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タイトル:Daily Drama Express 2008/06/13 Around 40 (10)  2009/05/21


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2008/08/13 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル Around 40 〜注文の多いオンナたち〜
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト 緒方聡子(天海祐希)
 岡村恵太朗(藤木直人)
 森村奈央(大塚寧々)
 大橋貞夫(筒井道隆)
 緒方達也(AKIRA)
 緒方マキ(さくら)
  吉永晴子(加賀まりこ)
 緒方友康(林隆三)
 竹内瑞恵(松下由樹)
脚  本 橋部敦子
主題歌  竹内まりや「幸せのものさし」

あらすじ 第10話 事実婚のウソと真実

 父・緒方友康(林隆三)の病室に駆けつける緒方聡子(天海祐希)
と岡村恵太朗(藤木直人)。
 友康はくも膜下出血で、今日、明日が峠。
 義母・吉永晴子(加賀まりこ)は、今まで予兆があったはず。それ
を気付かなくて、と言う。
 聡子は、晴子がいてくれたからこそ、発見が早かった。きっと友康
は助かる、と言う。


 大橋貞夫(筒井道隆)の店で飲む森村奈央(大塚寧々)。これで、
『新庄奈央』から『森村奈央』に戻れる、と言う。
 新庄高文(丸山智己)がすんなり許してくれたの?と貞夫。

 離婚届を取り出した奈央に、高文は、奈央と別れたくないと言った。
 奈央は、もうこれ以上高文の妻はやれないと言う。
 高文は、それならせめてキッズ・プランニングのオープニングまで
は自分の妻でいてくれと言った。

 奈央は、貞夫に、これでウソの生活を辞められるという。


 聡子は弟・緒方達也(AKIRA)一家に、今まで友康が元気でい
てくれたから、自分は好き勝手してこられた。こんなことなら結婚も
して、子供も生んでおけば良かった、と後悔する。

 姪が聡子に、お誕生日おめでとう、と言う。

 達也一家が帰ってしまった後、聡子のところに恵太朗がやってくる。
そして何か食べた方がいいですよねと菓子パンを渡す。
 聡子は、あとは待っているだけだから、恵太朗はもう帰ってもいい
よ、と言う。
 恵太朗は、一緒にいるだけじゃいけないですか?と聞く。
 それから、2人並んで待つ。

 家で友康の保険証を探していた達也の妻・緒方マキ(さくら)は、
あるものを見つけて、驚く。


 3人で揃って朝食を食べる竹内家。
 竹内瑞恵(松下由樹)は揃って朝食を食べるのっていいねと嬉しそ
う。
 そして、食事中は携帯禁止、パソコン禁止、テレビ禁止と言って、
テレビを消してしまう。
 ついでに夫・竹内彰夫(神保悟志)に、舌打ち禁止という。
 無自覚に舌打ちをしていた彰夫は、気をつけるという。

 洋介が、もうすぐ結婚記念日だね。2人でどこかへ行ってきたら?
と提案する。
 迷う瑞恵に、レストランとかは?と洋介。
 瑞恵は、それじゃあ自分がお店を決めると、ウキウキとしている。
 彰夫は先に出る、と言うと家を出る。

 でも、彰夫は駅とは反対方向へと歩き出す。


 聡子は診察に出ようとする。
 恵太朗は、初診の患者さんの話を聞くだけなら、自分が聞いておき
ますと出る。


 高文は携帯で、自分が離婚するはずがないと、相手と話している。
 それを聞いてしまった奈央は、オープニング・パーティーまでと言
う約束で納得してくれたじゃない、と文句を言う。

 高文は、自分たちの結婚には多くの人が関わっている。高文はクリ
ーンなイメージが売り。だから離婚なんてあり得ないと、離婚届を破
く。


 瑞恵は契約件数トップで、ノルマもクリアしていて、上司から正社
員になって欲しいと言われる。
 だが、家族と相談してからと返事を保留にする瑞恵。


 聡子が病院に顔を出さなければならない時刻になり、看病を恵太朗
が代わる。
 診察室に急いで行こうとする聡子に、病院では指輪は外しておいた
方が、と恵太朗。
 急いで外す聡子。

 病院へ来たマキは、聡子たちを呼び、保険証を見せる。一枚は友康
のものだが、もう一枚は晴子のもの。
 でも、晴子の苗字が『吉永』のまま。
 達也は、おやじはけじめを付けていなかったんだ、と怒る。
 マキは、何か事情があるのかもしれない、となだめる。


 恵太朗は、ずっと付き添っている晴子に、少し寝た方がと言う。
 人生80年という。でも、晴子は長いこと外科病棟のナースをやっ
ていたので、必ず明日が来るとは信じられなくなった。だから今日や
れることは今日中にやっておきたいの、と言う。

 その頃彰夫はネットカフェの一室で時間を過ごしていた。


 友康の病室に駆けつける聡子。
 担当医が、友康はもう大丈夫だという。思わず涙ぐむ聡子。
 友康は、少し不自由な口で、「心配かけたな」と言う。
 聡子は、恵太朗の肩に頭を預ける。


 貞夫の店に集まる聡子、瑞恵、奈央。
 聡子は心配するみんなに、友康のこともさることながら、晴子が入
籍していなかったことを伝える。
 奈央は、それは『事実婚』だと言う。
 事実婚は苗字を変えなくても済むし、相手の家に入らなくてもいい
メリットがある。年金などは入籍している人と同じに扱われるけれど
も、相続などは難しい。また子供が生まれたときの戸籍の問題もある、
と言う。

 貞夫が、奈央も事実婚にしておけばよかったんじゃないか、と言う。
 奈央は、高文にもなめられている。高文の条件に憧れて結婚しただ
けだから、仕方ないか、と言う。

 瑞恵は、自分も条件で彰夫と結婚した。離婚まで考えていた。でも、
夫婦関係がうまくいくかどうかは心がけ次第なんだと知った、と言う。

 聡子は、40になる前は、早く結婚したいと焦っていたが、40に
なってしまうと、自分らしく生きればいいのだという気持ちになった、
と言う。


 聡子は恵太朗と、事実婚について話す。
 恵太朗は、何か理由があるのではないか、と聡子をなだめる。
 聡子は、昔から友康はそう。いつも大切なことを後回しにするのよ、
と言う。
 恵太朗は、聡子から思い切って聞いてみればいいじゃないかと言う。


 翌日、硬い表情で、友康の枕元に揃って立つ聡子と達也。
 聡子は晴子の保険証の苗字は『吉永』になっていた。どうして入籍
しなかったの。それにどうしてそれを言ってくれなかったのと、責め
る。

 友康は晴子に頼まれた。ずっと黙っていようと思ったわけではなか
ったが、と言う。


 貞夫がまた、高文に会いに行く。
 最初、部下に追い返させようとしたが、気を変えて会うことにする。
 貞夫は、奈央と別れてくださいと言うが、それができないことは、
君にも分かるはずだと、貞夫に、今度のパーティーの招待状を渡す高
文。

 奈央は山中に招待状を渡す。
 山中は、奈央が離婚を諦めてくれて良かった。さあ、雑誌も追い込
みよ、とハッパをかける。


 恵太朗は友康にお茶を淹れながら、何でも言ってください、と言う。
 友康は、恵太朗が、聡子が一番頼れる人のようだね、と言う。
 恵太朗は、そうありたいと願っているという。
 友康は、聡子が人に寄りかかるところを初めて見た、と言う。

 恵太朗は友康に、晴子と一緒になったときのことを聞く。
 忘れちゃったと言いながらも、話し始める。

 一方聡子は晴子に、友康と一緒になったときのことを聞く。
 忘れちゃったと言いながらも、聡子を生んだ母親が亡くなり、友康
が一人で開いた診療所に看護師がいなかった。晴子は当時、大きな病
院の外科の婦長だったが、友康についていくことにした、と言う。
 その時は、仕事のパートナーとしてやってきただけだったが、
15年前、友康が体調を崩したことがあった。
 その時、晴子がこれからは友康の生活もしっかり見させて貰います
と言うと、友康は帰ろうとした晴子を呼び止め、これから残りの人生
を一緒に過ごしてくれないか、と言ってくれた。
 当時、53歳になっていた晴子は、その申し出を嬉しく受けた。

 聡子は、その時、晴子が来てくれて、とても嬉しかった。それだけ
に事実婚のことを言ってくれなかったのはショックだったという。

 友康は恵太朗に、籍を入れないと言ったのは、晴子だったという。
友康にもしものことがあったとき、相続が晴子にも行ってしまうから
だ、と。

 恵太朗は、聡子の母親について聞く。
 いつもニコニコとしている人だった、と友康。

 一方晴子は聡子に、友康の胸には今でも若いままの聡子の母親がい
るだろうと言っていた。

 恵太朗の話を聞く聡子と達也。
 友康は晴子にも遺産が行くように、公正証書を作った。そのことを
聡子と達也にも認めて欲しい、と言う。
 聡子と達也はもちろん。友康も晴子のことをちゃんと考えていたん
だ、と言う。
 問題は、この公正証書を晴子が受け取ってくれることだという。


 瑞恵が夕食を作っていると、彰夫が帰ってくる。
 最近、早いのね、と瑞恵。そして、やっぱりわたしが彰夫より仕事
で遅くなるなんてこと、やめておいた方がいいよね、と言いかけるが、
そこに洋介が、「ごはんまだ?」と来て、瑞恵の話は中断する。
 彰夫は瑞恵に、なんと言おうとしたのかと聞き直すが、いいの、と
かわす瑞恵。


 遂に、オープニング・パーティー。
 高文が、奈央は自分のベスト・パートナーで、幸運の女神だと紹介
する。

 その頃、貞夫は自分の店の厨房に立っていた。

 挨拶を促される奈央。
 今回のプロジェクトは、子供を持ちたいと思った自分たちの夢から
始まった。でも、それは簡単なことではなく、不妊治療という現実が
待っていた、と言う。
 奈央が言葉を詰まらせた頃、会場に貞夫が入ってくる。
 貞夫の顔を見た奈央は、すべてはウソだったという。
 結婚も、子供を持ちたいというのさえ、人からうらやましがられた
いという気持ちからだった。自分は高文の妻を辞めます、と言う。

 山中は、同時並行にもう一本雑誌の企画を走らせておいて良かった
という。

 奈央は、結婚指輪を外し、高文の手のひらに載せると、貞夫の前ま
で歩いていき、ニッコリする。


 友康が退院する。
 晴子はこの病院のナースのシフト、少しおかしくない?人数も少な
いみたいだし、と言う。
 聡子は、今はどこもナース不足で、こんなものよ、と言う。


 自宅で乾杯し、聡子は晴子の適切な処置があったから友康も助かっ
た。最初、事実婚と聞いたとき、夫婦ではないのではないかと思った
が、2人を見ていると、ベスト・パートナーなのだと思えると言う。

 友康が晴子に、最初で最後のわがままを聞いて欲しいという。自分
に何かあったとき、晴子も遺産を受け取って欲しい。もうその書類は
作って預けてあるという。
 聡子も達也もマキも、晴子に受け取って欲しいと頭を下げる。

 晴子もお願いがあるという。友康に、自分より先に逝かないで欲し
い、と言う。

 同席していた恵太朗が、自分たちもああいう夫婦になりたいと言う。
 そして聡子に、プロポーズの答えを聞く。
 聡子は人差し指の指輪を触りながら、プロポーズされた覚えがない、
と言う。
 あきれる達也たち。

 聡子は恵太朗に、自分と一緒になったら大変だよ、と言う。
 「エコじゃないとことか?」と恵太朗。
 恵太朗は、自分と結婚したら楽しいよ、と言う。
 「笑いのツボが合うところとか?」と聡子。

 恵太朗は友康の方を向いて、自分は里子よりも、年収はずっと安い
し、精神科医としてのキャリアも短いけれども、聡子と一緒になりた
い、と頭を下げる。
 プロポーズ、受けましょうと尊大に返事をする聡子。
 達也は、これで安心した、と言う。

 友康、晴子、聡子、恵太朗、達也、マキ、そして達也達の娘の7人
で、家族写真を撮る。

 帰り道、恵太朗は聡子のウェディング・ドレス姿、きれいだろうな、
と言う。

 だが、聡子は、ウェディング・ドレスのことなんて、考えていなか
ったという。
 ウェディング・ドレスは女性の夢では?と恵太朗。
 聡子は、自分にはそういう夢が無かったという。
 では、どんな夢を持っていたのかと聞くと、すべての患者さんの苦
痛を取り除いてあげられること。精神科の患者さんだけでなく、たと
えば手術を控えた患者さんだって、怖いと思っているだろう、と言う。
 聡子らしい夢だ。実現するといいですね、と恵太朗。


 貞夫の店に集まると、瑞恵も奈央も、聡子が恵太朗と婚約したこと
にびっくりする。

 聡子は、40になった途端、急展開で、と言う。

 奈央も高文と無事離婚できて、スッキリした顔をしていた。仕事も
辞めてしまったと言う。これでも、それなりに貯めているから、しば
らく悠々自適にして、その後、フリーのライターとしてやっていこう
と思うという。

 カウンターに座っている恵太朗は、貞夫に、奈央に告白しなくてい
いのか聞くが、貞夫は、このままでいいと言う。

 瑞恵は、今晩は結婚記念日で、洋介抜きで彰夫と2人だけで食事す
るの、とウキウキとしている。

 奈央が貞夫に、もっとさっぱりした料理が欲しいと注文する。
 ハッとする貞夫。


 彰夫と2人でレストランで食事をする瑞恵。
 瑞恵は、今だから言うけれども、洋介が20歳になったら、離婚し
ようかと考えていたこともあったの。でも、これからは自分も正社員
として働くから、月1回は、2人きりで外で食事をしましょう。それ
ぐらいの贅沢は可能だわ、と言う。

 すると彰夫は、瑞恵がそう考えているならよかった。オレ達、離婚
しよう、と言う。


 ホテルの部屋で奈央は、妊娠判定の結果を待っている。
 結果は出て、陽性。

 一人で店に入ってきた奈央に、「忘れ物か?」と声を掛ける貞夫。


 聡子は寝る前にベッドの上でウェディング雑誌を広げてみている。


 恵太朗のところに、夜分遅くに申し訳ありませんと言って、スーツ
を着た男性が訪ねてくる。


 朝、聡子と恵太朗が病院に出勤すると、正面玄関に人だかりがして
いる。
 そこには、来月で閉院するとの貼り紙が。
 呆然とする聡子に、病院の倒産ってことですね、と恵太朗。


寸  評  聡子は望んだ結婚を手に入れられることになり、奈央は離婚を。
でも、離婚を決めてから、念願の子供ができるなんて。

 瑞恵は、やっと彰夫と一緒に生きていこうとしたのに、今度は彰夫
から離婚を言い渡された。

 うまくいく人、アテが外れる人。運命は、あざなえる縄のごとしで
すね。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 豚インフルエンザ、猛烈に広がっているようですね。
 高校生に多いのは、マスクなんてかっこ悪いとしない人が多いのでしょうか。
 早速捕菌性があると書かれているマスクを電車や地下鉄の駅では掛けていま
す。
 さすがに、地上を歩いているときは、暑くて掛けていられませんが。
 今まで一度もインフルエンザにかかったことは無いので、今回も無事に済ま
ないかな、と願っているのですが。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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