憂国通信 2009/05/13

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タイトル：憂国通信 2009/05/13

正義の暴力団員　ＵＦＯキャッチャー不正を暴いて逮捕される正義感の強い暴力団員が「ＵＦＯキャッチャー」の不正を暴いて県警に逮捕されると言う事件が起こった。＜ゲーム機＞空くじに立腹、所有者脅す　容疑の組幹部ら逮捕 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090511-00000119-mai-soci ≪福岡県警は１１日、ゲーム機「ＵＦＯキャッチャー」のくじ入りカプセル約１８０個すべてが空くじだったことに腹を立て、ゲーム機の所有者を脅したとして、同県指定暴力団九州誠道会幹部（４３）ら３人を暴力行為等処罰法違反容疑で逮捕した。≫ ４３歳にもなって「ＵＦＯキャッチャー」をやるのもなかなか凄い。ほかにも子分が二人いたようだ。 ≪店主は参考人聴取に「何回かに１回は当たりを入れてある」と話しているという。≫ 店側は非を認めず正当性を主張しているようである。 ≪容疑者は同会の実質的ナンバー２という。他に逮捕されたのは、同会系組幹部（３０）と、弟（２７）の２容疑者。いずれも「知りません」と否認している。 ≫ 黙秘権を行使しているようである。もしこれが「いいがかり」で金銭目的の恐喝だったら、随分と細かいシノギをやっている組ということになる。 ≪３人は今年１月６日夜、同県内のカラオケ店で、ＵＦＯキャッチャーのカプセル内のくじがすべて空くじだったため立腹。ゲーム機を所有する男性（６１）に対し、殺害された指定暴力団道仁会会長（当時）の名前を挙げ「やったのはおれや。この落とし前どうするとか」などと脅したとされる。梅木容疑者らは会長殺害には関与していない。≫ この部分だけで判断すると、えらく気の短い人物だったように思える。容疑者の発した虚偽の言動が強迫に相当するかは微妙である。殺害をほのめかしたところをみると、最初から恐喝目的だったのだろうか？ ≪３人はゲーム機で数個のカプセルを取ったが、中のくじがすべて空くじだったため、カラオケ店主に迫って、ゲーム機内に残っていた約１８０個のカプセルを１個当たり、正規のゲーム料金の１００円で買い取り、その場でくじを開封。≫ 根気のいる仕事である。容疑者はなかなかの実証主義者である。 ≪しかし、当たりが一つもなかったことから激怒し、店主を通して所有者を呼び出したという。≫ 店主が所有者というわけではなかったようだ。なかなか複雑は背景である。 ≪３容疑者はカプセル代約１万８０００円を店主に支払っている。≫ このあたりは暴力団員も抜け目がない。代金を踏み倒したら強盗になってしまう。しかし、結局「暴力行為等処罰法違反」には該当してしまった。暴力行為等処罰ニ関スル法律（暴力行為法） http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/bouryokukouihou.htm ≪第２条（集団的、常習的な面会強請・強談威迫の罪） ①　財産上不正ノ利益ヲ得又ハ得シムル目的ヲ以テ第１条ノ方法ニ依リ面会ヲ強請シ又ハ強談威迫ノ行為ヲ為シタル者ハ１年以下ノ懲役又ハ１０万円以下ノ罰金ニ処ス ②　常習トシテ故ナク面会ヲ強請シ又ハ強談威迫ノ行為ヲ為シタル者ノ罰亦前項ニ同シ≫ ということで、この場合所有者への面会を強要したのが犯罪と認定されたことになる。警察に連絡したのは所有者の関係者だろう。「ＵＦＯキャッチャー」に当たりくじが一つもなくても、それが犯罪ではないことは言うまでもない。 ************************************************************ 記事が面白いと思ったら下のリンクをクリックしてくだされ！！　<(_ _)> http://blog.with2.net/link.php?312621 http://blogranking.fc2.com/in.php?id=104777

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