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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2009ー05−10-------第319 (毎週日曜日発行 地方の札所を巡る旅 近江三十三観音 4 大津1 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 大津 近江三十三観音 3番札所 【石山寺】 東寺真言宗大本山 21−4−10 京阪電車「石山寺」駅を降り瀬田川に沿って下る、 旅館や土産物店が多くなると『仁王門』が見えてくる。 石山寺と書かれた提灯が目おひく仁王門を潜ると、 木立が石畳の参道を覆う様に伸びている。 右手に『くぐり岩』を見て右手の急な石段を登ると本堂が建つ境内、 正面に天然記念物の「珪灰石」の奇岩に目を奪われる、 ここに立つと手前に奇岩、奥に多宝塔が建ち中々のアングル、 左に『本堂』ご本尊は秘仏の如意輪観世音菩薩 お厨子の前には常は「お前立ち」が祀られている。 今回西国三十三観音結縁御開帳により春期21年3月1日〜5月31日、 秋期21年9月1日〜12月16日にご本尊如意輪観世音菩薩が特別開帳されました。 内陣の正面に自然の岩座に座した、高さ5m近くの右手に蓮を持つ大きな観音様、 下から拝する関係か伏し目がちな優しいお顔が印象的である。 初めて入る内陣には左から不動明王、蔵王権現、 ご本尊、執金金剛、本尊胎内仏、金剛蔵王13体が安置されている。 本堂の一部に紫式部が源氏物語を執筆した間があり、式部の人形が座っている。 順路に従って諸所の堂を参拝し山の上まで行くと瀬田川の展望が開ける、 疲れが一瞬のうちに飛んでいった。 所在地 滋賀県大津市石山寺1−1−1 077-537−0013 |