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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2009年5月14日 発行 ************************************************************************ Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 (1時間〜3時間程度。場合によっては1日遅れで届く場合もあるとのこと。 なお、メルマガ配信は20時〜21時頃に行われております。) メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 ↓から「メルマ」または「まぐまぐ」に登録できます。 http://www.stock-mission.com/melmag.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供!魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか? http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 05/14 05/14一般会員銘柄TS +1.04% 合計+1.04% 05/14 04/27一般会員銘柄SE +4.40% 合計+4.24% 05/14 04/16一般会員銘柄GH +6.34% 合計+36.48% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は246円安の9,093円と大幅下落となりました。 米株安、円高を背景に輸出関連株を中心に幅広い銘柄が売られました。 寄り付きは下落ながらシカゴ日経先物を上回って推移し、 底堅さを見せつつも、下ブレ懸念からジリジリと下げ幅を拡大する 展開となりました。 後場に入ると、香港を筆頭にアジア株安の影響から先物に売りが入り、 一段安く始まり一時下げ幅を300円近くまで拡げる場面もありました。 大引けにかけては、先物が5/7のマド埋めを意識して若干買い戻されて 下げ渋り、9,000円の節目へと突入していく展開は避けられました。 □相場総括 =========================================== 短期基調は下向き継続、中期基調は上向き継続となっております。 日経平均9,500円を回復後はズルズルと下落し、調整色を強めております。 ただこれまで3/9の7,028円から5/11の9,503円まで急ピッチに上昇して きたことを考えれば、この程度の下落で騒ぐ必要は無いのかもしれません。 テクニカル的なリバウンド基調は維持しており、先物でもマド埋めを達成、 一旦は反発するところまできております。 先物の手口としては、欧州系を中心に日経平均のロングポジションを 解消する動きが見られました。 特に7,000枚程度のロングとなっていたクレディ・スイスはその半分を 本日に売ってきており、欧米系の多くが売り越しとなっております。 ただ一方的にショートに傾けるような動きは見られませんでした。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は3指数揃って下落となりました。 ジャスダック平均は、個人の買いなどを背景に後場中頃までプラス圏を 維持しておりましたが、日経平均の一段の下落を受けて引けにかけて 下落に転じてしまいました。 主力ネット関連銘柄への個人の買いなども散見されましたが、 マザーズ指数、ヘラクレス指数共に年初来高値を更新した後だけに、 買いの勢いは限定的に留まりました。 ただ少しづつ新興市場銘柄が個別で物色される動きも散見されます。 □個別銘柄動向 =========================================== 個別では朝方から全面安商状となりましたが、大手銀行、不動産を筆頭に、 円高から自動車、ハイテクなどが下げを主導しました。 また商社、鉄鋼、非鉄、海運なども売られて大きく下落しております。 会員銘柄でもサイバーエージェント (4751)が堅調推移となるものの、 全般的に冴えない展開となりました。 場中紹介銘柄では、ドリコム (3793)、アールテック・ウエノ (4573)、 セシール (9937)などが上げ幅拡大の展開となりました。 ■今晩の海外市場の動向 =========================================== 今晩の米市場は、揉み合いながらも売り優勢の展開が想定されます。 前日の大幅下落からの自律反発の動きにも期待されますが、 4月小売売上高の予想に反した悪化は市場心理を悪化させており、 大きな買いは期待できそうもありません。 このため新規失業保険申請件数など、今晩発表される経済指標に 余程の改善が見られない限り、前日の流れをそのまま引き継ぐ展開が 懸念されます。 昨日は、4月小売売上高が上ブレ期待がありながら予想に反して 減少となったことが嫌気され、朝方から大幅下落スタートとなりました。 小売、素材など景気敏感株へが売りを主導し、金融株へも利益確定売りが 波及した他、日興シティの部門買収が撤回されるとの観測も売りを 誘う要因となりました。 好調だったインテルも欧州委員会から独占禁止法違反に伴う 制裁金支払いを命じられ失速、ハイテク株への重しとなりました。 □注目海外指標・決算 =========================================== 米主要企業決算はウォールマート、コールズなどが発表を予定。 経済指標では、新規失業保険申請件数、4月生産者物価指数、 4月生産者物価コア指数の発表が予定されております。 予想では、新規失業保険申請件数が61万件(前回60.1万件)、 4月生産者物価指数が前月比+0.2%、前年比-3.7%(3月前月比-1.2%、 3月前年比-3.5%)、 4月生産者物価コア指数が前月比+0.1%、前年比+3.4%(3月前月比0.0%、 3月前年比+3.8%)となっております。 4月生産者物価指数では、ガソリン価格の上昇が生産者物価には マイナス寄与するものと見られており、全体でも需要の弱さから 下押し懸念があると見られております。 □その他海外注目材料 =========================================== ドル円では95円の攻防が注目されます。 95円にはオプショントリガーがあることから、手前でのドル買いが 入りそうですが、95円を割り込むとストップロスのドル売りが 強まりそうです。 また95円を抜けてくると週足ベースで三尊天井の形成が明確となり、 一段の円高基調が進行することも想定され、警戒して見ておく必要が ありそうです。 テクニカル面では、日柄的に反発しても良いところにあります。 ナスダックは200日線を一時上回った後に下放れとなっており、 下げ止まりや底堅さを見せられるかどうかに注目されます。 ■明日の展望 =========================================== 明日は本日の下落の反動からの一旦の反発が期待されます。 ただ決算が社数ベースでピークを迎えることもあり、 個別銘柄の循環物色の流れが継続する展開が想定され、 為替の円高も重しに戻ったとしても限定的に留まることが想定されます。 主力企業の決算は概ね通過しましたが、メガバンクやパナソニックなど 大型銘柄が控えているだけに、市場に影響してくる可能性があります。 場中決算の銘柄も多いことから、指数への影響や、 セクターへの影響などを注意して見ていく必要がありそうです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 朝方からマドを開けての下落となり、5/7にあけたマド埋めを意識する 展開となり、先物ではマド埋めとなりました。 ボリンジャーバンドでは+1σを下回り、中心線への意識が強まる展開となり、 5日線は下落に転じ目先の上値抵抗となってきそうです。 想定された調整の範囲内ですが、本日はマドを開けての下落となっており、 高値圏でアイランドリバーサル(離れ小島)を形成してしまいました。 本日開けたマドを早々に埋める展開とならないと、 売りシグナルとして心理の悪化が見込まれますの注意が必要です。 また下値でも9,000円の節目が近づいており、これが下ブレと なるようなら目先の天井形成が濃厚となってくる可能性があります。 一方で一目均衡表の基準線は8,998円、転換線は9,059に上昇して 推移することからも、9,000円の節目は相当に強い抵抗ラインに なることが想定されます。 下落トレンド入りの瀬戸際まできましたが、下落転換拒否できれば、 10,000円に向けた再反転の動きに期待がかかります。 週足では依然強い買いシグナルが点灯しております。 □総括・今後の方針 =========================================== 市場関係者からの見方では、まだ天井を付けるような大きな買戻しは 入っていないとの声が聞かれ、見方としては中期リバウンド相場の中での 単なるひとつの自律調整と見る動きが多くあります。 外部要因次第では弱含む可能性は否定できませんが、 このまま下へ下へ突っ込んでいく展開は想定し辛く、 再反転後に10,000円に向けて強い動きを見せた後に、 一旦の天井を形成してくる展開を想定します。 ただ為替の動向には注意必要となっており、95円を下抜けてくるようだと 一段の円高進行へ発展していくことが警戒されます。 輸出関連株への重しとなってくるだけでなく、欧州系を中心に 為替と連動して先物を売ってくる可能性が指摘されており、 仕掛け売りを含めて日経平均の一段安の展開に至る可能性があり、 為替の動向は注視する必要がありそうです。 銘柄では、引き続き個別物色の動きが継続するものと想定されますが、 短期資金の流れが本日から変わってきた可能性があります。 新興市場や材料株を中心に短期で見ていくことになりそうです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 様子見となります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 <投資法人・ファンドの動向に関する情報> <テクニカル分析による銘柄情報> <市場関係者とのミーティング情報> 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