メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 09/05/15  2009/05/15


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2009年5月15日 発行
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□本日の結果
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05/15 05/14一般会員銘柄IH +6.75% 合計+6.75%
05/15 05/14特別会員銘柄CH +8.64% 合計+8.64%
05/15 05/14特別会員銘柄AN +6.97% 合計+6.97%
05/15 05/14一般会員銘柄TS +8.95% 合計+7.81%
05/15 05/11特別会員銘柄AO +6.63% 合計+2.91%
05/15 05/11特別会員銘柄FK +6.19% 合計+1.64%
05/15 05/07特別会員銘柄KS +3.37% 合計+1.35%
05/15 04/27一般会員銘柄SE +1.97% 合計+5.49%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は171円高の9,265円と反発となりました。
昨晩の米市場が反発、円高基調の一服、寄り前に発表された機械受注の
予想を超える改善などを材料に、買い先行でスタートしました。
週末要因などから朝方の買いが一巡すると伸び悩む場面もありましたが、
アジア市場が総じて堅調推移を見せたことで、先物に大口の買いが入り
指数を押し上げました。
後場も香港株の上昇を材料に一段高で始り、その後5日線近辺で
揉み合う動きとなりましたが、同線に跳ね返されてダレることなく
堅調推移を維持しました。

□相場総括
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短期基調は下向き継続、中期基調は上向き継続となっております。
昨日の大幅下落からの反動もあり、朝方から買い戻す動きが出ましたが、
社数ベースで本日が決算発表のピークであること、週末要因などから
伸び悩む場面がありました。
ただ先物に大口の買いが断続的に入り、前場終了後もシンガポール経由で
欧州からの買いが入ったことで、指数を押し上げました。
昨日は欧州系証券が先物のロングポジションを崩しておりましたが、
これを買い戻す動きが入っております。
この手口から外資系大手証券は、下放れではなく調整一巡からの
上昇を意識していることが伺えます。

□新興市場動向
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新興市場は、3指数揃って反発となりました。
日経平均が上昇して始まったことを受けて、新興市場も買い先行と
なりましたが、決算間近の銘柄が多いことや週末要因などから
買いは限定的に留まりました。
特に不透明感の強い新興市場と言われているだけに、物色されるには
一旦決算発表を通過しておく必要があるのかもしれません。
ただ日経平均が下落する場面でも大きく売られることなく、
揉み合いを続けている銘柄が多いだけに、大型株が揉み合い商状と
なった場面では短期資金による物色が期待されます。

□個別銘柄動向
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個別では昨日売られた大手銀行、大手不動産、商社、鉄鋼、ハイテク、
海運などが買われて上昇しております。
また鹿島の決算を好感する形で建設株が大きく買われました。
会員銘柄で目立つところは、インデックス・ホールディングス (4835)、
アルチザネットワークス (6778)、太平洋セメント (5233)などが
大きく買われました。
場中紹介銘柄では、ngi group (2497)、ケイブ (3760)、
日本農薬 (4997)などが買われました。
短期資金の循環物色は続いておりますが、内需が中心に買われる傾向に
移ってきております。
さらにこれが循環したところでは、仕手、材料系、新興市場に
資金が集まってくることが想定され、こういったところを
狙ってみたいところです。


■今晩の海外市場の動向
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今晩の米市場は弱含みの展開が想定されます。
直近経済指標の悪化が嫌気されており、景気底入れ期待は後退しております。
昨晩のリバウンドも限定的に留まったことからも、
ここから強く買い上がる展開は難しいと想定されます。
ただ金融不安の後退から下を強く売り込む動きも限定的とされており、
様子見ムードが強い展開となりそうです。
また今晩は経済指標が目白押しとなりますので、
個別に反応する神経質な展開となることが想定されます。

昨晩の米市場はダウが46ドル高の反発となりました。
前日に大幅安となっているだけに、リバウンドの動きが優勢となりました。
ただ新規失業保険申請件数の悪化が重しとなり、
上値を追う動きは限定的となりました。

□注目海外指標・決算
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今晩の米主要企業決算は、JCペニーなどが発表を予定しております。
経済指標では、4月消費者物価指数、4月消費者物価コア指数、
5月NY連銀製造業業況指数、3月対米証券投資、4月鉱工業生産指数、
4月設備稼働率、5月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が発表されます。
予想では、4月消費者物価指数が前月比0.0%、前年比-0.6%
(3月前月比-0.1%、3月前年比-0.4%)、
4月消費者物価コア指数が前月比+0.1%、前年比+1.8%
(3月前月比+0.2%、3月前年比+1.8%)、
5月NY連銀製造業業況指数が-12.00(4月-14.65)、
4月鉱工業生産指数が-0.6%(3月-1.5%)、
4月設備稼働率が68.8%(3月69.3%)、
5月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値67.0(4月65.1)となっております。

今晩は経済指標が目白押しとなるため個別に見ていく必要がありますが、
中でも5月NY連銀製造業業況指数が注目されます。
5月最初の製造業の景況感を示す指標として注目され、
改善上振れの可能性があると見られております。
次いで4月鉱工業生産も4月雇用統計が改善を示していることから、
改善傾向が見込まれており、プラスに転じてくれば好材料となりそうです。
5月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は、株価が堅調推移、
ガソリン価格も安定していることから、予想通り改善を示してくるものと
想定されます。

□その他海外注目材料
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要人関連では、フィッシャー米ダラス連銀総裁が経済見通しについて
講演を行う予定となっております。
他、円高基調が懸念される為替ですが、今朝は96円まで回復し
円高基調一服となったことが好感されました。
ただその後は再度ドル安傾向に向かっており、
95円を割り込み94円台に突入するなど、ドルの急落が見られます。
95円を割り込むとストップロスの売りが加速すると言われており、
この場合次のメドは93.55円が意識されそうです。
急激な円高は週明けの日経平均の重しとなってくることが懸念されますので、
為替の動向に注目しておく必要がありそうです。


■来週の展望
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来週はやや波乱含みの展開になることが想定されます。
依然として市場関係者からは、材料次第で9,000円の節目を
割り込む展開になることが懸念されており、円高進行の可能性が高いことも
相場には重しとなってきそうです。
イベント面では1-3月期GDPに注目が集まっており、
市場予想では10-12月期より悪化する予想が出されております。
景気底入れ期待からの楽観ムードに冷や水をかける展開になることも
想定されるだけに、注意して見ておきたいところです。

□テクニカル分析からの展望
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昨日に開けたマドをほの埋める上昇となり、売りシグナルの
アイランドリバーサル(離れ小島)形成を拒否する格好となりました。
5日線が抵抗線として意識されましたが、引けにかけては同線を若干上回り、
跳ね返されて失速する展開にならなかっただけに市場心理の好転が見られます。
ボリンジャーバンドでは、昨日に割り込んだ+1σを再度回復したほか、
売りシグナル発生の可能性のあったMACDも売り転換拒否の
格好となっております。
一目均衡表で見れば、転換線、基準線が共に9,000円近辺で
推移していることから、これがサポートとなって反転した形となり、
ここでも遅行スパンの下方転換シグナル発生を拒否しております。
しばらく揉み合いの日柄調整の可能性もありますが、相次いで売りシグナル、
下落転換シグナルを拒否したことは好感されそうです。

□総括・今後の方針
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前日の下落からのリバウンドとなり、下落転換を拒否した格好となりましたが、
依然相場は不安定な展開が続くきそうです。
日経平均も再度強い動きに移行するには材料不足となっており、
来週は再度中小型株物色が目立つ展開になるものと想定します。
日経平均が強く上昇した場面でも、10,000円近辺で天井形成する可能性が
高いと見る相場関係者が多いだけに、ここから強気で買うのは
高値掴みとなってくる可能性が危惧されます。
暫くはリスクの取れる範囲で、中小型株物色の流れに乗っていきたい
ところであり、停滞している新興市場などを中心に物色の動向を
注視したいところです。
また決算が概ね一巡しており、過剰反応して売られ過ぎた銘柄などの
見直し買いなども狙い目となってきそうです。

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□本日のメルマガ銘柄
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来週の公開となります。


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