に占める
米国債の比率を引き下げることを明らかにしたことなどをきかっけに、
米長期債の利回りが8ヶ月ぶりの4%弱まで上昇したことが嫌気され、
ダウは一時123ドル安まで下落しました。
ただ公益事業やエネルギー関連株が相場を下支えし、
引けにかけては下げ幅を縮小しました。

□注目海外指標・決算
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今晩の米主要企業決算は、ナショナルセミコンダクターが予定されます。
経済指標では、新規失業保険申請件数、5月小売売上高、
4月企業在庫が予定されております。
予想では、新規失業保険申請件数が61.5万件(前回62.1万件)、
5月小売売上高が+0.5%(4月-0.4%)、
4月企業在庫が-1.0%(3月-1.0%)となっております。

ナショナルセミコンダクターの決算が注目されており、
テキサス・インスツルメントが業績の上方修正を発表したことで
ハイテクセクターへの底入れ期待が高まっており、
この流れに続けるかに注目されます。
経済指標では、5月小売売上高が注目されており、
全米自動車販売台数が大きく改善、ガソリン価格も10%近く
上昇していることもあり、改善傾向が期待されます。
ただ、小売売上に関してはやや弱い数値も散見されるだけに、
期待通りに落ち着くかどうこうに注目されます。

□その他海外注目材料
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連日注目されている長期金利の動向は、今晩も意識されることになります。
今晩は30年債の入札が予定されており、動向が注目されます。
一昨日の3年債は好調ながら、昨晩の10年債は不調に終わり、
かつロシアが保有米国債比率を引き下げを発表したこともあり、
利回り上昇を懸念する動きがあります。
為替も連動性が高まっており、昨晩も金利上昇に連れてドル買いが
優勢となっており、今晩も仕組み債によるドル円の動きに注目されます。
他、要人関連では、ロックハート米アトランタ連銀総裁が、
米国経済について講演を行う予定となっております。


■明日の展望
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明日は一旦利益確定売り優勢の展開が想定されます。
ただ現在は米市場の結果をそのまま反映する相場となっているだけに、
まずは今晩の米市場の結果を見ておきたいところです。
一般的に考えれば、日経平均大台回復に伴う達成感と週末要因により、
利食い売り優勢の展開が想定されます。
しかし明日はメジャーSQ算出日ですので、寄り付きに思惑からの仕掛け的な
動きがあるのか、終値がどのように落ち着くのかに注目されます。
シカゴ日経先物高、または朝方に買い仕掛けによって高く始まり、
SQ値が高く付いた場合は、その後の手仕舞い売りに押される
可能性が高いと思われます。

□テクニカル分析からの展望
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日経平均は小幅反落となり、レンジは60円程度と商い低調狭いレンジでの
揉み合いに終始しました。
ただボリンジャーバンド+2σに沿った動きであり、
バンド自体が今後も拡大していくことから、達成感はでにくい状況です。
5日線との乖離も小さく、調整となったとしても5日線の9,880円、
転換線9,840円、+1σの9,750円近辺が調整ラインと想定されます。
また2007年10月高値を結んだ上値抵抗線に接近したこともあり、
上値の重さが当然意識される水準となります。
同抵抗線に抑えられる格好となれば一旦調整となる可能性が高まりますが、
逆に超える動きとなれば、今度は下値支持ラインとして
さらに上に伸びる可能性もありそうです。
上値メドとしては、3月10日安値から3月26日高値までのE計算値
10,217円や3月10日安値から4月10日高値までのE計算値の10,873円、
週足の一目均衡表の雲の上限では10,800円レベルなどがあります。

□総括・今後の方針
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本日は10,000円を挟んで揉み合いとなりましたが、売り買い共に材料無く、
様子見といった商状となりました。
面白いところとして、本日はほぼ十字足と見れるチャートを形成しており、
これが高値圏での天井と意識されるか、通過点として評価されるか
見届けたいところです。
また明日はメジャーSQにも当たることから、明日のSQ値を上回って
推移できるかどうか、終値で10,000円にしっかり乗せてこれるかどうかに
注目です。
現在は米市場の影響をそのまま受ける写真相場となっておりますが、
明日の行方が来週の市場心理への影響を与えてくることが想定されますので、
動向をしっかり見届けたいところです。
個別でも循環物色の流れから、出遅れ感のある大手銀行、
不動産が買われるなど回転効き始めており、資金の流れも
チェックしておきたいところです。

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□本日のメルマガ銘柄
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様子見となります。


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