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タイトル:Daily Drama Express 2009/05/07 BOSS (4)  2009/05/12


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2009/05/07 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル BOSS
局  名 フジテレビ系
放映日時 木曜22時
キャスト 大澤絵里子(天海祐希)
 野立信次郎(竹野内豊)
 木元真美(戸田恵梨香)
 花形一平(溝端淳平)
脚  本 林宏司
主題歌  Superfly「My Best Of My Life」

あらすじ  第4話 悲しみの復讐者

 次々と並べられる拳銃。
 マガジンラックに弾が装填され、男が赤外線スコープで狙いを定め、
人形の頭を撃つ。


 『捜査一課特別犯罪対策室』の室長、警部・大澤絵里子(天海祐希)
は、刑事局長に呼ばれ、『捜査一課特別犯罪対策室』への任務を与え
られる。

 参事官補佐の野立信次郎(竹野内豊)は、失敗したら、FBI帰り
の絵里子の名前にも傷が付くと止めるが、絵里子は受けて立つ。

 やはりこの仕事には自分は向いていないという木元真実(戸田恵梨
香)に、絵里子は、自分も最初の時は、手が震えた。でも、段々慣れ
た。
 それに、真実は一人きりでない。ここにいる仲間が一緒についてい
る。いざとなったら、絵里子も泥をかぶるから、とお守りを握らせる。
わたしたちは、チームなのだから、と。

 『捜査一課特別犯罪対策室』がやっているのは、子供達相手の防犯
劇。
 でも、失敗続き。
 劇のストーリーはメチャクチャになる。

 遂に真実がキレ、絵里子は、明日からもう来なくていい。家で好き
なだけ寝ていなさい、と言う。
 本当に帰ってしまう、真実。


 夜、立小便をしている男。
 背後からレンタカーのワゴン車が忍び寄る。
 そして車を降りてきた人物は、いきなり拳銃を構え、赤外線スコー
プで狙いを定め、青年の頭を撃ち抜く。


 山村啓輔(温水洋一)と岩井善治(ケンドーコバヤシ)が出勤して
くると、花形一平(溝端淳平)が慌てている。
 真実から、『当分休みます。こちらから連絡するまで、連絡しない
でください』というメールがみんなに送られてきていた。
 花形が真実に返信しても、携帯に電話しても、反応がない。

 出勤してきた絵里子は、勝手に休み、職務放棄、クビだ、と言う。

 だが参事官補佐の野立信次郎(竹野内豊)に言うと、真実のクビは
許さないと言う。
 『捜査一課特別犯罪対策室』に真実を置いていくメリットは?と絵
里子が聞くと、真実は可愛いから。『捜査一課特別犯罪対策室』に置
いておけば、ちょくちょく顔を見られる、と信次郎。
 どうしても誰かを切るのなら、山村を切れ。いじるのにも飽きたし、
顔も不幸っぽいし、二度と育毛剤使えないようにしてやる、と言う。
部下の人生をもてあそぶのが、上司の醍醐味だろう、と。
 その話を物陰で聞いてしまう山村。


 夕べ撃たれた青年が発見される。頭と胸を撃たれている。

 電話を受けている絵里子を見て、ビビっている山村。

 電話を終えた絵里子は、事件だから、と言う。

 現場へ行くと、捜査一課の係長の小野田忠(塩見三省)も来ていて、
この拳銃はフィリピンあたりで出回っている。『捜査一課特別犯罪対
策室』が出てくる事件じゃない、と言う。
 絵里子は、それを決めるのはわたし、と言い返す。

 絵里子は現場の血痕が、何かに見えない?と言う。


 山村はシュークリームを持って鑑識官で監察医でもある奈良橋玲子
(吉瀬美智子)の所へ行き、鑑定結果を聞く。
 玲子は、急いでタイヤ痕から車種を割り出すという。そして、真実
は出勤拒否してるんですって?絵里子から文句言われちゃった、と言
う。

 絵里子は、『捜査一課特別犯罪対策室』で分かったことを言う。
 被害者は20歳から30歳の男性。30口径の拳銃で2カ所を撃た
れている。犯行時刻は、午前1時から2時の間。
 所持品はすべて奪われ、身元は不明。

 玲子が『捜査一課特別犯罪対策室』に来て、分析結果を話す。
 使用された拳銃はトカレフ。
 塩酸カリウムが付着していたが、クラッカーだろう。
 上着にシャンパンが付いていた。
 手の甲には蛍光溶剤。ブラックライトに当てると文字や絵柄が浮か
ぶ。
 クラブのパーティーに出ていたのだろう。
 白いリネンの繊維も出た。タオルで目隠しをされていたのだろう。

 絵里子は、それなら処刑スタイルだ。ただの物取りではない、快楽
殺人だと言う。


 夜、白いシャツの青年が自転車に乗って走っていると、すくそばを
レンタカーのワゴン車が通り、引かれそうになって倒れ、怒る。
 するとそのワゴン車はバックしてきて、青年のすぐ近くに停まると、
下りてきた人物は拳銃を取りだし、赤外線スコープを青年の頭に合わ
せると、撃つ。


 山村は、自分のクビがかかっているからと、必死に真実に出てきて
欲しいと、真実の自宅に電話し、留守電に吹き込む。
 花形も真実の留守電に吹き込む。

 絵里子のところに、事件の連絡。
 今度は、腹部と頭部を撃たれた白いシャツの青年は、木に逆さ吊り
にされていた。

 また絵里子が地面の血痕に着目する。


 片桐琢磨(玉山鉄二)が分かったことを発表する。
 被害者は20代から30代。頭と腹を打たれている。身元を示すも
のはない。自転車についていた塗料片を解析中。
 拳銃の種類は同じだが、線条痕は前回と違う。

 快楽殺人かな?という意見に、絵里子は、快楽殺人なら、こんな人
に見られそうなところで犯行は犯さない。ずばり怨恨だろう、と言う。

 絵里子が両方の現場の血痕の写真を並べ、『4』に見える、と言う。
多分、全部で4人処刑する。あと2名犯人は狙っているということだ。
 犯人は周到だ。証拠隠滅もあらかじめ計画した方法で正確に行って
いる。
 ロープ傷は一方向。65キロの男性を一気につるし上げるには、
100キロ以上の力を持続的に出せることが必要。身体を鍛え、筋骨
たくましい20代から40代の男性。
 普段は、まじめに勤めているのだろう、と言う。

 山村が絵里子に、真実の実家に電話してみたら、両親も心配してし
まって、三時間も話してしまった。
 真実は中学生ぐらいまで、ガールズスカウトに入っていて.....と
言うが、絵里子は部下のことはわたしが考えるからみんなはいい。事
件に専念して、と言う。

 片桐が玲子の所へ行くと、車種が割れたと教えてくれる。

 岩井は、あの被害者2人が出入りしていたクラブを見つける。いつ
も3人で来ていて暴れるので、『出禁』にしていた。
 3人の写真なら、客が勝手に壁に貼っていったと、顎で示す店員。


 片桐がレンタカー屋で、借りた人物を聞くが、示された免許証は、
ホームレスから買い取って、偽装したものだった。

 岩井が3人組の写真を見せる。
 写真の下に、『武田』、『久保』、『徳(大寺)』と名前が書いて
ある。

 絵里子は3年前の少年リンチ事件を思い出す。少年の顔が気に入ら
ないという理由で、リンチを受け、死んだ。
 その少年の家庭は母子家庭。母親は事件後死に、兄が一人いる。

 絵里子は、徳大寺の保護をと言うが、後一人がわからない。

 犯人を挙げるのは、小野田がやる、と言う。


 もう1人がわかる。法廷で、被害者・江川の兄が殴った男で、リン
チの際、見張りをしていた大野だった。
 被害者の兄は、弟を殺した犯人が、2年ばかりで少年刑務所を出て
きて、またつるんでいるのを許せなかったのだろう。

 『捜査一課特別犯罪対策室』は、徳大寺と大野の保護に当たること
になる。

 片桐が大野を訪ね歩くと、公園で本を読んでいた。

 絵里子と岩井が徳大寺を訪ねる。
 部屋の中へはいると、徳大寺は布団で簀巻きにされ、また頭を撃た
れて死んでいた。
 現場には、血痕で書いた『4』の文字がある。


 刑事局長に呼び出された絵里子は、後手後手に回っている。このま
までは警視庁の威信に関わる。なんとしてでも大野は守れと命じられ
る。

 廊下に出た絵里子は、警視庁の威信より、大事なのは人命だろう、
と一人怒る。


 山村は、真実の住んでいるマンションのオートロックの番号を押し、
出てきて欲しいと懇願。
 でも、全然反応が無いのでね諦めて立ち去ろうとして、何かを踏む。
 それは、棒付きキャンディーの残骸だった。あの防犯劇の時、小学
生の女の子役をやっていた真実がなめていたものだ。

 山村は、絵里子に電話する。


 電話を受けた絵里子は、江川の兄は、シロだと言う。半年前、会社
を辞めて、オーストラリアへ渡っている。そのことは大使館経由で確
認した。
 では、犯人は誰か。

 当時の新聞記事を改めて読む絵里子。
 少年達は江川の弟をリンチし、屋上から投げ捨て、飛び降り自殺に
見せかけようとしたが、程なくバレ、逮捕された。
 少年達は、リンチの様子をネットにアップしたが、警察はイタズラ
だと思って取り合わなかった。

 山村と絵里子がやってくる。
 絵里子は、真実は出勤拒否ではなく、一度も家に帰っていないのだ。
犯人に拉致された。
 犯人は、四人目の犠牲者として、警察官を狙った。

 キャンディーのまわりの不自然なタイヤ痕も犯人が借りたレンタカ
ーと一致するし、粉々になったキャンディーも真実のもの。

 また、真実の名で、見知らぬアドレスからURLが送られてくる。
 クリックすると、ライブ映像だった。
 真実は両手両足を鎖でつながれていた。そこに水が注入される。
 逃げようと焦る真実。
 絵里子は録画させ、鑑識に解析にまわすよう指示する。

 片桐が、映像の端に、無影灯を見つける。廃業した病院か。

 山村と玲子に、真実の携帯の微弱電波を追わせる。それは南多摩群
下山村。

 検索すると、そこの下山記念病院が廃院している。

 水位は、真実の口に達する。
 冷静にその様子を見ている犯人。

 病院に到着し、中へ進んでいく『捜査一課特別犯罪対策室』のメン
バーたち。

 遂に真実は頭まで見ずに浸かる。

 絵里子がその水槽を発見し、やってきたメンバーたちを止める。
 真実の胸に、『4』と書かれている!?

Until the next episode...


寸  評  遂に、1回では完結しなくなりましたね。
 確かに、複数回に分けると、それだけ複雑なストーリー展開ができ
るようになりますが、ただ、今回の内容って、2回に分けるほどのも
のなのでしょうか?
 次回、どれだけ、びっくりさせて貰えるかに、来たいです。
 そういう意味で、真実が、出勤拒否ではなく、拉致されていたのは、
この回では出さず、この回では、真実のさぼりをどうするか、とか、
今までの勤務は?みたいなストーリーにしておいて、拉致された事実
は次回で出せばよかったのでは、と思います。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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本日は、講演会の紹介をさせてください。
下記内容となります。
できるだけ、多くの方にお聞きいただければ、と思います。(鈴木)


演劇結社ばっかりばっかり 第4回公演 
「朗読ディナー〜昼の部あり〜(食事なし)」
 ばっかりばっかりの春は、チャリティ朗読公演!!
 今回は、ばっかりばっかり正規メンバー5人による朗読会です。美味しい物
語やエッセイを、じっくりご賞味ください。
日時  2009年5月23日(土)
    昼13時〜、夜17時〜
場所  ギャラリー・ハセガワ(東京都渋谷区神宮前1−19−5)
     ※JR山手線「原宿」駅竹下口から徒歩2分
出演  石津正幸、大河内聡之、こんやゆうこ、美月めぐみ、鈴木大輔
料金  1,000円(完全予約制)
【申し込み方法】
 お申し込み・お問い合わせは、メールか電話でお願いします。
 なお、お申し込みの際、お名前、人数、昼夜のご希望をお知らせ下さい。
 また、障害をお持ちの方で原宿駅からの誘導をご希望の方は、その旨お知ら
せ下さい。
定員  各回30名。
締切  先着順でお受けして、定員になり次第締め切らせていただきます。
Email  
mail@bakkaribakkari.com
TEL   090-3818-6424(代表)
※ 純益の一部は、前回公演「トイメン」の会場での募金と合わせて、東京盲
ろう者友の会に寄付いたします。

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発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
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(http://www.mailux.com/)
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